大雪山周遊（旭岳・白雲岳他）

2016年09月12日(月) 〜 2016年09月13日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 30.0km
• 登り: 1,840m
• 下り: 1,839m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 0:17
• 合計: 8:04

7:26 姿見駅
9:33 9:40 旭岳
10:44 10:44 間宮岳
12:14 12:19 北海岳
13:13 13:13 白雲分岐
13:44 13:49 白雲岳
15:30 宿泊地（白雲岳避難小屋）

2日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:58
• 合計: 8:03

7:00 宿泊地
7:30 7:40 白雲分岐
8:34 8:35 北海岳
9:42 9:47 黒岳石室
10:29 10:29 お鉢平展望台
10:59 11:00 北鎮岳分岐
11:28 11:33 北鎮岳
11:44 11:44 北鎮岳分岐
12:00 12:00 中岳
12:14 12:14 中岳分岐
12:51 13:27 中岳温泉
14:04 14:04 裾合平
15:03 姿見駅

ザック約16キログラム、うち水2.5L、ワイン500ml。白雲岳と北鎮岳は分岐にザックをデポして往復。

天候

1日目・快晴、2日目・晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

旭岳ロープウェイ往復利用（往復2900円、モンベル会員特典無くなっていました）
駐車場はロープウェイ乗り場手前（橋の手前）の公共駐車場利用※トイレ閉鎖。

コース状況／危険箇所等

特に無し。2日間ともスパッツ無しでもほとんど汚れなかった。
白雲岳避難小屋のテント場（300円）は平坦な土場でペグも刺さりやすい。
ハンマーや忘れ物のようなペグが置いてあり借りることも出来ます。

その他周辺情報

登る前に湧駒荘前の湧水（無料）を汲んで、下山後は日帰り利用（700円）
自分は富良野・美瑛方面から志比内に入ったので最終コンビニは美瑛町のセブン・イレブン。その手前のローソン横の公園駐車場で前泊仮眠。※トイレ２４時間使えます。地元の方から「道の駅のトイレは夜は閉じられる」との話を聞きましたが真相は未確認です。
前泊時、上富良野町のフラヌイ温泉（６００円）に入りました。内湯２つの銭湯のような温泉でしたが、普通の温度のお風呂と３０度くらいの源泉の湯で、源泉の湯は冷たいのですが、暖かい湯と交互に入ると何だかとても気持ちが良かったです。施設は古いですがいい湯でした。夜１０時まで。

写真

9/12 7:01

7時のロープウェイ乗り場、ここより下側の公共駐車場に駐車。

9/12 7:26

7:26　ロープウェイ姿見駅を1歩出ると旭岳。快晴！

9/12 7:31

逸る気持ちを抑えて・・・、キツネいるゾ。

9/12 7:33

十勝連峰も良く見えますが、十勝岳だけ雲の中。

9/12 7:45

姿見の池到着、名前の通り。

9/12 8:51

山頂目指して登っていくと右手側にトムラウシ。

9/12 9:23

9合目を過ぎて見下ろす。何岩だっけ？

9/12 9:23

山頂直下の急登から。何岩だっけ？

9/12 9:33

9:33　旭岳山頂到着！2291.9m、北海道一！

9/12 9:35

旭岳から北側を撮影。言葉で表せない雄大さ。

9/12 9:37

ずっと見ていたいけど、先を急ごう。

9/12 9:58

旭岳裏側の下り。ザレてます。急ぐとコケます。私はセーフでした。

9/12 10:04

右手側の雪渓で少し休憩。もう数日で今年の雪が降るよ。

9/12 10:44

10:44　間宮岳？単なる分岐点？

9/12 10:47

やっと御鉢平。素晴らしい展望です。

9/12 10:47

今日の目的地は右手側、北海岳経由の白雲岳。

9/12 11:12

その前にコーヒーブレイク。眼前に（左から）北鎮岳、凌雲岳、黒岳。

9/12 11:43

先に進みます。適度なアップダウン、快適です。

9/12 11:43

御鉢の対岸、ずっと見惚れちゃう。

9/12 11:43

右を見ると白雲岳。けっこうな岩山ですね。

9/12 11:44

北海岳まで我慢できず、途中でパノラマ。ところで荒井岳と松田岳ってどこ？

9/12 12:14

12:14　北海岳到着。バックには北鎮岳と凌雲岳。

9/12 12:19

さて、御鉢を離れて白雲岳を目指します。

9/12 12:30

少し広めのチングルマ畑。色づきはまだ先らしい。

9/12 13:13

13:13　白雲岳分岐。視線の向こうに見えるのは？ニペソツでは？

9/12 13:13

さすがに疲れてきたので荷物はデポして白雲岳に向かいます。

9/12 13:28

分岐からしばらくは楽でしたが、山頂直下は岩場の急登。

9/12 13:44

13:44　白雲岳到着！バックには北鎮岳。

9/12 13:48

角度を変えて旭岳。

9/12 14:18

下山途中にやっとシマリス君発見。

9/12 14:33

白雲岳分岐から避難小屋に進む。しばらく歩くと突然眼下に見えてくる白雲岳避難小屋、赤い。

9/12 15:30

14:46　白雲岳避難小屋到着。

9/12 15:41

避難小屋周辺。少し色づいてますね。なんだろ？

9/12 15:45

避難小屋の傍らにテント場。

9/12 19:06

風の強い夜でした。10時頃は星は見えなかったが、夜中1時頃には満天の星空だった。

9/13 6:57

翌朝、朝食後にテント撤収。7時前テン場を出る前のトムラウシ。

9/13 7:43

白雲岳分岐。凌雲岳見えている。今日もいい天気かな？

9/13 8:34

8：34　北海岳はガスの中。

9/13 8:35

黒岳方面に向かいます。

9/13 8:44

おやおや、黒岳にもガスが掛かってきたか？

9/13 9:00

いやいや、ガスは晴れたり掛かったり。

9/13 9:00

凌雲岳は比較的晴れていますが、北鎮岳はガス。

9/13 9:05

黒岳の東側のピークは何？気になるトンガリ。

9/13 9:13

黒岳に近くなると谷、大きな雪渓。

9/13 9:26

沢を何本か渡ります。特にキケンなし。

9/13 9:29

青空、雲、山。歩いていて刻々と変化する景色に飽きること無し。

9/13 9:42

9:42　黒岳石室到着。目の前には桂月岳。

9/13 9:43

黒岳石室。石室もテン場も思ったより小さ目。小屋もテン場も白雲避難小屋のおおよそ半分の収容力だろうか？※私の感想。

9/13 9:46

今日は黒岳は見るだけ。いつか黒岳方面からも歩いてみたい。御鉢周り、先を急ぎます。

9/13 9:47

今日一の目的、北鎮岳はまだガス。凌雲岳にもガスが迫る。※凌雲岳は夏道無し。

9/13 9:56

緩い登りの登山道、景色も良く快適。北海岳、結構高いのね。

9/13 10:02

右手には凌雲岳。飽きませんねぇ。

9/13 10:13

北鎮岳、徐々にガスが取れていくような・・・。

9/13 10:17

徐々に登り勾配が上がる。途中、谷を見下ろす。結構険しい。

9/13 10:29

勾配は徐々に上がり、岩場になるとやや急登。そこを抜けると突然「御鉢平展望台」

9/13 10:36

御鉢平展望台から北鎮岳分岐に進む。後半はかなりの急登。御鉢周遊の最大の難関か？

9/13 10:59

10:59　息を切らせて北鎮岳分岐。ガスは晴れたり掛かったり。さて、どうなる？

9/13 11:28

11:28　北鎮岳到着。向こうに見えるピークは何だっけか？

9/13 11:44

11:44　分岐に戻り中岳方面に向かう、ガスが濃くなってきた。

9/13 11:52

途中、ちょっとイタズラ。ウルトラマンにこんな怪獣いたっけ？

9/13 11:52

中岳手前から見る中岳ピーク、標柱と人影確認。

9/13 12:00

12:00　中岳到着。向かいのこんもりピークは8:30に居た北海岳ピーク、歩いたねぇ。

9/13 12:14

12:14　中岳分岐から裾合平経由で下山します。

9/13 12:17

右手にはさっき登った北鎮岳。

9/13 12:31

さらに右手側、当麻岳とか。（そのうち覚えます）

9/13 12:47

やっと谷が見えてきた、中岳温泉ですね、人がいっぱい。

9/13 13:27

中岳温泉で足湯＆コーヒーブレイク。ふと視線を上げるとナキウサギ岩ではありませんか？

9/13 13:45

中岳温泉からは平坦な木道。広いチングルマ畑あり。赤い箇所も。

9/13 14:04

14:04　裾合分岐。かなり疲れてきました。ここからはガスも濃くなり・・。

9/13 15:03

15:03　ロープウェイ姿見駅到着。ガスガスです。
お疲れ様でした！

装備

備考

すれ違い情報では前夜は氷点下だったらしい。泊まった日は３、４℃くらいでしたが、ダウンシュラフ＋ライトダウン上下の服装で快適に眠れました。日中も風は冷たいです。

感想

BackPack45

遅い夏休みは目標のニペソツには入れず、人が多いと敬遠していた大雪山へ。
紅葉前の平日、また白雲岳避難小屋に近い銀泉台への林道が閉鎖中なので人の少なそうな白雲岳避難小屋泊の計画で入山。（しかし前日に銀泉台が開通したと旭岳の登りで教えてもらう。そこそこテント泊者いた模様）

快晴のなか、逸る気持ちを抑えて旭岳。ずっと急登な感じで結構キツい。
しかし、さすがは道内最高峰、最高の展望で満足。旭岳からすぐに御鉢平は見えないのね。

間宮岳までは、気持ち的にまだかまだかという感じで1時間。
初めて見る御鉢平と外輪の山々。写真で見るより視界いっぱいの圧倒感がすごい。
来てよかった〜。

その後、ほぼ予定通りの山行。ナキウサギは白雲岳周辺で鳴き声を聞けたけど姿は見られず。シマリスはハイマツ周辺で数匹見られた。

テン場は13張り前後だっただろうか。閑散でも混雑でもなく程よい静けさでワインを飲んで熟睡。前日は氷点下だったらしいが、この夜（早朝）は3，4℃くらい。

2日目は体調は良かったので、黒岳方面周りで北鎮岳に登ることも出来た。
北鎮岳は当麻岳方面への縦走も可能とのことで、またいつか黒岳のテン場、裏旭のテン場を含め、違うルートで歩いてみたいと思ったたいへん楽しい山歩きとなった。