鶴巻温泉から大山
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,750m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
連日の雨でぬかるみが多く、土が露出しているところはツルツルと滑って注意が必要。 |
感想
丹沢のトレランルートで定番と思われるルートに初めて行ってみた。
鶴巻温泉から大山までつながるルートがあると知ったのは、トレラン的なルートを探し始めた初期。ダラダラと繋がる尾根で、普通の登山者が大山まで通して歩くのは稀だろうなというコースで、長さや斜度、それにアクセスが良好かつ下山した場合は温泉にも入れる...ということでよさそうだなぁとは思いながらも今まであえていく事はなかった。
本当はいつもの丹沢主稜縦走(西丹沢-蛭ヶ岳-塔ノ岳-大倉)あたりを考えていたのだけど、天気が悪そうで開けた稜線での行動を避けたかったので、樹林の中での行動がほとんどのこのコースであれば多少の雨でもなんとかなるだろうと考えた。大山まで標高差1,200なので、登りは2時間-2時間半、帰りは見晴台側に下ってから蓑毛越までトラバースして帰って2時間、という想定。
本日の参加者は自転車チーム仲間のF井さんとM井さん。二人ともトライアスロンやウルトラ、トレランの経験があり、走力は自分とは比較にならないレベル。山登りの経験と持久力でなんとかする作戦。
鶴巻温泉駅に7:30集合して、準備してそのままスタート。
F井さんは先週129kmのトレランレースから完全に回復していない模様。
市街地を抜け、高速の下をくぐって左に進み、ググッと急に登ったところがトレイルの開始点。里山のハイキングコースという風情で、雨でぬかるんでいるにもかかわらず序盤に2,3人の人とすれ違う。それなりによく踏まれているコースで、ここ数日の雨で一部ぬかるんではいるけど概ね歩きやすい。開始してすぐの吾妻山からは弦巻の市街地の展望が開ける。登っては少し下って平坦というパターンを繰り返して、あんまり高度はあげないまま水平距離を伸ばしていく。
246で超える善波トンネルの手前には、昔の善波峠があって江戸時代からあるであろう切り通しがあってなかなか趣がある。登って下って走ってを繰り返していくと、高取山に到着。ここは今日のコースで大山を除いて数少ない標識があるピークらしいピーク。今日は湿度が高くて運動強度も高いので、3人とも汗だく。少し行くと林道に出て、そこからはNTTの電波中継所のためであろう道が整備されていて走りやすい。
さらに進むと蓑毛越に出る。蓑毛から登る大山は裏参道として江戸時代に多くの人が登ったルートのようだ。このあたりからは単調な登りになり、ペースを維持して登り続けて大山山頂へ。行動開始からちょうど2時間半で到着。ガスの出ている大山山頂では2,3パーティがくつろいでいるが、売店もやっておらず人気も少なく、自分の知っている大山とは違う感じ。少し休んで見晴台側に下るが、木の階段の土の部分がグチャグチャのドロドロで、なかなか歩きにくい。とちゅうから足元がよくなってきたのでスイスイと下っていき、見晴台でスイッチバックしてトラバース道経由で下社まで行き、トイレを使わせてもらってから蓑毛越まで。この区間は平坦が多く今日は人もいないので快適に走ることができる。過去に滑落死があったようで、ケーブルフェンスが張られていた。
蓑毛越からも走れるところはどんどん走って下る。林道に繋がるあたりではこれまで出したことがないようなスピードで走って足がもげるかと思った。登りと下りで足にダメージが溜まってきて、このあたりからは足でふんばる必要のある斜度の下りが特にきつい。淡々と走り、ちょっと登り、下り...を繰り返しているうちに善波峠を抜けて、最後に吾妻山で少しだけ足を休めてから鶴巻温泉に下る。木に覆われていない市街地に出た途端に強い雨に打たれるが、どうせ汗でグチョグチョなのであまり気にしない。
立ち寄り温泉で湯に浸かり、温泉の食堂で軽く打ち上げをして、駅から電車に乗って帰宅した。
今日は足元が悪くて少し注意が必要だったけど、乾いていれば初心者に山トレランを楽しんでもらうのに最適なコースで、経験者でもアクセスが良好でそこそこ距離があり、走れる区間も多いのでよい練習ルートだなと感じた。
水: スポーツドリンク1L
ザック: モンベルクロスランナーパック7L
シューズ: ニュートン
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