愛別岳

2016年09月10日(土) 〜 2016年09月11日(日)

• GPS: 13:17
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,574m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:37
• 休憩: 0:55
• 合計: 2:32

12:08 ７合目リフト乗り場
13:23 13:32 黒岳
13:53 14:39 黒岳石室
14:40 宿泊地

2日目

• 山行: 8:53
• 休憩: 1:59
• 合計: 10:52

5:10 宿泊地
5:48 5:49 お鉢平展望台
6:19 6:22 北鎮岳分岐
6:38 6:46 北鎮岳
7:46 8:09 比布岳
9:23 9:35 愛別岳
11:01 11:05 比布岳
12:21 12:34 北鎮岳
12:45 12:45 北鎮岳分岐
13:05 13:11 お鉢平展望台
13:48 14:26 黒岳石室
14:51 14:59 黒岳
15:59 16:02 ７合目リフト乗り場
16:02 ゴール地点

天候

10日雨、11日晴れ一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

愛別への登山道は、ザレ場の急な下りから始まります。すべりやすいので注意が必要。

その他周辺情報

層雲峡　黒岳の湯。

写真

9/10 12:03

黒岳七合目登山口をスタート。生憎の雨模様。

9/10 13:29

招き岩の3人衆が現れて、もうすぐ黒岳山頂。

9/10 13:36

黒岳山頂を通過。

9/10 13:44

もう9月10日。いつものこの時期は、紅葉が真っ盛りなのに、今年の紅葉は、まだまだです。ウラシマツツジだけが赤く染まりはじめている。

9/10 13:56

雨中、石室に到着。今晩の宿。

9/10 13:56

秋の訪れが遅れているのを象徴するように、コマクサが一株きれいに咲いていた。

9/11 5:15

石室のなかで雨風に一夜を過ごした翌朝は青空が広がった。

9/11 5:33

山肌は、まだ青い。（烏帽子岳方面）

9/11 5:39

大空に吸い込まれるように、雲ノ平を進む。

9/11 5:42

お鉢の中の世界。熊はいないかな。

9/11 5:55

北鎮岳分岐に向かう。初夏の白鳥雪渓の跡には卵雪渓。

9/11 6:32

北鎮岳登りから、お鉢を見下ろす。その向こうには、北海岳と白雲岳。

9/11 6:36

東側は、深い雲海。

9/11 6:39

北海道第2の高峰、北鎮岳に到着。

9/11 6:42

今日登る愛別岳が、雲間から時折、姿を現す。

9/11 6:45

雲海を眺めて、しばしの休息の後、出発。

9/11 6:48

北鎮を北に下る。

9/11 7:13

鋸岳の中腹をトラバース。左奥は、旭岳。

9/11 7:22

鋸岳は、ステゴザウルスの背中を彷彿させる。

9/11 8:09

比布岳を通過。

9/11 8:15

比布岳と安足間岳の中間点あたりから、突然、右に折れ、褐色のザレ場の急坂を下る。

9/11 8:27

愛別岳への稜線に入る。砂が乗り、滑りやすい岩場を慎重に下る。

9/11 8:39

両側が谷の砂の稜線には、いくつかのミニピークがある。

9/11 8:47

またミニピークを乗り越える。知床連山の知円別岳から硫黄山に向かう稜線と同じような雰囲気。

9/11 8:47

どこかの惑星に居るような感じ。酸性なのか植物は全く見当たらない。

9/11 8:48

しかし、何故か美しい。

9/11 9:03

いくつかの黄土色のミニピークを通過すると、かぶとのような愛別岳が霧靄に浮かんだ。

9/11 9:20

ごろごろとした岩場を登り、山頂が見えたきた。

9/11 9:24

愛別岳山頂。三等三角点があった。残念ながら、山名標識は見当たらなかった。

9/11 9:24

南側は、こんな岩山。

9/11 10:25

来たザレ場の道を引き返す。

9/11 10:38

霧が一瞬晴れて、安足間岳が見えた。

9/11 10:52

太陽光を受け、薄い虹ができた。

9/11 11:48

比布岳付近の岩陰のウラシマツツジ。緑と赤のコントラストがきれい。

9/11 11:52

鋸岳を横切る。

9/11 12:29

帰路は霧で視界が不良。時折、雨混じり。
北鎮から一瞬、お鉢が見えた。

9/11 12:53

北鎮岳分岐を過ぎての雪渓の下にウサギギクが咲いていた。

9/11 13:12

ナナカマドの実は赤く熟しているが、葉っぱは青いまま。

9/11 13:13

アキノキリンソウはほとんど枯れているが、遅くまで雪渓があったところにはまだ咲いていた。

9/11 13:14

花が少ないため、地味な花でも目立つ。

9/11 13:15

ミヤマリンドウ

9/11 13:15

チングルマの綿毛とバックにミヤマリンドウ。

9/11 13:25

ウラシマツツジ

9/11 13:39

チングルマの綿毛の最盛期。

9/11 13:40

綿毛の海が続く。
夏は、チングルマ花畑になるのだろうな。

9/11 14:29

シュラフなどを回収して、石室を後にする。

9/11 16:18

お疲れさま。小雨のなかのリフトは寒かった。

撮影機器：

EOS M2 CANON

FinePix XP90 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 食器 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ シェラフ

感想

kaitoron

大雪山のなかで愛別岳は少し異彩な風景（黄土色のザレ場の稜線、直下からの岩峰）でした。石室〜北鎮岳〜鋸岳（中腹をトラバース）〜比布岳〜愛別岳のルートは、変化に富んだ景色で、自然と撮影枚数が増えました。

コメント

noe

はじめまして
同じ日に石室泊で愛別岳を目指した男女2人組で歩いていた男の方です。お鉢と愛別岳の頂上手前でスライドしています。
僕たちは、愛別のあと白雲岳に行き白雲避難小屋にもう一泊しました。
次の日は、快晴だったんですよ。
出発した時は、晴れで期待しましたが残念ながら愛別岳はガスでしたね。
それでも愛別岳までの道のりは変化があっていいですよね。普段はソロ中心で歩いています。
同じ日のほぼ同時刻に歩いていたものですからコメントしました。
お疲れ様でした。

kaitoron

Re: はじめまして
はじめまして。
よく覚えています。私は一番後ろで写真をぱちぱち取りながら、歩いていました。
愛別岳への稜線はガスで残念でしたね。でも、道のりは変化があって、楽しかったです。ほぼ同じ時間帯だったので、共感が湧きますよね。
良いですね。翌朝、高根が原〜トムラウシ方面が綺麗に見えたんでは。
noeさんの記録見ると、ワクワク感のある良い山ばかり、登ってますね。
今後も期待して、参考にさせて頂きます。