秋田駒ヶ岳

2016年09月19日(月) [日帰り]

• GPS: 02:45
• 距離: 6.1km
• 登り: 356m
• 下り: 353m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:11
• 休憩: 0:34
• 合計: 2:45

10:41 駒ヶ岳八合目
10:48 10:48 旧日窒硫黄鉱山跡
11:14 11:16 片倉岳
11:49 11:49 阿弥陀池
11:55 12:25 阿弥陀池避難小屋
12:39 12:41 秋田駒ヶ岳
12:49 12:49 阿弥陀池避難小屋
12:53 12:53 阿弥陀池
13:11 13:11 片倉岳
13:22 13:22 旧日窒硫黄鉱山跡
13:26 駒ヶ岳八合目

　秋田市から自家用車で田沢湖高原まで途中コンビニエンスストアで買い物をしながら片道ほぼ2時間で到着（秋田市を8時出発）。アルパこまくさの駐車場に自家用車を停め，秋田駒ヶ岳までのバスの発車時刻を見ると次は10:02であった。気づいたときは残り2，3分だったが，準備もそこそこにパスに乗った（次の発車は10:39）。アルパこまくさから秋田駒ヶ岳八合目まで所要約25分でバス運賃は片道620円。アルパこまくさで切符を買うこともできると思うが，バスの中の両替機を使って運賃を支払う人も多かった。我々もバスの中で両替して精算。駒ヶ岳八合目に着いてから靴下を履いたり，日焼け止めを塗ったりとゆっくり準備した。
　阿弥陀ヶ池避難小屋でジェットボイルで水を沸かしてカップ麺。少し風があったが，風の当たらない小屋の南東側の外壁の腰掛に座りこんだ。カップ麺の後，同行者はミラーレスカメラで写真を撮りながらそのままゆっくりともと来た道を下山。私は秋田駒ヶ岳最高峰の男女岳の頂上に行ってから下山。帰りは駒ヶ岳八合目13:30発のバスを目指したが，思った以上にぎりぎりだった。最後は途中で駆け足になりながらも急いで下り，旧日窒鉱山跡入口のあたりで同行者にやっと追いついた。13:30分八合目発のバスにも間に合った。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

駒ヶ岳温泉（日帰り入浴9:00〜19:00，500円）

写真

9/19 10:41

田沢湖高原のアルパこまくさに自家用車を駐車し，秋田駒ヶ岳八合目行きのバスに乗車。八合目の小屋で靴下を履いたりとゆっくり準備した。八合目小屋の標高は1300m。

9/19 10:41

駒ヶ岳八合目より片倉岳展望台，阿弥陀ヶ池のオーソドックスコース（新道，片倉岳コース）。今日の同行者とこの時期に年1回，秋にこのコースに来ることが多い。

9/19 10:42

八合目登山口に入ってすぐ右側の休憩所ベンチ

9/19 10:42

八合目登山口に入ってすぐ右側の休憩所ベンチ

9/19 10:45

歩き始めたあたりから先の登山道を見上げる。秋田駒ヶ岳のオーソドックスコースは苦しいイメージはないのだが，この先の登山道を見るとしっかり高度を稼いで登っているように見える。

9/19 10:52

歩き始めて10分ほどで出発点の八合目の小屋を眼下に見ることができる。

9/19 10:52

秋田駒ヶ岳八合目少し上の変質地帯。戦後までここで硫黄が採掘されていた。

9/19 10:53

眼下の八合目小屋と向かいの笹森山（標高1414m）

9/19 10:53

秋田駒ヶ岳八合目少し上の変質地帯

9/19 10:59

眼下の八合目までのバス道路と向かいの笹森山

9/19 10:59

ヤマハハコ（山母子）。キク科ヤマハハコ属の多年草。雌雄異株。

9/19 11:00

ウメバチソウ（梅鉢草）。ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草。

9/19 11:01

キャラボク（伽羅木）。イチイ科イチイ属の常緑針葉樹でイチイ（一位，櫟）の変種。本州の日本海側の亜高山帯に自生する。

9/19 11:02

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草）。キク科アキノキリンソウ属の多年草の高山植物。別名：コガネギク。

9/19 11:02

タカネナナカマド（高嶺七竃）。バラ科ナナカマド属の落葉低木。高山植物。

9/19 11:03

キャラボク（伽羅木）の実。イチイと似るが，イチイの葉よりもキャラボクの葉が小さい。キャラボクの葉は四方八方へ放射状に出るのに対し，イチイは左右に葉が2列に出る。

9/19 11:03

ウメバチソウ（梅鉢草）

9/19 11:04

ウゴアザミ（羽後薊）。キク科アザミ属の多年草。

9/19 11:06

登山道を少しずつ登り，標高も1400mを越えたところ。向かいの笹森山の向こうにとがったピークが見えてきた。とがったピークが標高1478mの乳頭山（烏帽子岳）。

9/19 11:06

笹森山の向こうに乳頭山のピーク

9/19 11:06

笹森山の向こうに乳頭山，乳頭山の右に見えるのが笊森山，笹森山から峰続きで右にあるのが湯森山。

9/19 11:07

これまで歩いてきた登山道に目を向けると，後からどんどん登山者が登ってくるのが見える。

9/19 11:11

すぐ向かいに笹森山，その向こうに乳頭山。

9/19 11:15

片倉岳展望台より向かいの笹森山，その向こうの乳頭山や笊森山。

9/19 11:15

片倉岳展望台の赤土の広場に着いた。他の登山者の方々もここでいったん立ち止まっていた。

9/19 11:16

片倉岳展望台（赤土の広場）の道標。片倉展望台の標高はおおよそ1440m。

9/19 11:19

片倉岳展望台を過ぎれば阿弥陀ヶ池まで勾配が比較的緩やかな道が続く。紅葉にはまだ少し早いと思っていたが丈の低いカエデ類の葉が色づいている。

9/19 11:20

ヤマハハコ（山母子）

9/19 11:27

標高1470m付近まで登ってきた。雲がすこしあるが，乳頭山に向けて写真を撮った。

9/19 11:33

標高1490m付近の登山道より田沢湖高原温泉郷の方を見下ろす。

9/19 11:33

標高1490m付近の登山道より秋田駒ヶ岳の男女岳を見上げる。それなりに紅葉が進んでいる。

9/19 11:38

標高1520m付近の登山道より秋田駒ヶ岳の男岳

9/19 11:39

標高1520m付近の登山道より秋田駒ヶ岳の男女岳

9/19 11:40

標高1520m付近の登山道より紅葉で色づき始めた男女岳

9/19 11:41

標高1520m付近の登山道より紅葉で色づき始めた男女岳

9/19 11:42

標高1520m付近の登山道より男女岳。ここまでくれば阿弥陀ヶ池もすぐそこだし登山道はほぼ平坦。

9/19 11:45

阿弥陀ヶ池手前の男岳側の斜面。やや紅葉で色づいている。

9/19 11:49

阿弥陀ヶ池にほぼ到着。阿弥陀ヶ池の西端付近より秋田駒ヶ岳の男岳。

9/19 11:50

阿弥陀ヶ池到着。阿弥陀ヶ池の標高はおおよそ1530m。

9/19 11:50

阿弥陀ヶ池

9/19 11:51

阿弥陀ヶ池

9/19 11:52

阿弥陀ヶ池と対岸の阿弥陀ヶ池小屋

9/19 11:53

阿弥陀ヶ池の北側湖畔より男岳

9/19 11:56

阿弥陀ヶ池の西端の阿弥陀ヶ池小屋（駒ヶ岳避難小屋）の前より秋田駒ヶ岳の男女岳

9/19 11:56

阿弥陀ヶ池小屋。「駒ヶ岳避難小屋」の表札あり。

9/19 12:02

阿弥陀ヶ池小屋より阿弥陀ヶ池。阿弥陀ヶ池小屋の外でお湯を沸かしてカップ麺を食べた。

9/19 12:25

阿弥陀ヶ池小屋より阿弥陀ヶ池。カップ麺の昼食後，同行者はミラーレスカメラでゆっくり写真を撮りながらそのまま下山。私は男女岳の頂上にタッチしてから下山することに。

9/19 12:26

阿弥陀ヶ池小屋より阿弥陀ヶ池

9/19 12:26

阿弥陀ヶ池小屋から男女岳への道標

9/19 12:26

阿弥陀ヶ池小屋北東側の湿原。湿原の向こう，写真の中央のピークは焼森。

9/19 12:26

阿弥陀ヶ池小屋北東側の湿原

9/19 12:26

男女岳の登り口より阿弥陀ヶ池小屋

9/19 12:26

男女岳の登り口より男女岳

9/19 12:26

男女岳の登り口より北東側の湿原

9/19 12:26

男女岳の登り口より北東側の湿原

9/19 12:27

男女岳の登り口より北東側の湿原への下り口（旧道コース）

9/19 12:27

男女岳の登り口より阿弥陀ヶ池とその向こうの男岳

9/19 12:27

男女岳への登山道は初めは石畳

9/19 12:28

男女岳への登りはじめのあたりより阿弥陀ヶ池と男岳

9/19 12:28

男女岳への登りはじめのあたりより阿弥陀ヶ池小屋

9/19 12:28

男女岳への登りはじめのあたりより阿弥陀ヶ池と男岳

9/19 12:28

男女岳への登りはじめのあたりより阿弥陀ヶ池小屋

9/19 12:29

男女岳への登りはじめのあたりより阿弥陀ヶ池と男岳

9/19 12:29

男女岳への登山道

9/19 12:29

男女岳への登山道

9/19 12:29

男女岳への登り道より男岳

9/19 12:30

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池

9/19 12:30

男女岳への登り道より東側の湿原。湿原を通って八合目に下りるのが旧道。新道よりも道が荒れ気味のようだ。

9/19 12:30

男女岳へのジグザグの木段

9/19 12:31

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池小屋と阿弥陀ヶ池

9/19 12:31

男女岳への登り道より男岳鞍部

9/19 12:32

男女岳への登り道阿弥陀ヶ池小屋。背後のピークは横岳。

9/19 12:32

男女岳への登り道より東側の湿原

9/19 12:32

男女岳への登り道より東側の湿原。写真右のなだらかなピークは焼森

9/19 12:32

男女岳への登り道より東側の湿原

9/19 12:32

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池小屋

9/19 12:33

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池

9/19 12:33

男女岳への登り道より東側の湿原

9/19 12:34

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池

9/19 12:35

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池小屋とその向こうに横岳

9/19 12:36

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池

9/19 12:36

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池

9/19 12:39

男女岳への登り道より阿弥陀ヶ池。男女岳への登りは短いがきついので登山者でやや渋滞。

9/19 12:39

秋田駒ヶ岳男女岳山頂より乳頭山（烏帽子岳）

9/19 12:39

秋田駒ヶ岳男女岳頂上

9/19 12:39

秋田駒ヶ岳男女岳頂上

9/19 12:39

秋田駒ヶ岳の男女岳頂上の三角点。標高1637m。秋田県の最高峰。

9/19 12:40

男女岳頂上より男岳鞍部の向こうに女岳

9/19 12:40

男女岳頂上より男岳

9/19 12:40

男女岳頂上より阿弥陀ヶ池

9/19 12:40

男女岳頂上より阿弥陀ヶ池小屋

9/19 12:40

男女岳頂上より東側の湿原

9/19 12:40

男女岳頂上より北東側の乳頭山，笊森山，湯森山，笹森山など。

9/19 12:45

男女岳より下山開始

9/19 12:48

花の最盛期はとっくに終わっているがミヤマキンバイ（深山金梅）が咲いていた。

9/19 12:49

阿弥陀ヶ池まで下りて来た。

9/19 12:49

阿弥陀ヶ池小屋

9/19 12:49

阿弥陀ヶ池北側の木道

9/19 12:50

来る時も阿弥陀ヶ池の北側の通路を通ったが，帰りも北側通路を通る。

9/19 12:50

阿弥陀ヶ池の北側の通路を帰りも通る。

9/19 12:50

阿弥陀ヶ池の北側の通路。八合目からアルパこまくさ行きのバスは13:30発なので急ぎ気味で歩く。

9/19 12:51

阿弥陀ヶ池

9/19 12:51

阿弥陀ヶ池

9/19 12:52

阿弥陀ヶ池の西端より阿弥陀ヶ池

9/19 12:53

阿弥陀ヶ池の西端に阿弥陀ヶ池の道標柱

9/19 12:53

阿弥陀ヶ池を後にして往路と同じ新道（片倉岳コース）を戻る。

9/19 12:53

阿弥陀ヶ池を振り返る。

9/19 12:53

ガスがかかりつつある男女岳

9/19 12:56

ガンジュアザミ（岩手薊，岩鷲薊）。キク科アザミ属の多年草。

9/19 12:59

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）。リンドウ科リンドウ属の多年草。

9/19 13:09

ノリウツギ（糊空木）。アジサイ科アジサイ属の落葉低木。

9/19 13:10

片倉岳展望台（赤土の広場）

9/19 13:11

片倉岳展望台の道標

9/19 13:11

片倉岳展望台の赤土の広場

9/19 13:14

キャラボク（伽羅木）の実。赤い果肉は食べられるが，種に毒があり，食べると死亡する可能性がある。イチイの実も同様に種に毒がある。

9/19 13:14

キャラボク（伽羅木）の実。キャラボクの木材にはほのかな香りがあり，インドの香木「伽羅」に似ているとのことからキャラボクの名がついたという。

9/19 13:14

キャラボク（伽羅木）の実

9/19 13:15

駒ヶ岳八合目小屋と駐車場を見下ろす。

9/19 13:15

八合目までのシャトルバスが通る道路が見える。

9/19 13:16

オオカメノキ（大亀の木）の実。オオカメノキはレンプクソウ科ガマズミ属の落葉低ー小高木。ムシカリとも

9/19 13:16

オオカメノキ（大亀の木）の実。オオカメノキは別名をムシカリともいう。

9/19 13:19

八合目小屋。

9/19 13:20

八合目上の変質地帯（硫黄鉱山跡）。先行していた同行者に変質地帯の下のあたりでやっと追いつく。バスの時刻がぎりぎりで最後は走り気味。

9/19 13:26

八合目登山口に到着。登山口は水が出ていて靴の底の土がおちやすいように工夫されている。

9/19 13:26

八合目登山口の水場。水を飲むこともできるし登山靴を洗うこともできる。

9/19 13:27

八合目登山口の「登山の前に靴底を洗おう」の奨励

9/19 13:27

八合目駐車場より向かいの笹森山。ともかく無事に13:30発八合目初のシャトルバスに乗ることができた。13:30発の次は14:05発予定。

9/19 15:03

帰りがけに水沢温泉郷奥の駒ヶ岳温泉で入浴。日帰り入浴時間9:00〜19:00。入浴料500円。

9/19 15:44

秋田市へ帰る途中，仙北市角館町の雲沢ドライブインの自販機うどんを食べる。1杯250円でおやつ感覚。今年になってもう何回目だろう？

9/19 15:56

さらに雲沢ドライブイン近くの安藤醸造元北浦本館に寄って「元祖しょうゆソフトクリーム」。1本320円。

9/19 16:13

秋田市を目指して国道46号を走り，大仙市協和稲沢でやさい販売所に立ち寄る。同行者が野菜を購入したが，こんなところに野菜売り場があることに私は今まで気づいていなかった。

9/19 17:21

秋田市に戻って同行者を送り，一人ではなまるうどんの秋田川元店でうどん。2色ざるうどん（うどん2玉），おでんの大根と牛すじ，さんまの天ぷらで計730円。やはり食べ過ぎ．．．

撮影機器：

DSC-X1260 三洋電機

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 ガスカートリッジ コンロ（ジェットボイル） ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

Ssakana

　紅葉にはまだ早いかと思われたが，登山道から見る男女岳の斜面はそこそこ色づいていた。
　前日に会津若松のスーパースポーツで購入した極厚の登山用ソックスを早速履いてみたが違和感なく快適。前々日の燧ケ岳の下りでストックの先ゴムが抜け落ちてしまったので，前日の会津駒ヶ岳の帰りがけ，会津若松市のスーパースポーツで先ゴムを購入。先ゴムのついたストックも持参したが，下りは急いだのでストック使わず終い。下りで小走りなどもしたが，この日は幸いにも膝のの違和感を感じなかった。