白山 （室堂に宿泊し翠ヶ池で御来光）

2016年08月28日(日) 〜 2016年08月29日(月)

• GPS: 28:45
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,573m
• 下り: 1,573m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:30

5:39 別当出合Ｐ
5:46 5:55 別当出合
8:27 8:53 甚之助避難小屋
9:50 10:06 南竜山荘
11:29 12:09 白山室堂
12:37 12:43 白山
13:09 白山室堂

2日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 2:16
• 合計: 6:20

4:10 白山室堂
4:54 5:29 翠ヶ池
6:09 7:25 白山室堂
8:31 8:50 甚之助避難小屋
10:16 10:22 別当出合
10:30 別当出合Ｐ

※翠ヶ池の御来光のGPSログは省略。

天候

《28日》曇りのち雨。
《29日》晴れのち曇り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

別当出合P：R157白峰交差点より県道33号線を東に約18km。
27日(土)は臨時マイカー規制(0:00〜16:00)あり。
28日(日)はマイカー規制無し。

コース状況／危険箇所等

《28日》
・砂防新道は、雨予報のためか登山者が少なく拍子抜け。
・トンビ岩コースは、ガスと小雨で、数名の下山者とすれ違ったのみ。
《29日》
・未明は、空には逆三日月と無数の星。風が強い。
・朝方は大方晴れで、次第に曇りに。
　下山時、砂防新道ですれ違った登山者は20名ほど。

その他周辺情報

日帰り入浴は、大野市「あっ宝んど」を利用。600円。

写真

《28日》
【天気は良さそう】
登山口の空には月も星も。

【大長山に挨拶】
雲が多いなあ。

【アキギリ】
牙が長い。

【サラシナショウマ】
真っ白な穂が目立つ。

【カニコウモリ】
葉っぱがコウモリ傘だ。

【ツルニンジン】
でっかいツリガネ。

【ミヤマコゴメグサ】
眠そうなコゴメちゃん。

【凛々しいコゴメちゃん】
胸の黄色いハートがかわいい。

【カメバヒキオコシ】
沿道の応援がすごい。

【キツリフネ】
ブラブラしてる。

【センジュガンピ】
つい撮ってしまう。

【ゴゼンタチバナ】
もう実になっている。

【トリカブト】
強面の三銃士。

【イワショウブ】
赤い実がきれい。

【南竜山荘】
ここから上がガスの世界だ。

【イワオトギリ】
針が刺さって痛そう。

【オヤマリンドウ】
固く閉じてる。

【クロユリ】
頬ずりして仲睦まじい。

【チングルマ】
台風10号か。

【トンビ岩】
下から見るだけにして先を急ぐ。

【室堂に到着】
ナナカマドの赤い実が季節を教えてくれる。

【コケモモ】
真っ赤。

【ガンコウラン】
真っ黒。

【山頂】
何も見えず。

《28日》
【福井の夜景】
方角からして福井だと思う。

【御前峰の月】
月明かりは殆ど期待出来ない。

【小松の灯り？】
右の方の山に隠れてる辺りが金沢かな。

【大汝峰】
雲が掛かりそう。

【血の池と剣ヶ峰】
風が強く波立っている。

【翠ヶ池と剣ヶ峰】
日の出までもう少し。

【翠ヶ池】
夜明け前の静けさを映してる。

【夜明け前】
北ア方面だが、雲か山か判別出来ない。

【ピンク雲】
上空の雲に色が着きだした。

【色の魔術師】
空いっぱいにマジックショー。

【刻々変わる】
綿菓子色からワイン色に。

【剣と御前】
陰の剣に、ほんのり御前。

【オレンジ雲に】
剣ヶ峰の上にはオレンジの泡が。

【ようやく】
槍穂の辺りから朝の光が。

【言葉が出ない】
来て良かった。

【厳か】
静かな一日の始まり。

【焼ける御前】
万歳は聞こえてこなかった。

【燃える大汝】
ここは火星？

【三位一体】
白山の象徴。

【経ヶ岳】
緑色の山頂がポワッ〜と浮かんでる。

【血の池と大汝峰】
迫力の朝焼け大汝と海のような血の池。

【五色池と大汝峰】
池面が荒れていて逆さ大汝は映らず。

【百姓池？と大汝峰】
風があり大汝はモザイクに。

【イワギキョウ】
大汝峰の懐にいだかれて。

【千蛇ヶ池】
上には準備万端の御宝庫。

【福井市】
街がよく見える。

【小松市方面】
その向こうは日本海。

【影白山】
初めて見た。

【朝の光を受けて】
別山、弥陀ヶ原、室堂が朝の光に浮かび上がる。

【恵那山】
ここから見ると三角錐。

【オンタデ】
バックの室堂と別山が重なってる。

【御前峰】
赤いナナカマドの実がよく似合う。

【御嶽】
いつもここで御嶽を確認してしまう。

【展望台からの御嶽】
わりと大きく見えた。

【室堂と御前峰】
雲が出てきた。

【別山とエコーライン】
別山に続く道…。

【弥陀ヶ原】
ちょっとキツネ色。

【オンタデと御前峰】
下る足取りが軽い。

【黒ボコ岩と別山】
別山が真っ正面に。

【トリカブトと別山】
見上げてる。

【ハクサンフウロ】
もうこんなになっちゃって。

【カライトソウと別山】
お辞儀してる。

【落っこちそう】
ここを通る度心配になる。

【大長山に挨拶】
無事下山。

感想

whitewater

二週連続の白山。
今回は、翠ヶ池で御来光を見るために室堂に宿泊を決意。
初めての室堂泊だ

天気は、予報では28日の夕方から29日午前中晴れそうだった。
それならばと、27日の昼に宿泊の予約をする。
すると、キャンセル続出とのことで本気ですかと念押しされる。
一瞬たじろいだが、予報を信じて予約する。
こうなったら、もう行くしかない。

28日未明の市ノ瀬は晴れていた。
車を別当出合に移動する。
出発と同時に曇りになった。
それでも、南竜までは雨は無かった。
南竜を出発すると霧雨に。
ガスの中、室堂に到着。
ここまでは計算通り。
山頂はどうでも良かったが、体を温めるためにピストンする。
誤算は、夕食が済んでも晴れなかったこと。
風雨は強くなるばかりで一向に良くなる気配がない。
夜中の星空を夢見て床に着く。

未明、起きてトイレに行き、恐る恐る空を見上げてみる。
なんと、星が見えた！
目を擦りながら再度見上げてみる。
確かに星が光ってる。
逆三日月の月も出ている。
昨晩はあんなにガスと雨と風が激しかったのに、信じられない。
もちろん強風は織り込み済みだ。
嬉々として、準備しておいたサブザックを持って出発する。

それからは無我夢中。
目の前で繰り広げられるアースショーを満喫。
何もかも吹っ切れたような気がした。

室堂に着くと朝食が用意されていた。
まだ冷めやらぬ興奮をおかずに腹八分目で身も心も満腹。
この時点で十分な満足感に浸ることができた室堂泊の白山だった。