キリマンジャロ ポレポレ登山ツアー第二弾＆ヤマレコ掲載400回記念

2016年09月02日(金) 〜 2016年09月11日(日)

• GPS: 123:05
• 距離: 72.3km
• 登り: 4,401m
• 下り: 4,405m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:05

11:20 マラング・ゲート
13:30 14:10 昼食休憩
16:25 マンダラ・ハット

2日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:20

8:10 マンダラ・ハット
12:45 13:20 昼食休憩
15:30 ホロンボ・ハット

3日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:15

8:45 ホロンボ・ハット
10:40 10:55 ゼブラロック
12:00 ホロンボ・ハット

4日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:35

8:00 ホロンボ・ハット
11:45 12:25 昼食休憩
14:35 キボ・ハット

5日目

• 山行: 14:00
• 休憩: 2:10
• 合計: 16:10

0:10 キボ・ハット
6:30 6:40 ギルマンズ・ポイント
7:20 7:20 Stella Point
8:40 8:50 キリマンジャロ
9:20 9:20 Stella Point
11:20 13:10 キボ・ハット
16:20 ホロンボ・ハット

6日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:25

7:00 ホロンボ・ハット
10:50 11:35 マンダラ・ハット
14:25 マラング・ゲート

天候

一日目（9月4日）曇り時々晴れ
二日目（9月5日）快晴
三日目（9月6日）快晴
四日目（9月7日）快晴
五日目（9月8日）快晴
六日目（9月9日）快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

行きは羽田空港からドーハ経由でキリマンジャロ空港へ
空港からは専用車で移動
帰りはキリマンジャロ空港から、ザンジバル、ドーハを経由し成田空港へ

コース状況／危険箇所等

・マラング・ゲート〜キボ・ハット
緩やかな登りで、道幅が広く歩き易いです
ただ晴天続きで下山時は砂埃が立ち、足元が見えなくなる一瞬も
砂除けゴーグル、マスクなど携帯すると便利

・キボ・ハット〜キリマンジャロ山頂
ギルマンズ・ポイントまでは呼吸が苦しい急坂、
そして夜明け前の酷寒との戦いでした
ギルマンズ・ポイントを過ぎると緩やかなのですが
高所（5,800m）の為、思うような速度では歩けませんでした
寒さ対策、呼吸調整が大切かと思います

写真

9/3 6:20

ドーハ空港
巨大なぬいぐるみは熊？

9/3 8:02

この飛行機でキリマンジャロ空港へ

9/3 13:48

飛行機の窓から大きな山が雲海の上に浮かんで見えました。キリマンジャロでしょうか？

9/3 13:48

右隣に尖峰
もし左がキリマンジャロだとするとメルー山？

9/3 14:27

無事着陸
真夜中に羽田空港を飛び発ち、現地時刻で14時30分。時差が6時間なので、トランジットの待ち時間も含め20時間以上かかりました。これだけでもかなりしんどい！

9/3 14:27

キリマンジャロ空港
平屋ののんびりした雰囲気がほっとする感じ

9/3 15:01

はにかみながら歓迎の踊りを踊ってくれた皆さん、有難う！アフリカの大地に立っている実感が湧きました(^^)/

9/3 17:17

常夏の花ベゴニア

9/3 17:18

宿泊するホテルの玄関

9/3 18:15

荷物整理を終え、ちょっと時間があったので、最初に飲んだビールは「サファリ」！美味しく頂きました(^.^)

9/4 9:15

登山第一日目
昨夜は雨が降り、予想外に寒くて気が滅入りましたが、青空が見え、モチベーションもアップ！

9/4 9:16

ブーゲンビリアかな？と思って近づいてみると

9/4 9:16

全然違う花でした(*_*;

9/4 9:23

エンゼルトランペット

9/4 9:47

パピルス

9/4 10:12

もうすくマラング・ゲートの事務所。登山者はここに立ち寄り入山手続きをします。

9/4 10:17

マラング・ゲート
ここでの手続きに時間がかかり、一時間ほど待たされます

9/4 10:17

その間にお土産物屋さんで、のんびり買い物(^^♪

9/4 10:51

キリマンジャロ国立公園は色々制限があります。驚いたのはペットボトルを持ち込めないこと。

9/4 11:16

カラー
この花もアフリカらしい感じ

9/4 11:22

いよいよ登山口のゲートをくぐり、出発しますよ♪と浮き浮きしてくるのですが、本当にキリマンジャロ山頂に立てるのかと思うと、一瞬緊張(-_-;)

9/4 11:27

ピンクの筋の入った花は何となくインパチェンスに似ています

9/4 11:27

紫の美しい花
ストレプトカーパスの花の付き方に良く似ていますが…

9/4 11:28

橙色の鮮やかな花。スイートピーの様な花の形。

9/4 11:34

イワタバコ？

9/4 11:43

標識は石にはめ込まれています

9/4 12:18

？

9/4 13:15

熱帯雨林を思わせる川

9/4 13:28

休憩場所
ポーターさんたちがスープを用意してくれていて、暖かい飲物をゆっくり頂きます(^_^)

9/4 13:29

車道
この道は登山者は通行禁止のようです

9/4 14:56

車道分岐

9/4 15:50

オオバコみたいですが葉の形が違います

9/4 16:26

マンダラ・ハットに到着!(^^)!

9/4 16:27

標高2,720m
夜は冷えました(/_;)

9/4 16:33

葉はカタバミですが？

9/5 6:15

登山第二日目
今日は晴れそうですね(^^)/

9/5 7:53

この部屋に泊りました

9/5 7:54

内部
二段ベッドになっていて、マットが敷いてあります

9/5 8:00

食事をした小屋

9/5 8:50

ほぼ平坦な道
快晴になりました♪

9/5 8:51

こうなると勝手なもので、段々日影が恋しくなります

9/5 9:06

ドライフラワーで見かけるような花

9/5 9:38

爽やかな草原

9/5 9:55

ミモザに似ています

9/5 10:09

岡のような山が点在

9/5 10:09

青空と里山の風景と言ったところ(^^ゞ

9/5 10:14

？

9/5 10:21

イブキジャコウソウそっくり

9/5 10:56

近付くと気持ち良さそうな台形の山頂。テント張ってゆっくりしてみたくなりますね♪

9/5 10:57

ずっと変化のない緩やかな道

9/5 12:47

広い登山道を、登山者はもちろん、重い荷を頭に載せたポーターさん達が行きかいます。頭に荷を載せて、首は大丈夫なのでしょうか？

9/5 12:51

休憩場所の堂々としたカラスさんは、登山者の食べ残しを虎視眈々と狙っています

9/5 12:52

首に白いバンダナを巻いた、なかなかのお洒落さん！

9/5 13:20

休憩場所の周囲をパノラマで

9/5 14:00

背丈は小さいけれど、これが噂のジャイアントセネシオ？

9/5 14:13

花は終わり、ドライフラワーになっている感じ

9/5 14:14

緩やかな道なのですが、果てしなく続きそう(-_-;)

9/5 14:30

氷河から流れ出している川なのでしょうか？

9/5 14:50

頭上にマウェンジ峰

9/5 15:15

流れ出した溶岩が固まって出来た岩場でしょう

9/5 15:31

ホロンボ・ハット
今日の宿泊場所に到着！そんなに急な登りはなかったのですが、日に照りつけられ、暑さに疲れました。

9/5 15:35

歩いて来た道

9/5 18:02

宿泊する小屋（4人入れます）とマウェンジ峰

9/5 18:03

大分冷え込んで来ました。まだまだ夕暮れを楽しむ人がちらほら。

9/5 18:53

明日も晴れそう！

9/6 6:25

登山第三日目
はっきりキリマンジャロ山頂が!(^^)!

9/6 6:26

山頂アップ！

9/6 6:27

美しい夜明け
陽はインド洋から昇るのですね！

9/6 6:28

思わず武者震い
果たしてあの山頂に立てるのか？

9/6 8:36

ドライフラワーでよく見かける花

9/6 8:38

高所順応日
近くを散策後、戻って昼食です♪

9/6 8:45

キリマンジャロに向かう道をほんの少し登り、右のマウェンジ峰に近づく道に入ります

9/6 8:46

鋸の歯のようなマウェンジ峰

9/6 8:51

アップで

9/6 9:01

岩の上に積まれた小さなケルン

9/6 9:31

逆光でなかなか良い写真は撮れません

9/6 9:36

ヤマハハコに似ている感じですが、花は黄色

9/6 9:36

谷沿いにジャイアントセネシオ。

9/6 10:03

岩が見えて来ました

9/6 10:11

これがゼブラロック？

9/6 10:21

水の流れた跡が縞々になっているような感じ

9/6 10:39

明日歩く道の向こうに堂々キリマンジャロ！胸が高鳴ります！大丈夫かな？との心配も…

9/6 10:40

山頂アップ
白い氷河が素晴らしいアクセント

9/6 10:53

悠然と聳えるマウェンジ

9/6 10:55

雲海とケルン

9/6 10:55

雲海は山に押し寄せる波のよう

9/6 11:57

もうすぐホロンボ・ハット。今日の昼食は何かな？食欲あるし、頭痛もないし、俄然ビールが飲みたくなりますが、ここは我慢我慢(-_-;)第一、手に入りません(T_T)

9/7 6:56

登山第四日目
今日もどうした訳か、絶好の晴れ！ひょっとして自分は晴れ女だったのか(*_*)

9/7 7:57

テントに泊まっている方もいます。夜はかなり冷え込み保温が大変そう。お湯が入れられる水筒を買って良かったです。夜は湯たんぽで寒さ知らずでした(*^^)v

9/7 7:57

待っててね！
今日はキボ・ハットまで行きますよ♪

9/7 8:14

振り返ったホロンボ・ハット

9/7 8:33

雲ひとつない山頂

9/7 8:40

ジャイアント・セネシオと山頂

9/7 8:41

ジャイアントセネシオの彼方にメルー山のシルエット

9/7 9:01

小川（というより水溜りに近い感じ）も乾季

9/7 9:22

まるで白い冠

9/7 9:28

堂々とした頂きに惚れ惚れ

9/7 9:59

緑の屋根はトイレ
あそこで休憩ですよね、多分…

9/7 10:02

最後の水場

9/7 10:03

ヘリポートもあります

9/7 10:05

人慣れした小鳥
パン屑がお目当て(^^♪

9/7 10:12

可愛いです♪
癒されます♪

9/7 10:18

くっきりマウェンジ峰

9/7 10:46

まだまだキボ・ハットは遠いです

9/7 10:48

巨大な山頂が見えなければ、まるで広大な砂漠を歩いている感じ

9/7 10:53

マウェンジからキリマンジャロまでをパノラマで

9/7 11:20

頂きは見えているのですが、まだですねえ…車も通れそうなくらいに広いなだらかな道

9/7 11:42

なだらかな斜面の上のキリマンジャロの姿は浅間山を思わせます。標高は比べ物になりませんが形は良く似ていて、懐かしささえ感じます。

9/7 12:28

ザ・サドル
本当に馬の鞍のような形のなだらかな丘陵

9/7 12:37

砂漠の上のマウェンジ

9/7 12:48

キボ・ハットの屋根が見えました！

9/7 13:13

振り返ったマウェンジ

9/7 13:28

休憩場所にはベンチが良く整備されています。キボ・ハットまで後僅か♪

9/7 13:39

明日はこの正面の白い筋のように見える登山道を辿るのですね。きつそうです(T_T)

9/7 13:52

良く歩いて来ました。まだまだ歩いて来る人がいます。

9/7 13:53

キボ・ハット前の岩壁

9/7 13:57

マウェンジをパノラマで

9/7 14:34

さあ、最後の小屋に到着。明日（というより今夜半）いよいよ登頂！

9/7 14:40

穏やかな午後ですが、一刻も早く眠りに就きたいと思います。

9/8 6:01

登山第五日目
登山開始後、六時間、ギルマンズ・ポイントに近づきました。呼吸が苦しく、心臓が張り裂けるのではないだろうかという恐怖に襲われながら、一歩ずつゆっくりと足を進めました(/_;)

9/8 6:18

マウェンジの左肩に日の出！

9/8 6:18

アップ

9/8 6:33

ギルマンズ・ポイントに到着(*^^)v

9/8 6:34

氷河の残骸

9/8 6:35

遂に第一関門到達！これだけ着ぶくれていても寒くてたまりませんでした。

9/8 6:38

リーダーの言葉に励まされ、これからウフルピークへ向かいます(^^ゞ

9/8 6:38

気持ちははやりますが、呼吸は苦しく、足はなかなか思うように進みません(T_T)

9/8 7:12

山頂左肩の氷河が見えて来ましたよ！

9/8 7:20

ステラ・ポイント
女性の名前でしょうか？素敵な名前(^.^)

9/8 7:28

ウフルピークは見えているはず

9/8 7:35

やはり氷河は青いのです。アラスカの氷河と同じブルーです。忘れていました！

9/8 7:38

山頂とは思えないような景色

9/8 7:44

でも氷河は年々後退しているのだそうです。地球温暖化を実際に感じます。。

9/8 8:09

振り返ったギルマンズ・ポイント

9/8 8:15

氷壁

9/8 8:36

人が大勢集まっている場所が、多分ウフル・ピークのはず。後もう少し、頑張れ！と自分に言い聞かせながら歩きます。

9/8 8:42

残念ながら、氷河は遠く離れていて、とてもオンザロックはできそうにありません(T_T)

9/8 8:42

ウフル・ピーク
キリマンジャロ最高峰に遂に辿り着きました!(^^)!

9/8 8:43

一年越しの思いが叶いました。嬉しさと共に、過ぎて来た準備期間の様々な思い出が去来し、涙が出そうになりました。

9/8 9:01

今は見下ろすマウェンジ

9/8 9:20

ステラ・ポイント迄帰還

9/8 9:56

ギルマンズ・ポイント
名残を惜しむ暇もなく、高山病から逃れるため、大急ぎで下ります

9/8 10:47

大分下りました。富士山を下っている錯覚を覚える大急斜面(*_*)

9/8 11:05

見上げた砂走り
ザクザク砂を踏んで、スピーディに降りて来られる短縮道でした

9/8 11:19

キボ・ハット
小屋の屋根が見え、ほっとしました。

9/8 13:09

日差しは強いのですが、強風が体温を奪って行きます。風の当たらない場所で日向ぼっこしたくなります。

9/8 13:11

安心感と疲労とで、身体が動きそうにない感じがしましたが、気持ちを奮い立たせ、今夜の宿泊地ホロンボ・ハットに向け、出発

9/8 13:11

さようなら
キリマンジャロ＆キボ・ハット

9/8 13:34

とぼとぼ

9/8 14:52

まだまだ、とぼとぼ

9/8 15:51

水場に到着

9/8 16:18

マウェンジは遥か頭上になっていました(*_*)

9/8 16:22

ホロンボ・ハットに帰り着きました。疲労感で夕食は殆ど喉を通らず、七時に就寝、そのまま朝までぐっすり！

9/9 6:52

登山第六日目
今日も美しくキリマンジャロは微笑んでいます。よく眠れたせいか、なんとかマラングまで頑張れそう…

9/9 6:54

晴天続きの山行に去り難い思いをこらえて、ホロンボ・ハットを出発

9/9 8:49

キリマンジャロ見納め！感謝の気持ちでいっぱいです。

9/9 10:51

マンダラ・ハットで昼食休憩

9/9 11:36

ここに泊まったのは遠い昔のようにも思えて不思議

9/9 13:58

イワタバコだと思うのですが？

9/9 14:23

マラングゲート

9/9 14:23

無事帰還しました、夢のよう！

9/9 14:57

ツアーの為に働いて下さった方は総勢41人だそうです。そんなにも大勢の方々の力で自分たちは登らせて頂いたのだと思うと一層感慨深く、参加者全員の記念写真を公開させて頂きました。

9/9 16:23

静かに聳えるキリマンジャロはアルーシャに向かう車道からずっと良く見えていました

9/10 6:38

ツアー最終日はタランギレ国立公園へ

9/10 6:47

壮大な夜明け

9/10 7:11

バオバブ

9/10 7:32

インパラ

9/10 7:34

藪でちょっと見えにくいのですが、アフリカゾウ

9/10 7:40

群れを離れた雄のインパラ

9/10 7:44

イボイノシシ

9/10 7:49

地面を掘って朝食中

9/10 7:51

インパラ
あちこちに沢山います

9/10 7:58

キリン発見！

9/10 7:59

間近で見る彼らは迫力があります(*_*)

9/10 8:00

家族のようです

9/10 8:07

枝にぶら下がる多数の鳥の巢

9/10 8:14

サルもいました

9/10 8:18

頭隠して尻隠さず

9/10 8:23

大型鳥？

9/10 8:29

行く手を横切るオーストリッチ

9/10 8:31

どこへ行くんでしょうか？この後車道と並行して走っていました。

9/10 8:41

小さなサル

9/10 8:42

しっぽはとても長く

9/10 8:44

毛がつやつやと輝いています

9/10 8:50

河川敷にゾウ
地下水を掘って飲むのだそう！賢いですね(*_*)

9/10 8:57

マングース

9/10 9:00

湿原のインパラ

9/10 9:06

名前忘れました！すみません

9/10 9:11

名前忘れました！すみません

9/10 9:18

シマウマの群れに遭遇(^^♪

9/10 9:20

人間の指紋と同じく、縞模様も一つとして同じではないそうです(*_*)

9/10 9:30

アフリカゾウのお見送りを受けました

9/10 9:31

？

9/10 9:34

この車にずっと乗って移動していました。なんと、車の屋根が持ち上がり、サファリに便利(*_*)

9/10 9:42

マサイ族の家

9/10 10:40

雲もポレポレ

9/10 11:08

ジャカランダの花の蜜を吸うハチドリ

9/10 11:11

お土産物屋さんの店先で、お昼寝中の猫ちゃん達3匹

9/10 11:12

幸せそうな顔(^.^)

9/10 11:15

ワニにくわえられたカエルの顔がユーモラス

9/10 11:37

コーヒー園とサボテン

9/10 11:38

コーヒー園
大きな木の間に植えられているのですね(*_*)知りませんでした！

9/10 11:40

メルー山でしょうか？

9/10 12:18

昼食
ビール「キリマンジャロ」を飲み

9/10 12:58

美味しい中華料理を頂きました(^^♪

9/10 15:09

さようなら
キリマンジャロ空港

9/10 15:09

この飛行機に乗ります

9/10 16:01

インド洋沿岸

9/10 16:03

写真では分かりにくいですが、サンゴ礁が見えました。セイシェルはこの近くなんですね(*_*)

9/10 16:06

ザンジバル島

9/10 16:13

飛行機から見下ろした、ザンジバル市街

9/10 16:33

ザンジバルで機内待機後、ドーハへ。翌日3時近く、成田に向かう飛行機で帰途に着き、10時間かかって、19時近く（日本時間）に成田に帰国しました。

感想

kyom4

キリマンジャロは美味しいコーヒー豆の一種。
それが山の名前だなんて御存じない方も多いかもしれません。
ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」という小説のタイトルから
キリマンジャロがアフリカにあって、赤道直下にもかかわらず
雪が消えない山なのだと知ってはいましたけれど
まさかまさか、自分が登りたいと夢見るようになるとは
ヘミングウェイの小説を幾つか読んだ若い頃には考えもしない事でした。

大姑娘山より800mも高いこの山に本当に自分の体力で登頂できるのか？
付き纏う不安は拭えないまま、マラング・ゲートを通過。
頑張れそうな自信が涌いて来たのは、ホロンボ・ハットでの高所順応日、
ゼブラロック周辺ハイキングで、砂漠化した登山道の向こうに聳える
巨大な山塊のキリマンジャロに圧倒された時でした。
その日戻った昼食は美味しく、ビールが恋しくて困りましたが
それは体調の良い証拠なので、ぐっと我慢して登頂日に備えました。

キボ・ハットに到着後、真夜中12時の出発に備え、
夕方6時前には湯たんぽと共にシュラフにくるまりました。
その時にはもう何の不安もなく、ひたすら心地良く
なんと自分が幸せなのかと感謝しつつ眠りに就き
廻りの物音には全く惑わされず、ぐっすり眠れたのでした。

登り始めると先ず足先の冷たさに悩まされ、
次いで指先の冷たさに悩まされました。
ホッカイロを厚い手袋の中で握りしめていても、まだ冷たいのです。
そのうちに、呼吸がどんどん苦しくなってきました。
空気が思うように吸えないのです。
呼気が大事と教えられていましたから一生懸命はくのですが
酸素がちっとも入って来ない感じなのです。
今思うと、かなり短い間隔で立ち休憩を取っていただき
知り尽くしたベテランのガイドさんの配慮に感謝しています。

夢のような、ギルマンズ・ポイントに立ち
「皆さんならウフル・ポイントまで行けますよ！」の言葉に助けられ
尚も苦しい呼吸と重い足取りに悩みながらも
キリマンジャロ最高峰に到達した喜びは未だに何とも言い表せません。
これからの励みになると共に、忘れられない思い出になることでしょう。

まるで富士山のような砂走りをザクザクと下り、キボ・ハットに着くと、
疲れと安心感で一気に身体の全機能が停止したような感じ。
なんとか昼食を少し口に運び、ホロンボ・ハット目指して下山開始。
予定通りに到着でき、ほっとしましたが、夕食は殆ど喉を通らず就寝。

疲労回復は、思いの外ぐっすり眠れた事でした。
七時に出発し、遠い昔に思えるマンダラ・ハットを通過。
マラング・ゲートに到着後、ワインで乾杯し、
登頂証明書を個々に頂き、記念写真を撮りました。
この登山の為に41人もの方々が働いて下さったと聞き、感慨深く、
如何に見えない力に支えられながら山頂に立てたかを
ここで改めて実感し、感謝の念を新たにしました。
ポーター、ガイドの皆さんに言い尽くせない感謝の念を表します。
本当に有難うございました。

そして、Kyom4の拙文、写りの良くない写真の数々を耐え忍び、
今まで読んで下さった読者の皆さまにはひたすら感謝です。
これからも、拙文、醜悪写真は完治しないままとは思いますが
気力の続く限り、足の向くまま気の向くままに面白そうな山を探しては
歩き廻りたいと考えております（放浪すれすれかも？）。
この節目を境に、今後もどうかよろしくお願い申し上げます。

コメント

mannta

おめでとう！
またまた　貴重な体験　思い出が増えましたね。健脚なkyom4さんなのに結構大変だったのかな？体力、体調など気合根性ではどうにもならないものね。
こんなにいい天気なのは恵まれてたのか？寒いって　何度ぐらいだったん？荷物は何キロ？

このところ毎日雨です、達成感の余韻に浸っているのかな？
わたしも夢だったジャンダルムへ行ってきました。もう10日経ちます。ジャンは霧の中だったけど青空の穂高連峰、上高地が夢のようです。
　夏の思い出（還暦記念）かな、秋になりますね。いつまでも歩いていたいね、お互いに！

kyom4

Re: おめでとう！
4〜8月にかけて、登り残した山を立て続けに登り、右膝を痛め、
直前に医者に痛み止めのステロイド注射をしてもらってアフリカ出発(/_;)
それとやはり、高山病の不安にずっと付きまとわれておりました。

kyom4は海外登山では晴れ女らしく
大姑娘山登頂と同じく素晴らしい晴天に恵まれ、大満足でした
寒さは予想をはるかに超えマイナス10度は越えていたかも？
風はないのですが、夜明け前の一番冷え込む中、
富士山とそっくりのジグザグ道の付けられたきつい斜面を登っても
汗をかくどころか、深々と体が冷えるばかりで、
五枚くらい（冬物下着、冬物シャツ、ダウンベスト、ダウンジャケット、
レインウェア）着込んでいましたが、
それでも足先、指先が冷たく、感覚がなくなる程でした

荷物は基本、自分がすぐ必要になる物だけ背負いますので7〜8kg。
他の荷物（着替、登頂日に必要な冬物衣類等）はポーターが運びます。
登頂日には10ドルのチップを払えば、
そのザックさえポーターさんに背負ってもらえますので超楽

悲しいことに達成感の余韻に浸っているというより、
時差ボケが今回なかなか治らず、帰国直前に引いた風邪も治らず
完全に昼夜逆転の生活に悩んでいます。
雨が続いて山歩きできないのは膝の為にも有難いですし…

お互いにいつまでも歩いて居たいですね、と言いたいところですが
どうも、自分の足がそうもいかないと言っています

mannta

Re[2]: おめでとう！
しっかり休んで　　紅葉シーズンに
私は　寒いの苦手だから無理だわ・・・お金で荷物は楽しても　下るまでは自己責任だものね。
アフリカの生きた動物も見れて　一生のおもいでですね！また　どこかの山で！ね。

kyom4

Re[3]: おめでとう！
有難うございます
春の甲武信に続き、紅葉の雨飾も約束していますし 、
幾つか紅葉シーズンの山を計画しては居るのですが
なんとかそれまでに膝の痛みがなくなればと思っています。

私も寒いのは大の苦手ですが、
今回はキリマンジャロ最高峰に立ちたい一心で頑張りました
陽が射すと山頂はすぐ暖かくなり、下山はかなり薄着で大丈夫でしたから
登りの6時間だけの辛抱ですね

言い忘れていましたが、セイシェルはザンジバル島の北にあるのですね
飛行機の窓から、海に幾つか美しいサンゴ礁が見え、
セイシェルの美しさを想像していました
こんな美しい海でスキューバも素晴らしいでしょうね