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記録ID: 953100 全員に公開 アルパインクライミング甲斐駒・北岳

北岳バットレス 第4尾根主稜

日程 2016年09月02日(金) 〜 2016年09月03日(土)
メンバー tanukigo, その他メンバー2人
天候2日 晴れ
3日 曇り
アクセス
利用交通機関
タクシー、 車・バイク

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地図/標高グラフ


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歩くペース 1.3〜1.4(ゆっくり)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち94%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

1日目
山行
11時間8分
休憩
20分
合計
11時間28分
S広河原インフォメーションセンター07:0007:03広河原・吊り橋分岐07:0407:16白根御池分岐08:58大樺沢二俣08:5917:46北岳18:0418:19両俣分岐18:28北岳肩ノ小屋
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
●下部岩壁4P(Bガリー)、第4尾根主稜8Pからなる12Pのルートです。上部の第4尾根主稜は日本の岩場に掲載されているトポ通りの為、割愛。
下部岩壁(Bガリー)のみ掲載します。

●下部岩壁(Bガリー)
現在はDガリーが多くのクライマーに登られていますがBガリーより入りました。入口は水流の有るC沢左岸より入りすぐに明瞭な踏み跡に導かれB沢とC沢の中間尾根に導かれ高度を上げます(踏み跡明瞭)。  巨大なボルダー岩が目印のB沢(右岸)から入っても恐らくこの中間尾根へ導かれる感じです。尾根を20分程詰めるとBガリー大滝が現れます。
大滝左寄りにあるクラックより取り付き。2ピッチ3級ほどのルートです。登り切ると左に明瞭な踏み跡を辿りトラバース気味に進むとCガリーに突き当たります。約20mほどのガレ斜面をトラバースし灌木帯をトラバースして行きます(踏み跡明瞭)。灌木帯では一箇所右上気味に分岐あり、恐らくヒドンスラブへ向かうものと思われます。右上せづ左へトラバースして行くと、4尾根直下の岩壁に到着。
2ピッチ、3級程を登り切ると4尾根取り付き点へ突き上げます。
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図 [pdf]

写真

広河原よりアプローチ開始
2016年09月02日 07:01撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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広河原よりアプローチ開始
1
青空の中本日目指す北岳
まだまだ遠い
2016年09月02日 07:02撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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青空の中本日目指す北岳
まだまだ遠い
みんな撮る吊り橋
tanukigoも一枚
2016年09月02日 07:04撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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みんな撮る吊り橋
tanukigoも一枚
第4尾根主稜はどれかな?
2016年09月02日 08:39撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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第4尾根主稜はどれかな?
二俣到着
2016年09月02日 09:00撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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二俣到着
B沢
巨大なボルダー岩が目印
2016年09月02日 09:47撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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B沢
巨大なボルダー岩が目印
C沢左岸より入ります
2016年09月02日 09:59撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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C沢左岸より入ります
すぐに現れる明瞭な踏み跡を辿るとB、C沢の中間尾根へ導かれて行きました
2016年09月02日 10:21撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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すぐに現れる明瞭な踏み跡を辿るとB、C沢の中間尾根へ導かれて行きました
尾根を詰めると目前にはBガリー大滝が現れます
2016年09月02日 10:43撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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尾根を詰めると目前にはBガリー大滝が現れます
ん〜
ワクワクする〜Bガリー大滝
2016年09月02日 10:49撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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ん〜
ワクワクする〜Bガリー大滝
登攀準備をし、いざ登攀開始
2016年09月02日 11:29撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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登攀準備をし、いざ登攀開始
2
リードを務めるT氏
2016年09月02日 11:30撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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リードを務めるT氏
2
ホールドスタンスは豊富ですがプロテクションが少ないかな?
2016年09月02日 11:31撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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ホールドスタンスは豊富ですがプロテクションが少ないかな?
2
大滝2P目
2016年09月02日 11:47撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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大滝2P目
1
快適な登攀
2016年09月02日 11:50撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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快適な登攀
2
Bガリー大滝を登り切ると明瞭な踏み跡に導かれ進みます
2016年09月02日 12:30撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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Bガリー大滝を登り切ると明瞭な踏み跡に導かれ進みます
Cガリー大滝
2016年09月02日 12:41撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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Cガリー大滝
Cガリー大滝のガレをトラバースして行きます
2016年09月02日 12:41撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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Cガリー大滝のガレをトラバースして行きます
4尾根直下の岩壁取り付き点
ここから2Pの登攀
2016年09月02日 12:50撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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4尾根直下の岩壁取り付き点
ここから2Pの登攀
ようやく第4尾根取り付き点
良く見るつるりとしたクラック
2016年09月02日 13:37撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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ようやく第4尾根取り付き点
良く見るつるりとしたクラック
足ジャミングしながら登れば問題なし
2016年09月02日 13:44撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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足ジャミングしながら登れば問題なし
1
2P目左上しスラブを登ったけど、右上し階段状を登った方が良かったかも
2016年09月02日 14:03撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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2P目左上しスラブを登ったけど、右上し階段状を登った方が良かったかも
ピラミッドフェースの頭
ここは右上
2016年09月02日 14:32撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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ピラミッドフェースの頭
ここは右上
1
3P目
白い岩のクラック
2016年09月02日 14:48撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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3P目
白い岩のクラック
2
4P目
分かりづらいけどフェースからリッジ
2016年09月02日 14:55撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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4P目
分かりづらいけどフェースからリッジ
5P目
三角形の垂璧5m程
つるつるで意外と嫌らしい
2016年09月02日 15:05撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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5P目
三角形の垂璧5m程
つるつるで意外と嫌らしい
5P目
リッジの登攀
2016年09月02日 15:20撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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5P目
リッジの登攀
1
マッチ箱
ここから懸垂下降
2016年09月02日 15:24撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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マッチ箱
ここから懸垂下降
2
6P目
上部のクラックが嫌らしい
2016年09月02日 15:38撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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6P目
上部のクラックが嫌らしい
1
枯れ木テラスより
2016年09月02日 16:21撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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枯れ木テラスより
1
荒々しい崩落個所
2016年09月02日 16:21撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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荒々しい崩落個所
1
ナイフリッジのトラバース
2016年09月02日 16:38撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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ナイフリッジのトラバース
1
リッジというよりフレーク
2016年09月02日 16:38撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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リッジというよりフレーク
2
要塞ハング!
名前からして恐ろしい
2016年09月02日 16:42撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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要塞ハング!
名前からして恐ろしい
2
北岳のピーク
この時間になると貸切
2016年09月02日 17:58撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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北岳のピーク
この時間になると貸切
2
終始リードのT氏
御年73歳 アイガー北壁日本人3登目の経歴!!
2016年09月02日 17:59撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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終始リードのT氏
御年73歳 アイガー北壁日本人3登目の経歴!!
12
女性ながら世界で活躍するN氏
2016年09月02日 18:00撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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女性ながら世界で活躍するN氏
6
快適な睡眠有難う
肩の小屋
2016年09月03日 05:34撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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快適な睡眠有難う
肩の小屋
広河原より登攀した第4尾根主稜方面
2016年09月03日 08:31撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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広河原より登攀した第4尾根主稜方面
撮影機材:

感想/記録

南アルプスを代表する岩稜である北岳バットレス 第4尾根主稜に行ってきました。今回の行程は初日で広河原に入り一気に第4尾根を登攀し北岳のピークを踏んだのち、肩の小屋に入り翌日下山するという行程を取りました。
満員の始発のバスに乗り広河原に降り立ち、第4尾根主稜の入口であるバットレス沢を目指します。晴天の中大汗をかきながらバットレス沢到着。1本先のC沢より入りすぐに踏み跡に導かれバットレス沢とC沢の中間尾根に上がり、そのまま尾根を詰め高度を上げるとBガリー大滝に到着。ここから下部岩壁の始まりです。登攀準備を整え登攀開始。2010年に上部が崩落して以来あまりBガリーは入られていないせいか、不明瞭なルートを2ピッチで抜け、トラバース気味に進みCガリーを横断、第4尾根主稜直下まで進みます。トポによると破線になっていますが3〜4級ほどの岩壁を2ピッチで登攀し下部岩壁終了し第4尾根主稜取り付きに辿り付きます。
ここからようやく4尾根の登攀開始。出だしより最初の核心で有るクラック、今まで多くのクライマーが登ったせいか岩が磨かれてツルツルしたクラックを慎重に突破。その後快適にピッチを重ね高度を上げて行きマッチ箱到着。  懸垂下降をした後、枯れ木テラスへと登り返すと2010年に崩落した箇所が荒々しくそびえます。崩落個所がすっぱりと切れ落ちた高度感あるナイフリッジを慎重に通過すると核心である最終ピッチであるチムニーが現れます。見た目以上に登りにくくカムをセットしながら慎重に突破し登攀終了。踏み跡を辿り北岳のピークに立ちました。既に18時目前。誰もいないピークで登攀の喜びを分かち合い肩の小屋へ向かい1日目行動終了。
翌日は下山するだけなので、のんびり小屋を後にし、3000mの稜線を楽しみ下山しました。
下部岩壁から詰め上げる爽快感、景色のいいロケーション、変化に富んだピッチとまた訪れたいルートとなりました。

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