針ノ木岳 立山・劔を間近に見る
- GPS
- 11:25
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,539m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
同僚4人、前日22時すぎに出発。2時すぎに扇沢駐車場着。下の無料駐車場は混んでいたが、最上部の有料駐車場はガラガラで一安心。
多人数あるある、5時出発予定が1時間近く遅れ…。起床時はガスが立ち込め不安だったが、出発のころにはほぼガスもとれて意気揚々。
しかし、山に入ったと思ったら道路に出て、の繰り返し。道路の終点ではトンネルに目が行って登山道入口に気が付かない…。
ここからが本番。遠めに沢の音を聞きながら森の中を進む。大沢小屋は管理人さんがおらず休憩できなかった。その後は何度か沢渡りをしながら進む。きれな山の水に何度も触れることができ、本当に気持ちいい。本来雪渓があるだろう箇所は沢の左右、少し高い所を進むがザレていて登りにくい。最初の残雪を見て少し登ると、ちょっとした鎖場。ここを登り切ると左手に大きめの残雪が見える。時間が経つにつれ、下からガスが湧いてきて、針ノ木小屋までは白い世界に…向こうは大丈夫か。また小屋直下は九十九折でザレザレ、かつすれ違いも一苦労な道。体力的には辛くないが精神的に辛い。
針ノ木小屋に着くと視界は開けたが、完全な晴天ではなく、雲の間からいくつか山が見える。少々急がないと立山・劔が見えなくなるかもしれないと休憩もそこそこに山頂へ。案の定、山頂へ向かう左手からは立山側へ勢いよく雲が流れていく。登ってきた右手は完全な白い世界。
なんとか登頂。すぐに立山・劔を探すが雲で見えない。下に黒部湖は見える。数分後、幸運にも雲の切れ目から立山、劔を3度見ることができた。昼飯も含め、1時間以上山頂でゆっくりしたが、そのあとは黒部湖がうっすら見えるだけだった。
今日も日帰り。出発時間の遅れが効いてくる。下りは急ぐしかない。針ノ木小屋でバッチをゲットして下山。視界10mのガスへ突入。下りは膝にくるため思ったよりペースが上がらない。それでも登りのときに目星をつけていたきれいな沢の周りで休憩。ここで膝も大分復活しペースアップ。なんとか予定通りの時間に降りることができた。
多人数で、ペース差や体力差があるため、予定通りにいかないことは想定していたが、出発時間を守るのは気を付ければできること。前倒しはOKでも遅れはNG。みんなが今後の教訓として活かしてくれるだろう。
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