記録ID: 95567
全員に公開
沢登り
日高山脈
ペテガリ西沢〜ペテガリ西尾根
2009年08月09日(日) 〜
2009年08月10日(月)
コースタイム
8/9 サッシビチャリ川林道入口(8:00)ペテガリ西沢出合(10:00〜10:45)Co610二股(12:20)Co1020付近=C1(17:00)
8/10 C1(6:00)ペテガリ岳(8:30〜9:50)ペテガリ山荘(13:00〜15:00)神威山荘(17:30)天政(22:00)
8/10 C1(6:00)ペテガリ岳(8:30〜9:50)ペテガリ山荘(13:00〜15:00)神威山荘(17:30)天政(22:00)
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8/9 サッシビチャリ川林道入口→ペテガリ西沢出合→Co610二股→Co1020付近=C1 晴のち曇。サッシビチャリ川に入渓。2つの函は捲いた。西沢出合でデポザックを回収し、小池と別れて西沢に入る。始まりから立っていて陰鬱な感じだが、昼間のため日が射して明るい。すぐに釜持7m、左岸バンド斜上し、小さく捲く。少し行くと函、中を泳ぎ、屈曲して樋状4m。泳いで取りつく形となるが、初めて一人で沢に入ったためにビビって右岸から捲く。先の釜持は左岸から取りつき、その先は函状、屈曲部には薄い雪渓。側面を登って上に乗れる感じではなく、捲けそうな所を探すがなかなかいい所がない。結局岩壁から草付を20m位登り、捲く。途中で大きな音がこだまし、雪渓が崩壊する。 その先にも雪渓。Co590付近の函状屈曲部には崩壊雪渓。ブロックが大きく、かなり不安定。乗って先を行くと一旦沢に下りてすぐ上にまた崩壊雪渓。その先を覗くと滝らしき音と大きな釜。2つ目の不安定な崩壊雪渓は降りたら戻れそうになく、不安定なため急いで引き返す。一つ目の崩壊雪渓前から右岸側を捲くことにし、草付からテラスを歩いて懸垂。残置あった。すぐ上のCo610二股を過ぎると、暗く両岸立った所で泳ぎを2,3回。C.S段差など越えていくが、先のつるつる3mが越えられず、泳いで戻り、右岸から草付trv.して捲く。少し行くと安定した雪渓が架かり、先には釜持4段。1段目右岸登って2段目からは右岸のカンテを登り、捲いたが、2段目からも中行けそうだった。この先も泳ぎ、5m函段差、2段7m、6m小滝をこなし、地図上一つ目の滝マーク。 正面のルンゼには大きな雪渓の塊があった。右岸側の岩壁を少し登り、そこにハーケン打ってザックデポし、空身で立ったクラックを登って草付〜樹林帯へ20m 1p。懸垂してザックを持って再び登る。登り始めた途端に雪渓塊が転がってきて大崩壊をし、いい加減うんざりする。 上にも10m位の釜持が見えたため、支沢を跨ぎまとめて捲くが、かなり大高捲きとなった。上の函にはまたもや雪渓、安定はしているのだが降口が両岸立っていて、辛うじて右岸をc.dし、走る。悪い。そこからは開けてきて、岩盤の滑が続く。いくつか泊まれそうな所があり、Co610付近三股のようになっている所を整地してC1とする。夜は満天の星空を満喫する。 8/10 C1→ペテガリ岳→ペテガリ山荘→神威山荘→天政 晴。すぐに地図上2つ目の滝マーク。右岸ルンゼから草付をtrv.し、捲く。上は岩盤の段差と滑が続き、後は滑滝。2,3微妙なのがあり、緊張したが、水量の多いほうを詰め、低い、ハイマツらしくないハイマツを漕いでピークへ。水はかなり上まで続いていた。ピークでは360°の展望を楽しみ、4日前に登った39南面の切れ込みを見て感慨に浸る。 台風、雪渓など不安があったため、キムクシュを断念して西尾根を下ることにした。暑い中だるい西尾根を下り、ペテガリ山荘へ。小屋でうだうだした後ベッピリガイ乗越で神威山荘まで。今日中に帰るべく、地質調査に来ていた新潟大山岳部4年生の方に一般道まで送ってもらい、暗闇の下、歩きとヒッチと電車で静内まで。後は天政をAt.してビールと天丼を食べ、翌日帰札。 |
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