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Yamareco

記録ID: 969793
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

栗駒山 秣岳から紅葉の稜線歩き

2016年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
YAMA555 tonbou その他6人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:08
距離
10.5km
登り
685m
下り
683m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:26
休憩
0:43
合計
7:09
6:23
71
スタート地点
7:34
7:51
119
9:50
9:50
5
9:55
9:59
10
10:09
10:20
25
10:45
10:48
58
11:46
11:49
46
12:35
12:39
22
13:01
13:02
7
13:09
13:09
23
ルートはEtrex20xのGPSデータです。登山口から少し衛星見つけられずログが取れていません。大体6:05頃出発しています。
今回は大所帯のためコースタイムよりかなりゆっくり目に歩いています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス 地元草加ICから一関ICまで東北道、その後下道で須川高原温泉へ。朝5:30に出発して12:00には到着。約6時間30分です。
下道は車線仕切っているところもありますが、山に入ったあたりから車線なしの狭い道もあり。一番のシーズンはかなりの混雑になるようです。今回は少し早めなのか思っていたほど多くはありません。
須川温泉の駐車場は広いですが紅葉見頃の時期は大変交雑します。

今回は前日24日に須川コース往復して、須川高原温泉に宿泊したため早朝から登山開始できました。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料:
山と高原地図「栗駒・早池峰」
宮城県公式サイトから入手したPDFのマップ
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khsgsin-e/tozanmap.html

●秣岳〜栗駒山
秣岳登山口まで送迎してもらい登山を開始しました。
しばらくはブナ林の樹林帯歩きです。紅葉が降りてきたらこの登山道も見事に染まるでしょう。しばらく歩くと稜線歩きになります。北面が展望できてなかなか素敵な登山道。
秣岳まで登ります。山頂は道標あり、展望良好。
これから歩く栗駒山までの尾根がきれいに見えます。
秣岳からは何度か上り下りがあるものの比較的歩きやすく、展望もまずまず良かったです。
天狗平手前のピーク辺りから紅葉が見事。
そして天狗平から栗駒山の紅葉は見ごろを迎え始めています。

●産沼経由の須川登山口への下山
登山道は狭く湿っているので転倒注意。笊森へと続く樹林帯が眼下に広がりくだり応えがあると同時に、このルートを使う人は少ないので静かな山歩きができます。
ただ、体力的には須川コースを降ったほうが早いし楽だと感じました。
産沼より先はぬかるみも結構ありました。

●須川コース
前日は須川登山口からピストンで歩きました。
こちらはコースタイム短い一番のメジャーコースですよ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-969165.html
その他周辺情報 ●温泉
栗駒山荘で汗を流しました。建物がきれいで室内、露天ともとてもきれいです。
眼下に湿原帯が広がる景色は最高。
須川高原温泉に宿泊すると、翌日はこちらの温泉に入れるように無料券をいただけます。
逆に栗駒山荘に泊まると、須川高原温泉の風呂に入れるようです。
秣岳登山口から出発
秣岳登山口から出発
しばらくは樹林帯歩きです。
しばらくは樹林帯歩きです。
途中ブナ林がとてもキレイ。
もう少し紅葉の標高が下がるとこの辺もきれいになるでしょう。
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途中ブナ林がとてもキレイ。
もう少し紅葉の標高が下がるとこの辺もきれいになるでしょう。
正面が秣岳。この辺になると展望が開けてきました。
端正な三角形の形がイカす。
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正面が秣岳。この辺になると展望が開けてきました。
端正な三角形の形がイカす。
しばらく登ると展望が開けてきます。
須川高原温泉が遠くに見えます。
しばらく登ると展望が開けてきます。
須川高原温泉が遠くに見えます。
須川湖が眼下に見えてきます。
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須川湖が眼下に見えてきます。
秣岳頂上直下。登ってきた山なみがキレイに見えます。
秣岳付近は少し赤く染まってきていました。
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秣岳頂上直下。登ってきた山なみがキレイに見えます。
秣岳付近は少し赤く染まってきていました。
須川高原温泉で作ってもらった朝食のおにぎり弁当。
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須川高原温泉で作ってもらった朝食のおにぎり弁当。
山頂からの山の連なる展望が良いですね。
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山頂からの山の連なる展望が良いですね。
目指すはあのなだらかな稜線をもつ栗駒山。
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目指すはあのなだらかな稜線をもつ栗駒山。
途中には湿原帯などもあり面白い稜線歩きが出来ます。
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途中には湿原帯などもあり面白い稜線歩きが出来ます。
草紅葉は始まっていますね。
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草紅葉は始まっていますね。
少し岩っぽいところもありますが、難なく進みます。
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少し岩っぽいところもありますが、難なく進みます。
湿原に続く木道。
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湿原に続く木道。
栗駒山と尾根。
栗駒山1つ手前のピークに向けて登り始め。
この辺からが本格的な紅葉の始まり。
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栗駒山1つ手前のピークに向けて登り始め。
この辺からが本格的な紅葉の始まり。
空も青いし今日は最高だ。
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空も青いし今日は最高だ。
振り返ると紅葉の上にどーんと連なる秣岳までの尾根。
これ歩いてきたんだよね。
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振り返ると紅葉の上にどーんと連なる秣岳までの尾根。
これ歩いてきたんだよね。
もう少しでピークへ。
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もう少しでピークへ。
ピークに到着。少しなだらかな道を進みますが、この辺は赤一色です。
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ピークに到着。少しなだらかな道を進みますが、この辺は赤一色です。
雲の動きが目まぐるしく、山には陰影がつきます。
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雲の動きが目まぐるしく、山には陰影がつきます。
天狗平に向けてGO!
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天狗平に向けてGO!
山頂方面の紅葉。
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山頂方面の紅葉。
赤が主ですが、黄色もちょこっとあります。
いずれにしても山一面が紅葉はじまり。
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赤が主ですが、黄色もちょこっとあります。
いずれにしても山一面が紅葉はじまり。
眼下の湿原帯は草紅葉ですね。
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眼下の湿原帯は草紅葉ですね。
同じく眼下には昭和湖が見えます。白いなー。
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同じく眼下には昭和湖が見えます。白いなー。
光が当たると昨日とは雲泥の差になる赤い輝き。
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光が当たると昨日とは雲泥の差になる赤い輝き。
青空と紅葉。
天狗平に到着。
結構人が歩いています。昨日はそれほど人多くなかったのですが。
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天狗平に到着。
結構人が歩いています。昨日はそれほど人多くなかったのですが。
日が当たる山容。
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日が当たる山容。
陰影が見事。
本当に真っ赤に染まる栗駒山。
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本当に真っ赤に染まる栗駒山。
赤いロードを進みます。
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赤いロードを進みます。
あのピークが栗駒山山頂です。
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あのピークが栗駒山山頂です。
振り返れば真っ赤。
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振り返れば真っ赤。
昨日に続き山頂に到着。
少し雲が出てきましたが気分は上々♪
昨日に続き山頂に到着。
少し雲が出てきましたが気分は上々♪
宮城側からのイワカガミ平登山口方面。
駐車場まで見えました。
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宮城側からのイワカガミ平登山口方面。
駐車場まで見えました。
混雑加減にそそくさと下山を開始。
下山は産沼コースを使います。眼下に広がる笹原とその先の紅葉が見事なルートですね。
混雑加減にそそくさと下山を開始。
下山は産沼コースを使います。眼下に広がる笹原とその先の紅葉が見事なルートですね。
振り返るとこれまたいい感じの栗駒山。
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振り返るとこれまたいい感じの栗駒山。
山火事じゃないよ、紅葉だよ。真っ赤に燃える。
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山火事じゃないよ、紅葉だよ。真っ赤に燃える。
本当にたおやかな山容ですね。
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本当にたおやかな山容ですね。
産沼到着。なんとなくこれといった特徴もなく。
でもこの辺も紅葉が下りてきたらきれいなんだろうな〜。
湖面に映るもみじなんか最高。
産沼到着。なんとなくこれといった特徴もなく。
でもこの辺も紅葉が下りてきたらきれいなんだろうな〜。
湖面に映るもみじなんか最高。
一度徒渉らしい徒渉が待っています。
一度徒渉らしい徒渉が待っています。
産沼から須川コースへの合流までは樹林帯歩き。
この辺の木々は斜めに生えています。雪の重みでどの木も横向きから起き上がるように葉を出しています。
産沼から須川コースへの合流までは樹林帯歩き。
この辺の木々は斜めに生えています。雪の重みでどの木も横向きから起き上がるように葉を出しています。
分岐点に到着。
はー歩きづらいルートだった。
分岐点に到着。
はー歩きづらいルートだった。
温泉宿が見えてきました。
温泉宿が見えてきました。
バスに荷物を置いたら栗駒山荘へ。
ここの温泉、泉質も良いし気持ちよかったですね。
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バスに荷物を置いたら栗駒山荘へ。
ここの温泉、泉質も良いし気持ちよかったですね。
帰る前に温泉で売っていた岩魚の塩焼きいただきました。
450円なら良心的だよね。
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帰る前に温泉で売っていた岩魚の塩焼きいただきました。
450円なら良心的だよね。
帰りは道の駅に立ち寄りお土産を物色。
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帰りは道の駅に立ち寄りお土産を物色。

感想

以前、紅葉山行を計画しようと調べていた時に目に留まったのが、山一面真っ赤に染まる東北宮城・秋田・岩手の県境にある栗駒山。埼玉からは6時間かかるため、初日は朝出だと到着が昼。そこで2日間に分けて1日目は須川からのお手軽メジャールート、2日目は秣岳を経由、産沼方面へ下山する少し長いルートを選びました。今回は2日目となります。

毎年9月下旬から10月上旬が見ごろのこの山、今年は例年よりも寒くならず紅葉の進みは遅いようでしたが、天狗平から上は一面が赤く染まる見事な景色でした。
さすが、日本一の紅葉といわれるだけのことがあります。

秣岳へ登ってからの栗駒山までの尾根歩きは草紅葉あり、展望良し、途中から赤い紅葉が一面に広がりを見せ、眼下には数箇所の池塘、本当に素晴らしい稜線歩きができました。

1日目に須川コースを歩いたので、帰りは更に東側の登山道、産沼へのルートを下山に選びました。天狗平から山頂までの賑やかさが嘘のように、こちらのルートは人も少なく静かな山歩きができました。ただ結構道が細いし滑り易さもあり、仲間の歩行スピードが上がらない。予定より随分ゆっくりとなりましたが、無事に下山できました。

初めて2日違うコースから同じ山に登るということをやりましたが、やっぱりお日様が当たっている方が紅葉は印象に残るなーとつくづく思いました。今年も幸先の良い秋の紅葉始めができました。はたして次の登山ではどんな紅葉と出会うことが出来るのか楽しみです。

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コメント

栗駒山!
お疲れ様です!栗駒山の紅葉素晴らしいですね!
まだまだ山の知識が少ないので栗駒山の場所すらちゃんと把握してなかったんですが、こんなに紅葉が素晴らしい山ならぜひ来年チャレンジしに行ってみたいです!

草加から6時間・・・さすがにマイカーで行くのはきついですかね(;・∀・)
バスチャーターってとこもいいですね!バスは楽そうだな〜。
しかし二日間同じ山、今までそんなこと思いついたこともなかったですがこれは行く価値ありですね!

わたしも来年の紅葉山行は栗駒山狙ってみようと思います(*´▽`*)
2016/9/29 20:50
Re: 栗駒山!
matako0530さん、こんばんは。
栗駒山は真っ赤に染まる紅葉の見事さは日本一といわれるくらいの素晴らしい山ですよ。二百名山になっています。ただ埼玉からだとちと遠いのが難点。
紅葉の本当の見ごろは1〜2週間位で年によっても変動があるから、計画しても素晴らしいって思えたのは運も良かったです。

これから9月3,000mの高山(東北・北海道は別)から10月2000m級、11月1,000m級の低山と段々と紅葉は楽しめます。関東近辺でも良い所はたくさんありますよ。ヤマレコとにらめっこしながら是非真っ赤な紅葉、真っ黄な黄葉を見に行ってみてください!
2016/9/30 0:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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