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Yamareco

記録ID: 959973
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳(上高地 ⇒ 新中ノ湯)

2016年09月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:00
距離
18.9km
登り
1,413m
下り
1,398m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

04:05 新中ノ湯登山口駐車場
04:44 釜トンネル入口
04:57 バス乗車
05:10 上高地バスターミナル下車
06:00 河童橋出発
06:39 焼岳登山口
08:51 焼岳小屋(〜09:10)
10:45 焼岳北峰(〜11:40)
12:39 広場
13:45 新中ノ湯登山口駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
コース状況/
危険箇所等
※便宜上、コース図作成は1周していますが、釜トンネルと上高地間はバスを利用しています。総距離、標高グラフ等もそれを差し引いて見積もり下さい。

【新中ノ湯登山口 ⇒ 釜トンネル】
・駐車場の脇から中の湯温泉旅館へ通じるショートカット道があります。
 その先は国道をそのまま歩いて下ります。

【上高地 ⇒ 焼岳】
・登山口から序盤はかなり緩やかな傾斜にて良いウォーミングアップになります。
 徐々にハシゴの箇所が現れ、樹林帯を抜けて視界が開けた先に一番長いハシゴが
 登場します。垂直で10mくらいありかなりの高度感ですが、集中して登り降り
 すれば大丈夫です。

・焼岳小屋から山頂までは、少しだけ登り ⇒ 一旦下り ⇒ 大きく登り返し…です。
 最後の登り返しは遠目では急登に見えますが、実際はそこまで急登ではないです。
 しかし浮石ゴロゴロなので落石には注意しましょう。
 北峰頂上直下で岩場登りが1ヵ所だけあります。

【焼岳 ⇒ 新中ノ湯登山口】
・北峰と南峰のコルから南側の斜面を下りてゆきます。
 地図上の「広場」と呼ばれる小さな平坦地までは見晴らしの良い下りになります。

・広場を過ぎると樹林帯に入り、やや急登(この場合は下り)箇所も現れます。
 潰れた廃車が見えてきたらその先が国道158号(駐車場)になります。
その他周辺情報 ・前夜の車中泊は、松本I.Cを出た先の国道158号線沿い、
 新島々と奈川渡ダムの中間にある道の駅「風穴の里」駐車場にて。
・釜トンネル ⇒ 上高地バスターミナル間のバスは770円。
 始発の到着時刻は時期により変わります。
・お風呂は中央道諏訪湖SA内の入浴施設にて。610円。
まだ真っ暗な中をまずは釜トンネル目指して下ります。駐車場から中の湯温泉まではショートカット道があります。
2016年09月11日 04:06撮影 by  iPhone 6, Apple
9/11 4:06
まだ真っ暗な中をまずは釜トンネル目指して下ります。駐車場から中の湯温泉まではショートカット道があります。
釜トンネルは5時前までゲートが閉まっています。この奥にバス停。
2016年09月11日 04:53撮影 by  iPhone 6, Apple
9/11 4:53
釜トンネルは5時前までゲートが閉まっています。この奥にバス停。
上高地終点まではバス移動。始発のシャトルバスに乗り込みます。
2016年09月12日 01:07撮影 by  PlayMemories Home, SONY
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9/12 1:07
上高地終点まではバス移動。始発のシャトルバスに乗り込みます。
バスターミナル前で登山届提出。奥に焼岳。
2016年09月11日 05:26撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 5:26
バスターミナル前で登山届提出。奥に焼岳。
河童橋越しの穂高連峰。何度見てもこの景色が大好き。
2016年09月11日 05:32撮影 by  NEX-5, SONY
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河童橋越しの穂高連峰。何度見てもこの景色が大好き。
河童橋前のベンチにて朝食タイム。
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河童橋前のベンチにて朝食タイム。
いつかまたあのテッペンに登りたいなぁ。
2016年09月11日 06:00撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 6:00
いつかまたあのテッペンに登りたいなぁ。
奥穂ズームで。
2016年09月11日 06:00撮影 by  NEX-5, SONY
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奥穂ズームで。
河童橋を後にします。
2016年09月11日 06:05撮影 by  NEX-5, SONY
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河童橋を後にします。
奥穂に背を向け、焼岳方向へ。
2016年09月11日 06:08撮影 by  NEX-5, SONY
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奥穂に背を向け、焼岳方向へ。
2016年09月11日 06:13撮影 by  NEX-5, SONY
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2016年09月11日 06:16撮影 by  NEX-5, SONY
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2016年09月11日 06:17撮影 by  NEX-5, SONY
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2016年09月11日 06:18撮影 by  NEX-5, SONY
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2016年09月11日 06:21撮影 by  NEX-5, SONY
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これから数週の間に紅葉が濃くなるのでしょうね。
2016年09月11日 06:23撮影 by  NEX-5, SONY
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これから数週の間に紅葉が濃くなるのでしょうね。
ウェストンレリーフ。
2016年09月11日 06:26撮影 by  NEX-5, SONY
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ウェストンレリーフ。
上高地温泉ホテル越しの焼岳。昔、1回だけ泊まったことがあります。
2016年09月11日 06:29撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 6:29
上高地温泉ホテル越しの焼岳。昔、1回だけ泊まったことがあります。
西穂登山口。
2016年09月11日 06:33撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 6:33
西穂登山口。
そして焼岳登山口。熊出没注意の看板もあり。
2016年09月11日 06:45撮影 by  NEX-5, SONY
9/11 6:45
そして焼岳登山口。熊出没注意の看板もあり。
序盤はなだらかです。
2016年09月11日 06:50撮影 by  NEX-5, SONY
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序盤はなだらかです。
徐々に勾配が出てきます。
2016年09月11日 07:26撮影 by  NEX-5, SONY
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徐々に勾配が出てきます。
最初の小さなハシゴ。
2016年09月11日 07:29撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 7:29
最初の小さなハシゴ。
ぃよっこらしょ、と。
2016年09月11日 07:31撮影 by  NEX-5, SONY
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ぃよっこらしょ、と。
少し視界が開けると霞沢岳がよい感じで迫ってきます。
2016年09月11日 07:59撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 7:59
少し視界が開けると霞沢岳がよい感じで迫ってきます。
ここはやや高度感あり。
2016年09月11日 08:01撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 8:01
ここはやや高度感あり。
2つ目のハシゴ。
2016年09月11日 08:02撮影 by  NEX-5, SONY
9/11 8:02
2つ目のハシゴ。
3つ目のハシゴ。
2016年09月11日 08:08撮影 by  NEX-5, SONY
9/11 8:08
3つ目のハシゴ。
4つ目。
2016年09月11日 08:09撮影 by  NEX-5, SONY
9/11 8:09
4つ目。
5つめ・・・だったような。撮り忘れてるハシゴもあったかも。
2016年09月11日 08:09撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 8:09
5つめ・・・だったような。撮り忘れてるハシゴもあったかも。
そしてまた視界が開け、焼岳が迫ってきます。
2016年09月11日 08:13撮影 by  NEX-5, SONY
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そしてまた視界が開け、焼岳が迫ってきます。
この岩壁も迫力ありました。
2016年09月11日 08:22撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 8:22
この岩壁も迫力ありました。
出た〜。写真で何度も見た長い垂直のハシゴ。
2016年09月11日 08:26撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 8:26
出た〜。写真で何度も見た長い垂直のハシゴ。
なかなかの高度感ですなぁ。
2016年09月11日 08:31撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 8:31
なかなかの高度感ですなぁ。
登り終えてから。
2016年09月11日 08:31撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 8:31
登り終えてから。
ハシゴの先は一枚岩。鎖は使わないで左側から進みます。
2016年09月11日 08:32撮影 by  NEX-5, SONY
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ハシゴの先は一枚岩。鎖は使わないで左側から進みます。
笹生い茂る道を進みます。
2016年09月11日 08:36撮影 by  NEX-5, SONY
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笹生い茂る道を進みます。
振り返って。
2016年09月11日 08:49撮影 by  NEX-5, SONY
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振り返って。
焼岳小屋到着で小休止。
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焼岳小屋到着で小休止。
小さな山小屋ですが、落ち着いてて良い感じですね。
2016年09月11日 09:13撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 9:13
小さな山小屋ですが、落ち着いてて良い感じですね。
小屋を後にします。展望地まで僅かに登ります。
2016年09月11日 09:19撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 9:19
小屋を後にします。展望地まで僅かに登ります。
北側の視界が開けここで初めて笠ヶ岳が見えました。
2016年09月11日 09:23撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 9:23
北側の視界が開けここで初めて笠ヶ岳が見えました。
展望台。焼岳を捉えるライブカメラ。
2016年09月11日 09:28撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 9:28
展望台。焼岳を捉えるライブカメラ。
カメラが見据える先には山頂が大迫力でドーンと。
2016年09月11日 09:28撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 9:28
カメラが見据える先には山頂が大迫力でドーンと。
小規模の噴煙を上げる小さな穴が幾つかあります。
2016年09月11日 09:29撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 9:29
小規模の噴煙を上げる小さな穴が幾つかあります。
しかし間近で見ると凄い・・・あそこまで登るの大変そう。
2016年09月11日 09:30撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 9:30
しかし間近で見ると凄い・・・あそこまで登るの大変そう。
一旦下ります。
2016年09月11日 09:31撮影 by  NEX-5, SONY
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一旦下ります。
下りきってから再び山頂を見上げます。
2016年09月11日 09:40撮影 by  NEX-5, SONY
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下りきってから再び山頂を見上げます。
登山者が点在する箇所が登山道。
2016年09月11日 09:52撮影 by  NEX-5, SONY
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登山者が点在する箇所が登山道。
ここでも小さな噴煙。
2016年09月11日 09:54撮影 by  NEX-5, SONY
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ここでも小さな噴煙。
あと少し。
2016年09月11日 10:19撮影 by  NEX-5, SONY
9/11 10:19
あと少し。
振り返ると・・・ひゃー!
2016年09月11日 10:23撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 10:23
振り返ると・・・ひゃー!
急登ではないですが落石には注意が必要です。
急登ではないですが落石には注意が必要です。
北峰山頂直下。噴火口の脇を登りますが硫黄臭かなり強し。登山者がいる所が唯一の岩場のよじ登り箇所。
2016年09月11日 10:44撮影 by  NEX-5, SONY
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北峰山頂直下。噴火口の脇を登りますが硫黄臭かなり強し。登山者がいる所が唯一の岩場のよじ登り箇所。
焼岳北峰到着!笠ヶ岳から裏銀座方向、槍ヶ岳、西穂、奥穂、前穂に霞沢岳。この大パノラマは最高でした。
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焼岳北峰到着!笠ヶ岳から裏銀座方向、槍ヶ岳、西穂、奥穂、前穂に霞沢岳。この大パノラマは最高でした。
疲れも吹っ飛ぶ絶景です。
2016年09月12日 23:37撮影 by  PlayMemories Home, SONY
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9/12 23:37
疲れも吹っ飛ぶ絶景です。
こちらは立ち入り禁止区域の焼岳南峰と噴火口、そして火口湖(正賀池)。
2016年09月11日 10:56撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 10:56
こちらは立ち入り禁止区域の焼岳南峰と噴火口、そして火口湖(正賀池)。
昼食と珈琲ブレイク。至福のひと時。
2016年09月11日 11:14撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 11:14
昼食と珈琲ブレイク。至福のひと時。
何度も同じアングルでシャッターを押してしまいます。槍、穂高に上高地と梓川。
2016年09月11日 11:35撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 11:35
何度も同じアングルでシャッターを押してしまいます。槍、穂高に上高地と梓川。
霞沢岳と下に大正池。
2016年09月11日 11:35撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 11:35
霞沢岳と下に大正池。
笠ヶ岳と下に新穂高温泉。彼方には微かに双六岳も見えます。
2016年09月11日 11:36撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 11:36
笠ヶ岳と下に新穂高温泉。彼方には微かに双六岳も見えます。
名残惜しいけれど山頂を後に。
名残惜しいけれど山頂を後に。
下山は中ノ湯方向へ。まず北峰と南峰のコルへ降ります。
2016年09月11日 11:52撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 11:52
下山は中ノ湯方向へ。まず北峰と南峰のコルへ降ります。
コルから見る噴火口と正賀池。
2016年09月11日 11:57撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 11:57
コルから見る噴火口と正賀池。
ジグザグに下ります。
2016年09月11日 11:58撮影 by  NEX-5, SONY
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ジグザグに下ります。
2016年09月11日 12:08撮影 by  NEX-5, SONY
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階段も幾つか。
2016年09月11日 12:24撮影 by  NEX-5, SONY
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階段も幾つか。
広場と呼ばれる平坦地まで下ります。焼岳が見えるのはここが最後。
2016年09月11日 12:44撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 12:44
広場と呼ばれる平坦地まで下ります。焼岳が見えるのはここが最後。
その後は樹林帯へ。
2016年09月11日 13:14撮影 by  NEX-5, SONY
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その後は樹林帯へ。
よく皆さんのレポ写真で見てましたが、いったい何故にこんなところに車が??噂では昔、この上部にある国道から落っこちてきたらしいですね・・・。
2016年09月11日 13:44撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 13:44
よく皆さんのレポ写真で見てましたが、いったい何故にこんなところに車が??噂では昔、この上部にある国道から落っこちてきたらしいですね・・・。
駐車場到着で1周回ってゴールです。
2016年09月11日 13:49撮影 by  NEX-5, SONY
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9/11 13:49
駐車場到着で1周回ってゴールです。
登山口はこんな感じで。
2016年09月11日 13:50撮影 by  NEX-5, SONY
9/11 13:50
登山口はこんな感じで。
お風呂は中央道まで我慢して、諏訪湖SA内の温泉施設へ。
2016年09月11日 15:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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9/11 15:52
お風呂は中央道まで我慢して、諏訪湖SA内の温泉施設へ。
な、な、なんと!順調な帰り道だったのに談合坂手前でいきなりのオーバーヒート。路肩に停めて警察とレッカー車を呼びました・・・。
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な、な、なんと!順調な帰り道だったのに談合坂手前でいきなりのオーバーヒート。路肩に停めて警察とレッカー車を呼びました・・・。
JR上野原駅まで私もレッカー車に同乗。
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JR上野原駅まで私もレッカー車に同乗。
まさか途中から電車で帰るとは思いもよらず、ザックともう1つ、着替え一式や車中泊用の毛布、お土産等々入った大きなバッグを抱えて帰りました。やれやれ・・・。
2016年09月11日 20:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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9/11 20:19
まさか途中から電車で帰るとは思いもよらず、ザックともう1つ、着替え一式や車中泊用の毛布、お土産等々入った大きなバッグを抱えて帰りました。やれやれ・・・。
撮影機器:

感想

上高地は登山で来るようになる以前より旅行でも度々訪れていましたが、釜トンネルを抜けていつもまず最初に目に飛び込んでくるのが焼岳の雄姿です。いつかあの頂に登りたいと思っていましたが、今回このタイミングでようやく念願が叶いました。

焼岳山頂に最短で登るのならば、新中ノ湯ルートをピストンすればコースタイム5時間で往復することが出来ます。しかしせっかく遥々行くのにそれではややモッタイナイ。そこで上高地側と登り降りを分けることにしましたが、登りを新中ノ湯ルート・下りを上高地ルートにしてしまうと、最後の最後に釜トンネル先から新中ノ湯登山口の駐車場まで国道をまた登り返さないといけません。よって今回は車を新中ノ湯登山口に停めてまず国道158号を下り、釜トンネルから先はバスで上高地バスターミナルまで向かい、そこからのスタートとしました。朝一番の河童橋、まだ人もまばらで朝焼けに徐々に照らされる奥穂山頂や吊尾根が落ち着いて見られ、良いですね。

上高地側からのルート、その途中途中で振り向けば霞沢岳や上高地、更に標高を上げれば穂高連峰に笠ヶ岳、更には遠くは槍ケ岳に裏銀座とパノラマビューを堪能することが出来、そして名物のハシゴなど緊張の箇所もありで飽きずに楽しく登ることが出来ました。最後の登り返しから仰ぎ観る焼岳も大迫力。山頂からはまさに360度の北アルプスビュー。一望できるどの山も皆素晴らしかったです。穂高にもまた登りたいし笠ヶ岳や霞沢岳にも行ってみたい。登山者魂が大いに掻き立てられる山頂でした。焼岳が百名山である理由がよく分かりました。

その後も順調に進み、予定時間通りの下山。途中でお土産買ったり諏訪湖SAでお風呂入ったりでノンビリ自宅までのドライブ・・・のはずでしたが、ここで大アクシデント発生。中央道上りで笹子トンネルを過ぎ、談合坂SA手前で渋滞発生。ノロノロになった直後、いきなり水温計がバーンとメーター振り切れるくらい上がってしまいました。ありゃ?突然どうした???と思う間もなく、ボンネットから煙が・・・。オーバーヒートでした。すぐに路肩に停め、警察を呼び、保険会社に連絡。程なくしてレッカー移動となりました。もう夜だったのでそのまま自宅の横浜まではレッカーは動かせず、車は最寄りの営業所で一時預かり。私は中央線の上野原駅からザックと大きなバッグを2つ背負い、電車での帰宅となりました。最後の最後で本当にトホホです(笑)。

ま、しかし、これがもし登山口近くの山奥だったら・・・もし気付くのが遅れて車から火が出たら・・・もしその日に帰って来られず仕事に穴を空けたら・・・等々を考えるとまだかなりマシな方でしたね。車も修理代は痛い出費になりますが、直せばまだ乗れるでしょう。今回は「最悪な中での最良」だったと思うことにします。ともあれ今回の焼岳登山、様々な意味で忘れられない長い1日となりました(笑)。

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コメント

お疲れ様でした!
焼岳を日帰りなら、新中ノ湯ルートをピストンかと思ってました・・
でもなるほど!行きは上高地までバスを利用して登りと下りのコースを
変えたのですね!確かにその方がいろいろと楽しめそうですね〜

そうすると・・登りは以前に私も歩いたのと同じコースなので
うんうん、こんな所あった!と懐かしく思いながら見てましたが
垂直のハシゴは覚えてますけど、その前にこんなにたくさんあったっけ〜?と
ちょっとビックリでした
機会があれば焼岳へは紅葉の時期に日帰りでまた登ってみたいと思っているので
駐車場の写真やその他の情報がとても参考になりました

それにしても帰りは、お疲れ様でした・・・!こちらもビックリです
本当に大変だったとは思いますが、でも当日中に電車で帰れる場所や時間帯で
これはラッキーだったと私も思います!
2016/9/13 12:41
Re: お疲れ様でした!
popieさん、こんばんは。
そうなんです。今回設定したルートでの登り降りにしてやはり良かったと思いました。焼岳小屋から山頂まで終始見晴らしの良い道中でしたが、新中ノ湯ルートのピストンだと山頂に到着するまで北アの景観はお預けになってしまいますしね。
で、popieさんが以前に焼岳行かれたレコを拝見させて頂きました。ちょうど私がご対面した丹沢縦走の1か月前だったのですね。西穂独標と2座縦走したんですか〜それ、とてもイイです!1泊できるなら次回はそれを是非試してみたいです。ハシゴ、あの垂直ハシゴより手前のは皆小さなのばかりでそんなに難しくはないですが、最後のアレはちょっとビビりました(笑)。
帰りのハプニングは当初どうなるやらと思いましたが、レッカーの手配もその後の帰路もまぁ考えうる限るの中で順調に進み、アンラッキーな中での最大限のラッキーでした。それも込みで、思い出の登山になりそうです
2016/9/13 22:34
マサカのハプニング!
上高地の方はお天気がまずまずのようで、山頂からのパノラマ展望も素晴らしくて良かったですね。
私も焼岳は何度か行こうと思っていましたが、日帰り登山ではチョット遠くてズルズルと先伸ばしになっていました。
でも先にryoさんが登ってくれたお陰で、焼岳の詳細なルートが分かって助かります。
それにしても、けっこう沢山ハシゴが有ったのですねー。
特にあの長いハシゴを登ってみたいです。(まあハシゴは仕事で登っていますが)
上高地からの周回ルート、大変参考になりました!。

実は登山を始める前の年に、観光で上高地へ行った事がありまして、その時タクシーの運転手さんが、あの焼岳と言う山は火山で、今でも山頂からは煙が上がっているんだよと、教えてくれました。
その時は、「へぇー」としか思っていなくて、その後まさか自分が登山を始めるなんて夢にも思っていませんでした。(この話は長くなるのでこの辺で・・・。)
そんな事があって、焼岳はまだ登ってはいませんが、一応思いのある山なのです。
私も来年ぐらいには、登ってみようと思います。

そんな事よりも、高速道路で車が故障しちゃって大変でしたね。
疲れているのにレッカーを呼んだり、上野原から電車で帰りったりと最後の最後でとんだハプニングで本当にお疲れ様でした。
車が故障した時の大変さは、私も何度も何度も経験があり、その大変さが痛い程よく分かります。(早く直るとイイですね。)

popieさんのコメントにも有りましたが、交通機関が当日に使えて本当に良かったですね。お疲れ様でした!。
2016/9/13 21:04
Re: マサカのハプニング!
kazさん、こんばんは。
2〜3日前までの天気予報が絶望的にダメだったので、また今回も天候に泣かされるのかと自分の悲運を嘆きましたが(笑)、なんとか雨も降らずに持ちこたえ良い登山が出来ました。焼岳、やはり上高地方面ってこっちからだと決して近くはないので向かうには若干気合いが必要ですよね。でも考えてみれば北アで夜行日帰り登山が出来る山も限られてますし、その中で以前から行きたかった焼岳を今回はチョイスしてみました。
上高地は私も20代の頃から度々1〜2泊程度のドライブ旅行の折に立ち寄っておりまして、焼岳に大正池、河童橋と穂高の景観に魅せられ続けてきていました。上高地に向かう際は釜トンネル出て最初に目にする大自然が焼岳の荒々しい山稜なので、否が応でもインパクトありますよね。ぜひぜひ、kazさんご夫妻も登られてみて下さい。あの山頂からの大パノラマは感動です(長い話の続きはぜひ今度たっぷり聴かせて下さい
車の故障、とにかくエンジン中枢がイカれなくて本当に良かったです。さきほど整備会社と連絡を取り、今週中に直せるのと当初頭にあった高額な修理費より大幅に安く済みそうとのことでホッと胸をなでおろしています。ハプニングも笑えるもの、笑えないものとありますが、今回はまだそんなワケで深刻な事態ではなくて良かったと思っています。popieさんにもkazさんにも御心配頂き、ありがとうございました。
2016/9/13 22:48
焼岳、100名山でしたか!
ryo555さん、こんばんは☽
レコ、大変興味深く拝読させていただきました!
ここのところ、天気が不安定で、山行を見送る日々でしたが、行かれたのですね〜 しかも、北ア
自分、まだ、勉強不足で、「北ア」といえば、槍穂高、常念、蝶、燕、笠ヶ岳、立山、しか思いつかず、焼岳の存在、うすうす感じていたものの、視野にありませんでした
またまた、行ってみたいエリアが広がってまいりました!ありがとうございますm(__)m

帰りのお車の故障、大変でしたね!
自分も以前、地方に住んでいた頃、車生活送ってましたから、オーバーヒート遭遇の恐怖は、他人事ではありませんね…
少なくとも、山深いところでもなく、また、中央本線の稼働時間帯であったのも、幸いでしたね
2016/9/14 0:44
Re: 焼岳、100名山でしたか!
machagonさん、こんばんは。そうですね、天候安定しませんよねー。この9月11日も数日前まで完全な雨予報だったので「また行けないのかよ〜」って感じで準備もあまり進んでなかったのですが、1日前あたりからなんとか降らずに済む方向へ変わってくれたので行くことができました。焼岳、確かに地味な百名山ですよね でも実際登ってみて、山頂からの景観を見て私も初めてその百名山入りの理由が分かりましたよ。とにかく最高な北アビュースポットですから。この山頂から大きく見えたお隣の霞沢岳も俄然興味をそそる山になりました。探せばまだまだいくらでも面白そうなルートや山はたくさんありますね。
車、なんとか今週中には直って戻ってこられるみたいで本当に良かったです。ありがとうございます。しかしこれまでの運転人生でオーバーヒート、初めてでしたので現場では落ち着いて行動しながらも内心ビックリでした。いきなり来るんだなぁと。一寸先はなんとやらですね・・・
2016/9/15 0:52
なんとまあ
おつかれさまでした。
焼岳は場所がら、北アルプスを望む展望台のような山でもあるんですね
穂高が目の前にドンと聳え、圧倒されるような光景でした。
岩山の穂高のすぐ近くに、こんな活火山があるのが不思議な気がします。
帰路は大変でしたね
しかしそこから立て直して無事に帰宅できたので、良かったです。
車が早く直るとよいですね。
2016/9/17 16:17
Re: なんとまあ
ichiさん、こんばんは。そうなんですよね。焼岳は北アルプス南部を一望できる前衛的な山と言いますか、登ってみて想像以上に景観の良い山でとても嬉しい誤算でした。以前より登って見たかったのですが、昨年までのようにあちらこちらの活火山で噴火活動が活発な頃は意識的に避けていました。ようやく念願叶い、満足しています。噴煙の近くの硫黄臭はかなりのもので、強大な自然の生命力を感じずにはいられなかったですねー。
帰り道のハプニング、突然だったので自分でもびっくりでしたが急遽お泊りとかにならず本当に良かったです。車もちょうど先ほど修理から戻り、明日から普通に使えそうです。ありがとうございます  でも当面は慎重な運転になってしまいそうですね
2016/9/17 20:54
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この記録に関連する登山ルート

未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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