<東海の山> Vol.9 : 納古山 (奥美濃の里山)

2016年09月03日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.4km
• 登り: 528m
• 下り: 515m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:42
• 休憩: 0:56
• 合計: 3:38

8:32 上麻生駅
9:56 10:50 納古山
11:47 11:49 中級コース登山口
12:10 上麻生駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路 : JR上麻生駅
帰路 : 同

コース状況／危険箇所等

よく踏まれた歩き易い道です。危険箇所等はありません。

その他周辺情報

登山口から南西へ5分くらい歩いたところに「道の駅ロック・ガーデンひちそう」という施設があって、土産物や「納古山Tシャツ」が手に入ります。
下呂温泉までは、高山線の列車で小一時間です。

写真

この夏は久しぶりに「青春」しました。きょうが5日目、この夏最後の「旅」です。

…というわけで、のこのこやって来たのは高山線の上麻生駅。山間の小さな無人駅で、下車したのは私一人です。

駅から西に5分程歩くと、登山口の標識があります。ここを右折します。

少し歩くと諏訪神社という小さな社があります。本日の安全など祈願します。

諏訪神社からしばらく林道を歩きます。時々車に追い越されます。人気の山のようで、多くの車が来ています。

標識があります。山頂へは「中級コース」のほうが近そうなのでこちらに入ります。

林道を離れて登山道に入ります。「よし、行くぞ」という気分になります。

杉木立のなか、歩き易い道が続きます。

途中に水場があったので、飲んでみます。それほど冷たくはなかったですが、これからの歩行に備えて、ごくごくと水分補給します。

このあたり、木の根っこが登山道を覆っています。次第に坂が急になってきます。陽射しはありませんが、汗が滲んできます。

「天空の岩展望台」というところに出ます。ここで初めて見晴らしが拡がります。山また山の景観です。

さらに坂が急になります。ところどころ岩場も点在していて、変化のある登山道です。

こちらは「第二展望台」。先程の「天空の岩」よりも少し高い位置から山々を眺めるようになります。

九合目まできました。あと一息。

山頂だ!

朝方は少し曇りがちでしたが、いまは快晴です。初秋の青空です。

それほど高くもなく、交通の便も良いとはいえないこの里山が人気を集めているのは、やはりこれのおかげでしょうか?

山頂の方位盤です。名だたる名峰が勢揃いしていますが…

…アルプスの山々は霞んでいて、山座を同定できたのは恵那山(と思う)だけでした。中央奥の台形の山(と思う)です。

きょうは時間がたっぷりあるので「山メシ」にします。メスティンはホントにスグレモノの飯盒だと思います。

小鍋にナスとキノコとコンビーフを入れて…

これで煮込んで…

…できあがり。
味はなかなか良かったけど、少々作り過ぎました。米1.5合は、今の自分には多過ぎ…。

腹一杯になって、下山を始めます。

帰路は「初級コース」を辿ることにします。

初めは自然林のなかを…

やがて植林のなかを、坦々と下ります。

途中から沢沿いを歩くようになります。水のなかには沢ガニがいました。

林道に出ました。あとはゆるゆると歩くだけです。

再び諏訪神社まで戻ってきましたが、まだ正午。せっかく奥美濃まで来て、このまま名古屋に戻るのも勿体ないので…

また高山線に乗って…

やって来ました下呂温泉。観光客でなかなかの賑わいです。観光案内所でパンフレットを貰って散策します。

ここの名物は河原の混浴露天風呂ですが、水着もバスタオルも持っていないし、粗末な身体を晒す自信も無いので「見学」にとどめておきます。混浴は何度か経験がありますが、ここはかなり難易度が高そうです。

風情のある温泉街をぶらぶらと歩きます。

クア・ガーデンという温浴施設に立ち寄ります。内湯はなく、すべて露天風呂という、一風変わった施設でした。汗を流してさっぱりしました。

山、風呂とくれば、次はコレ。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル

備考

高山線の車窓からは飛騨川のきれいな渓谷が眺められて、居眠りするのは勿体ないです。

感想

ゲスト

お世話になっている山歩きのグループでよく耳にする山だったので、どんな山だろうかと気になっていました。登山口からゆっくり歩いても1時間半くらいで、のんびり気軽に登れました。アルプスの名峰群はぼんやり霞んでいたので、空気の澄んだ時季にまた訪れたいです。勿論下呂温泉とセットで。