「今日が、山が一番キレイな日」雨の日ウォーク・尾瀬

2016年09月22日(木) 〜 2016年09月23日(金)

• GPS: 10:12
• 距離: 18.9km
• 登り: 212m
• 下り: 216m

コースタイム

9/22　鳩待峠(6:35発)→山ノ鼻(7:50着8:40発)→牛首分岐(10:08着)→ヨッピ吊橋(11:05着)→東電小屋(11：24着)→三条ノ滝分岐(11:53着→見晴・桧枝岐小屋(12:12着・泊)

9/23　桧枝岐小屋(7:30頃発)→竜宮小屋(8:22着)→牛首分岐(9:37着)→山ノ鼻(10:48着11:00発))→鳩待峠(12:02着)

天候

2日とも曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

鳩待峠でバス会社の方に聞いた話
鳩待峠→戸倉の最終バスは17:10。それを逃した場合、18:00ぐらいまでなら乗合タクシーの配車を都合できると思う、との事。(19:00には津奈木ゲートが閉鎖。戸倉から乗合タクシーを呼ぶ場合はそれぐらいの時間がリミットになるらしいです)

アウトの場合は歩いて帰るか、鳩待山荘に泊まるしかありませんので注意。

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所なし

その他周辺情報

「戸倉の湯」設備はともかく、戸倉第一駐車場から一番近い。

写真

9/22 6:37

1.鳩待峠。以前はここにも駐車場があり雑然とした感じでしたが、駐車場はなくなり、キレイに整備されていました。

9/22 6:38

2.クマさん出没注意！小屋のご主人曰くミズバショウの実を食べに山を下りてくるのでは、との事。

9/22 6:46

3.山ノ鼻に向けて下って行きます。

9/22 6:55

4.山ノ鼻が近づくにつれ、登山道は平坦に。

9/22 8:12

5.研究見本園で、日帰りで至仏山を目指すという独行男性を見送る。この日は9時から雨、お昼に少し上がってそれからは夜まで雨、という予報でした。

9/22 8:24

6.至仏山荘でコーヒー頂きました。

9/22 9:04

7.見晴方面を目指し、出発。早々にボッカさんに追い抜かれる。。。

9/22 9:06

8.燧ヶ岳の山頂部はガスに包まれています。

5/1 13:23

9.本来、こんな感じで見えるはずなんですけど。。。この写真は2010年5月に撮影したもの。

9/22 9:09

10.池塘をモノクロで。

9/22 9:18

11.池塘。ガスで遠景は期待できず、近景が撮影対象にならざるを得ません。木道からの近景と言えば池塘…、今回は池塘の写真ばかりとなってしまいました。

9/22 9:23

12.逆さ燧の撮影ポイントにて。逆さ燧？ムリムリ！

9/22 9:27

13.池塘に浮かぶヒツジ草も緑色のまま。今年の尾瀬は紅葉が遅いようです。

9/22 9:45

14.ボッカさん休憩中。。。この頃には雨がパラつき始めました。

9/22 10:08

15.牛首分岐。時間があるので、ヨッピ吊橋、東電小屋を経由して見晴に向かうにしました。

9/22 10:46

16.紅葉はまだまだです。

9/22 10:44

17.一時的に雨が小降りに。池塘が曇り空を映して鈍い鉄色となります。

9/22 10:49

18.これも。でもやっぱり絵的には青空が映り込む様子を撮りたかった。。。

9/22 10:56

19.雨足が再び強まる中、先に進みます。気分的には↓です。

9/22 11:05

20.ヨッピ吊橋。この下を流れているのが只見川です。尾瀬が只見川の源流域である由。

9/22 11:07

21.赤い実の水滴に、後ろの赤い実が映り込むのが面白かったので撮りました。

9/22 11:24

22.東電小屋。

23.またまた只見川を渡ります。

9/22 11:53

24.三条ノ滝への分岐。

9/22 12:12

25.尾瀬でいつも泊る桧枝岐小屋。なんと12時過ぎに着いてしまった。こんなに早くに小屋に入ったのは初めてです。

9/22 13:29

26.当日の宿泊客は、横浜から来たご夫婦、私と同じく埼玉から来た独行女性、そして私。6畳部屋をひとり占めです。

9/22 16:46

27.クマさんお久しぶり！3年ぶりに泊りに来ましたよ！

9/22 16:47

28.キツネさんも！

29.タヌキさんも！

9/22 16:53

30.山小屋6軒が集中する見晴。平日、しかも悪天候なので人影なし。

9/22 16:57

31.雨が小降りの時に至仏山方面遠望。

9/22 17:26

32.桧枝岐小屋夕食。食糧もボッカさん達が運んで来たであろう事を思いを致して頂く。。。

9/22 20:17

33.談話スペース。

9/22 20:19

34.受付。

9/22 20:20

35.山小屋の時間はゆっくり流れていきます。。。

9/23 6:29

36.桧枝岐小屋朝食。

9/23 7:37

37.至仏山はやっぱりガスっている・・・

9/23 7:49

38.出発後間もなく、振り返って。燧ヶ岳もやっぱりガスっている。。。

9/23 7:54

39.小さい秋見つけた。。。

9/23 8:08

40.ガスが低く流れていきます。

9/23 8:18

41.前方の川が県境らしい。

9/23 8:19

42.且つ、東北地方と関東地方の境界でもあるらしい。

9/23 8:23

43.竜宮小屋。

9/23 8:28

44.竜宮小屋近くの池塘。

9/23 8:33

45.これも。

9/23 8:34

46.これも。竜宮小屋は尾瀬湿原の中ほどにあり、各撮影ポイントへ行くのに都合がいいので、写真撮影の方が多く利用すると聞きました。

9/23 8:42

47.だそうです。

9/23 8:42

48.竜宮現象伏流点。木道を挟んで反対側に湧出点もありますが、写真割愛。

9/23 8:57

49.池塘と雨に煙る山並み。

9/23 8:58

50.残念ながらヒツジ草の花は見たことがありません。

9/23 8:58

51.わずかな赤色に秋を感じます。

9/23 9:10

52.ミズバショウ群生地で至仏山の撮影ポイント。キャノンのフルサイズ機を持った方に教えて頂きました。

9/24 13:57

53.「群青の空をバックに残雪の至仏、手前に群生するミズバショウ、池塘には逆さ至仏が映り込む」という、よく見る構図の写真は52の撮影ポイントで撮られたものとのことです。

9/23 9:20

54.心の中に？53のような展望を思い描きながら、先に進みます。

5/1 14:56

55.ミズバショウは時期的に無理としても、山容ぐらいは見えてほしい。。。本来、こんな感じで見えるはずなんですけど。。。この写真は2010年5月に撮影したもの。

9/23 9:26

56.池塘。

9/23 9:26

57.56をモノクロで。

9/23 9:37

58.牛首分岐まで帰ってきました。

9/23 9:48

59.ボッカさん。

9/23 9:51

60.同じくボッカさん。

9/23 10:04

61.この池塘のヒツジ草が一番色づいていました。

9/23 10:48

62.山ノ鼻まで戻ってきました。

63・登山道の小さい秋。

9/23 12:02

64.鳩待峠に帰着。

9/23 13:18

65.バスで戸倉の駐車場まで戻ってきました。ちなみに今回の山行では381.5km走ってガソリン46.74リッター消費、燃費リッター8.1km...

9/23 13:29

66.駐車場から見える「戸倉の湯」にて入浴。

9/23 13:36

67.平日、時間も早いこともあり貸し切り状態でした。

9/23 14:23

68.「戸倉の湯」隣接の「尾瀬ネイチャーセンター」にあったクマの剥製。桧枝岐村で最後を遂げたクマさんだそうです。

9/23 14:23

69.クマさん、成仏して下さい。。。

撮影機器：

E-520 オリンパス

OLYMPUS OM-D E-M1 オリンパス

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

OLYMPUS PEN-F ボディ オリンパス

装備

個人装備

カメラ(ミラーレス２台 コンデジ1台 レンズ5本) 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 時計 タオル ストック 傘 ゲイター

備考

雨の日の木道歩きに傘は便利(風が弱いとき）

感想

kuputa

尾瀬。

その東西に位置する至仏山、燧ケ岳には登頂の経験はあるものの、尾瀬の鉄板コースとも言うべき山ノ鼻〜見晴の木道を歩いた事が恥ずかしながらありませんでした。(厳密には山ノ鼻〜見晴は歩い事はあるのですが、その時は5月の残雪期だったので終始雪の上を歩き(9と55の写真参照)「木道」を歩いた事は無かった)


9/23に休暇を取り、4連休を確保したものの、あいにく天候はどこもイマイチです。尾瀬も好天は期待できないものの、尾瀬の山ノ鼻〜見晴の木道ならブランク明けの私にも無理なくあるけるのではないか、と思い行ってきました。本来なら日帰りの行程ですが、今年はまだ泊まりの山行がないので、一泊の行程としました。



おかげで、桧枝岐小屋に入ったのが昼過ぎと早い時間となり、のんびりとした時間が過ごせました。




前回の尾瀬も雨。今回もやっと休暇をとったのに雨。



桧枝岐小屋のご主人にその事を話をして、話が紅葉の時期に及び「紅葉が一番きれいなのはいつぐらいになりそうですか？」と尋ねてみました。(今年は紅葉が遅れ気味なのだそうです)



私の話し方がいささかグチっぽかったのかも知れません。



ご主人が答えて曰く



(お客さんに同じような事を聞かれたら）

「今日が、山が一番キレイな日、と答えるようにしています」と。

(実際にはもっとくだけた言い方でしたが）



なるほど、天候の悪さや思うようにとれない休暇を、クヨクヨ考えてみても仕方がありません。ならば、せっかく山に来たのなら「今日が、山が一番キレイな日」と前向きに考えたほうがよほど建設的です。



そう思えば2日の復路、目に映るガスに煙る山並みや、灰色の空を映す池塘も往路とは違って見えるように感じました。(その為か、復路は池塘の写真をやたら撮りまくりました)



(でも、やっぱり山は天気が良いのに越したことはないけどネ・・・）