和賀岳（高下コース）

2016年09月03日(土) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,405m
• 下り: 1,397m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:12
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:07

7:29 和賀岳・高下岳登山口
7:58 8:05 赤沢分岐
8:35 8:40 高下分岐
8:45 8:45 高下分岐水場
9:04 9:04 和賀川渡渉点・高下分岐間 水場
9:18 9:36 和賀川渡渉点
11:39 12:14 こけ平
12:36 12:42 和賀岳
13:03 13:19 こけ平
14:33 14:48 和賀川渡渉点
15:07 15:12 和賀川渡渉点・高下分岐間 水場
15:40 15:40 高下分岐水場
15:45 15:53 高下分岐
16:13 16:13 赤沢分岐
16:36 和賀岳・高下岳登山口

　早朝5:03秋田市の集合場所を自家用車2台で出発。5:11秋田中央ICで秋田自動車道に乗り，6:09湯田ICで降りて国道107号へ。ほっとゆだ駅や西和賀町役場付近を過ぎ，6:17川尻橋を渡ったところのT字路を左折，岩手県道1号線を北上。6:29-6:34道脇の公衆トイレで休憩。公衆トイレの奥にはシャッターに「スノーステーション」と書かれた車庫・物置がある。6:48県道1号線から左折して高下林道へ。7:09高下登山口着。
　湯田や湯本温泉付近のコンビニエンスストアを探してトイレ休憩しようとしたが，早朝に開いているコンビニが無い。結果的には秋田自動車道の山内PAを利用するのが良かったようだ。
　帰路もほぼ同じコースで登山口から秋田まで戻った。湯本温泉付近より湯田ICの近くまでショートカットできる道があり，往路と違う道を通ったのはこの部分のみ。16:53高下登山口を出発，17:19高下林道より岩手県道1号線へ。17:47湯田ICより秋田自動車道，17:55-18:02山内PA，18:53秋田中央IC，19:03集合場所着。19:10解散。

上記コースタイムに記した以外の休憩（5分以上のもの）
10:04-10:09　登り渡渉後標高880m付近
10:39-10:44　登り渡渉後標高1060m付近
14:07-14:12　下り渡渉前標高910m付近

各チェックポイントのおおよその標高
高下登山口　530m
赤沢分岐　740m
高下分岐　910m
和賀川渡渉点高下分岐間の最高点　940m
和賀川渡渉点高下分岐間水場　810m
和賀川渡渉点　720m
こけ平　1337m
和賀岳　1439m

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

秋田県側の真木渓谷からの登山口は道路崩落による工事中で不通。大仙市役所に電話で問い合わせたが，2016年9月20日時点もアクセス不能。

写真

9/3 7:28

高下登山口付近の様子。登山者名簿に記入し，歩き始める。

9/3 7:58

赤沢分岐。登山口からここまで急な登りが続いたが，この先はやや勾配がゆるかになる。

9/3 7:59

赤沢分岐から先の登山道

9/3 8:00

赤沢分岐にあったネズコ（鼠子）。別名にクロベ（黒檜），クロビ，イヌビ，ゴロウヒバなど。ヒノキ科の木にはヒノキ，サワラ，ネズコ，アスナロなどがある。

9/3 8:03

サルノコシカケの仲間か？

9/3 8:03

サルノコシカケの仲間か？

9/3 8:35

高下分岐

9/3 8:36

高下分岐

9/3 8:37

高下分岐のブナの木

9/3 8:49

高下分岐から緩やかな登り勾配を十数分歩いた後，一転して下りに入る。このあたりから高低差にして200m以上下って和賀川渡渉点へ。

9/3 9:04

和賀川渡渉点への下り途中に水場あり。高下分岐から下りが始まるまでの間にも水場があり，このコースでは2つ目の水場。

9/3 9:19

和賀川渡渉点。それなりの川幅。

9/3 9:20

岩手県岩泉町や久慈市で被害をもたらした台風10号の影響で増水していないか心配だったが，すでにほぼ通常の水量に戻っているようだ。

9/3 9:22

和賀川渡渉点より下流方向の様子

9/3 9:23

和賀川渡渉点付近。浅瀬を渡ればひざ下くらい。雪解け時期の春先よりも水量が少ないくらい。

9/3 9:30

登山靴を脱いで渡るためにサンダルを持参したが，水面に近い石の頭を伝って渡ったメンバーもおられた。

9/3 9:31

登山靴を脱ぎ，サンダルを履いて和賀川渡った。和賀岳山頂往復の間，川岸にサンダルを残置。

9/3 9:32

和賀川を渡り終えたところの道標。和賀岳まで2.5kmとある。

9/3 9:32

和賀川を渡り終えたところの道標。ここからが本格的な登り。

9/3 9:32

和賀川渡渉点付近のノリウツギ（糊空木）。

9/3 9:33

和賀川を渡ったところで少し休憩。水分補給をしたり行動食をつまんだりした。

9/3 9:42

和賀川渡渉点からしばらく進んだあたり。木の根が登山道に横から張り出しており，やや歩きにくいところであった。

9/3 9:44

和賀川渡渉点から先の本格的な登り

9/3 9:51

和賀川渡渉点から先の本格的な登り。ブナの木の根の階段。

9/3 9:52

和賀川渡渉点から先の本格的な登り

9/3 10:04

和賀川渡渉点から先はきつい登りが続く。疲れたところで小休憩をとりながらひたすら登る。

9/3 10:05

和賀川渡渉後初めての小休憩中に同行者の方から種無しの巨峰をいただく。標高約880m付近。

9/3 10:07

リョウブ（令法）。リョウブ科リョウブ属の落葉小高木。

9/3 10:22

リョウブ（令法）

9/3 10:23

ノリウツギ（糊空木）。アジサイ科アジサイ属の落葉低木。

9/3 10:29

シシガシラ（獅子頭）。シシガシラ科ヒリュウシダ属に属する常緑性のシダ植物。

9/3 10:39

コシアブラ（漉油）の葉。コシアブラはウコギ科ウコギ属の落葉高木。

9/3 10:39

コシアブラ（漉油）の葉。コシアブラの新芽は山菜として食される。

9/3 10:40

小休憩中に持参の菓子パンを少しかじる。標高1060m付近。

9/3 10:41

和賀川渡渉点ーこけ平間の標高1060m付近のブナ林

9/3 10:43

和賀川渡渉点ーこけ平間の標高1060m付近の登山道の様子。ブナの木の中の登山道。

9/3 10:55

標高1130m付近。空が近くなってきたように思うが，もう少し登りは続きそう。

9/3 11:02

オオカメノキ（大亀の木）の実。オオカメメノキはレンプクソウ科ガマズミ属の落葉低・小高木。

9/3 11:03

標高1170m付近の登山道の様子。

9/3 11:04

オオカメノキ（大亀の木）の実

9/3 11:08

ヤマナメクジ。山野にいるヤマナメクジは時に10cm以上になる。

9/3 11:09

標高1200m付近。これまで背後を振り返っても他の山々は樹木で見えなかったが，ここで初めて近くの山の稜線が見えた。この付近でも5分弱の小休憩。

9/3 11:10

標高1200m付近の小休憩（5分弱）でまた一つ菓子パンを食べる。

9/3 11:15

足元には緑がかった岩石が落ちているのが目立ち始めた。いわゆるグリーンタフ（green tuff緑色凝灰岩）。登山口の足元は風化した花崗岩であった。

9/3 11:15

登山道上の足元にグリーンタフ

9/3 11:15

標高1210m付近の登山道の様子

9/3 11:17

グリーンタフ

9/3 11:19

標高1230m付近の登山道の様子

9/3 11:25

標高1260m付近の登山道の様子。周りの木々が少しずつ低くなって空が広がってきた。

9/3 11:35

標高1260m付近の登山道の様子。この付近で頭上の木の枝がなくなり，低木と笹だけとなる。

9/3 11:36

ハイマツが現れた。当面の目標のこけ平までもう少しのはず。

9/3 11:38

足元が構造土の裸地が目立ってきて，こけ平（天狗の踊り場）は目の前。

9/3 11:38

ウメバチソウ（梅鉢草）。ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草。こけ平にて。

9/3 11:40

こけ平に到着。こけ平に到着したときは，和賀岳の山頂には少しガスがかかっていた。

9/3 11:40

和賀岳から西側に続く稜線（こけ平より）。写真中央やや左のピークは小鷲倉。小杉山は小鷲倉に隠れて見えないようだ。秋田県側からの登山道はこの稜線上を通る。

9/3 11:40

和賀岳から西側に続く稜線（こけ平より）。小鷲倉よりもさらに西側に続く尾根とその向こうの山々。写真中央のピークは薬師岳。さらに遠くには秋田県の仙北平野。

9/3 11:56

こけ平より和賀岳。ガスが飛んで山頂がはっきり見えてきた。宮城県からの男性1人，盛岡からの10人のグループが我々のすぐ後にこけ平に到着。

9/3 11:57

こけ平より和賀岳。山頂に人がいるようにも見える。高下コースからはこの日我々に先行して登っている人はいないはず。

9/3 12:13

ウメバチソウ（梅鉢草）

9/3 12:14

ウメバチソウ（梅鉢草）

9/3 12:15

こけ平で昼食をとり，和賀岳山頂へ。リュックを置いて空荷で往復するメンバーも。私もリュックをこけ平に置いて山頂へ。

9/3 12:15

こけ平から和賀岳への稜線

9/3 12:17

咲き残ったハクサンシャジン（白山沙参）の花。ハクサンシャジンはキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。

9/3 12:17

ハクサンフウロ（白山風露）。フウロソウ科フウロソウ属の多年草。

9/3 12:17

ハクサンフウロ（白山風露）

9/3 12:17

ミネウスユキソウ（峰薄雪草）。キク科ウスユキソウ属の多年草。

9/3 12:18

こけ平から和賀岳への稜線

9/3 12:20

こけ平からの稜線より和賀岳。盛岡からのグループと我々のグループが私より先行して頂上を目指すのが見える。

9/3 12:20

こけ平から和賀岳への稜線上より薬師岳や小鷲倉。

9/3 12:20

こけ平から和賀岳の頂上を目指して歩き始め，昼食をとったコケ平を振り返る。

9/3 12:21

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）。リンドウ科リンドウ属の多年草。

9/3 12:21

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）

9/3 12:22

和賀岳

9/3 12:25

和賀岳

9/3 12:26

和賀岳山頂を目指す。標高差はあと7，80mか。

9/3 12:26

こけ平からの稜線を振り返る。

9/3 12:26

写真中央は薬師岳

9/3 12:26

写真中央は小鷲倉

9/3 12:26

和賀岳山頂を目指す。

9/3 12:26

和賀岳より西に続く稜線

9/3 12:26

和賀岳山頂への最後の登りに取り付く。

9/3 12:27

イワオトギリ（岩弟切）。オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草。

9/3 12:27

イワオトギリ（岩弟切）

9/3 12:28

ヒトツバヨモギ（一葉蓬）。キク科ヨモギ属の多年草。日本特産の高山植物。別名：ヤナギヨモギ。

9/3 12:28

ヒトツバヨモギ（一葉蓬）。「本州の日本海側の亜高山帯から高山帯に分布する」とある。

9/3 12:28

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）

9/3 12:29

和賀岳への登り斜面より歩いてきた稜線を振り返る。

9/3 12:31

和賀岳への登り斜面より歩いてきた稜線を振り返る。

9/3 12:31

和賀岳への登り斜面より高下岳

9/3 12:31

和賀岳への登り斜面より高下岳（写真中央よりやや右）

9/3 12:31

和賀岳への登り斜面より南東側の谷

9/3 12:31

和賀岳の頂上まではもう一息

9/3 12:32

タテヤマウツボグサ（立山靫草）。シソ科ウツボグサ属の多年草。

9/3 12:32

ヤマハハコ（山母子）。キク科ヤマハハコ属の多年草。雌雄異株。

9/3 12:33

ヤマハハコ（山母子）。花の盛期は過ぎたようだ。

9/3 12:32

ハクサンフウロ（白山風露）

9/3 12:33

こけ平からの稜線（和賀岳の頂上まであと少しのところより）

9/3 12:34

和賀岳の頂上まであと少しのところより小鷲倉や薬師岳

9/3 12:34

こけ平からの稜線（和賀岳の頂上まであと少しのところより）

9/3 12:37

和賀岳頂上到着。和賀岳山頂の三角点。

9/3 12:37

和賀岳頂上到着。「岩手厄除登山会」銘の剣を刻印した鉄製絵馬。

9/3 12:37

和賀岳山頂の祠

9/3 12:38

和賀岳山頂の祠

9/3 12:38

和賀岳山頂の登山道開発記念碑。「岩根にカモシカ　笹やぶに熊　谷間にサルも遊んでいます」とある。

9/3 12:39

和賀岳山頂の登山道開発記念碑。1964年8月とある。秋田県側からの登山道の開発記念と思われる。

9/3 12:39

和賀岳山頂の登山道開発記念碑。秋田県の「大曲山彦会」，「大田村山岳会」，「仙北村山の会」の連名。

9/3 12:40

和賀岳頂上より北側をのぞむ。

9/3 12:41

ハクサンフウロ（白山風露）

9/3 12:43

和賀岳頂上より下山開始。和賀岳山頂付近の足元にもグリータフがある。

9/3 12:48

和賀岳山頂よりこけ平へ

9/3 12:48

和賀岳山頂よりこけ平へ

9/3 12:49

薬師岳と小鷲倉

9/3 12:50

薬師岳と小鷲倉

9/3 12:50

和賀岳山頂よりこけ平へ

9/3 12:54

こけ平へのなだらかな稜線

9/3 12:54

和賀岳から西へ延びる稜線とその南側の谷。稜線上は比較的なだらかだが，谷は深く刻み込まれている。

9/3 12:55

和賀岳のまわりの谷は深い。

9/3 12:54

こけ平へと戻る登山道。途中，チシマザサが生い茂っているところは足元が見えない。

9/3 12:56

こけ平とその北側の谷

9/3 12:57

ミネウスユキソウ（峰薄雪草）

9/3 13:12

昼食をとったこけ平まで戻ってきた。下山を始めるころには日の光が差して明るくなっていた。写真はこけ平より和賀岳西側の稜線（小鷲倉など）。

9/3 13:29

下山途中に撮ったキノコの写真

9/3 14:00

倒木に生えるサルノコシカケの仲間のキノコ。ザイモクタケか。

9/3 14:28

急坂を下りて和賀川渡渉点の手前まで来た。和賀川の向こうの森。渡渉後はこの森の中の急斜面を登り返すことになる。

9/3 14:32

和賀川渡渉点和賀岳側のキャンプ跡

9/3 14:33

和賀川渡渉点を渡ったところにデポしてあったサンダル，クロックスなど。

9/3 14:33

和賀川渡渉点付近の和賀川の流れ

9/3 14:39

和賀川渡渉点。往路は登山靴を脱いでクロックス（サンダル）を履いて渡ったが，帰路は登山靴を脱ぐのが面倒なので脱がずに渡った。同行のほとんどのメンバーは登山靴を脱いで渡る。

9/3 14:40

和賀川渡渉点

9/3 14:45

和賀川渡渉点

9/3 14:45

和賀川渡渉点の下流側

9/3 14:45

和賀川渡渉点の下流側

9/3 14:45

和賀川渡渉点の下流側

9/3 14:46

和賀川渡渉点付近の木々

9/3 14:57

赤いカサの小さなキノコ。

9/3 14:59

ドクツルタケ（毒鶴茸）。ハラタケ目テングタケ科テングタケ属の猛毒のキノコ。シロタマゴテングタケ（白卵天狗茸）との見分けが難しいが柄にささくれがあるのがドクツルタケ。

9/3 14:59

ドクツルタケ（毒鶴茸）。シロタマゴテングタケやタマゴテングタケとともに猛毒キノコ御三家と言われる。欧米では「破壊の天使（Destroying Angel） 」とも呼ばれるらしい。

9/3 15:07

和賀川渡渉点・高下分岐間の水場表示。和賀川渡渉点から高下分岐へと登り返す坂の途中にある。

9/3 15:09

和賀川渡渉点・高下分岐間の水場に群生するテンニンソウ（天人草）。テンニンソウはシソ科テンニンソウ属の多年草。

9/3 15:10

和賀川渡渉点・高下分岐間の水場付近のハナマキアザミ（花巻薊）

9/3 15:10

ハナマキアザミ（花巻薊）

9/3 15:10

和賀川渡渉点・高下分岐間の水場。登山道からそれて少しだけ下りたところ。冷たくておいしい。

9/3 15:12

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草）。キク科アキノキリンソウ属の多年草。

9/3 15:14

高下分岐への登り返し。自然の木の幹や枝を使って登山道に足場が作られている。

9/3 15:14

高下分岐への登り返しの坂道

9/3 15:18

高下分岐への登り返し

9/3 15:19

高下分岐への登り返し。登り切るところが近くなると勾配がゆるやかになってきた。

9/3 15:37

オオカニコウモリ（大蟹蝙蝠）。キク科コウモリソウ属の多年草。別名：クロベカニコウモリ。

9/3 15:37

オオカニコウモリ。秋田県や岩手県では人気の山菜にボンナ（ヨブスマソウ，イニドウナ）があるが，ボンナもコウモリソウ属。

9/3 15:38

ハンカイシオガマ（樊噲塩竈）。ハマウツボ科シオガマギク属の多年草。

9/3 15:45

高下分岐

9/3 15:48

高下分岐まで来れば下山はもうすぐだが，ここで菓子パンを全部食べた。

9/3 16:08

ホウキタケ（箒茸）。ラッパタケ科ホウキタケ属のキノコの一種。

9/3 16:09

ホウキタケ。ホウキタケは食用。似た種のハナホウキタケやキホウキタケは食べられない。

9/3 16:29

ホツツジ（穂躑躅）。ツツジ科ホツツジ属の落葉低木。

9/3 16:36

高下登山口到着。登山口の登山者名簿入れ。

9/3 16:37

高下登山口の「和賀岳植物群落保護林」の説明板

9/3 16:37

高下登山口の様子

撮影機器：

DSC-X1260 三洋電機

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 非常食 飲料 ガスカートリッジ 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ジェットボイル マグカップ

共同装備

ガスカートリッジ 笛 ツェルト ジェットボイル インスタントみそ汁 インスタントコーヒー

感想

Ssakana

　高下登山口に到着すると他の車はなく，我々がこの日のこのコースの1番乗りであった。和賀川渡渉点で増水していないか心配だったが，思ったほど水かさはなく，比較的楽に渡ることができた。渡渉点の木の枝にはサンダルが1足結わえられているのを見かけた。我々はサンダルを持参しているのでサンダルに履き替えて渡渉。
　和賀川渡渉から先は本格的な登りだが，メンバーのスピードに合わせ，こまめに休憩しながら登った。笛を持参のメンバーには，クマよけのために時々吹いていただいた。
　こけ平に到着するとすぐ後から平均年齢30代半ばから40歳くらいの10人の集団が登ってきた。この10人は盛岡からの登山グループのようだ。宮城からの単独の男性もおられた。盛岡からのグループは我々がこけ平で昼食をとっている間に先に和賀岳山頂へ出発。こけ平から和賀岳への稜線がよく見え，先行している人たちもよく見えた。
　我々も昼食後すぐに和賀岳登頂を果たし，盛岡グループの女性に頼んで山頂での集合写真をとってもらう。こけ平に戻ってからもまた同じ人に頼んで集合写真をもう1枚撮ってもらった。
　和賀岳から渡渉点までの急な下りにはストックを使ってみた。私は普段ストックをそれほど使っていないが，このところ左ひざに違和感がある。確かにひざの負担を軽くするにはストックが有効だと感じた。
　500ミリペットボトル1本と2リットルペットボトルの水を1本持参。汗をかなりかいたが，消費した分は500ミリリットルペットボトル1本半くらい。こけ平でみそ汁とコーヒーで水分を摂った分，行動中の水分補給は少なくてすんだ。