乗鞍岳
- GPS
- 07:34
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 606m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:33
天候 | 晴れ 時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは畳平発のバスで駐車場まで戻る |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された歩きやすい道です |
その他周辺情報 | 温泉は湯けむり館で(720円) ソフトはヤムヤムツリー(テンガロンハット)のラングドシャソフト |
写真
感想
今年は乗鞍岳の紅葉を是非見たいと思っていたので、台風+秋雨前線でこのところ雨ばかりで、心配ながら、微妙な天気予報の日曜日出かけました。
三本滝レストハウスの駐車場には20台ほどの車。2年前乗鞍岳を目指したときとは違って、乗鞍岳への先行者もいました。今日はまず、三本滝を目指しました。雨で水量が多いのか、朝の光の中、3様の滝をわずかな時間楽しみました。
少し戻って、橋を渡って、登山道の尾根へと登り返します。これが、結構な急登で、さらに、ゲジゲジが道を占領していて、気持ちの悪いこと。結構汗をかき、やっとの事で、鈴蘭からの登山道との合流部まで登りました。
林の中の尾根道は、始まった秋の装い。木漏れ日も気持ち良く、整備された道は歩きやすい。
摩利支天のバス停へ出ると、道の周りは紅葉が進んでいる。山頂は生憎ガスの中。でも、そのガスの下には帯のように秋色が広がっている。青空も徐々に増えて。
車道へ出て、また登山道へ入ってと繰り返し、冷泉小屋。と、追い抜いて行った自転車たちと、バスで来た写真塾の方々が、小屋の前で盛んにシャッターを押している。苔むした滝だった。これに、気を取られて、登山道を行きすぎていたので、少し戻る。
位ヶ原山荘前の車道からは、紅葉した峰越しに山頂と青空が見える。お天気が回復している。今日乗鞍岳に来た人はラッキー。さて、我々が数時間後到着するまで、お天気は持つのか?
コーヒーとクリームパンで腹ごしらえ。汗で失った塩分は相方が持ってきてくれた味噌で補充。水は山荘前の水場でいただく。なかなか、美味。カメラマンの方々が続々と立派なカメラを持って降りてくる。今年の紅葉は今ひとつと。
いよいよ、位ヶ原の紅葉へ。開けた岩場から見る一面の紅葉が、陽に輝きを増していました。ちょっとだけれど、穂高も。ここで、ビデオをしばらく撮ってました。満足。
沢沿いを肩の小屋口まで進む。小さくなった大雪渓ですが、まだスキーをやっている人が。車道を歩いて紅葉を楽しむ方々がたくさんいました。
この辺りからは、いつも空気の薄さで登りのつらさが倍増。肩の小屋が遠く感じます。でも、高度を増すと眼下に広がっていく紅葉のパッチワークがなんとも言えない。山頂方向に広がる、帯状のハイマツもみごとで、縁取るナナカマドやすぐ目の前の草紅葉が光を浴びると輝きます。
肩の小屋は相変わらず賑やか。シャリバテで山頂まで持ちそうにないので、おにぎりとソイジョイを。
ここからは、畳平からのたくさんの観光客と合流して登る。皆さんの足取りの軽いこと。スニーカーでひょいひょいと行く人も多数。小さいお子さんも多数。
団体を追い抜いて、上がる息。稜線は相変わらずの強風。でも、ユニクロのウルトラライトパーカーで十分でした。カルデラ池が見え、岐阜県側にも雲海が広がる。山々の眺望は悪いけど、乗鞍高原側の紅葉は相変わらずキレイ。
山頂の鳥居をくぐる。参拝も標識での記念撮影もわりとすんなりとできました。社務所の裏で、お昼休み。立ち上がろうとしたところ、両腿がつりそうに。こんなことは初めて。焦る。冷えと脱水か?しかし、動き出したら復活。
山頂で過ごしている間に、穂高連峰が雲の間に浮かぶ。そして、南アルプス、八ヶ岳も見えました。
松本の街もなぜか見える。
下りは比較的テンポ良く降りられ、調べておいた2時のバスを目指す。以前の乗鞍では1時間遅くに出発して、同じバス。三本滝へ寄ったり、紅葉に見とれる時間が長すぎたかも。
たしか、畳平へは車道を歩いて行くより、お花畑の木道へ降りる道を行った方が近かったはず。相方が足がつりそうと立て直しを図って急ぐので、最後に疲れました。
14:05バスが出発。山頂はだいぶ曇ってきて窓にも雨が当たるものの、車窓からは紅葉が十分に楽しめました。この時期車道を歩いた方が紅葉を楽しめるのかもしれないと思いました。
湯けむり館で上品に白濁した湯につかり、疲れを癒した後、一ノ瀬牧場のソフトを食べに行ったら、営業を終了しており、帰りがけに見つけたペンションテンガロンハットのバームクーヘン工房ヤムヤムツリーでラングドシャ濃厚ソフトを頂いて帰りました。
上高地方面から来た、救急車が島々までずっと前を走っていました。
ガスでもしょうがないと覚悟した乗鞍岳は、思いがけず紅葉と青空で出迎えてくれ、いい一日でした。
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