千走川南東面直登沢〜千走川本流
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 828m
- 下り
- 828m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
Co1100付近で水は枯れました. 台風後で沢の保水量は大分多かったと思うので,渇水時はもっと早いかもしれません. |
写真
感想
賀老高原キャンプ場に前日泊.
山中のキャンプ場なのに非常にトイレが綺麗.
しかしまあ蚊が多い.各人様々な工夫と戦いをしつつ朝を迎えた.
T君とY君はイマイチ寝れなかったらしい.僕は秘密の快適スポットを見つけたので快眠できた.
T君は何と今回が今年初沢! というか初山らしい.慎重に行きましょう.
登山口に車を止めて,林道を少し戻って入渓.
小滝がポンポン出てきて楽しめる.
1050の大滝は,Y君は左岸ルンゼを直登.僕とT君は左岸捲き.
左岸ルンゼの真上に出るルートを取ったが,高度感のあるへつりを強いられたので,もう少し大きく捲けば良かったか.
10分では抜けられなかった.
1130の壁は,Y君はまたも左岸ルンゼを直登.1つ大きいムーブがあって,僕らは届かないかもとのこと.
僕とT君で右岸捲き.見た目簡単そうだったが,外傾スタンスが多く,意外と登りで苦戦.
その後滝上に出るトラバースはルートファインディングが大事.
上手く探せば平らな足場があるが,それ以外は草付きの急斜面.途中一箇所残置シュリンゲあり.
トラバース後は小尾根状を登るか,滝上にクライムダウンするかなのだが,小尾根を登る所に細引きが垂れているので引っ張ってみると簡単に引っこ抜ける.
滝上にクライムダウン.上からだとルート分かりづらかったが問題なし.
40分もかかってしまった.その間Y君はずっとブヨと格闘していたらしい.スマヌ.
積丹に比べれば全然だが,ここも虫が多い.
結論,大滝も壁も直登すりゃ良かった.
次の10mFはどこでも登れそう.一番簡単そうな右岸寄りを登り,沢筋を詰めると本流と合流する.
この頃にはもう水は枯れ,源頭を詰めていく.めっちゃ熊がいそうな雰囲気.
このときは僕が先頭を歩いていて,僕が止まるとすぐ後続の2人も止まるのでなんだろうと思っていたが,熊の出現を恐れていたようだ.
何事も無く夏道に出て狩場山山頂着.
予定より1時間以上早く着いてしまったので,昼寝する.
そうしていると,他のPartyの方からお弁当を2人分頂いてしまった.
注文したより多く宿泊所からもらったらしい.ごっつぁんです!
夏道を下って,今は廃道の真駒内コースへ.
本流が夏道屈曲に突き上げている所から水流が出ていたが,まだ先だと思って下ったら,ドンドン笹が濃くなってくるし地図的にもさっきの地点が下降予定点だということで,適当に斜面を降りて沢へ.
源流部の植物のトンネルを抜け,二股が合流する度に分かりやすく沢が大きくなっていく.
段々岩盤質になり,岩盤を重ねたような段差がポンポン出てきて面白い.
段差小滝を越えて行くと綺麗な滑床.これが後100m続いていたら名所になっていただろうに.
そしてCSの滝.降りられそうな気もしたが,Y君のセットの練習がてら左岸を懸垂下降.
捨て縄を何本か回収.すっかり苔むしていて臭い.
次の函は中を行って飛び込む.多分右岸からDIVE出来ると思うが,水面下に岩があるのでしっかり遠くへ飛び込むべし.
2段15mFは左岸をc.d.水量多く,水を被る.Y君は左岸のオーバーハングの岩をへつり切る.
見るからにボロっと取れそうな岩質なのだが,よくやるもんだ.岩が取れたら背中から落ちるのに….
最後7mFは右岸をズリズリ降りる.そんで橋が見えたら微沢を上がって出渓.お疲れ様でした.
下山後はちはせ川温泉へ.とてもいい温泉だが,女性の方は露天風呂に入る際は注意した方が良いでしょう.
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