また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 969184
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

塩那道路の片鱗をみた!日留賀岳〜瓢箪峠

2016年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
13:47
距離
39.9km
登り
3,183m
下り
2,908m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:42
休憩
0:57
合計
13:39
4:39
0:00
28
5:07
0:00
156
7:43
7:47
161
10:28
10:44
41
11:25
12:02
346
鹿又下のプレハブ
17:48
ゴール地点
4:09 登山開始
4:39 送電線鉄塔 林道合流
5:07 林道終点小広場
6:26 日留賀嶽神社鳥居
7:43 日留賀岳山頂〜7:47
9:27 塩那道路!
9:50 プレハブ小屋その1
10:28 瓢箪峠 プレハブ小屋その2〜10:44
11:25 プレハブ小屋その1〜昼食〜12:02
12:22 日留賀岳方面への分岐
17:23 塩那道路ゲート
17:48 車に乗せてもらう
18:30 駐車場着
天候 晴 ときどき 曇り
風はほぼナシ、時折強い日差しでした。
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
21:09 自宅発 - 23:51 小山宅駐車場着 139km

登山口にある、登山者に大いに協力して下さっている小山さん宅の駐車場をお借りしました。
夜中に行って車中泊をしたら迷惑になると思い、少し離れた駐車スペース(ここも小山氏宅第二駐車場?)で仮眠。
明け方4時頃に申し訳なさそうに向かったら、既に働いていました!

入山前、下山後に記帳し、心配かけないようにしましょう。
この日はだいぶ帰りが遅くなり、「遅くなります」と記帳したものの、
大変心配して待っていてくれました。

記念手ぬぐいは品切れ中です(T_T)
コース状況/
危険箇所等
栃木県道266号中塩原板室那須線

那須塩原市塩原から板室を経由して那須郡那須町に至る一般県道である。
有料道路として構想され、工事用道路が完成するも、有料道路として完成の日を迎えなかった塩原 - 板室間は山岳区間が廃道化措置が行われている。

昭和57年に正式な工事休止。その後議論が続く。
2車線完全整備までに200億、1車線への規模縮小で120億。プラス年間維持費1.3億。
一方、客土(余所から持ってきた土)を道路上に盛り、さらに植栽を行うという廃道化の方法では133億。
平成15年に「誰も立ち入らないことによる森の自然治癒力」に大きく委ねる廃道化計画が決定され、今に至る。



天空の廃道「塩那道路」である。



詳細はこちらで死ぬほど詳しく書かれています。楽しいです!
http://yamaiga.com/road/enna/main.html
その他周辺情報 みかえりの郷彩花の湯 700円
http://www.mikaerinosato.jp/
一番初めに撮った写真がこちら。
登山道と林道の合流地点にある鉄塔。

登山口から鉄塔までの間は、帰りに撮ればいいやと思っていました。
2016年09月25日 04:40撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
9/25 4:40
一番初めに撮った写真がこちら。
登山道と林道の合流地点にある鉄塔。

登山口から鉄塔までの間は、帰りに撮ればいいやと思っていました。
林道を右に折れると、およそ30分は平坦な砂利道が続きます。
2016年09月25日 04:50撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
9/25 4:50
林道を右に折れると、およそ30分は平坦な砂利道が続きます。
ようやく空が”真っ暗”じゃなくなってきました♪
2016年09月25日 05:03撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
9/25 5:03
ようやく空が”真っ暗”じゃなくなってきました♪
写真では明るく感じますが、まだヘッデンは付けています。
2016年09月25日 05:35撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
9/25 5:35
写真では明るく感じますが、まだヘッデンは付けています。
一種類のキノコがびっしり生えている木!
なんかグロい(^^;
2016年09月25日 05:39撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
9/25 5:39
一種類のキノコがびっしり生えている木!
なんかグロい(^^;
太陽さんの登場です♪
力がみなぎる〜〜!
2016年09月25日 05:54撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 5:54
太陽さんの登場です♪
力がみなぎる〜〜!
登山道は全般明瞭で歩きやすいです(^^)
2016年09月25日 06:07撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
9/25 6:07
登山道は全般明瞭で歩きやすいです(^^)
またもや一種類のキノコが沢山生えている木がありました。
2016年09月25日 06:17撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
9/25 6:17
またもや一種類のキノコが沢山生えている木がありました。
そんなこんな、気が付くと二つの木の鳥居に到着。
2016年09月25日 06:28撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
9/25 6:28
そんなこんな、気が付くと二つの木の鳥居に到着。
やっと展望が開け、おそらく頂上だと思われるピークが見えました♪
2016年09月25日 07:26撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
9/25 7:26
やっと展望が開け、おそらく頂上だと思われるピークが見えました♪
振り向けば高原山がどど〜〜んと♪
左の彼方には筑波山もひょっこり。
2016年09月25日 07:40撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
3
9/25 7:40
振り向けば高原山がどど〜〜んと♪
左の彼方には筑波山もひょっこり。
日光連山の彼方には富士山もくっきり♪
2016年09月25日 07:39撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 7:39
日光連山の彼方には富士山もくっきり♪
そして遂に眼前に塩那道路が!
2016年09月25日 07:42撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 7:42
そして遂に眼前に塩那道路が!
アップで確認。
左手前のヘアピンカーブを目指します!
2016年09月25日 07:43撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
9/25 7:43
アップで確認。
左手前のヘアピンカーブを目指します!
とりあえず日留賀岳山頂に到着。
道中がそこそこ長めの山だけど、今回は前菜でしかありません。
2016年09月25日 07:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 7:46
とりあえず日留賀岳山頂に到着。
道中がそこそこ長めの山だけど、今回は前菜でしかありません。
遠い北の方では雲海が広がっています。
2016年09月25日 07:48撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
9/25 7:48
遠い北の方では雲海が広がっています。
近場では雲海とまではいかず、
雲湖…あれ?
雲池…あれ??
2016年09月25日 07:47撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 7:47
近場では雲海とまではいかず、
雲湖…あれ?
雲池…あれ??
登山道のない藪漕ぎのスタート。
2016年09月25日 07:48撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 7:48
登山道のない藪漕ぎのスタート。
この写真ではそうでもないけど、全行7割程は背丈以上の笹が生い茂っていました(+_+)
2016年09月25日 08:01撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 8:01
この写真ではそうでもないけど、全行7割程は背丈以上の笹が生い茂っていました(+_+)
笹だけなら案外スイスイ進めるのですが、厄介なのが30パーくらいの割合である固い木々(T_T)
泣けてきます。
2016年09月25日 08:18撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 8:18
笹だけなら案外スイスイ進めるのですが、厄介なのが30パーくらいの割合である固い木々(T_T)
泣けてきます。
それでもなんとかヘアピンカーブに近づいてきました!
2016年09月25日 09:00撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:00
それでもなんとかヘアピンカーブに近づいてきました!
短い稜線ではあるけれど…凄まじく長く感じました(^^;
2016年09月25日 09:00撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:00
短い稜線ではあるけれど…凄まじく長く感じました(^^;
えんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
2016年09月25日 09:25撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:25
えんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
左の一番高いピークが日留賀岳。
明瞭登山道があるのならば30分程度で来れるだろうに…
2016年09月25日 09:26撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:26
左の一番高いピークが日留賀岳。
明瞭登山道があるのならば30分程度で来れるだろうに…
道路を北上します。
こんな景色…ワクワクしかしない!!!
2016年09月25日 09:29撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:29
道路を北上します。
こんな景色…ワクワクしかしない!!!
道路には雑草が蔓延っています。
2016年09月25日 09:43撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:43
道路には雑草が蔓延っています。
まさに天空廃道!!
2016年09月25日 09:44撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:44
まさに天空廃道!!
こんな景色、他で見られるでしょうか???
自然破壊を超越して、人間ってすごい!と思わざるを得ない1ショットです。
2016年09月25日 09:47撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
9
9/25 9:47
こんな景色、他で見られるでしょうか???
自然破壊を超越して、人間ってすごい!と思わざるを得ない1ショットです。
テクテク進むこと20分ほど。
プレハブ小屋が見えてきました。
2016年09月25日 09:50撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
9/25 9:50
テクテク進むこと20分ほど。
プレハブ小屋が見えてきました。
10km程度おきにあるという「植生回復経過観察小屋」の一つです。
2016年09月25日 09:50撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:50
10km程度おきにあるという「植生回復経過観察小屋」の一つです。
施錠はされていません。
中にはなんだか小難しい道具がいくつか。
寝袋下の銀マットがいくつもあったので、お借りすることも可能です。
2016年09月25日 09:52撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 9:52
施錠はされていません。
中にはなんだか小難しい道具がいくつか。
寝袋下の銀マットがいくつもあったので、お借りすることも可能です。
広い道ばかりではありません。
誰も通らないと、このように緑に覆われていきます。
2016年09月25日 10:02撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 10:02
広い道ばかりではありません。
誰も通らないと、このように緑に覆われていきます。
大佐飛山をこんな方向から眺める日が来るとは。
2016年09月25日 10:28撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 10:28
大佐飛山をこんな方向から眺める日が来るとは。
そしてお目当ての場所へ到着。
先ほどのプレハブからおよそ40分。
ここは横川からの工事用道路との合流地点として利用されていた小屋でしょう。

ドアは施錠、窓は解放。中身はブルーシートのみ。
2016年09月25日 10:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
9/25 10:30
そしてお目当ての場所へ到着。
先ほどのプレハブからおよそ40分。
ここは横川からの工事用道路との合流地点として利用されていた小屋でしょう。

ドアは施錠、窓は解放。中身はブルーシートのみ。
塩那道路の記念碑に立つ!

104建設大隊
塩那の峻険を拓く

曲がってるけどそんなの気にしないww
2016年09月25日 10:33撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 10:33
塩那道路の記念碑に立つ!

104建設大隊
塩那の峻険を拓く

曲がってるけどそんなの気にしないww
はぁ、塩原まで29kmもあるのか…
2016年09月25日 10:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
9/25 10:46
はぁ、塩原まで29kmもあるのか…
一つ目のプレハブに戻って昼食休憩。
謎肉祭りは謎肉多すぎでしたw
2016年09月25日 11:38撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 11:38
一つ目のプレハブに戻って昼食休憩。
謎肉祭りは謎肉多すぎでしたw
この風景も見納めだよ!
寂しいよ〜〜!
2016年09月25日 12:07撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:07
この風景も見納めだよ!
寂しいよ〜〜!
この距離は、板室から現在地までの距離です。
しかし50kmから引けば、これから歩かねばならぬ距離を表しています。
2016年09月25日 12:10撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:10
この距離は、板室から現在地までの距離です。
しかし50kmから引けば、これから歩かねばならぬ距離を表しています。
ヘアピンカーブを躊躇しまくりながら通過!
塩那を進む!

こんな藪ロードになっちゃってるんですね〜。
2016年09月25日 12:26撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:26
ヘアピンカーブを躊躇しまくりながら通過!
塩那を進む!

こんな藪ロードになっちゃってるんですね〜。
巨大な倒木も、数え切れないほどありました。
2016年09月25日 12:31撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:31
巨大な倒木も、数え切れないほどありました。
歩いた行程中、最も景勝かと思われる「立岩」。
2016年09月25日 12:32撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:32
歩いた行程中、最も景勝かと思われる「立岩」。
途中で鹿ちゃんが誘導してくれます。

後ろから人間が!左は壁!右は絶壁!
しばらく磁石のS極とS極のように歩きました。
2016年09月25日 12:36撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:36
途中で鹿ちゃんが誘導してくれます。

後ろから人間が!左は壁!右は絶壁!
しばらく磁石のS極とS極のように歩きました。
道中は何か所も水を採れる箇所があります。
飲料は十分に持っていたのですが、冷たい水はリフレッシュに最適でした。
2016年09月25日 12:37撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:37
道中は何か所も水を採れる箇所があります。
飲料は十分に持っていたのですが、冷たい水はリフレッシュに最適でした。
落石通行難箇所も、この先飽きる程出てきます。
2016年09月25日 12:55撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 12:55
落石通行難箇所も、この先飽きる程出てきます。
たまにある「天使の小道」マジありがて〜〜♪
日陰、草道、砂利が細かいの三拍子箇所は貴重(^^)
2016年09月25日 13:04撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 13:04
たまにある「天使の小道」マジありがて〜〜♪
日陰、草道、砂利が細かいの三拍子箇所は貴重(^^)
倒木の束?にて通せんぼされてます。
2016年09月25日 13:27撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 13:27
倒木の束?にて通せんぼされてます。
一見するとなにやら古代遺跡のようでした。
2016年09月25日 13:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 13:30
一見するとなにやら古代遺跡のようでした。
こんな山深い所に謎の人工物発見!
2016年09月25日 13:47撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 13:47
こんな山深い所に謎の人工物発見!
大きな崩落もあちこちで起こっています。
2016年09月25日 14:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 14:30
大きな崩落もあちこちで起こっています。
わかりにくい写真ではありますが、3本の滝が流れ落ちています。
素敵♪
2016年09月25日 14:49撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 14:49
わかりにくい写真ではありますが、3本の滝が流れ落ちています。
素敵♪
ガードレールごとガッシャ〜〜〜〜ン!!
ここが一番の崩壊現場でしょう。
徒歩でギリギリ歩ける程度の細道しか残っていませんでした。
2016年09月25日 14:55撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 14:55
ガードレールごとガッシャ〜〜〜〜ン!!
ここが一番の崩壊現場でしょう。
徒歩でギリギリ歩ける程度の細道しか残っていませんでした。
二つ目の「植生回復経過観察小屋」。
施錠はされておらず、先ほどの小屋と同じような荷物がありました。
2016年09月25日 15:04撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 15:04
二つ目の「植生回復経過観察小屋」。
施錠はされておらず、先ほどの小屋と同じような荷物がありました。
そして全行程中唯一の橋「3号橋」です!
ここは確実に本線完成時にも利用するはずだった立派な橋です。
2016年09月25日 15:06撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 15:06
そして全行程中唯一の橋「3号橋」です!
ここは確実に本線完成時にも利用するはずだった立派な橋です。
高度感抜群!
2016年09月25日 15:08撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 15:08
高度感抜群!
ジャンジャン流れてくる滝。
2016年09月25日 15:18撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 15:18
ジャンジャン流れてくる滝。
そのまま道が川のようになっていました。
2016年09月25日 15:19撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 15:19
そのまま道が川のようになっていました。
滝のオンパレード!
この道がそんなとは知らなんだ!
2016年09月25日 15:22撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 15:22
滝のオンパレード!
この道がそんなとは知らなんだ!
落石と大木での、歩いたエリア最大の通せんぼ箇所でした。
2016年09月25日 15:36撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
9/25 15:36
落石と大木での、歩いたエリア最大の通せんぼ箇所でした。
やっとの思いで大きな区切りである「ゲート」に到着。
これは最初に通る「旧ゲート」。
2016年09月25日 17:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
3
9/25 17:24
やっとの思いで大きな区切りである「ゲート」に到着。
これは最初に通る「旧ゲート」。
そしてそのすぐ先にある「本気ゲート」。
谷側にも山側にも伸びた鉄柵、動かしようのない巨大ブロック。
自転車が限界でしょう。
2016年09月25日 17:27撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 17:27
そしてそのすぐ先にある「本気ゲート」。
谷側にも山側にも伸びた鉄柵、動かしようのない巨大ブロック。
自転車が限界でしょう。
歩行者といえども通行禁止です。
ゴメンナサイm(_ _)m
2016年09月25日 17:29撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 17:29
歩行者といえども通行禁止です。
ゴメンナサイm(_ _)m
やっとアスファルト〜〜〜〜〜!
と思ったけど、やっぱりアスファルトはメチャメチャ歩きにくいですね(^^;
2016年09月25日 17:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 17:30
やっとアスファルト〜〜〜〜〜!
と思ったけど、やっぱりアスファルトはメチャメチャ歩きにくいですね(^^;
救世主と書いて「メシア」降臨!
軽トラックの荷台は天国か!?
2016年09月25日 18:12撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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9/25 18:12
救世主と書いて「メシア」降臨!
軽トラックの荷台は天国か!?
撮影機器:

感想

数年前に前述の「塩那道路レポ」を読んだ時に、まさか自分がその世界に足を踏み入れる事になろうとは、微塵も思っていませんでした。

ヤマレコ仲間のFEELさんの塩那道路完全攻略!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-867971.html

この記録を目にした時、「少しでもいいから塩那道路に立ってみたい!」と気持ちが揺さぶられました。
それ以降、この日までの間はなんとか今シーズンに挑戦したいと思い続ける日々。

予定していたコースは日留賀岳から塩那道路、そして鹿又岳登頂後、瓢箪峠にて記念碑に立つ。
昼食を食べ、来た道を戻り小山宅でゴールというモノでした。



当日、真っ暗闇の4時に登山開始。思えばこの時にしっかりと早い時間にスタートしておいてよかった〜〜!

日留賀岳山頂まで、特筆すべき事はないですと書きたいところなのですが、
おもいっきりクマに遭遇しました!!

林道終点広場から比津羅山分岐までの間くらいでしょうか?
左手上方からバキバキバキ!!っと音が聞こえてきたので、手を叩きながら「ホイホイ!」と大声を出しました。
そのまま木から滑り落ちるように1頭の成獣。
地面に着くやいなや、自分から逃げるように遠ざかっていきました。
焦らずに対処って出来るもんですね(^^;

そして山頂まで一気に進みます。

藪漕ぎスタートなのですが、想像していた藪漕ぎよりも遥かにキツイ道のりでした(+_+)
10歩も歩かぬうちに「やめよかな?」と思いました。
稜線を行けば良いって、わかってはいるんですがすぐさま頭の上まで笹に埋もれてしまいます。
時折、木に登って方角を見極めながら進まないと、すぐに稜線を外れてしまいました。
ちょっと外れると固い木に体中を持っていかれ、復帰するのにも容易じゃなかったです。

予定していた「1時間で塩那」を大きくオーバーし、念願の廃道に到着。
この時点で、今度はこの藪漕ぎを「登りで」歩ける自信が全く持てず、距離は長かろうが確実な塩那道路を歩こう!と決心しました。

目的地である瓢箪峠に向かい、予定していた鹿又岳はパス。
最早時間との戦い、30kmをどう歩ききるか、夜までには行けるのか?
想定していなかった事に加え、全く電波も入らなかったので経験のみが頼みの綱。

立ち止まらずに歩き続ける事と、時間を決めて水を適量摂取することを心掛け、
しかし心は折れまくりながらの塩那道路。

過去に読んだレポでは「許可を持った人が山菜取りに車で入っている」と書いてあったので、曲がり角を通るたびに「山菜取りいないかな?」と考えました。
葉っぱがキラキラ光ってるのを見ると、全てが車に見え、
沢のせせらぎも、鳥のさえずりも全て人の会話に聞こえましたww

ゲートの外側は弥太郎山の登山口になっているため、「下山してきた人達がいないかな?」と考えました。
流石にあんまり遅い時間ではいないか、でも栃木百をハシゴで3本目とかの人ならあり得る!?いたらお願いして乗せてもらおう!

残り距離数が20km台から10km台へかわった時、大きな手応えを感じました。
残り15kmになった時、一度自分を褒め「まだ半分か…」と大きく落ち込みました。
15kmというと、自宅から○○までの距離か、と考えると眩暈すら感じました。

やっとゲートに辿り着き、誰もいない駐車場で肩を落としました。
しかし電波を拾えました!ここから自分の車まで!?

残り3時間45分…チーン。

迷わずタクシーを呼びました。
わりと近くにいる車があったらしく、20分くらいで到着予定\(^o^)/
なんとか今日中に家に帰れそうでホッと一息。

そこになんとメシア降臨!
塩那道路起点にもAM8:00〜PM6:00まで空いているゲートがあるのですが、
それを閉めに来たおじちゃんおばちゃんが「乗ってくかい?」と声をかけてくれたのです(T_T)
申し訳ないですが、すぐさまタクシーをキャンセル。
小山宅の駐車場という事もすぐに理解して下さり、そこまで送ってくれました♪

軽トラの荷台で揺られた40分。
寒かったけど、温かい人情を感じた貴重な時間でした♪



塩那道路、
「誰も立ち入らないことによる森の自然治癒力」

半端ないです。いつか必ず歩行すら困難になるでしょう。

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コメント

憧れの塩那道路!!
行って来ましたね〜ヽ(´▽`)/
自分もいつかは…と思っております!

しかし、距離が半端ない💧💧
参考にさせていただきます。
お疲れさまでした★彡
2016/9/28 6:30
はじめまして
noster様 こんばんは。
日留賀岳から塩那に入るとはすごいですね。
天空回廊、歩いてみたいのですが
難易度が高そうです。
貴重なレコ、ありがとうございました。
2016/9/28 19:03
(*^□^)
読ませてていだきましたー♪

nosterさんの塩那への想いが伝わってくるようで、ニヤニヤしながら見ましたよ^^
本当に大きなスケールの廃道ですよね。

熊への掛け声の「ホイホイ」がウケます。
私は日光で遭遇した時にとっさに出た言葉が「コラぁー!!」爆
やっぱり熊はすごい勢いで逃げて行きました。
なぜ「コラぁー!」だったかは私自身謎ですが、「こっちは強いんだぞ、逃げてけー」的に負け犬の遠吠えみたいなかんじだったのかしら?笑
怖かった(;_;)

メシアって何ですか??
でもその嬉しさわかるー♡
私も同じ経験をしたので♪
人の温かさに触れると、その山行ってさらに特別に素敵なものになりますよね♪
2016/9/28 20:56
あ〜 うらやまし〜!!
日留賀から塩那への稜線行ってみたいよ〜
でも、今年日留賀の山頂からよ〜く観察して想像してみたけど、
「行って戻って来るのは不可能だ!」 と痛感したよ(笑)

鹿又岳も憧れはあるけど、行けないね〜
塩那だけでも歩いてみたいけど、距離が長くて時間かかるし、
最近太りすぎて歩くペースもめっきり落ちてしまったポポピピです…(´Д` )
来春に塩那だけでも歩いてみようかな♪ (あっ通行禁止か)

弥太郎山って、山は登らないけど車で駐車場まで来る人は結構いるよね。
今回の山行を見て、ノスターさんのメンタルを見習いたいと思いましたm(_ _)m
2016/9/28 21:48
那須すげーーーー!!!
nosterさんこんばんは。
レコ読ませて頂いて、意味わかんねえ!!ってぐらいのスケールに『那須すげー!』
nosterさんにとっての辛い藪漕ぎってレベルでヤバさを感じるのにこの距離、累積標高・・・
濃い!濃いレコでした。らしいです。お疲れ様でした。
2016/9/28 21:56
日帰りで40kmですか?
お疲れ様です! 臨場感たっぷりの塩那レコ堪能しました。
日留賀〜瓢箪付近が最高です。私は何故か3号橋も大好きですが。
しかし崩壊と回復が進み難易度上がってますね。もはや遺跡級か?

長者〜日留賀が未踏(車で走った事はある)なので、いつか歩いてみたいと思ってます。
2016/9/29 6:43
>taka0129さん
ついに行ってきました\(^o^)/
と言っても、レコで書いている通り、本当は「天空のオイシイ5km」だけを狙っていたのですが…
そううまくはいかないもんですね(^^;

予定しての40kmだったらまだしも、急遽の、苦渋の選択だったので、
辛さのみが大きくのしかかってきました。

takaさんは是非とも完全制覇狙ってください♪
2016/9/29 21:57
>alto286さん
はじめまして、コメントありがとうございます(^^)

自分的には日留賀岳から以外のルートが見えてこなかったです(^^;
それ以外は両サイドからの20km詰めか、横川辺りからのルートになるんですかね?

時間さえかけられれば、板室側から入って、後半に水をゲット出来る流れなら難易度的には問題ないと思います。

いつか天空廃道を堪能してみてください(^^)
2016/9/29 22:00
>FEELさん
あなたがいなければ、ここへの情熱は生まれなかった事と思います。
最高の完全攻略記事をありがとうございました!
「塩那踏破してくる!」って連絡をもらった時、一人で鼻息が荒くなりましたw

「ホイホイ」についてですが、北海道の山小屋でご一緒した山岳ガイドさんに教わりました。
・あらかじめ発する声を決めておくことで、突然の対応が可能。
・発しやすく、通りやすい
という理由で、向こうの方々はみんな「ホイホイ」言うそうですよ(^^)
なので、自分も怪しいときは常にホイホイ言いながら歩いています。

「メシア」についてですが…
〜〜〜〜〜
ヘブライ語で、聖油を注がれた者の意。旧約聖書では、超人間的な英知と能力をもってイスラエルを治める王をいい、新約聖書では、イエス=キリストをさす。 救世主。
〜〜〜〜〜以上wiki

本当は、キン肉マン内「ブロッケンJr VS ミスターカーメン戦」にて、
モンゴルマンの登場に「救世主(メシア)!」と言っていたのをまねただけですw
2016/9/29 22:10
>popotopipiさん
日留賀岳からの稜線、山頂から見る限りではなんとなく行けそうだけど、
実際はかなり過酷なルートとなっています(^^;
行くとなったら相当な覚悟を決めて向かってね〜〜ww

塩那は立入禁止だけど、まあ個人でテクテク歩いている分には自然の回復力を上回る事なんてないと思うから…いいんでない?大きな声では言えませんがw

え?あれだけ山に行ってるのに太ってきたんですか?
まあ毎度美味しい写真もてんこ盛りですしね(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
2016/9/29 22:16
>satomo-さん
「那須スゲー!」ってか、「塩那スゲー!」ね。えんな。
知らない人からしたら丸っきり何それ?でしょうけど、
ここに熱い思いを抱いている人も結構いるんですよ〜。
スケール感も、他に比べようがない程の大きさで、伝わらないっていう。

日留賀岳山頂から塩那道路までの藪漕ぎは、
前にsatomiさんと歩いた源泉上の祠あるでしょう。
結局撤退した笹薮の5倍くらいきついイメージかなぁ?
笹だけのあの場所は、一人だったら確実に突破してました。

ここは笹に加えて、普通の固い木々も盛り沢山。簡単に泣けますよww
2016/9/29 22:21
>Shaminekoさん
自分が何を考えながら歩いていたのか、いつか振り返った時にもわかるように、
なるべくリアルに書きました♪

日留賀岳〜瓢箪峠、最高ですよね!
まさに狙っていたのはその天空部分でして、それ以降のおまけが長すぎましたw

ヤマレコで、誰かの「日留賀〜塩那」記録を参考にしようと探したんですが、
見つけたのはShaminekoさんの記録でしたw
で、下山後に長者岳記録を探してもShaminekoさんの記録が!!
本当にすごいです!

車で入れた時期もあったんですか!?
自分はここ数年の状況しか知らないので、貴重な話をありがとうございます(^^)
いつか横川からも登って、鹿又岳には挑みたいな〜。
2016/9/29 22:26
まさに憧れの。
nosterさん、はじめまして。

nosterさんの文中にもありますが、
塩那道路のレポってヒトを揺さぶるような力を持ってると思います。
私が子供のころには、塩那道路といえば
人間の愚かさの象徴みたいな言われ方ばかりだったのですが、
こうして写真を見ていると全く逆の感慨を持ってしまいました。

10年後、30年後の風景を思えば胸が熱くなります。
今歩きたいし、今眺めたい景色です。

自分もいつかは歩きたいと心から思います。
お疲れさまでした。
2016/9/30 5:48
なんとまぁ!!!
nosterさん こんにちは

このレコにコメントを寄せられてる方々・・・
言葉は悪いですが「へんたいサロン」会員の方ばかりみたい
私もよく存じ上げ少なからずご縁がある方が多いんですが
私は、皆さまとは「一線を画して」
このルートには興味を持たないことにします

人のいないところで熊に会う趣味は持ってないモン
長い歩きの末に、メシアが軽トラで降臨してくれてよかったネ!
本当にお疲れさまでした

尚、念のため「へんたいサロン」の皆様方には
好意こそ持ってますが、悪意・差別感情などは一切ございません
敬愛の念をもって「○○○○サロン」などと表記しています(*´▽`*)
2016/9/30 14:21
>thoughtmayさん
はじめまして、コメントありがとうございます♪

子供の頃の印象はそんな感じだったんですか!?当時の頃など知る由もなかったので、
まあそうなのかなぁ?とイメージすることしか出来ません。

しかし本文でも書いた通り、人間の行動力、想像力、そして創造力など、
すごいな〜〜!という感想だけが胸に刻まれました。

確かに自然に対しては取り返しのつかないことをしてしまったのでしょうけれど、
何もなかったかのように闇に葬ってしまうのは勿体ないですよね。
それこそ10年後や20年後に、またその時の姿を確認しに行ってみたいです。

まずはthoughtmayさんも、今の姿を焼き付けに行ってみてください♪
2016/9/30 22:23
>BOKUTYANNさん
ロング遠征おつかれさまでした(^^)
こちらは近場のロング行程を楽しんで?苦しんで?いましたw

「へんたいサロン」、
おそらくここにコメントくださっている方々は最高の褒め言葉と受け取っていることと思います\(^o^)/♪
一つ念を入れておきますと、「へんたい山行したい!」と思ってやっているわけではありませんw
純粋に目をキラキラ輝かせて求めた結果、他の方からみると「へんたい山行」に映ってしまっているだけですw

実は今回もBOKUカフェ塩那支店の準備をしていったのですが、残念ながら時間が取れず、
残り5km地点頃に糖分補給に貪り食いながら歩きました。
のんびりカフェタイムを取れる山行したいww
2016/9/30 22:28
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