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Yamareco

記録ID: 962553
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

恐怖の巻機山(天狗尾根ルート) 姐さん捻挫するも根性で自力下山!

2016年09月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:15
距離
10.6km
登り
1,384m
下り
1,372m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:23
休憩
1:45
合計
12:08
6:50
23
7:13
7:14
53
8:07
8:37
44
9:21
9:29
123
11:32
12:10
94
13:44
13:53
20
14:22
14:24
8
14:46
14:58
15
15:13
15:15
86
16:41
16:43
47
17:30
17:30
87
18:57
18:58
0
18:58
ゴール地点
天候 晴れのち曇りのち小雨
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜坂駐車場60台駐車可(有料)
トイレあり
<R291から分かれて桜坂に向かう道は舗装路ですが、すれ違い困難箇所が多くカーブも多いため対向車がくるとかなりイヤな感じになるかもです>
コース状況/
危険箇所等
巻機山にはいくつも登山道がありますが、現在安全に歩けるのは井戸尾根コースのみです。
2011年以前の地図ではいずれも実線コースとなっていますが、2011年の新潟豪雨災害にて荒れた模様で、現在は井戸尾根コース以外は破線です。
今回使用した天狗尾根ルートおよびヌクビ沢ルートも破線であり、さらに下山使用禁止となっています。
今回歩いてみて、地図に破線コースとして残すのもどうかと思うようなルートでしたので、安易には踏み込まないほうが良いと思います。
所々ロープや鎖が付いていますが、安全を確保するために十分な設置状況ではなく、かなり命がけとなる場所も多々ありました。
(ロープも、あっても古くて朽ちてきているモノが多かったです)
実際(出会った地元の3人組の方の話によると)相当滑落事故が起こっているとのことです。鹿も滑落するとのことで実際に死骸の骨あり。
この日もこちらのコース(天狗尾根、ヌクビ沢)に入ったのは私たちを含めて7名のみで、歩く人が少ないため、さらに荒れていくと思われます。
でも、上部の方はきちんと草が刈り払ってあったのには驚きました。
整備してくださっている方に感謝です。
ヘルメット、ロープは最低限持参すべきでしょう。
今回の下山時間は捻挫負傷のため、通常の2倍はかかっています。
その他周辺情報 六日町ICを降りてから、桜坂に向かう道沿いにはコンビニなど一切ありませんでしたので買い物は要注意です(駅方面に少し入ればあるのでしょうけど)
桜坂駐車場は有料です。一日と半日ってどこで区切るんだろう?私たちは駐車場の係員が来る前に入って、帰ってから出たので結局徴収されませんでした(t)
2016年09月17日 06:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 6:42
桜坂駐車場は有料です。一日と半日ってどこで区切るんだろう?私たちは駐車場の係員が来る前に入って、帰ってから出たので結局徴収されませんでした(t)
駐車場の奥に登山口(t)
2016年09月17日 06:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/17 6:49
駐車場の奥に登山口(t)
クマの顔の絵が微妙に怖い(p)
2016年09月17日 06:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 6:49
クマの顔の絵が微妙に怖い(p)
一般コースは右ですが、二組の大人数の団体さんが入って行ったばかりなので、左へ進むことにしました(t)
これが地獄への入口であった。良い子の皆さんはお止め下さい(p)
2016年09月17日 06:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
9/17 6:50
一般コースは右ですが、二組の大人数の団体さんが入って行ったばかりなので、左へ進むことにしました(t)
これが地獄への入口であった。良い子の皆さんはお止め下さい(p)
最初は平ら(t)
2016年09月17日 06:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 6:53
最初は平ら(t)
しかし、すぐに道には破線感が出てくる(t)
2016年09月17日 07:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/17 7:14
しかし、すぐに道には破線感が出てくる(t)
割引沢に出ました(t)
沢に出ない巻道もありました。そちらの方が行っていませんが良かったような気がします。(p)
2016年09月17日 07:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 7:16
割引沢に出ました(t)
沢に出ない巻道もありました。そちらの方が行っていませんが良かったような気がします。(p)
沢を遡上(t)
2016年09月17日 07:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:16
沢を遡上(t)
この辺は、まだ笑えた(t)
2016年09月17日 07:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/17 7:17
この辺は、まだ笑えた(t)
今日は足の調子がすこぶる良いので、ゴキゲンでドンドンとばしていきます(t)
2016年09月17日 07:21撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
17
9/17 7:21
今日は足の調子がすこぶる良いので、ゴキゲンでドンドンとばしていきます(t)
結構水かさのある渡渉。(p)
2016年09月17日 07:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
9/17 7:23
結構水かさのある渡渉。(p)
道はどんどん、なんだかなあ・・・状態に(t)
2016年09月17日 07:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/17 7:29
道はどんどん、なんだかなあ・・・状態に(t)
ほれほれ(t)
丸太が濡れて滑る(p)
2016年09月17日 07:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 7:30
ほれほれ(t)
丸太が濡れて滑る(p)
道ですかぁ?(t)
木の根に滑ると川にドブン!(p)
2016年09月17日 07:32撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/17 7:32
道ですかぁ?(t)
木の根に滑ると川にドブン!(p)
ここだって、つるんと滑れば沢へまっさかさまですぜ(t)
2016年09月17日 07:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
9/17 7:37
ここだって、つるんと滑れば沢へまっさかさまですぜ(t)
滑る苔の岩もクサリがついてると安心(t)
鎖がついていた場所は、ごく僅かでした。(p)
2016年09月17日 07:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 7:40
滑る苔の岩もクサリがついてると安心(t)
鎖がついていた場所は、ごく僅かでした。(p)
吹上ノ滝。
これだけ見ればいいところですが(p)
2016年09月17日 07:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
9/17 7:48
吹上ノ滝。
これだけ見ればいいところですが(p)
先行していた3人組の地元のおじさま達に追いついたが、さすが地元のおじさまですぐ抜かれました(笑)(t)
長靴履いておられたベテランの皆さんで、何度もここに来られているそうです。数時間後に山頂でまたお会いし、いろいろ貴重はお話しをうかがいました。(p)
2016年09月17日 07:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
9/17 7:54
先行していた3人組の地元のおじさま達に追いついたが、さすが地元のおじさまですぐ抜かれました(笑)(t)
長靴履いておられたベテランの皆さんで、何度もここに来られているそうです。数時間後に山頂でまたお会いし、いろいろ貴重はお話しをうかがいました。(p)
コレって、道って呼んでいいんですかねえ・・・(t)
道、、、でしょう…(p
2016年09月17日 07:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 7:54
コレって、道って呼んでいいんですかねえ・・・(t)
道、、、でしょう…(p
段差のきつい所で妻さんを押し上げるぺん夫♡(t)
妻の短い手足では、手がかりに届かない一枚岩でした(p)
2016年09月17日 08:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
9/17 8:08
段差のきつい所で妻さんを押し上げるぺん夫♡(t)
妻の短い手足では、手がかりに届かない一枚岩でした(p)
上がった(t)
2016年09月17日 08:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 8:09
上がった(t)
いいなあ♡完璧なナイトがついていて(t)
姐さんはお一人で無問題でしょう!(p)
2016年09月17日 08:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 8:11
いいなあ♡完璧なナイトがついていて(t)
姐さんはお一人で無問題でしょう!(p)
何処を行ってもデンジャラス(t)
写真ではそうは見えませんが、ツルツルに滑ります。
でもここら辺は後で考えるとまだマシだった(p)
2016年09月17日 08:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 8:12
何処を行ってもデンジャラス(t)
写真ではそうは見えませんが、ツルツルに滑ります。
でもここら辺は後で考えるとまだマシだった(p)
濡れた所には水苔が付いててものすごく滑るんです(t)
2016年09月17日 08:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 8:15
濡れた所には水苔が付いててものすごく滑るんです(t)
ロープさんありがとぉぉぉ!!(t)
2016年09月17日 08:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 8:33
ロープさんありがとぉぉぉ!!(t)
アイガメの滝
滑り落ちたらどんぶらこ〜〜(t)
2016年09月17日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 8:35
アイガメの滝
滑り落ちたらどんぶらこ〜〜(t)
滝の脇を登って行きます(t)
2016年09月17日 08:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/17 8:36
滝の脇を登って行きます(t)
上から〜〜〜(t)
2016年09月17日 08:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 8:36
上から〜〜〜(t)
ナラハヒラタマルタマフシの虫こぶのようです。
こんなにキレイなのに、虫なんだ〜〜〜!!(t)
2016年09月17日 08:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
9/17 8:40
ナラハヒラタマルタマフシの虫こぶのようです。
こんなにキレイなのに、虫なんだ〜〜〜!!(t)
まだまだ遡上(t)
2016年09月17日 08:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/17 8:44
まだまだ遡上(t)
ふぅぅぅ〜〜〜(t)
2016年09月17日 08:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/17 8:44
ふぅぅぅ〜〜〜(t)
私はロープの一番上までいって右の岩に飛び移りました。これが意外と爽やかに気持ち良く飛べたので調子こいてしまった(t)
それが悪夢の始まり(p)
2016年09月17日 08:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/17 8:47
私はロープの一番上までいって右の岩に飛び移りました。これが意外と爽やかに気持ち良く飛べたので調子こいてしまった(t)
それが悪夢の始まり(p)
ペン夫婦は一段下から徒渉(t)
2016年09月17日 08:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 8:48
ペン夫婦は一段下から徒渉(t)
調子こいて、ぴょんぴょん岩を跳ね渡っていたら、この手前でこの前尾瀬で痛めた右足のアーチ部分をグキッと・・・(t)
見事に捻挫なさいました(p)
2016年09月17日 09:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 9:29
調子こいて、ぴょんぴょん岩を跳ね渡っていたら、この手前でこの前尾瀬で痛めた右足のアーチ部分をグキッと・・・(t)
見事に捻挫なさいました(p)
しかし、もう引き返せません(この道下り使用禁止です)こんな道引き返したらマジに死にます(t)
姐さん職業がら自身で捻挫のテーピング手当てして、暫く休息後、先へ。
普通の人であれば、ここで救助要請するところ(p)
2016年09月17日 09:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 9:29
しかし、もう引き返せません(この道下り使用禁止です)こんな道引き返したらマジに死にます(t)
姐さん職業がら自身で捻挫のテーピング手当てして、暫く休息後、先へ。
普通の人であれば、ここで救助要請するところ(p)
ヌクビ沢コースを行くか天狗尾根コースを行くか検討した結果、尾根の方がまだ安全であろうと、尾根コースを選択(t)
それがまた地獄への誘いであった(p)
2016年09月17日 09:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 9:29
ヌクビ沢コースを行くか天狗尾根コースを行くか検討した結果、尾根の方がまだ安全であろうと、尾根コースを選択(t)
それがまた地獄への誘いであった(p)
天狗岩が見えてきました(t)
2016年09月17日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 9:37
天狗岩が見えてきました(t)
ここらへん、青空が覗き、このさき待ち受ける地獄も思いも寄らず。(p)
2016年09月17日 09:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 9:37
ここらへん、青空が覗き、このさき待ち受ける地獄も思いも寄らず。(p)
よじよじ。
2016年09月17日 09:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 9:43
よじよじ。
尾根コースもまだしばらくは沢登り(t)
割引沢の朔行。(p)
2016年09月17日 09:56撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 9:56
尾根コースもまだしばらくは沢登り(t)
割引沢の朔行。(p)
バットレスみたい(t)
2016年09月17日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/17 10:46
バットレスみたい(t)
登ってきた沢を見下ろしながら一休み。
2016年09月17日 10:48撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/17 10:48
登ってきた沢を見下ろしながら一休み。
仲良しペン夫婦(t)
いや、妻の滑り落ち防止です。(p)
2016年09月17日 10:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
9/17 10:58
仲良しペン夫婦(t)
いや、妻の滑り落ち防止です。(p)
いったいどこを登れと言うのやら(t)
一応岩に赤ペンキが…。(p)
2016年09月17日 10:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 10:58
いったいどこを登れと言うのやら(t)
一応岩に赤ペンキが…。(p)
余裕のピース(t)
この辺は濡れていないだけマシでした(p)
2016年09月17日 10:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 10:59
余裕のピース(t)
この辺は濡れていないだけマシでした(p)
岩登り。
2016年09月17日 11:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 11:22
岩登り。
天狗尾根取り付き地点です。
崖でんがな(t)
まさに。(p)
2016年09月17日 11:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 11:26
天狗尾根取り付き地点です。
崖でんがな(t)
まさに。(p)
ただでさえ歩きにくいのに、枝、枝・・・・!!(t)
これがまた邪魔な上に滑る。
2016年09月17日 11:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/17 11:32
ただでさえ歩きにくいのに、枝、枝・・・・!!(t)
これがまた邪魔な上に滑る。
右には鹿の白骨がそのまんま引っ掛かってるし・・(t)
鹿も滑落すると地元の方から後で教えてもらいました(p)
2016年09月17日 11:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/17 11:33
右には鹿の白骨がそのまんま引っ掛かってるし・・(t)
鹿も滑落すると地元の方から後で教えてもらいました(p)
登ってきましたね。やっと沢からお別れしました(t)
しかし、本当の核心部はまだこの先に待ち受けていた。
とてもじゃないが、その核心部は写真なし。(p)
2016年09月17日 11:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/17 11:46
登ってきましたね。やっと沢からお別れしました(t)
しかし、本当の核心部はまだこの先に待ち受けていた。
とてもじゃないが、その核心部は写真なし。(p)
写真では絶対わからないと思いますが、実はこのコースで一番デンジャラスだったのは、沢から分かれてしばらくのこの急登部分でした。足元は滑るし手がかりは全く無いしひと滑りしたら一気に100m位落ちると思われます(t)
この写真は、最悪のゾーンは過ぎた後です。そこはとても写真撮れず、また撮れたとしても伝わらないかと。(p)
2016年09月17日 12:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
13
9/17 12:51
写真では絶対わからないと思いますが、実はこのコースで一番デンジャラスだったのは、沢から分かれてしばらくのこの急登部分でした。足元は滑るし手がかりは全く無いしひと滑りしたら一気に100m位落ちると思われます(t)
この写真は、最悪のゾーンは過ぎた後です。そこはとても写真撮れず、また撮れたとしても伝わらないかと。(p)
稜線に出たところ!
最悪の恐怖ゾーンは脱した。(p)
2016年09月17日 12:59撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 12:59
稜線に出たところ!
最悪の恐怖ゾーンは脱した。(p)
紅葉が和らぐ。(p)
2016年09月17日 12:59撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 12:59
紅葉が和らぐ。(p)
安堵です!(p)
2016年09月17日 12:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 12:59
安堵です!(p)
普通の道がありがたや。
2016年09月17日 13:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/17 13:00
普通の道がありがたや。
安全地帯に入って、安堵のほほえみ(t)
2016年09月17日 13:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/17 13:16
安全地帯に入って、安堵のほほえみ(t)
天狗池。快心の笑顔ですが、登山開始から6時間以上かかってやっとここ。かなり遭難フラグが立ってます(汗)(t)
2016年09月17日 13:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
9/17 13:19
天狗池。快心の笑顔ですが、登山開始から6時間以上かかってやっとここ。かなり遭難フラグが立ってます(汗)(t)
イワイチョウがまだ咲き残っていました(t)
2016年09月17日 13:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 13:19
イワイチョウがまだ咲き残っていました(t)
避難小屋が見えてます。ああ、感動のなだらかな稜線(t)
一般ルートが神々しい。(p)
2016年09月17日 13:43撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
9/17 13:43
避難小屋が見えてます。ああ、感動のなだらかな稜線(t)
一般ルートが神々しい。(p)
着きましたよ〜〜割引岳・・・何割引きなのかちゃんと表示してくれないと、主婦だから3割引き以上じゃないと買わないわよ!!
(ワリビキダケじゃなくてワレメキダケと読みます)(t)
2016年09月17日 13:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
27
9/17 13:44
着きましたよ〜〜割引岳・・・何割引きなのかちゃんと表示してくれないと、主婦だから3割引き以上じゃないと買わないわよ!!
(ワリビキダケじゃなくてワレメキダケと読みます)(t)
気温は20℃
ここから、昨秋行った天竺の里へ下る道がありますが、こっちはもっとデンジャラスっぽいです(t)
でも、そちらへは下山可能なので、今日のコースより長いものの危険度は低いかも。(p)
2016年09月17日 13:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 13:56
気温は20℃
ここから、昨秋行った天竺の里へ下る道がありますが、こっちはもっとデンジャラスっぽいです(t)
でも、そちらへは下山可能なので、今日のコースより長いものの危険度は低いかも。(p)
ホントはここは巻機山頂ではないのですが、山頂標識が立ってます(t)
最高地点はここから往復20分。生還記念に踏みに行く。(p)
2016年09月17日 14:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/17 14:13
ホントはここは巻機山頂ではないのですが、山頂標識が立ってます(t)
最高地点はここから往復20分。生還記念に踏みに行く。(p)
私は、先に避難小屋まで行ってる事にしました(t)
一応最高点を踏みに行きます。標識のあるのは最高点ではないので。(p)
2016年09月17日 14:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 14:21
私は、先に避難小屋まで行ってる事にしました(t)
一応最高点を踏みに行きます。標識のあるのは最高点ではないので。(p)
ということで、ここが巻機山最高点。(p)
2016年09月17日 14:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
14
9/17 14:22
ということで、ここが巻機山最高点。(p)
池塘もたくさん。(p)
2016年09月17日 14:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
9/17 14:26
池塘もたくさん。(p)
苗場のような雰囲気(p)
2016年09月17日 14:27撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 14:27
苗場のような雰囲気(p)
2016年09月17日 14:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 14:30
避難小屋。登りで出会ったおじさま達とまたお会いしました(彼らはヌクビ沢を登ったそうです)フレンドリーなおじさま達で「巻機はねえ、こう見えて事故が多発する山なんだよ、毎週ヘリが飛んでるから〜〜滑落死するのはたいてい都心方面から来る人だから〜〜〜」って脅された〜〜〜(t)
2016年09月17日 14:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 14:42
避難小屋。登りで出会ったおじさま達とまたお会いしました(彼らはヌクビ沢を登ったそうです)フレンドリーなおじさま達で「巻機はねえ、こう見えて事故が多発する山なんだよ、毎週ヘリが飛んでるから〜〜滑落死するのはたいてい都心方面から来る人だから〜〜〜」って脅された〜〜〜(t)
とてもキレイな避難小屋でした(t)
2016年09月17日 14:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/17 14:45
とてもキレイな避難小屋でした(t)
ペン夫婦も到着(t)
2016年09月17日 14:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 14:44
ペン夫婦も到着(t)
もっと紅葉したらキレイだろうな(t)
2016年09月17日 15:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/17 15:04
もっと紅葉したらキレイだろうな(t)
ピラミダルな割引岳がカッコいい(t)
2016年09月17日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 15:07
ピラミダルな割引岳がカッコいい(t)
で、下山にかかります。
まずはニセ巻機山へ登山(t)
2016年09月17日 15:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 15:08
で、下山にかかります。
まずはニセ巻機山へ登山(t)
実線ルートは良いなあ(t)
激しく同意。(p)
2016年09月17日 15:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 15:11
実線ルートは良いなあ(t)
激しく同意。(p)
ダンナが巻機は登る山じゃなくてスキーで滑る山だってメールしてきたが・・・なるほど♪(t)
と、余裕の姐さんですが、ここから捻挫が激しく痛むということで、一歩一歩そろそろ歩きの下山となりました。(p)
2016年09月17日 15:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/17 15:11
ダンナが巻機は登る山じゃなくてスキーで滑る山だってメールしてきたが・・・なるほど♪(t)
と、余裕の姐さんですが、ここから捻挫が激しく痛むということで、一歩一歩そろそろ歩きの下山となりました。(p)
下りは小雨が降ってきた。
登りは良いけど下りは痛めた足がキツイ(t)
捻挫が悪化するより、ゆっくり降りましょう。ということでいつもの倍以上の時間をかけて下山。(p)
2016年09月17日 17:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 17:29
下りは小雨が降ってきた。
登りは良いけど下りは痛めた足がキツイ(t)
捻挫が悪化するより、ゆっくり降りましょう。ということでいつもの倍以上の時間をかけて下山。(p)
で、のんびり歩きで四合目で暗くなっちゃった(t)
駐車場は三合目付近なので、最後はヘッデン歩行。下山時にヘッデン使ったのは実に8年ぶり。(p)
2016年09月17日 18:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/17 18:07
で、のんびり歩きで四合目で暗くなっちゃった(t)
駐車場は三合目付近なので、最後はヘッデン歩行。下山時にヘッデン使ったのは実に8年ぶり。(p)
駐車場に無事帰還。
車に着いた途端、小雨が一転土砂降りに・・・ラッキー(t)
とにかく、姐さん捻挫でよく自力下山されました(p)
2016年09月17日 18:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/17 18:57
駐車場に無事帰還。
車に着いた途端、小雨が一転土砂降りに・・・ラッキー(t)
とにかく、姐さん捻挫でよく自力下山されました(p)
無事、苗場ベースに生還いたしました
お風呂に入ってスッキリ(t)
捻挫の手当もご自身でバッチリ完了(p)
2016年09月17日 22:35撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 22:35
無事、苗場ベースに生還いたしました
お風呂に入ってスッキリ(t)
捻挫の手当もご自身でバッチリ完了(p)
なんか偉そうに指示してますが・・・でも実は一番働き者のぺん夫です(t)
2016年09月17日 22:35撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/17 22:35
なんか偉そうに指示してますが・・・でも実は一番働き者のぺん夫です(t)
お鍋が美味しい苗場の気温。お鍋良いダシがでて最高に美味しかった。さらにやはり忠治親分のうどんはめっちゃうまし!!(t)
2016年09月18日 08:16撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/18 8:16
お鍋が美味しい苗場の気温。お鍋良いダシがでて最高に美味しかった。さらにやはり忠治親分のうどんはめっちゃうまし!!(t)
怪しい作業中。ペットボトルをロート代わりにして?(p)
あまりにもお鍋が美味しかったので、ぺん夫が持って帰って雑炊にすると主張するもんで・・・(t)
2016年09月18日 10:15撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/18 10:15
怪しい作業中。ペットボトルをロート代わりにして?(p)
あまりにもお鍋が美味しかったので、ぺん夫が持って帰って雑炊にすると主張するもんで・・・(t)
見るからに怪しい液体・・。(p)
う〜〜まったく食欲が起こらない物体に・・・(t)
しかし、帰宅して雑炊にしたら激ウマでした(p)
2016年09月18日 10:28撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/18 10:28
見るからに怪しい液体・・。(p)
う〜〜まったく食欲が起こらない物体に・・・(t)
しかし、帰宅して雑炊にしたら激ウマでした(p)
朝からお鍋の残りをたっぷり食べたのに、湯沢「中野屋」でへぎ蕎麦5人盛り(t)
2016年09月18日 12:19撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
16
9/18 12:19
朝からお鍋の残りをたっぷり食べたのに、湯沢「中野屋」でへぎ蕎麦5人盛り(t)
舞茸の天ぷらを添えて♪
2016年09月18日 12:18撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
9/18 12:18
舞茸の天ぷらを添えて♪
湯沢の酒屋の店主が大盤振る舞いの試飲をさせてくれたので(ケチらずドンドンついでくれた)、思わず買ってしまいました〜〜〜さすがに夜ご飯はこれだけにしました(t)
2016年09月18日 19:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/18 19:11
湯沢の酒屋の店主が大盤振る舞いの試飲をさせてくれたので(ケチらずドンドンついでくれた)、思わず買ってしまいました〜〜〜さすがに夜ご飯はこれだけにしました(t)
本日の歩数(t)
歩数だけみれば、全然たいした事ない。(p)
2016年09月18日 19:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/18 19:24
本日の歩数(t)
歩数だけみれば、全然たいした事ない。(p)

感想

世の中は三連休だというのに、天気予報がとても悪い。
大きな予定は延期とし、天気の何とか持ちそうな土曜だけどこか軽く歩こうかなと思った。冬に向けて苗場のお部屋にも空気を入れに行きたいし、平標でも軽く登ってのんびりお掃除しようかな〜〜〜と思って、ぺん夫婦に何ならご一緒にとメールしたのが金曜日のお昼頃。で、じゃあ「巻機山」に行きたいと返事もらったのが午後7時。
巻機なら往復8時間以内だし、危険箇所もないからまあいいかと・・・
そんなこんなで、ろくに下調べもせずに突入したのがいけなかった!!
まさかこんなデンジャラスなガチ山行になろうとは・・・・
いやいや、無事生還出来て良かったです(今だから笑)
デンジャラスだった割には、また豪華鍋と大好きな中野屋さんのへぎ蕎麦と食三昧。
天気不良の3連休も有意義に過ごすことが出来ました。
もうひと転びしたらヤバいと思って下山に時間をかけさせていただいてすみませんでした。久々の下山ヘッデン山行となってしまいました。
注意一秒怪我一生。気をつけねば・・・
これに懲りず、またよろしくお願いいたします。


土曜日だけなんとか持つが、後は雨雨予報の実に冴えない三連休。先週先々週の雨予報は胡散臭かったので山行決行して成功したが、今回は本当に雨のようである。
土曜日アルプス日帰り、もしくは雨でも影響があまりなさそうなところで一泊、と考えていたが、前日に姐さんから日帰りで苗場方面のどこか、というお誘いあり。
仕事が立て込んでいてなかなか連絡できず、夜になってから明日朝4時に姐さんを迎えに行くとようやく連絡でき、寝不足のままお迎えに。

行き先は巻機山。
ここで一般ルートの井戸尾根から行けば良かったのに、2011年版エアリアでは実線であった割引沢ルートに入ってしまったのが悪夢の始まり。
入口の看板では、「9月上旬までは雪渓が残るので通行不可」と書いてあるのみ。雪渓がなくてもデンジャラスであった。
最初の川の遡上は、それなりにこなしていたが、巻道を選択しなかったこともあり、徐々にハードな感じに。
姐さんが滑ってお臀を打たれたときに引き返していれば良かったが、後の祭り。
ここからドンドン地獄へ踏み込んでいった。
かなり滑るとっかかりのない岩をよじ登るのに、小さい妻がかなり苦戦。
短い手足ではどこにも届かないので押し上げるしかない。
しかも、このルートは下山禁止!
上に行くしかない。。
そして調子良く岩飛びをしていた姐さんが前から痛めていた右足甲をグキッと痛めてまさかの捻挫!
普通ならここで救助要請であろうが、姐さんはご自身で捻挫の手当をし、暫く休憩した後に歩けると仰るので、先へ進むことに。
そして、沢は止めようということで、ヌクビ沢ではなく天狗尾根へ入ることを選択。
分岐からしばらくは割引沢の遡行。ここは何とかなった。その先の天狗尾根の取付きの岩場も、崖ではあったが、まあこなせる範囲。さかし、その先、急に道が悪くなり、鹿も滑落するという場所で鹿の死骸に遭遇するなどルートが劇的に悪くなった。しかも、鎖やロープ等などの補助は殆ど皆無。僅かに岩場の縁に生えている頼りない草に縋るしかない…。
そして、最大の難関が訪れた。
殆どまったくルートとして認識されないような滑る土のトラバース。足がかりゼロ。爪先をホールドできるような岩も石コロも無し。すべる土と頼りない草しかない、しかも垂直に100mはある。
足も置けず、手にも何も掴めないのに、ここを何とかクリアしなければどうにもならない。
とりあえず何も無いよりはマシとスリングを出すが、妻と繋がるのみで、支点になるような岩も木もない。細い草の根元に命を賭けるしかないというまさに最大のデンジャラスゾーンを1時間近くかけて突破。
滑落せず生きて通過できたことに激しく安堵。
足がかりのない頼りない滑る土に足の親指ただ一点のみで踏ん張り、落ちたらそのまま谷底へ真っ逆さまだろうなという場所で、縋るものも頼りなく、プチッと切れてしまう草しかないという恐怖は言い表せない。
実はここの右手に藪漕ぎの中に薄っすら踏み跡があったので、実はここを通らずそちらから行けたのかもしれないが、確かめる術も無し。
しかし、このデンジャラスゾーンは下草刈りした後が残っていたので正規ルートはこちらと思われる。

その後も草を掴んで進むしかないルートが続いたが、先程の谷底へ一直線のトラバースデンジャラスゾーンよりははるかにマシである。
それを超えて稜線に立った時の安堵感は激しいものであった。
その先で天狗池と称する池塘に出て、暫く休憩。姐さんも捻挫のあしでよくここを歩けたものだ。
そして、割引岳山頂!苦闘7時間にてようやく一般ルートに合流。
本当に生きてて良かった…。
この先は一般ルート。
巻機山の最高点は主稜線から往復20分離れているが、ここまできたら踏んでおきたいと、妻と踏みにいく。
姐さんは捻挫のため小屋でお待ちになるとのこと。

山頂標識は主稜線上にあったが、最高点踏みに往復。
標識前で今朝ヌクビ沢に登って行かれた地元の男性3人パーティの方と再会。その後、避難小屋でまた貴重な話を聞かせて頂いた。
ヌクビ沢、天狗尾根とも近年崩落が進んで、ルート状況がいっそう悪くなったとのこと。
「滑落するのは大抵関東から来た者だ。」とのこと!

山頂は苗場山と似た池塘の美しい尾根。
一般ルートはこんなにも伸びやかなのか…。

避難小屋で腹拵えして下山にかかる。
ニセ巻機山への登りまでは捻挫しているとは思えぬ歩きぶりの姐さんであったが、下りに入り、一歩ごとに、「痛い!痛い!」と仰るので甚だ心配になる。一般ルートではあるし、とにかく足に負担がかからないようゆっくりそろそろ歩きで降りていくしかない。
妻が先程の3人組のおじさまと一緒にお喋りしながらどんどんおりていってしまったため、「戻るか待つかしなさい!」と一喝。
「おじさまたちのラジオの民謡のテンポが下山リズムとぴったりだったの!だから降りてっちゃった」と脳天気な妻。
が、さすがに日没迫ってきたので、3人離れないように下山。小雨も降りだして蒸し暑いがカッパも着る。
ついに暗くなり、3人ともヘッデン点けて歩く。
早朝にヘッデン点けることはあれど、夕方にヘッデン点けることなどほぼ無い。直近では8年前。高天原温泉から雲の平に寄って新穂高へ下山したときに、最後の林道部分で少し使ったのが最後。あれは通い慣れた道でしかもわかった上で平坦な林道部分だったからだいぶ事情が違う。
後ろを歩いていたカップルの声がずっと聞こえていたが、暗くなってから声が聞こえなくなり、ライトを点けた気配も無い。まさか、後ろのカップルはライトを持っていないのか?と危惧しつつ下山。
最後は、雨のせいかまた道はよく滑る。
あの、デンジャラスゾーンを無事抜けたので、ここまで来てまた転倒は避けたい。捻挫の姐さんがものすごく痛そうであるが、励ましながらゆっくりと下り、ついにゴール!
車に着いた途端に凄い土砂降りになった。その点でもツイていた。

いや〜、無事で(姐さん捻挫はあるも)帰還して本当に良かった!
内心、姐さんの捻挫の状態によっては避難小屋泊を免れないと思っていた。

下山後は湯沢のスーパーで鍋の具材を買いこみ、苗場姐さんのマンションに向かってたらふく食べ、翌日曜日はへぎ蕎麦を食べまくった。
その結果、滑落の恐怖と隣り合わせのデンジャラス12時間山行であったにもかかわらず、体重増加という解せない事態となったが、本当に無事で良かった。
姐さんが、捻挫したにもかかわらず、超人的精神力で歩かれたのには毎度感心。
苗場のマンションも久々に3人と少人数でゆったり使わせて頂いてありがたし。

この尾根に入れるのは、クライミングや沢登り経験者に限ることをもっともっと明確に明示しておいた方が良い。ヘルメット、ロープ持参は言わずもがな最低必須である。

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コメント

おつかれさまでした
昨年、人生初滑落が巻機の米子沢でした。
写真見ててありありとあの巻機の沢の感じを思い出しました。
こう言うのもなんですが、面白そうなルートですね。。。チャレンジしてみたいです。
tekuさん、お大事にしてくださいね。
2016/9/20 23:28
Re: おつかれさまでした
kamehibaさんたちでしたら、沢や岩のところは全く問題ないと思いますが、
問題は、天狗尾根に上がる「滑る土しかないトラバース」の場所一箇所です。トラバースと言っても、足を置ける平らなところはありません。
奈落へ真っ逆さまの垂直の滑る土の壁と、掴めるものは頼りない草しかない場所、しかも滑ったらそのまま谷底へさよならという恐怖のトラバースは非常に危険と思います。ここを滑落せずに通過できたのは奇跡的でまったくおすすめできません。
トラバースしない直進藪の中にうっすら踏み跡らしきものもありましたが、行っていませんのでそこから尾根に上がれるかも定かではなく…。
途中で出会った地元の3人組の方によると、天狗尾根よりヌクビ沢コースの方がマシとのことでしたので、ヌクビ沢からの方が良いのではないかと思います。実際その方たちはヌクビ沢を選択されていました。

姐さんの捻挫はどうなるかと思いましたが、普通なら救助要請のところを歩き通されたのは流石姐さんでしたね!
2016/9/21 7:42
Re: おつかれさまでした
ありがとうございます〜〜〜
捻挫の方は大丈夫ですよ
足首じゃなくて良かったです。
3人組のおじさんも以前米子沢を登ってフリーズしたとおっしゃっていました。
ヌクビ沢なら、カメヒバさん達なら問題なく楽しめると思います。
是非是非行ってみてくださいね。
雨の日はやめといたほうが良いと思いますケド
2016/9/21 13:25
なつかしい〜ヌクビ沢
昨年の秋に行ったルートで個人的には楽しかったですが・・・ヌクビ沢でしたけど・・こちらも一般的には危険ですね。

一緒に歩いていたおじさんに・・天狗は荒れていて、事故が多いと聞いたので、ヌクビ沢に登った記憶があります。こちらは岩岩ルートで稜線にでました。重太郎的な感じ・・

ヌクビ沢ルートに比べて天狗はみた感じ、かなり荒れてますね〜
「滑る土しかないトラバース」なんてヌクビ沢ルートは無かったです。し草付きや岩のホールドが無いトラバースなんて、バリルートでもあまり無いかと・・・ロープあっても支点も作れないほど危険なんですかね。

姉さん・・捻挫って大丈夫 ですか。後半は顔が笑ってないので
かなり下山は大変でしたね。お疲れさまでした。

たぶん週末の本谷のが・・・危険性は低いかと思います。
谷に入る下りだけ、ガラガラですが・・・他はルートが以外としっかり
しています。
2016/9/21 8:49
Re: なつかしい〜ヌクビ沢
そうですよね。
最初に遭遇したとき、3人組にヌクビ沢の方がまだマシだよって聞いたのですが、
もう、岩飛びがきつかったもんで
基本的には岩飛びルートは割と好きなんですけどね。
ん〜〜問題のトラバース部分は私はちゃちゃっと通過しちゃったのでそんなに印象は無いのですが、そのあとの手掛かりのない急登の方がイヤでした。
まあ、人それぞれ苦手な所が違うんで・・・
きゃろさんは大丈夫だと思いますよ
でも、まだまだ荒れていきそうなルートなので好んで入らなくていいかと
2016/9/21 13:31
Re: なつかしい〜ヌクビ沢
carolさんのレコ、覚えてます。
巻機山は未踏でしたが、carolさんはやはり一般的ではない沢から行かれたなと
思っていました。
天狗尾根を行くなら、昨年の天竺からのルートの方が
長いですがマシそうな気がします。
危険と思うところは本当に人それぞれですね!
自分はなんといってもトラバースのところがダントツで、
姐さんのおっしゃる場所は、逆に全く大丈夫でした。
昔は妻とも感覚が違う場所もありましたが、最近では感性がすっかり同化してしまい、同じところで同じように感じるようになりました
良いのか悪いのか?
2016/9/21 19:43
ご無事で何より
危険ルートでも、なんとか脱出され、また楽しまれたのは、日頃の山鍛錬の成果と。。ともあれ、ご無事て何よりでした。
このシルバーウイーク、涙の連休ですが、まだ後半に望みを託します。
復活、してくださいね。
2016/9/21 12:44
Re: ご無事で何より
devilmanさん、どうもpaper
ホント天気に翻弄されますねえ。
ウチのシャア君がグレグレのラインよこしてきてます
山もバイクも雨は天敵。
スッキリした秋晴れを祈って
2016/9/21 13:34
Re: ご無事で何より
devilmanさん、
本当に無事で良かったです。
この秋は本当に天気が悪くて泣かされますね
早く青空になって欲しいです。
姐さんはもう復活されたようですよ
2016/9/21 20:51
わぁ〜、怖そう。。
Pengin22さん、テクさん、こんばんわ

写真と写真のコメント、張り付いて読んでました。
下り禁止の沢ルート、めちゃめちゃ怖いですね!
pen妻さんのいつもの素敵な笑顔と、テクさんの元気な笑顔見てると、
よくこんなニコニコの余裕あるなぁ〜 って
ホントハードなルートでしたね。
私にはムリです。すぐドボン 。。

テクさん、足捻挫ですか?
以前痛めた所のようですね。
時間はかかったようですが、ほかにケガなど無く、
良かったです。
鍋、翌朝のヘギ蕎麦・・
ホント良い笑顔で、足を痛めてハードなルートを歩きとおしたとは思えません。
早く治ると良いですね。

ではでは、皆さんの鍋パーティー会場近く(前)を通ったpikaでした。
2016/9/21 19:50
Re: pikachanさん、
レスしていたと思ったのですが、なぜか反映されていなかったことに今頃気付きました すみません
お近くの赤湯にいらしていたのですね。
赤湯はまた行ってみたい良い温泉ですよね。
ご一緒に鍋していただいたら、食べ過ぎにセーブがかかったかもしれません。
このルートは本当にヤバかったです。
捻挫の姐さんが、よく歩き通されたと思いました。
次回は赤湯でまったりしたいですね。
2016/9/28 7:25
Re: わぁ〜、怖そう。。
ぴかちゃん
長期留守にしていたので、返信遅れてごめんなさい。
足はなんとか大丈夫なようです。
沢ルートねえ・・・写真では沢ばかりですが、各所に書いてるように沢を離れてからの方が難ルートだったのです。
いやいや、もう喉元過ぎすぎてホゲホゲ状態ですがやっぱ「危険ルート」でした。
へぎ蕎麦はぴかとも行きましたね。
またそのうち、スキー(ボード)とセットでいかがでしょう
2016/9/28 18:03
ハードなコースですね
こんばんは、
連休なので遠くまで遠征されるかなと思っていました。やはりお天気が優先ですね。土曜日以外は、どこも雨で撤退されるレポも多く見ました。
本当、無事に帰還できてよかったですね。
ドキドキしながらレポを読みました(^^;

巻機山へは、昨年の6月に行きました。避難小屋付近は、残雪が多くて
水場が使えなかったのを思い出しました。
ヌクビ沢・天狗尾根コースは、入山禁止の看板があったような?

へぎ蕎麦がいいですね。中野屋や小嶋屋もよく行きます。
ご飯なら魚沼の「こめ太郎」かな?
これから新潟は、新米の季節になりますね。
登山と秋の味覚が楽しめそうです。
2016/9/22 0:23
Re: ハードなコースですね
shirakabaさん、
ずっと不在にしており、レス遅くなりました
敬老の日の3連休は冴えない天気で、
その前の普通の週末の方が遠出でした

天狗尾根、ヌクビ沢とも、「残雪のある9月上旬まで通行禁止」との
看板はありましたが、
天狗尾根尾根に関しては、残雪無くても大変危険でしたので
通年禁止という看板にしておいた方が良いと思います。

小嶋屋さんやこめ太郎さんの情報ありがとうございます。
両方とも行ったことがありませんので、
今度行ってみたいと思います
2016/9/26 7:30
Re: ハードなコースですね
shirakaba2 さんはじめまして
私、新潟に住んでいたことがあるので、へぎ蕎麦は小嶋屋含めていろいろな所へ行きましたが、こめ太郎は行ったことないです。
今度行ってみますね。
新米とキノコ汁とか良いですよね〜〜〜
2016/9/28 18:06
すごい山行!!
tekutekugoさん、Pengin22さんらの皆さん、おはようございます。
目が覚めるようなすごい山行ですね。
沢筋の岩場、絶壁トラバースと危険極まりないルートですね。
破線とはいえ、行っては行けなさそうな感が出ています。
仮に行くとすれば、沢筋を沢装備で詰めるような感じでしょうか、それでもしんどそうです。
tekutekugoさんの捻挫、早く良くなりますよう。
2016/9/25 8:55
Re: すごい山行!!
こんにちは、
コメントありがとうございます。
そうですね、沢装備をきちんとされて、
沢筋のヌクビ沢を詰めれば行けるのではないでしょうか?
地元の3人組の男性はそちらのルートを通られました。
ただ、分岐手前で会い、その後同時刻に山頂で再会しましたので
同じくらい時間はかかると思います。
天狗尾根の方は、沢を離れてから尾根に出るまでのルートが
崩れて荒れているので、たいへん危険と思います。
こちらのルートは地図から消去して、安易に入れないようにした方が良いですね。
2016/9/26 7:41
Re: すごい山行!!
ブルジョンさん、返事遅くてごめんなさいね。
目が覚めるところじゃないルートでしたよ
特に沢が終わってから・・・
という事で、ホントに必要なのは沢装備じゃないかも〜〜〜
いやいや、久々のアドベンチャーでした〜〜〜〜
2016/9/28 18:12
このレコ先に読んでおけばよかった。
先週、天狗尾根に行きました。ピストンは詰まらんだろうと軽い気持ちで行ったのが失敗です。やっぱり事前のリサーチが重要ですよね。こんなに詳しくレコしてあったのに。天狗尾根なんて優しい名前つけるから勘違いするんだよ。悪魔尾根とか鬼牙尾根ぐらいにしとけば少し考えたかも知れないのに、危うく100m落ちるとこでした。
ホント無事に帰れて激しく安堵です。
2016/9/27 21:35
Re: このレコ先に読んでおけばよかった。
milukuさん、
先週行かれたのですね!
本当に悪魔尾根、が相応しいかと思います。
滑落されそうになられたのは、尾根取り付きの草地のトラバのところでしたか?あそこは掴むものが何もないので、どうにもなりませんよね
斜面は垂直の土ですし
天狗尾根に行った前の週末が大キレット、そして翌週は北アのバリルートに行きましたが、大キレットも北アのバリルートもここと比べれば天国でした。
それほどここが嫌らしく危険でした。
ご無事に帰還されて本当に良かったです!
2016/9/28 7:44
Re: このレコ先に読んでおけばよかった。
miluku さん、こんばんは。
悪魔尾根・・・なるほど、座布団三枚
おひとりでは不安だったでしょうね。
せっかくはるばる遠征してこられたのに・・・・
うふふ、私もそちら方面の出身です。(岸壁の母
青葉山はよく登ってますよ。
あのあたりの山は冬は海を覆う雲海が見られてステキですよね。
大江山の笹原も好きです。
由良が岳にまだ登っていないので今度帰ったら登ってみようかな
2016/9/28 18:16
Re[2]: このレコ先に読んでおけばよかった。
tekutekugoさん、こんばんは
私の中では、あれは悪魔尾根に改名しました。
当日は、私が駐車場に着いた頃は8割程、駐車場が埋まってましたから、かなり先行者がいるな思ったんですよ。
で、悪魔尾根に向かって歩き始めると何度も蜘蛛の巣があって様子がおかしかったのですが気にしませんでした。
後で、自分で自分に「少しは気にしろよ」と言い聞かせました。
それはそうとして、舞鶴出身の方ですか。私は綾部が故郷なんですよ。
中学生の時に、家族で登った大江山が忘れられない良い思い出です。
由良ガ岳は悪魔尾根に比べたら、軒下の散歩みたいなもんですから気楽に歩いてみてください。
2016/9/28 20:13
Re[3]: 由良ヶ岳
軒下の散歩はちょっとかわいそうな気がするけど・・・たしかにね〜〜
あの山、どうして登りたいかと言うと、標高0mから狙えるからなんですよ。
由良海水浴場の海に手を付けてから登り、下って来てまた手をポチャリwave
これで、間違いなく0mから登山でございましょう?
標高たったの640mだけどね〜〜〜〜
栂海新道と違って超お気軽
な〜〜んて、くだらない事ばかり考えてるワタシなのであります。
20代の頃はね〜〜〜「廃村八丁へMTBで向かえ」とかしょうもないことやってました。今でも廃村八丁ってあるんでしょうかねえ。
あらら、妙な故郷話で失礼いたしました〜〜〜〜paper
2016/9/28 22:05
Re[4]: 由良ヶ岳
なるほど、そういう理由があったのですね。それなら、ご存知かと思いますが敦賀三山の西方ケ岳も0mから登れますよ。しかもサザエガ岳に縦走出来ますし、以前路線バス利用して歩いたことがあります。帰郷の際にはぜひご検討を。
ところで廃村八丁は今でもキャンプ地として人が入ってます。
今年のGWに行きましたが、人が入る時期なので交代で管理人が入って番をされてました。
そこにMTBで行かれてたのですか?当時のご両親の心配顔が目に浮かぶようです。
でも、レコ見る限りは今でも十分に、おてんばさんの様子なので気を付けて遊んでください。
2016/9/29 19:53
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この記録に関連する登山ルート

山滑走 甲信越 [日帰り]
巻機山 井戸尾根〜米子沢下降
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
巻機山桜坂駐車場
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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