南アルプス北部縦走 (WV)

1969年07月29日 〜 1969年08月09日

• GPS: 272:00
• 距離: 42.2km
• 登り: 4,882m
• 下り: 4,326m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

3:10 戸台
3:10 広河原

07/29　津 =🚋= 名古屋 =🚋= 伊那北 =🚌= 戸台−白岩ダム⛺
07/30　−八丁坂−北沢峠−北沢長衛小屋⛺
07/31　−北沢峠−藪沢小屋⛺
08/02　−仙丈岳−両俣越⛺
（他のバーティ会うこともなく 雨の原生林の尾根は今日も続く）
08/03　−三峰岳−間ノ岳−北岳稜線小屋（現北岳山荘）−北岳小屋⛺
08/04　−北岳稜線小屋−北 岳−白根御池⛺（台風通過）
08/06　−草すべり−北 岳−白根御池−広河原 =🚌= 桃の木鉱泉⛺
08/07〜08　桃の木鉱泉⛺　全パーティが合流
08/09　=🚌= 甲府 =🚋= 松本 =🚋= 名古屋 =🚋= 津

天候

雷雨　雨　雨　快晴　台風　快晴　変化が目まぐるしい

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

南アの女王 仙丈岳 激しい雷雨の夜 初アルプスの洗礼だった

原生林の長い長い雨の尾根道 出会ったのは2日間で1パーティ

三角テントが水を吸って キスリングザックの重さが肩に食い込んだ

薪拾いに小一時間 傘をさして 一斗缶のかまどに大鍋で夕食づくり

やっと 原生林を抜け 見たのは 三峰岳

間の岳山頂 濡れたキスリングが重そうだが 天候が回復に向かう

中白根

北岳の端正なピラミッドピークは素晴らしかった

甲斐駒ヶ岳

笠雲のかかる富士

白根御池

台風一過 再度北岳を目指す

北岳バットレス

草すべりより 鳳凰三山がぐんぐん低くなる

広河原の吊橋 当時はけっこう揺れた 初アルプスの山行終了

感想

natame255

　当時北沢峠まで一日半 だんだんきつくなる登りの中 次第に涼しくなる風にアルプスを感じた。仙丈ヶ岳直下のカールでの夜 前線通過で凄まじい雷鳴。雨の仙塩尾根 原生林はまだまだ続く。
　往復50分の水くみ 雨の急登がきつい。探し回って拾った濡れた枝で傘をさしながらの飯焚き。誰にも会わず ぬかるみ滑る原生林をずぶ濡れで震えながら踏破。間ノ岳 北岳小屋は晴れてきた。
　満天の星が輝きすぎて星座不明。今日も起床は2時。ラジオで書く天気図では今夜半台風襲来。台風接近 尾根での突風とガスの中の落石が怖い 耳元でヒュンッと音。北岳視界なく通過し避難。
　台風一過 モルゲルロートの北岳バットレスが輝く。北岳山頂から 最後のご褒美の展望がすごい。