ナイトハイク〜ニセコアンヌプリ〜
- GPS
- 03:46
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 564m
- 下り
- 567m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 3:46
天候 | ガス。山頂強風。視界なし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※住んでいる場所にもよる |
コース状況/ 危険箇所等 |
道はおおむね良好です。濡れた石、岩は滑ります。 |
写真
感想
登山歴N十年にして初のナイトハイク。
不慮のトラブルでヘッデン頼りに歩いたことは何度かあるものの、最初から好んで漆黒の山を歩くことは初めてのこと。しかもルートは何度かチャレンジしては失敗しているニセコ野営場からのルート。初心者向けのコースのはずなのに何故だかいつも士気が上がらずに撤退している。ならば環境を変え、同行者がいればなんとかなるだろう、という思いもあった。しかも今回は御来光マスターのリョーさんも一緒だ。アンヌプリ山頂から拝む羊蹄山と御来光、というモチベーションがあればなんとかなるろう、と。
だが現実は甘くはない、歩けど歩けどヘッデン越しの視界は不明瞭なまま。潅木が切れた場所ではが容赦なく強風が吹き付ける。この状況では自ずとテンションも急降下である。だがこの時間にひと組みのハイカーとスライドしたのは驚きだ。僕らと同じく御来光目的だと思うが天候を察しての途中下山と察する。
もくもくと高度を稼ぐと闇の中に照らされた山頂標識が。我が登山人生初のナイトハイクでの初登頂だ。一人なら途中でくじけてしまったであろう気象状況だったが、なんとか仲間に押し上げてもらった格好だ。
山頂の風は強く避難小屋で夜明けを待つことに。山頂に頑丈な小屋があるのは何ともありがたい。時間の経過と共に周囲の潅木のシルエットがうき彫りになってくる。しかし劇的な大自然のスペクタクルは望むべくもなく御来光は完全なる不発。
誰が、ともいうことなく下山準備に取り掛かりガスの山中を歩き始める。憔悴しているとはいえ登りと異なり太陽がもたらす「明るさ」には勇気づけられる。すべてがシルエットでしかなかった光景が立体的に浮き彫りになり歩き易さも格段にアップする。足元の岩や小石が明らかになり下りは歩きにおいては楽勝であった。
無事ゴールを迎えられたことは同行者のおかげだと思うし、次回はバッチリ御来光ハントしたいものである。
■心のライジングサン
<今回の山行のトピックス>
・プリウスは走行していてもロードノイズが低減されているので静粛性が高いのが分かった
・「エブェレスト 神々の山嶺」を見てなくても、トシさんの影響で「羽入丈二」(阿部寛氏)の真似ができるようになった。
・ノヤさんとユーホさんから北アルプスの情報を聞かせていただくことができた
・セブンイレブンのおにぎりが100円だった。
・朝日は雲中だったので見れなかったけど談笑することが楽しかった。
・ご来光してから下山すると、大抵の店はオープンしていなかった。
・ガスの中でヘッドライトを点灯すると視界が真っ白け。ヘッドライトを手に持ち照射点を低くすると視界が良くなった。
・道中、車の中で話す話題はほぼ山の話で楽しい
<次回に向けて>
・「エブェレスト 神々の山嶺」は9/9にレンタル解禁。鑑賞して「羽入丈二」(阿部寛氏)の真似に磨きをかける。
・滑らない靴とすべらない話を用意しておく
<まとめ>
・色んな職業の人が集まり一緒に山に登る。残念ながら、雲中で朝日は見れなかった。しかしながら、皆様と歩いて心に朝日があたりポカポカした。そんな気がする山行だった。
一人で尻別岳かアンヌプリの御来光登山に行こうかなと思っていたら、次々同行する人が出てきて、まるで桃太郎が一人、二人と仲間を増やして行くように結局4人で行く事になった。
登山口はガスが流れていて、視界もあまりなかったが、上ではガスが切れて、雲海の向こうに羊蹄山がどっしりと見え、その横から朝日が登るというシチュエーションが脳内を駆け巡り、ガスは今だけだからとみんなを叱咤激励しながら登った。
が、
山頂に行っても状況は変わらず、夜から朝になってもただ明るくなっただけで、状況の変化は見られなかった。
ここはありがたい事に避難小屋もあり、小屋の中でまったりと出来たが、小屋がなかったら雨に近い霧で身体も濡れ、強風で身体が冷え、けっこう厳しい環境で待たなければならなかっただろう。
御来光マスターのRyoさんは慣れているが、初めてのナイトハイク参加のikenoyaさんとyuhokaiさんにはあの素晴らしい景色を見せてあげたかったなあ。
でもみんなで行くと、「まもなくヌチャヌチャゾーン突入しまーす!」とか「スルスルゾーンに入りました!」と声を掛け合ったり、花の名前を憶えて、すんなり出てくるか試してみたりと、なかなか楽しく歩けた!
御来光登山は下山しても温泉もグルメも道の駅もまだ早いので、その点は寂しいが、普段見られない景色を見るために夜登る価値はあります。
でも一人は危ないので、最初は複数で行くのがいいですね!
今度またリベンジしましょう!
北アルプス遠征の余韻から抜け出せなかった・・・のは大げさですが
なんだかんだで遠征以来の山行になっちゃいました(^_^;)
i-tomoさんから「アンヌプリから見る羊蹄山とのセットご来光が良いんだよー」と
オススメされて集まった4人で初めてのナイト&ご来光ハイクです。
1時に豊滝の道路情報館に集合し、そこから1台にまとまってニセコの五色温泉登山口へ。
登りは暗くて何も見えなかった登山道、下山時「明るいって素晴らしいな」と思いながらyuhokaiさんに花の名前を覚えてもらおうと足元を見ながら歩くも、もう花の季節はほぼ終わりのようです。
期待していたガス晴れからの・・・ご来光!は結局見る事は出来ませんでしたが、
同行者がいる事と8月7日に登ったばかりと言うのもあり暗い登山道でも不安なく登る事が出来ました。とても楽しかったです。
今月から無事、登山3年生になる事が出来ました。
登山歴は丸2年になり、Ryoさんからの「去年登って一番印象に残っている山は?」の質問に「えー、どこ登ったなぁ・・・」と色々登りすぎてパっと浮かばないほど(笑
雪が降るまでは紅葉登山を楽しんで、そして気づいたらスノーシューを履いていそうな気がします。登山3年生も安全登山でステップアップしていけたらと思います。
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