農鳥岳 → 間ノ岳 → 北岳を巡る雲の上の3日間の山旅
- GPS
- 24:33
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 4,812m
- 下り
- 4,281m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:46
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 4:22
- 合計
- 12:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◆ 山梨県/南アルプスマイカー規制について http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html ◆ 南アルプス広河原/高速バス・駐車場などアクセス情報|南アルプス登山ルートガイド http://www.japanesealps.net/south/access/hirogawara.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
奈良田から大門沢の経路上にいくつか徒渉点があり、増水時は注意が必要。 |
写真
感想
記念すべき「山の日」第一回目!2,3泊の縦走を検討したところ、去年は、忘れ物(ストーブ、登山用のズボン)と悪天候で存分に楽しむことができなかった同コースを再び巡ることにしました。
混雑が予想されるため、調布ICをAM4時位に通過しましたが、時間の割には、かなりの交通量がありました。しかし、広大な敷地面積の奈良田駐車場で車は2割程度しか埋まっていませんでした。
◆1日目:奈良田駐車場 → 大門沢小屋
下の方は、かなり暑く背中のザックがこたえます。高度を上げるにつれ涼しくなり、森の空気が気持ちいいです。橋の袂で登山靴を脱ぎ、沢の水で足をクールダウンしたり、しばし休憩をする。
それから、少し進むと大門沢小屋に到着。まだ、テントは1張りでした。ここの、テント場は、平らなところが少なく、テントを張るなら早めにきていい場所をとったほうがいいです。また、ペグが効かない場所が多いので、石を使ってテントを固定しましょう。最終的には、テント場は満員となりました。
◆ 2日目:大門沢小屋 → 農鳥岳 → 西農鳥岳 → 農鳥小屋
シラビソの樹林帯からの岳樺の樹林帯をへてハイマツ帯へ。展望が開け、雲海の向こうに富士山が見えます。南方には、雲に浮かぶ南アルプス深南部の山々が!気持ちの良い、雲海の上の稜線を農鳥岳、西農鳥岳と進みます。次第にガスが上がってきます。行動するなら早いほうが良いでしょう。11時少し過ぎに農鳥小屋に到着。以前は、おやじさん1人で運営していたようですが、この日は若者2人が手伝っていました。水場は、テント場から12分ほと下ったところにあり、冷たい水がボースから絶えず流れています。
◆ 3日目:農鳥小屋 → 間ノ岳 → 北岳山荘 → 北岳 → 肩ノ小屋 ➝ 白根御池小屋 → 広河原山荘 → アルペンプラザ(バス) → 奈良田
朝、3時半ごろ起床。テントの外は、満点の星空で東側のオリオン座が印象的です。日が昇ってから出発。間ノ岳に向けて高度を上げる。今日も雲海に南アルプス山々が浮かんでおり、何度も足を止めてしまいます。間ノ岳の頂上に差し掛かる少し手前で、ピラミダルな北岳が現れます。間ノ岳を通過し、北岳山荘で朝食をとります。エネルギーを補給して北岳への足取りは軽い。ほどなくして北岳へ到着。頂上についたころには、周囲の山々が少しガスっているものの360度の展望が楽しめました。その後は、甲斐駒ケ岳を眺めつつ広河原へと下ります。白根御池小屋へルートをとり小屋でカレーを食す。それから厳しい下りが続きます。結構辛くなってきた頃に広河原山荘へ到着。もう1日空いているので、ここでキャンプをしようと思ったのですが、温泉に入りたいので、奈良田に戻ることにしました。
◆ 予備日
三日目の晩に、スーパーおぎの富士川店(21時まで営業しており御惣菜が豊富)で食材を買い出し、南アルプス市県民の森でキャンプ。翌日は、みたまの湯へ行きアフーター登山も満喫しました。
◎Flickerにも写真を掲載しています。
https://www.flickr.com/photos/134879767@N02/albums
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