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記録ID: 962839
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ハイキング
丹沢

丹沢・塔ノ岳から鍋割山へ 〜ヒルがいっぱいお腹もいっぱい〜

2016年09月17日(土) [日帰り]
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youji その他1人
GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,153m
下り
1,158m

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
1:35
合計
7:50
5:50
15
スタート地点・表丹沢県民の森
6:05
6:05
80
7:25
7:40
100
9:20
10:00
80
11:20
11:20
0
11:20
11:50
40
12:30
12:40
60
13:40
ゴール地点・表丹沢県民の森
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
表丹沢県民の森(芝生の広場)の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
二俣から小草平への登山道の下の方(広葉樹林帯)にはヒルが沢山いました。ヒル対策が必要です。
表丹沢県民の森の駐車場。先客は2台2名だ。
2016年09月17日 05:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
9/17 5:48
表丹沢県民の森の駐車場。先客は2台2名だ。
堀山ノ家に着いたら富士山が顔を出していた。
2016年09月17日 07:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 7:31
堀山ノ家に着いたら富士山が顔を出していた。
登山道のベンチの上には綺麗な落ち葉が落ちていました
2016年09月17日 08:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 8:06
登山道のベンチの上には綺麗な落ち葉が落ちていました
花立小屋ではかき氷が食べられますが、今回はパス
2016年09月17日 08:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/17 8:40
花立小屋ではかき氷が食べられますが、今回はパス
登山道脇にはアザミが沢山咲いていました
2016年09月17日 08:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 8:43
登山道脇にはアザミが沢山咲いていました
鍋割山稜の後ろには蛭ヶ岳から桧洞丸の稜線が見えました
2016年09月17日 08:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 8:55
鍋割山稜の後ろには蛭ヶ岳から桧洞丸の稜線が見えました
ちょっと毛色の違うアザミも咲いています
2016年09月17日 08:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/17 8:57
ちょっと毛色の違うアザミも咲いています
金冷しまで来れば塔ノ岳山頂はすぐそこです
2016年09月17日 09:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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金冷しまで来れば塔ノ岳山頂はすぐそこです
すっかり天気が回復した塔ノ岳山頂に着きました
2016年09月17日 09:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 9:23
すっかり天気が回復した塔ノ岳山頂に着きました
富士山も再び顔を出してくれました
2016年09月17日 09:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 9:30
富士山も再び顔を出してくれました
不動の峰から蛭ヶ岳への山稜
2016年09月17日 09:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 9:35
不動の峰から蛭ヶ岳への山稜
蛭ヶ岳の山頂を超望遠で撮ってみました。山小屋の屋根が光っています
2016年09月17日 09:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 9:31
蛭ヶ岳の山頂を超望遠で撮ってみました。山小屋の屋根が光っています
登山道脇にはアザミがいっぱい
2016年09月17日 10:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/17 10:11
登山道脇にはアザミがいっぱい
山毛欅が綺麗な鍋割山稜
2016年09月17日 10:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/17 10:32
山毛欅が綺麗な鍋割山稜
小丸尾根分岐
2016年09月17日 10:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/17 10:42
小丸尾根分岐
伐採作業のため小丸尾根は当分通行止めです
2016年09月17日 10:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
9/17 10:42
伐採作業のため小丸尾根は当分通行止めです
気持ちの良い鍋割山への尾根道
2016年09月17日 10:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 10:50
気持ちの良い鍋割山への尾根道
鍋割山荘でかき氷を食べました。冷たくて美味しかった
2016年09月17日 11:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 11:26
鍋割山荘でかき氷を食べました。冷たくて美味しかった
名物の鍋焼きうどん。千円です。具も沢山入っていて美味しいです
2016年09月17日 11:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 11:29
名物の鍋焼きうどん。千円です。具も沢山入っていて美味しいです
花の写真を撮りながら下山です
2016年09月17日 12:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 12:04
花の写真を撮りながら下山です
紫蘇の花に似た花が咲いていました
2016年09月17日 12:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/17 12:20
紫蘇の花に似た花が咲いていました

感想

 来週の穂高行きに備えて丹沢へ足慣らしに出かけた。一緒に穂高へ行く予定だが、最近、運動不足で体力に自信がなくなったというMさんを誘った。家が平塚なので行く登山口へ行く途中に拾えばいいのでちょうどいい。

 土曜日なので混雑を避けて午前5時に迎えに行った。早朝の湘南海岸は空いていて快適だ。わずか50分で武藤さんの家に着いた。(ちなみに帰りは2時間以上かかった)さらに50分で登山口の表丹沢県民の森の駐車場に着いた。先行車両は2台。どちらも運転手が乗っているが仲間を待っているのか、二人とも車の中で休んでいた。

 手早く準備をすませて林道を歩き始めた。今朝方まで雨が降っていたらしく木々がしっかり濡れていた。土手から湧き出た水が林道上を流れている。ここしばらく雨模様の日々が続いていたが今日は何とか雨衣を出さなくてもすみそうだ。

 今日のコースは、まずは二俣から小草平に出て大倉尾根を登って塔ノ岳に登る。その後、鍋割山稜を歩いて鍋割山で名物の鍋焼きうどんの昼食をとる。そして後山乗越から二俣を経て車に戻るという約6時間の初級コースだ。

 二俣から小草平のコースは道が不明瞭なので最新の地図では破線になっているが、今年の春先に下ったばかりなので心配はなかった。

 長雨ですっかりジトッとした登山道を快調に登っていたら何か足首の辺りがチクッとした。靴下をめくって見ると何か小さな小枝のようなものが入っていた。取り除こうとしたらモゾモゾ動くではないか。それにくるぶしの辺りがポツンと赤く出血していた。「ワッ、これはヒルだ」と思って靴下の中をよく見ると2,3匹のヒルが靴下の編み目の中に潜っていた。ヒルは靴下の中だけでなく靴の周りにも沢山付いていた。

 いままでヒルというと気がつかないうちに靴下の中に潜り込み、すっかり血を吸って大きく膨らんだものしか見たことがなかった。どうしてこんなに太いヒルが靴下の中に入ってくるのかと不思議に思っていたが、血を吸う前のヒルは針のように細くて小さかったのだ。

 後続のMさんにそのことを告げると「ひゃあ、なんだこれは」と悲鳴に似た声を上げたMさんの靴にも沢山のヒルが付いていた。気持ち悪いが丁寧に一匹づつ剥がして潰した。どうやら登山道に積もった湿気った落ち葉の中で登山者が来るのを待ち構えていたようだ。

 その後、5分に1回は靴を確認しながら歩いたが、広葉樹林が終わって杉の植林地に入ったらヒルはいなくなった。

 コースタイムよりか若干早いペースで堀山ノ家に着いた。木の間から真っ黒な富士山が顔を出していた。大倉尾根を歩いているうちに青空も見えるようになり、汗の出も一段と多くなり、あっという間にタオルが湿気っぽくなった。

 花立小屋のかき氷の旗に引きつけられたがここはぐっと我慢して山頂へ向かった。連れがいると時間が経つのが早い。息が上がることなく塔ノ岳山頂に着いた。

 休日はあふれんばかり人出になるというが、それを見越して早めにスタートしたので山頂には10人ほどしかいなかった。隠れていた富士山も再び顔を出したし、蛭ヶ岳から桧洞丸あたりの稜線も見えている。この時期、これだけの天気に恵まれれば上等である。

 平穏な天気になったので山頂でのんびりしていたが、大倉への一番バスで来た登山者がぽつぽつ到着し始めたので重い腰を上げて鍋割山へと向かった。

 鍋割山への稜線はなだらかで気持ちが良いので気が楽だ。時折すれ違うトレイランの人たちを脇目にぶらぶらのんびり歩いた。

 さすがに土曜日だけあって鍋割山には沢山の登山者がいた。そのほとんどの人が鍋焼きうどんを食べていた。私たちはあとは下りるだけなのでまずはかき氷で喉を潤し、そのあと熱々の鍋焼きうどんを注文した。ふだんは親父さんが一人でポツポツ作っているが今日は応援の若者が3人ほど厨房に立っていた。大忙しのようだ。

 ここの鍋焼きうどんは具が沢山入っているし味もまんざら捨てたものではない。山の上で作ってこれで千円なのだから安い。汁までしっかり飲んでお腹いっぱいになった。ちょっとひと寝入りしたいところだが、ここも登山者が続々と登ってくるのであまりのんびり出来る雰囲気ではない。しかたがない。山を下りるとしよう。

 大倉尾根ほどではないが後山乗越コースも結構登ってくる人がいる。私たちは県民の森まで車で入ったので林道歩きはさほど長くはないが、多くの登山者は大倉までバスで来て西山林道を歩いてくるらしい。

 日本の山はどこへ行っても林道歩きが長い。やっぱり電動マウンテンバイクが必要かな、と思う今日この頃である。

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コメント

ヒル居るんですね
私が通ったルートだと全くヒルは見ませんでした。
場所によっては沢山いるんですね。ひえー
2016/9/18 22:49
Re: ヒル居るんですね
はじめまして。
コメントありがとうございます。
丹沢は、昔はヒルなんて滅多にお目にかかれませんでしたが
最近は、標高の低い、じとっとした落ち葉のある樹林帯に多くいるようです。
尊仏山荘のご主人も「二俣から小草平への道は沢山いるんだよね」と言っていました。大山方面も沢山いるようです。
登山口に塩が置いてある場所は要注意のようです。
沢登りでも休憩中に取り付かれることがあります。
丹沢の沢は楽しいのですが、ヒルが多くなったのでいまは行く気になれません。

同じ日に随分長いルートを歩いたのですね。
ユーシンは車が入れた頃には年何回も行きましたが最近はご無沙汰です。
今年の夏前、30年ぶりに熊木沢南稜から蛭ヶ岳に登りましたが・・。

元気に山を楽しんでください。
2016/9/19 12:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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