西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳 縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 2,467m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 8:00
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に、危険です。 |
写真
感想
2年前に購入した登山用ヘルメット。 ここのところ、百名山目当ての為に岩稜の山はほとんどご無沙汰で(ほぼほぼ岩稜帯の山はクリア)、メットは一度も使わずじまい。 これらの理由から百名山登頂実績の追加にこだわらず、行ってみたい岩稜帯のルートに行く事にした。 そして兼ねてから一度は行ってみたいが、生きて帰れるか分からないとの不安から躊躇していた、一般登山道?最強ルートである西穂〜奥穂の縦走に挑戦する事にした。 まずは入念なリサーチ(Webや行った事のある人の話)を行い、ベストシーズンと判断した9月の好天を狙って山行を実行に移した。 西穂〜奥穂の縦走日は絶好の好天で、無風、気温もベストでこの上ないコンディションに恵まれた。 そのおかげで、何とか無事に山行を終える事ができた。 しかし、一度怖い想いをしたのが、岩と岩に挟まれた細いルート上を登っていた折、数十メートル先を先行していたパーティーが石を落とした。 遥か上部から「ラクッ!」と声とが聞こえるのと同時に岩壁の死角から突如として現われた数十センチの岩が周りの小石を巻き込みながらものすごい勢いで落ちて来た。 幸い私はなぜか岩の隙間を外したルートを登っていたが、後続の登山者はまさに石の進行方向に位置していた。 かれは狭い岩に挟まれた場所ゆえにただ顔を伏せて身構える事しかできなかったが、落石はその彼の左側を間一髪の間隔で飛び去っていった。 そして間髪入れずにもう一度「ラクッ!!」の声とまたあの音が頭上から聞こえてきた。 思わず身構えるも今度の落石は我々の視界に入る前に止まった様だった。 この体験が今回の山行で一番の恐怖であったが、自分自身がいくら気を付けていても遭難はいつでも起こりうる事を実感させられた。
単独で西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳とは畏れ入りました。
それに引き替え最近私はアドレナリンまったく出ず・・・・・・
お久しぶりです!「単独」といってもこの日は好天の休日、多くのチャレンジャーがこの尾根を縦走しておりました。 このため、要所、要所で単独登山者が励まし合いながらにわかパーティーを組む状況となり、比較的に楽しく、安全に縦走する事ができました。 しかし、私も年のせいか、ジャンに辿り着くころにはかなり疲労が蓄積し、奥穂の山荘に到着した際にはかなり消耗しておりました。 おそらくこのルートは最初で最後となる事でしょう。 私はまだ関東や東北の百名山にはあまり登っていないので、いつかその山域で山行をご一緒できたらと思います。 ps.今でも「巻機山」でお世話になったことは忘れておりませんよ! それでは…
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