間ノ岳・北岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 2,080m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:45
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:35
天候 | 霧・快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
帰り:広河原から乗り合いバス約1時間で市営芦安駐車場。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般的な登山道。八本歯のコル前後にハシゴはあるが、特に難しいわけではない。大樺沢上部は落石の恐れがあるため速やかに通行という注意書きあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 八ヶ岳山荘ー間ノ岳ピストンのためサブザックがあればよかった。docomoは電波が入ったが、auはたまにしか入らなかった。 |
感想
初日、朝4時すぎから甲府駅でバスを待つも、この週から平日ダイヤになっていることに4:35になってもバスが来ないことから発見。いきなり躓くが即座に気を取り直し、あと二人バスを待っていた若い人がいたため声をかけ一緒にタクシーで広河原に向かうことに。いきなりのアクシデントで痛い追加出費だが、まあここまで来て帰るわけにいかないし。その分早く歩き始められるメリットもあった。
八本歯のコル経由コースは、お花畑の山道あり、沢のゴロゴロ石の道あり、ハシゴあり、バリエーション豊かな道をひたすら登るのがシンドくも楽しい。難しいところも特にない。ただし大樺沢二股から上部は霧がかかり視界が悪く、北岳バッドレスもチラとしか見えなかったのが残念。北岳山荘へのトラバース道は、一部、蜀の桟道もかくやと思わせる部分もあるが、落ち着いて通過すれば問題ない。8月下旬でもお花畑も楽しめた。北岳山荘も快適。20時消灯だが、17時からの夕食を済ませたら同室の方と少しお話ししてすぐ寝てしまった。
二日目、北岳山荘の朝食を弁当にしてもらい早めに間ノ岳ピストンに出発して正解(弁当は4時半から、朝食は5時から)。ザックは北岳山荘で預かってもらえる。前日は夕方から降雨していたが、4時に起きて空を眺めると星空でテンションがアがる。受付で弁当をもらい軽装で間ノ岳ピストンに出発。稜線上からご来光を拝む。快晴で眺望最高の稜線歩き。頭を雲の上に出す富士山はもとより、鳳凰三山地蔵岳のオベリスクも見えるし、甲斐駒・仙丈ケ岳、八ヶ岳、遠くは乗鞍岳や穂高連峰、槍ヶ岳まで(たぶん)見えた。ただしそれなりに距離はあるので水や行動食は多少は持っていたほうがよいかも。
北岳山荘に戻り、荷物を整え北岳に出発。北岳登頂は3,000m級の山頂部らしくそれなりにハード。9時ごろより霧が稜線にかかり始め、北岳山頂は晴れていたものの見晴らしは無く、下山はもう霧の中。肩の小屋から小太郎尾根分岐までは霧の中なれどのどかな稜線歩き。小太郎尾根からは山道をどんどん下る。難所は無いが、特に面白いこともなし。途中で左ひざが痛くなり、両かかとに靴擦れもできてしまったため個人的には苦悶しつつの下り。白根御池が見えてから、辿り着くまでの長かったこと!白根御池小屋は清潔でキレイ。カレー(800円)もおいしかったが、せっかく山梨県なのでカレーほうとうを食べるべきだったか。白根御池小屋からの下りは相当急で、ハシゴもしばしばあり、やはり苦悶しつつの下り。白根御池小屋出発時に一瞬降雨していたためレインウエアを着ており、蒸していたことも苦痛を増やした。すれ違う登りの登山者もかなり辛そうな人が多かった。とにかく一歩一歩ひたすら歩を進め、どうにかこうにか広河原に到着。ちょうど乗り合いタクシーが出発する頃合いだったため、そのまま芦安駐車場まで帰った。
ハードではあったものの、日本第二・第三の高峰を一泊二日で制覇できる大満足の山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する