雲ノ平、水晶、鷲羽、黒部五郎、周回コース

2016年09月01日(木) 〜 2016年09月03日(土)

• GPS: 54:52
• 距離: 48.3km
• 登り: 3,910m
• 下り: 3,885m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 0:21
• 合計: 7:49

6:37 折立
6:41 6:41 十三重之塔 慰霊碑
7:20 7:21 太郎坂(アラレちゃん)
7:46 7:46 青淵三角点(青淵山)
7:56 7:56 積雪深計測ポール
8:46 8:47 五光岩ベンチ
9:02 9:02 太郎兵衛平
9:23 9:32 太郎平小屋
10:14 10:14 第一徒渉点
10:18 10:18 第二徒渉点
10:35 10:35 第三徒渉点
11:08 11:08 カベッケが原
11:16 11:21 薬師沢小屋
13:18 13:19 アラスカ庭園
13:50 13:50 奥日本庭園
14:07 14:11 祖母岳
14:26 雲ノ平山荘

2日目

• 山行: 8:04
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:39

4:41 雲ノ平山荘
4:58 4:58 スイス庭園
5:26 5:31 祖父岳分岐
5:51 6:00 祖父岳
6:30 6:30 岩苔乗越
6:43 6:43 ワリモ北分岐
7:07 7:08 水晶小屋
7:36 7:44 水晶岳
8:08 8:09 水晶小屋
8:35 8:40 ワリモ北分岐
8:55 8:55 ワリモ岳
9:27 9:27 鷲羽岳
10:27 10:27 三俣山荘
11:17 11:17 三俣峠
11:53 11:58 三俣蓮華岳
12:26 12:27 三俣蓮華岳巻道分岐
13:20 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:44

4:44 黒部五郎小舎
6:31 6:31 黒部五郎の肩
6:46 7:02 黒部五郎岳
7:08 7:20 黒部五郎の肩
8:25 8:26 中俣乗越
9:07 9:07 赤木岳
9:35 9:49 北ノ俣岳
9:56 9:57 神岡新道分岐
10:55 10:55 太郎山
11:00 11:04 太郎平小屋
11:23 11:24 太郎兵衛平
11:38 11:38 五光岩ベンチ
12:21 12:21 積雪深計測ポール
12:29 12:29 青淵三角点(青淵山)
12:51 12:52 太郎坂(アラレちゃん)
13:27 13:28 十三重之塔 慰霊碑
13:28 ゴール地点

天候

三日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立登山口を起点に周回。
少しでも朝早くに登山口を出発したいので、有峰林道の亀谷連絡所の駐車場に夜中に到着し仮眠、1日目の朝5：20ごろから料金所前に並んで開門を待った。私は5台目。
ここから折立登山口まで約30分かかるが、有峰林道の中では亀谷連絡所が折立までいちばん近いはず。
有峰林道の開門時間6：00〜20：00
一般車両1900円。
帰りは家路に着くだけなので、折立登山口から亀谷連絡所（富山）ではなく東谷連絡所（岐阜県飛騨市）のほうに出た。

コース状況／危険箇所等

危険個所なし、道ほぼ明瞭。
私は、黒部五郎岳から北ノ俣岳方面へ行く道の分岐がわからず少し迷ってしまった。

写真

9/1 6:37

折立登山口から出発

9/1 8:47

2時間ほど登ったら左に立山・剣岳が見えました

9/1 9:24

3時間弱で太郎平に到着。

9/1 9:24

目の前に、水晶。鷲羽、雲ノ平、三俣蓮華が現れ、一気にアルプス感が出ます。

9/1 9:24

左には薬師岳

9/1 9:38

少し右に行って薬師沢に降ります

9/1 10:00

せっかく3時間かけて太郎平に来たというのにここから2時間弱は下るっていうんだから・・・(-_-;)

9/1 10:29

木道が牧歌的な雰囲気だし歩きやすくていいですけど。

9/1 10:35

ちょっとドキドキの渡渉は何回もありました、いずれも橋あり。

9/1 11:16

薬師沢小屋に到着。

9/1 11:16

小屋前の立派だけどスリリングなつり橋。

9/1 11:24

の次にはしご（しっかりしてるから大丈夫）。

9/1 11:27

高天原にもいきたいなあー・・・と思いつつ、
雲ノ平直登コースへいざ！

9/1 11:56

岩ゴロッゴロッの直登直登直登・・・(~_~;)
が、だいたい1時間半くらい続きます。
まあ、薬師沢でがっつり下ってるからねえ・・

9/1 13:19

坂が緩やかになったなあと思いつつ登ったら、
ぱっと開けて「雲ノ平」ぽい景色が！！

9/1 13:20

三俣蓮華岳

9/1 13:22

黒部五郎岳

9/1 13:24

水晶岳

9/1 13:44

ああ明日あんなとこまで登れるんだろうか・・・

9/1 13:24

薬師岳

9/1 13:47

祖父岳と左にワリモ岳

9/1 13:47

9/1 13:49

何とも言えない雲ノ平っぽい風景がずっと広がってて、今までの苦労が報われました。

9/1 13:49

9/1 13:49

9/1 13:53

9/1 14:02

9/1 14:08

今日のうちに祖母岳（アルプス庭園）に行っておくことにしました。

9/1 14:08

今夜お世話になる雲ノ平山荘と水晶岳。
日本じゃないみたい。

9/1 14:10

パノラマも撮りたくなるってもんです。
こういうのがずっと自分の周りを取り囲んでるんですから。

9/1 14:11

アルプス庭園には池塘もありました。

9/1 14:25

山荘に向かいます

9/1 14:36

まだ新しくウッディーで清潔感ある建物です。

9/1 14:37

ベランダから、のんびり絶景も楽しめます

9/1 17:05

夕飯は石狩鍋でした（たぶん）。

9/1 18:16

夕日を浴びる水晶。
「明日行くから待ってろよ」と決意。

9/2 4:45

2日目。ヘッドランプなくてもぎりぎり歩ける時間にスタート。

9/2 5:13

祖父岳目指して歩きます。

9/2 5:43

祖父岳、しょぼい山かと思いきや、意外にハード。

9/2 5:48

1時間かかって祖父岳に登頂。

9/2 5:48

黒部五郎のカール丸見えー

9/2 5:48

笠ヶ岳、つんとしてかっこいいです

9/2 5:50

今日はこの三俣蓮華岳の向こうまで行くのだが、
行けるんか？
長丁場、先を急ぎます。

9/2 6:41

定番ですが、ワリモ北分岐にザックをデポして水晶へ。

9/2 7:07

水晶小屋に着きました。

9/2 7:07

天気が最高で、荷物がないから、めっちゃ足取り軽ーい。

9/2 7:08

水晶の横顔、
この稜線いいですね

9/2 7:20

9/2 7:26

最後のほうは岩岩しい

9/2 7:28

9/2 7:32

水晶岳にきたー

9/2 7:34

うひゃー
景色最高！！

9/2 7:35

あこがれの赤牛岳への道
いつか行きたい読売新道

9/2 7:35

薬師岳

9/2 7:35

雲ノ平と黒部五郎

9/2 7:36

奥に槍、中央に鷲羽

9/2 7:40

左から焼岳、乗鞍、御嶽、右に笠、手前に三俣蓮華
とまあ、感動が忙しい。

9/2 8:41

デポしたザックを担ぎ直し、ワリモへ。

9/2 8:57

つづいて、鷲羽岳へ向けてどんどん行きます。

9/2 9:06

どんどん

9/2 9:06

登りが続きますが意外に歩きやすいです。

9/2 9:26

鷲羽岳、登頂。

9/2 9:34

中央に三俣山荘も見えます

9/2 9:34

鷲羽岳まで来ると槍穂高がどっしり間近に迫ってきました。

9/2 10:26

三俣山荘に着きました。ランチ休憩。

9/2 10:49

三俣蓮華岳へ向けて再出発。

9/2 11:17

9/2 11:33

昼前に三俣蓮華岳登頂！

9/2 11:34

槍ケ岳、さすがの貫録。

9/2 11:34

明日登る黒部五郎岳がすぐそこに。
楽しみです。

9/2 11:47

きれいなフォルムの笠ヶ岳

9/2 11:48

中央やや左、今朝までお世話になった雲ノ平山荘ぽつんと見えました。

9/2 11:48

水晶から鷲羽、三俣までのライン、
朝から結構歩いてきたものです。

9/2 13:16

黒部五郎小舎につきました

9/2 13:27

私の部屋は女子3人だけの部屋でした。

9/2 17:05

黒部五郎小舎の夕食。野菜多めでありがたい。

9/3 4:45

3日目。カールコースで五郎めざします。

9/3 5:08

黒部五郎山頂目指して頑張ります。

9/3 5:27

石ころだらけですが、歩きやすいです。

9/3 5:38

朝日を浴びるカール

9/3 5:51

ライチョウもウロウロしてました。

9/3 6:10

黒部五郎の後半はなかなかの急坂です。

9/3 6:13

ここが正念場。

9/3 6:20

突然稜線に出ました！

9/3 6:30

黒部五郎岳の山頂への道。

9/3 6:41

登頂！

9/3 6:43

この後行く、北ノ俣岳方面への道。

9/3 6:43

五郎のカール

9/3 7:20

名残惜しいですが、北ノ俣岳方面へ下りていきます。

9/3 7:21

これが結構、ガレガレで歩きづらいです。

9/3 7:23

ガレガレを一気に急降下。

9/3 7:30

ガレ場の下のほうから振り返る。

9/3 7:49

朝露で少し濡れているハイマツの道をぐんぐん降りていきます。

9/3 8:06

薬師岳。

9/3 8:07

赤木岳と北ノ俣岳（たぶん）。
気持ちよさそうな稜線歩きを期待してしまう。

9/3 8:08

黒部五郎を振り返る。

9/3 8:28

9/3 8:51

なだらかそうにみえて、意外に急坂もあったりして。

9/3 9:13

いい雰囲気ですが、歩くと意外にしんどい・・・

9/3 9:26

青空を励みに頑張ります。

9/3 9:28

北ノ俣岳への最後の登り

9/3 9:36

北ノ俣岳山頂。

9/3 9:45

北の俣岳山頂のパノラマビュー

9/3 11:00

太郎平まで戻ってきました。
この絶景もこれで見納め。あとは降りるだけ。

9/3 13:58

折立登山口からは有峰ダム見ながら帰りました。

撮影機器：

AQUOS PHONE si SH-07E docomo シャープ

感想

babyleaf

憧れの、雲ノ平と百名山を3つも登れちゃうお得なコースをようやく行ってくることができました。
晴天に恵まれたので、精神的にも時間的にも余裕が生まれ、大変充実しました。

毎日、素晴らしい景色が違う角度でどんどん現れるので、感動が忙しかったです。
今あらためて写真を見返すと同じような山の景色ばかり撮っているのですが、
やはり、その時は圧倒的なアルプスの山々の迫力にいちいち感動してしまうので、カメラを構えずにはおれないのです。

山頂の狭い水晶岳では、ぐるり360度絶景の連続で、自分が北アルプスの奥地の頂上にいることをしっかり感じさせてもらえました。

三俣蓮華岳では、雲ノ平の牧歌的な風景と、槍ヶ岳の荒々しい風景が向い合せに存在する自然の妙を面白く感じました。

大自然の迫力満載、歩きごたえたっぷりの素晴らしい山行となりました。


★山小屋情報★
雲ノ平山荘も黒部五郎小舎も小屋の中では携帯通じません。歩いて12分くらいのところまで登るとつながるポイントがあるので（山小屋の人に聞いた）、私はそこまで行って家に連絡してました。どちらもまだ新しく、木目の素敵な清潔感ある建物でした。

雲ノ平山荘は水が貴重で、宿泊者も飲み水は有料でした。1泊夕食付で7900円。

黒部五郎小舎は水が豊富で無料でした。1泊夕食付で8500円。

2016年9月現在。