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Yamareco

記録ID: 949244
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

間ノ岳・北岳

2016年08月24日(水) 〜 2016年08月25日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.2km
登り
2,099m
下り
2,080m

コースタイム

1日目
山行
7:50
休憩
0:55
合計
8:45
4:30
90
甲府駅
6:00
6:30
160
広河原
9:10
9:30
150
大樺沢二股
12:00
12:05
70
八本歯のコル
13:15
北岳山荘
2日目
山行
8:20
休憩
2:15
合計
10:35
4:45
85
北岳山荘
6:10
6:30
75
間ノ岳山頂
7:45
8:20
75
北岳山荘
9:35
9:50
30
北岳山頂
10:20
10:40
100
北岳肩の小屋
12:20
13:05
135
白根御池小屋
15:20
広河原
八本歯のコル手前で、Sさんパーティと同行。以降芦安駐車場まで一緒に歩く。北岳山頂以降下りの際、左ひざ痛が発生。そのため下りはコースタイムに遅れが生じた。一日目は北岳山荘到着後に昼食(自炊カレー)、二日目は、間ノ岳山頂で朝食(北岳山荘の朝弁当)。白根御池小屋にて昼食(小屋のランチカレー)。
天候 霧・快晴
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
行き:甲府駅からタクシーで約1時間半で広河原。
帰り:広河原から乗り合いバス約1時間で市営芦安駐車場。
コース状況/
危険箇所等
一般的な登山道。八本歯のコル前後にハシゴはあるが、特に難しいわけではない。大樺沢上部は落石の恐れがあるため速やかに通行という注意書きあり。
甲州が誇る英雄、武田信玄公。
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甲州が誇る英雄、武田信玄公。
甲府駅バスターミナル二番のりば。よくよく運行日を確認しましょう。。。
甲府駅バスターミナル二番のりば。よくよく運行日を確認しましょう。。。
広河原インフォメーションセンターです。お手洗い等を済ませ、出発!
広河原インフォメーションセンターです。お手洗い等を済ませ、出発!
環境首都・山梨県。
環境首都・山梨県。
白根御池小屋分岐。
白根御池小屋分岐。
大樺沢二股を目指す登山道の様子。
大樺沢二股を目指す登山道の様子。
振り返れば鳳凰三山。たぶん。
振り返れば鳳凰三山。たぶん。
右手の崩壊地の様子。
右手の崩壊地の様子。
登山道の途中のお花畑。前途はガス。
登山道の途中のお花畑。前途はガス。
この岩を過ぎたら、もう少しで大樺沢二股。
この岩を過ぎたら、もう少しで大樺沢二股。
大樺沢二股。トイレが設置されています。
大樺沢二股。トイレが設置されています。
左俣のコースは、沢沿いのガレた道をさらに登ります。
左俣のコースは、沢沿いのガレた道をさらに登ります。
上部二股の道標が立っています。左の方にまだまだ登ります。
上部二股の道標が立っています。左の方にまだまだ登ります。
この道標のさきには…
この道標のさきには…
ハシゴが出現!ここからしばらく連続します。
ハシゴが出現!ここからしばらく連続します。
霧の向こうには北岳バッドレス。
霧の向こうには北岳バッドレス。
八本歯のコルに到着。まだハシゴがあります。かなりクタビレました。
八本歯のコルに到着。まだハシゴがあります。かなりクタビレました。
ここから北岳に直登も可能ですが、昼も過ぎていたので北岳山荘に向かいました。
ここから北岳に直登も可能ですが、昼も過ぎていたので北岳山荘に向かいました。
霧の中でもお花は咲いていました。
霧の中でもお花は咲いていました。
高山植物を守りましょう!
高山植物を守りましょう!
植生保護柵の看板。
植生保護柵の看板。
北岳山荘手前の植生保護柵。シカがここまでくるんですね。
北岳山荘手前の植生保護柵。シカがここまでくるんですね。
13時過ぎに北岳山荘到着!おつかれさまでした。
13時過ぎに北岳山荘到着!おつかれさまでした。
北岳山荘から。あそこに北岳が見えるはず。きっと。
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北岳山荘から。あそこに北岳が見えるはず。きっと。
同じく。心の眼にはには中白根山(中白峰)や間ノ岳が見える。
同じく。心の眼にはには中白根山(中白峰)や間ノ岳が見える。
一面の乳白色の風景を眺めながら、遅めの昼食。カレーはフリーズドライの「香る野菜カレー」。
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一面の乳白色の風景を眺めながら、遅めの昼食。カレーはフリーズドライの「香る野菜カレー」。
北岳山荘の夕食。おなかがすいていたため、撮影前に鯖に箸を入れてしまいました。配膳時は当然綺麗でした。布団に戻ったらすぐ寝てしまいました。
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北岳山荘の夕食。おなかがすいていたため、撮影前に鯖に箸を入れてしまいました。配膳時は当然綺麗でした。布団に戻ったらすぐ寝てしまいました。
5時前に出発。昨日とはうって変わって快晴で、テンションマックス。北岳山荘から中白根山に向かう稜線から望む富士山。
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5時前に出発。昨日とはうって変わって快晴で、テンションマックス。北岳山荘から中白根山に向かう稜線から望む富士山。
同じ場所から北岳のシルエット。
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同じ場所から北岳のシルエット。
中白根山に向かう途中、ご来光を仰ぎます。
中白根山に向かう途中、ご来光を仰ぎます。
朝日を浴びる北岳。山荘も見えます。
朝日を浴びる北岳。山荘も見えます。
雲海に浮かぶ北岳と鳳凰三山。
雲海に浮かぶ北岳と鳳凰三山。
雲のかなたに富士山も見えます。
雲のかなたに富士山も見えます。
中白峰山。中白根という表記もあります。
中白峰山。中白根という表記もあります。
尾根沿いに間ノ岳に向かいます。
尾根沿いに間ノ岳に向かいます。
間ノ岳に到着!周囲の眺望は最高です。
間ノ岳に到着!周囲の眺望は最高です。
間ノ岳の三角点。
間ノ岳の三角点。
北岳山荘の朝弁当。ただし偏ってしまっています。あとソーセージが入っていましたが食べてしまいました。
北岳山荘の朝弁当。ただし偏ってしまっています。あとソーセージが入っていましたが食べてしまいました。
間ノ岳山頂からケルンと富士山。
間ノ岳山頂からケルンと富士山。
間ノ岳山頂から農鳥岳方面。
間ノ岳山頂から農鳥岳方面。
塩見岳方面。
間ノ岳から仙丈ケ岳方面。
間ノ岳から仙丈ケ岳方面。
間ノ岳から北岳、甲斐駒ケ岳。
間ノ岳から北岳、甲斐駒ケ岳。
仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳。
仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳。
間ノ岳から山荘に戻ります。正面に北岳。
間ノ岳から山荘に戻ります。正面に北岳。
中白根山付近から仙丈ケ岳。
中白根山付近から仙丈ケ岳。
快晴ですが、だんだんガスが高度を上げてきました。
快晴ですが、だんだんガスが高度を上げてきました。
♪頭を雲の上に出し。
♪頭を雲の上に出し。
北岳に向かう途中、吊尾根分岐で休憩。へとへと。
北岳に向かう途中、吊尾根分岐で休憩。へとへと。
北岳山頂。周囲はガスで見えません。
北岳山頂。周囲はガスで見えません。
かなりガスがかかってきて回りは何も見えず。
かなりガスがかかってきて回りは何も見えず。
北岳山頂の三角点。
北岳山頂の三角点。
両俣分岐点の道標。
両俣分岐点の道標。
完全にガスの中になってしまいました。
完全にガスの中になってしまいました。
肩の小屋の看板。
肩の小屋の看板。
北岳肩の小屋にて休憩。
北岳肩の小屋にて休憩。
白根御池小屋ルートと右俣ルートの分岐点。白根御池小屋に向かいます。
白根御池小屋ルートと右俣ルートの分岐点。白根御池小屋に向かいます。
白根御池。
湖畔の道標。
白根御池小屋。清潔な小屋でした。
白根御池小屋。清潔な小屋でした。
翌日朝、河口湖の逆さ富士。
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翌日朝、河口湖の逆さ富士。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ
備考 八ヶ岳山荘ー間ノ岳ピストンのためサブザックがあればよかった。docomoは電波が入ったが、auはたまにしか入らなかった。

感想

 初日、朝4時すぎから甲府駅でバスを待つも、この週から平日ダイヤになっていることに4:35になってもバスが来ないことから発見。いきなり躓くが即座に気を取り直し、あと二人バスを待っていた若い人がいたため声をかけ一緒にタクシーで広河原に向かうことに。いきなりのアクシデントで痛い追加出費だが、まあここまで来て帰るわけにいかないし。その分早く歩き始められるメリットもあった。

 八本歯のコル経由コースは、お花畑の山道あり、沢のゴロゴロ石の道あり、ハシゴあり、バリエーション豊かな道をひたすら登るのがシンドくも楽しい。難しいところも特にない。ただし大樺沢二股から上部は霧がかかり視界が悪く、北岳バッドレスもチラとしか見えなかったのが残念。北岳山荘へのトラバース道は、一部、蜀の桟道もかくやと思わせる部分もあるが、落ち着いて通過すれば問題ない。8月下旬でもお花畑も楽しめた。北岳山荘も快適。20時消灯だが、17時からの夕食を済ませたら同室の方と少しお話ししてすぐ寝てしまった。

 二日目、北岳山荘の朝食を弁当にしてもらい早めに間ノ岳ピストンに出発して正解(弁当は4時半から、朝食は5時から)。ザックは北岳山荘で預かってもらえる。前日は夕方から降雨していたが、4時に起きて空を眺めると星空でテンションがアがる。受付で弁当をもらい軽装で間ノ岳ピストンに出発。稜線上からご来光を拝む。快晴で眺望最高の稜線歩き。頭を雲の上に出す富士山はもとより、鳳凰三山地蔵岳のオベリスクも見えるし、甲斐駒・仙丈ケ岳、八ヶ岳、遠くは乗鞍岳や穂高連峰、槍ヶ岳まで(たぶん)見えた。ただしそれなりに距離はあるので水や行動食は多少は持っていたほうがよいかも。

 北岳山荘に戻り、荷物を整え北岳に出発。北岳登頂は3,000m級の山頂部らしくそれなりにハード。9時ごろより霧が稜線にかかり始め、北岳山頂は晴れていたものの見晴らしは無く、下山はもう霧の中。肩の小屋から小太郎尾根分岐までは霧の中なれどのどかな稜線歩き。小太郎尾根からは山道をどんどん下る。難所は無いが、特に面白いこともなし。途中で左ひざが痛くなり、両かかとに靴擦れもできてしまったため個人的には苦悶しつつの下り。白根御池が見えてから、辿り着くまでの長かったこと!白根御池小屋は清潔でキレイ。カレー(800円)もおいしかったが、せっかく山梨県なのでカレーほうとうを食べるべきだったか。白根御池小屋からの下りは相当急で、ハシゴもしばしばあり、やはり苦悶しつつの下り。白根御池小屋出発時に一瞬降雨していたためレインウエアを着ており、蒸していたことも苦痛を増やした。すれ違う登りの登山者もかなり辛そうな人が多かった。とにかく一歩一歩ひたすら歩を進め、どうにかこうにか広河原に到着。ちょうど乗り合いタクシーが出発する頃合いだったため、そのまま芦安駐車場まで帰った。

 ハードではあったものの、日本第二・第三の高峰を一泊二日で制覇できる大満足の山行だった。

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