Tramping the Milford Track(in New Zealand)「世界一の散歩道」ミルフォードトラック個人ウォーク(3泊4日)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 56.0km
- 登り
- 2,444m
- 下り
- 2,555m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:34
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:07
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:15
天候 | 4/11 雨のち曇 4/12 晴 4/13 晴 4/14 雨のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・3日目のMackinnon Pass(1,069m)と、Sutherland Fallsへ向かう道の最初の 登り降り以外は、ほぼ平らな道。 |
写真
装備
備考 | <持っていって良かったもの> ・耳栓 →就寝用のマットレスの音が結構うるさかったので重宝。 その他の他者のパッキング音も気にせず眠れました。 ・折り畳み傘 →ほとんど風が無かったので、トランピング時やトイレ往復時も 活用できます。みなさんに羨ましがられました。 ・サンダル(Hut内用) <不要だったもの> ・ガスカートリッジ →途中でコーヒーを淹れるためTe Anauで韓国製のカートリッジを購入し 持参したが、水辺にはサンドフライが多く、作る気がおきませんでした。 (Prims用は売っていない。ジェットボイル用は売っている。) Hut到着後、Hutのコンロで沸かして寛ぐスタイルで十分です (Hutの外にもサンドフライはいますが)。 ・トレッキングポール →マッキノンパスの登り下り(3日目)用に持参。一度も使用しませんでした。 |
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感想
・2015年10月中旬に憧れの信越トレイルを歩き、自分が好きなのは登山よりもロングトレイルではないかとの思いが芽生え始めてから数カ月後、ひょんなことからニュージーランドにあるMilford Trackの存在を知りました。調べるうちにどうしても行きたくなり、たまたま予約が空いた(Milford Trackは完全予約制。人気があるため数カ月前には予約が埋まる)ので、Milford TrackとKepler Trackのトランピングをメインに、観光をサブに、旅行してきました。
※Kepler Trackの散歩記録は以下ご参照
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-965489.html
・緑のグラデーションが鮮やかな森はもちろん、川の色、川の音、鳥のさえずり、風、香りが、五感を通して複合的に伝わってきます。この瞬間に、その場にいて、歩くことができていることが奇跡であり、至福でした。常に(というと大げさですが)笑顔で歩くことができました。
・1日目と4日目は小雨、2日目と3日目は快晴と、雨と晴れ両方のMilford Trackを満喫できました。
・ただ、サンドフライは水辺にもHutにもいて、外でゆっくりはできませんでした。かなり刺されましたが、なんせ痒い。。。サンドフライさえいなければNZ最高です。
・日本では、どちらかいうと登山はストイックなイメージがついてまわりますが、ニュージーランドのトランピングは、日本の登山やロングトレイルとはまた異なった自然の楽しみ方を教えてくれたと感じます。山に立ち入ること、自然の中を歩くことは、苦しいことではなく、とても豊かで幸福で楽しいこと、そんな基本的なことに改めて気づくことができました。
・自身の英語は中学生レベルですが、DOCのサイトから行うHut、行き帰りのバス、船の予約は、日本から(そんなに困ることなく)全てできました。現地での英会話には苦労しましたが、Te AnauのDOCには日本人の女性スタッフがいて助けていただきましたし、Track内でも、片言の英語と身振り手振りを合わせて最低限のコミュニケーションも取れました。(と勝手に思っています)
ただ、日常会話ができれば、道中やHutで世界各国の方と語らうなど、よりトランピングを楽しむことが出来るだろうことは確信できました。勉強しよう。。。
・NZには他にもトランピングのコースが無数にあり、これらを、国を上げて管理、整備しているようです。つまりMilford TrackとKepler Track以外にも、景色の変化に富んだ魅力的なコースが、国中の至るところに整備されています。
・入山(入道?)を制限しているため、個人ウォークは定員の40人ほどいたにも関わらず、混んでいる感じはしませんでした。加えて私は、毎日Hutを早く(明るくなり始めの7時くらいに)出発しましたので、道中は1人で散歩=1人で独占している感じも満喫でき、本当に幸せな時間をかみしめることができました。
・入山(入道)制限は、日本もメジャーな観光資源については参考にできる思想、システムがあると感じました。驚くべきことに、ゴミはひとつも落ちていませんでした。
・道中は登りが無いため、汗はほとんどかきませんでした。
・Hutにはコンセントはありません。デジカメにて、バッテリーの消耗が激しい動画および星空をメインで撮影する予定だったので、あわよくばバッテリーを充電したいと思い持っていきましたが、いくら探してもありませんでした。(ロッジにはあるみたいなので、英語ができる方は交渉してみても?)。ちなみにデジカメはCanon PowerShot G7X。バッテリーは2個持っていきましたが、4日目の後半はバッテリーを気にしながらの撮影となり悔やまれます。2個では足りず、3個あれば十分と思います。
・iPhone(SoftBank)を持っていきましたが、アラーム以外は全く使いませんでした(圏外だろうと割り切り、Wifi自体NZに持っていきませんでした)。機内モードにしていればバッテリーはほとんど減りませんでした。
・日本人は自分1人。アジア系はコリアンの男性が1人。1人参加は10人程度(インド、ドイツ人、アメリカ人)、他の30人程は、2人〜6人(オーストラリア、アメリカ人が多い)で来ているようでした。男性:女性=6対4くらい。
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