鳳凰三山 アサヨ峰 <去りゆく夏に夜叉神から早川尾根へ> 鳳凰小屋泊
- GPS
- 33:16
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,916m
- 下り
- 2,266m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:05
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 10:17
天候 | 8/25 朝だけ晴れ後ガス12時頃から雨 8/26 晴れ後ガス多 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
北沢峠−広河原 南ア市営バス(750/人) 広河原−夜叉神 山梨交通バス(940/人) (荷物代、協力金等含) |
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて一般登山道ですが 早川尾根は 石嶺部や軽度のハイ松漕ぎ、アップダウンの多いハードな道です。 早川尾根小屋は2016現在休業中です。 |
その他周辺情報 | 鳳凰小屋は 予約時 空いているとの事でしたが 当日の飛び込み多く 一人一布団ですが 結構混んでいました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
またも餓鬼岳−燕岳と直前まで悩んだが
直前天気予報でベターと思われた
鳳凰三山と早川尾根
鳳凰三山は青木鉱泉周回で 歩いているが
初めての夜叉神峠、
そして静かそうでとても興味深々のアサヨ峰、早川尾根
バス時間、コースタイム、小屋位置から消去法で
今回の周回に決定
8月最後のチャンスに眠いを連発しながら
夜叉神に向かいました。
<夜叉神−鳳凰山−鳳凰小屋>
ほぼ同時刻帯にスタートしたのは トレラン装備の方と
南御室小屋泊の家族連のみ
空いていそうな雰囲気に 気合いを入れ峠を目指しました。
峠からはガスかかり始めていましたが
白鳳三山がまだ見え ライブカメラに手振ります。
しかし この後はすぐにあまり変化ない樹林帯
急登は少ないですけど 山火事跡あたりまで結構長く
展望もなく 正直 ちょっと飽きました。
南御室小屋で軽くランチして やがて白ザレ稜線に入りましたが
ガスガス 空も稜線も 白ですね。
ビランジ ホウオウシャジンを探しながらも
ひょっとしたらオベリスクが薄ら見えるかもと
小屋分岐先まで行きましたが
雨も降ってきたので 明日に期待して分岐まで戻って
本降り直前に小屋に入りました。
<地蔵岳>
晴天です。地蔵岳一体がモルゲンロート
誰も嫌がるズルズル白ザレ急登を登っている事を忘れます。
やがて 日が昇り青空
地蔵さんが立ち並ぶ稜線に先に進んだ連れ合いが
よく見ると甲斐駒でしたが 北岳が見えたと叫びます
この日 行程が厳しい事を忘れて
付近を20分以上 リュック背負ったまま
あっちこっちブラブラしてしまいました
<アサヨ峰へ早川尾根>
いよいよ 初めての早川尾根
出だしは まさに三山の続きの白ザレ稜線
観音方向に戻ったり
何度も何度も振り返りキョロキョロしながらの撮影走行
雲上の公園地帯は 昨日の天候を耐えたご褒美です
それでも 必死に切り替えて前を向けば
甲斐駒の横に
遠くアサヨに続く尾根が、、
素晴らしいけど ちょっといや大分遠い
4時の最終バスに間に会うためにはコースタイムでギリギリ
とにかく前へと短い足を進めます
この尾根 簡単に言うと
高嶺手前までは 三山の延長
高嶺から白鳳峠までは ハイ松や露岩の急坂
ミヨシの頭手前までが 主にシラビソ林の尾根ルート
平の部分も多々ありますが 各ピークを巻かずなので
アップダウンも多い
ミヨシの頭手前から ハイ松ミックスの石嶺地帯
展望はあり 変化ありですが
軽度のハイ松漕ぎは 早く歩きずらいですね
早川尾根小屋についた時は 思ったより時間がかかったせいで
少々焦り 我々が飛ばせるのは この区間だけと
休憩そこそこで進みました
それでも 初めての見るべきもの多いルート
終バスの時間もっと遅くしてよと
呟きながら頑張りました。
途中の小ピークで簡易ランチ この時だけ
甲斐駒が励ましか ピークをチラッと見せてくれました
このルート ほとんどのピークを巻かない真面目ルート
最後と思われたピークも どうせ偽と思って上がったら
素朴な道標に アサヨの文字が、、、
二人で大声で着いたと叫び?ました。
変化に富んで 展望の素晴らしい 静かな尾根
早月尾根小屋も休業の現在 行程から非常に使い辛いハードな尾根
でも 我々には無理して行く価値あった尾根でした
平日なのに 意外に多く(10名程度)
の老若女性、男性方とすれ違いました
ほとんどが単独行 分かる気がします。
ありがとう ございました。
boroPさん、こんばんは。
この夏は、がっつり 行ってますね〜。
早川尾根、特に白鳳峠〜アサヨ峰間は静かでしょうね。特に2日目は時間に迫られての長い登降の尾根ルート、お疲れ様でした。
夏山の〆、初日の天気は生憎 でしたが、2日目朝は絶好 じゃないですか 。稜線からの朝のクリアな高嶺、白峰が見事です 。
花 も、小生未見のホウオウシャジンも羨ましいし、タカネビランジも咲き残ってくれてたようですし、良かったですね 。
鳳凰〜早川尾根、1日で駆け抜ける猛者もいるのでしょうが、普通1泊必要です。が、宿営地が悩ましいですよね。南御室からでは2日目遠すぎるし、薬師小屋か、鳳凰小屋か。鳳凰の方が若干2日目が短いが、稜線から随分下っちゃうのももったいないし・・・・。かなり頑張って早川小屋まで行けると、2日目余裕があるのでしょうが、休業中ですか。小生、早川尾根小屋には、ちょっと苦い(臭い?)思い出があります。
34年前のGWの夜叉神−甲斐駒縦走時、上記理由で初日は珍しく薬師小屋に小屋泊りで、2日目仙水小屋を目指しました。が、春の嵐 に遭い、早川小屋(無人)に逃げ込みました。荒れ狂う強風雨に、小屋の有難味 を実感しました。ただ、横殴りの強風雨の中、ドアのないトイレでの用足しで、上は雨具ありでも、尻全体に広角ウォシュレット状態(しかも中途半端)で、後始末が ・・・・ (苦笑)。
odaxさん 今晩は!
ウォシュレットのない時代の
素晴らしい想い出?紹介ありがとうございます。
嵐の中 滑りそうな岩部をテント背負ってよく歩かれましたね
さすがです
小屋休業のためか
ハイ松がうるさい部分多かったですが
変化あり静かな素敵な尾根で
いつか黄葉の時期に また行きたいですが
バス時間や小屋位置から
ここコース取り難しいですよね
今回歩いて見て 我々だと
早川小屋まで初日に行ける気がぜんぜんしませんでしたね
高嶺西側白鴎峠手前が開放感もありいい雰囲気で
ここに小屋があったらいいなあと思って歩いていました。
odaxさんなら この際 歩いていない黒戸尾根から周って
(私は行ったことない)御座石温泉から
タクシーでスクータ回収はどうでしょうか?
on-boroP
これまた羨ましい山行。しかも2日目天候に恵まれるとは。
最近、自分はちょっと雨やらガスやらにやられてるので、少し恩恵に預かりたいもんです。
今晩は!
rockwellさんのいつかの南ア縦走の偵察ですね
2日目に甲斐駒周って仙水小屋は厳しそうだな
だいたい 仙水小屋って 確か朝3時半に起床の小屋だから
21時に受付してくれのかしら?
まあ いいか、、、
ちなみに 休業の早川尾根小屋でテント張った方、予定の方
結構すれ違いましたよ
南でも北でも ちょっと静かな高山歩きしたかっただけで
2つ3つ4つ考えて
臨機応変に天気いい方を選んでいますので
半日ぐらい 晴れて当然ですね
あっ そうだ 栗沢岳付近で 熊の目撃情報があったって
すれ違った女性単独行の方が言っていましたよ
空いていそうな紅葉シーズン前に
もう一回 隙をついて静かな高山行きたいですが
仕事さぼれるかどうか微妙な状態です。
on-boroP
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