新穂高から笠ヶ岳ピストン 貴重な晴れ間に日帰りアタック

2016年09月27日(火) [日帰り]

• GPS: 13:49
• 距離: 24.0km
• 登り: 2,378m
• 下り: 2,371m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:36
• 休憩: 1:14
• 合計: 13:50

3:39 スタート地点
3:49 3:53 新穂高温泉バス停
4:02 4:07 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:23 4:24 お助け風穴
4:38 4:38 中崎橋
4:53 4:58 笠新道登山口
7:55 8:07 杓子平
9:18 9:18 分岐指導標（仮称）
9:18 9:18 笠新道分岐
9:26 9:26 笠新道分岐
10:03 10:03 抜戸岩
10:30 10:31 笠ヶ岳山荘
10:47 11:02 笠ヶ岳
11:13 11:14 笠ヶ岳山荘
11:49 11:49 抜戸岩
12:25 12:26 笠新道分岐
12:28 12:28 分岐指導標（仮称）
12:36 12:41 抜戸岳
12:48 12:48 分岐指導標（仮称）
13:36 13:50 杓子平
16:16 16:22 笠新道登山口
16:32 16:32 中崎橋
16:47 16:47 お助け風穴
17:05 17:09 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
17:15 17:15 新穂高温泉駅
17:20 17:20 新穂高温泉バス停
17:29 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高の駐車場マップ
http://kankou.city.takayama.lg.jp/_res/projects/kankou/_page_/002/000/369/map201602ver4.1.1.pdf

市営新穂高第2駐車場（有料、6時間ごとに500円）か第3駐車場（無料）に止められればベスト。ここが満車なら鍋平に止めることになる。

その他周辺情報

笠ヶ岳山荘の方に「中崎山荘奥飛騨の湯」をお勧めされたがこの日は休業日で利用できなかった。
http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=3311

代わりに、この日は第3駐車場近くの「ひがくの湯」に立ち寄った。
http://www.okuhida.or.jp/gourmet/detail?id=1704

写真

9/27 4:04

無料の第三駐車場に止めることができて一安心。
駐車場の一番奥から歩道に入り、徒歩約10分で新穂高温泉の登山指導センターに到着

9/27 4:18

真っ暗な林道を10分ほど歩くとゲート。
9月下旬とは思えない蒸し暑さで、不快指数高いが、星空で気を紛らわせながら歩く

9/27 5:07

登山指導センターから1時間ほどで笠新道登山口。
ここからは急登ということで気合を入れてスタート

9/27 5:40

暗闇の登山道を淡々と登っていたら、次第に明るくなってきた。ふと気が付くと、朝焼けの雲。急いでカメラを出してパチリ

9/27 5:43

岩々の登山道が続く。
適度なステップでかつ浮石が少ないので、とても歩きやすい。
スリップのみ注意

9/27 5:44

少し登っただけで、穂高の山並みが見えてきた。
この山並みを眺めながらの登りは、なんだか贅沢な気分になれる

9/27 5:47

途中、何か所か標高の看板があります。
目安になるが、目指す笠ヶ岳は標高2897m。
残りの標高を考えるとクラクラする。。。

9/27 5:50

久しぶりに見る青空。
今日一日、これくらいの薄い雲でいておくれ、と願う

9/27 5:53

焼岳、乗鞍岳もくっきり見える

9/27 5:56

しっかり整備されてとても歩きやすい登山道

9/27 6:09

一時間ほど登ると木々も少なくなって、視界が開けてきた

9/27 6:11

乗鞍岳山頂部が朝日に照らされて輝いている

9/27 6:15

穂高の山並み。
気合注入〜！

9/27 6:19

色づき始めた葉っぱ

9/27 6:22

ゴゼンタチバナの実

9/27 6:22

直登ではなく、横の移動も多い

9/27 6:33

穂高岳越しに朝日が差し始めました

9/27 6:34

アザミ

9/27 6:34

穂高岳からの日の出。贅沢〜

9/27 6:35

槍ヶ岳も見えた！

9/27 6:36

いい感じで色づいてます

9/27 6:37

朝日を浴びる山肌と槍ヶ岳

9/27 6:51

いい感じに色づいた黄葉みっけ

9/27 6:55

深い谷間にも少しずつ陽が差し込んできた

9/27 7:21

紅葉の登山道をひたすら登る

9/27 7:24

このあたりが紅葉ピークだ

9/27 7:30

稜線はまだ遠い

9/27 7:43

輝く黄葉

9/27 7:48

岩々の登山道が続く

9/27 7:44

乗鞍岳や焼岳そして、、、

9/27 7:52

ヤリホの展望を堪能

9/27 7:53

キツイ登りだけど、こんな快晴なら頑張れる

9/27 8:02

輝く黄葉と穂高岳

9/27 8:00

稜線に向かってラストスパートだ！

9/27 8:03

長い長〜い登りもようやく終わり

9/27 8:05

この稜線を超えると杓子平

9/27 8:05

目指す笠ヶ岳が見えた！

9/27 8:07

杓子平には想像以上の絶景が待っていました。
笠ヶ岳は広大なカールを隔てた向かいなので、稜線伝いに反時計回りでアプローチすることになる

9/27 8:07

まずは右のピークの抜戸岳の山頂近くまで登り、稜線伝いに左に進む。左のピークが2753mピーク

9/27 8:07

右の2753mピークから稜線を左に進む

9/27 8:06

そして中央右のピークが目指す笠ヶ岳

9/27 8:07

パノラマ写真にしたかったが、ずれが大きく、イマイチ。
もっと意識して写真撮っておけばよかったと後悔。。。

9/27 8:09

先は長いので、ますは抜戸岳稜線を目指してGo！

9/27 8:10

チングルマの綿毛

9/27 8:14

この素晴らしい眺めを見ながらの山歩き、サイコー

9/27 8:14

笠ヶ岳アップ。
山頂の右側に笠ヶ岳山荘も見える

9/27 8:23

薄雲があるけど、まだまだ快晴

9/27 8:23

振り返って杓子平付近の紅葉もきれいです

9/27 8:30

右に大回りするので笠ヶ岳山頂は一向に近くならない

9/27 8:31

山並みの見え方が刻々と変わり、飽きない

9/27 8:31

この辺りは体力的にもまだ余裕たっぷり。
快調に歩く

9/27 8:33

ナナカマドと抜戸岳

9/27 8:48

高度を上げるにつれて、穂高岳も良く見えるようになってきた

9/27 9:00

このあたりが斜度もきつく、踏ん張りどころ

9/27 9:04

ヤリホを見ながら一歩一歩進む

9/27 9:05

抜戸岳も中々登りごたえがあるなぁ

9/27 9:12

陽が差し込んで槍ヶ岳も立体的に見えます

9/27 9:13

槍ヶ岳から右手前まで続く長大な尾根が中崎尾根

9/27 9:13

おやおや、西穂高岳あたりに雲がかかり始めた。。。

9/27 9:17

いよいよ笠ヶ岳が登場。
この絶景に感動〜。

9/27 9:19

笠ヶ岳がこんなに存在感あるなんて！

9/27 9:23

この眺めを見れただけで大満足

9/27 9:25

ずっとここで景色を眺めていたいけど、笠ヶ岳山頂目指して先に進む

9/27 9:27

北側には黒部五郎岳と奥に薬師岳が見える

9/27 9:27

抜戸岳を超えて、ちょっとだけ下ると笠新道の分岐

9/27 9:29

癒しの稜線歩きだ

9/27 9:39

10分ほど歩いたところで2753mピークからの笠ヶ岳。
どっしりした山容がとてもかっこよい

9/27 9:39

そして、振り返って抜戸岳と槍ヶ岳

9/27 9:41

新穂高温泉に一直線に続く穴毛谷

9/27 9:45

素晴らしい眺め。
何度も立ち止まって写真を撮ってしまう

9/27 9:55

赤の色づきが印象的でした

9/27 9:59

笠ヶ岳の北斜面も良い雰囲気だ

9/27 9:59

存在感たっぷり

9/27 10:01

撮影ポイントのようなのでパチリ。
抜戸岩というらしい。

9/27 10:02

この岩の間を通り抜けてみると、特に険しくもなく、普通の通路といった感じだった

9/27 10:09

緩やかなアップダウンを繰り返しながら、だんだんと近づいてきた

9/27 10:14

目の前に見えるのに遠い笠ヶ岳

9/27 10:21

「ガ　バ」？？
なぜか「ン」だけ薄くなっている

9/27 10:26

ん？雲が増えてきたような。。。

9/27 10:30

岩々だけど、浮石は少なく歩きやすい。
でも疲れてなかなか足が前に出ない

9/27 10:32

笠ヶ岳小屋に到着

9/27 10:33

山頂に雲がかかり始めたので、休憩なしで山頂を目指します

9/27 10:41

気持ちは急いでいるが、疲れてまったくスピード出ず

9/27 10:46

誰もいない山頂

9/27 10:49

笠ヶ岳山頂に到着！
出発から約7時間。遠かった〜

9/27 10:48

ガスに巻かれながらもなんとか展望がある。
雲の切れ間を待ち、しばらく粘ります

9/27 10:48

こういう雰囲気も幻想的

9/27 10:49

青空だ！

9/27 10:54

少しガスが晴れて歩いてきた稜線の全貌が見えた

9/27 10:54

これだけ見えれば良しとしよう

9/27 10:55

双六岳や鷲羽岳方面

9/27 11:02

西側の展望はこれが限界

9/27 11:05

帰りも長い道のりなので15分ほどの滞在時間で山頂を出発

9/27 11:27

笠ヶ岳山荘で少しお喋り。
おすすめ温泉を紹介してもらい、入る気マンマンで下山したが、この日は休業日だった。残念！

9/27 11:34

帰りの稜線歩きも絶景を満喫

9/27 11:35

稜線歩きは幸せのひと時だ

9/27 11:39

これで穂高岳も見えてれば最高なんだけどなぁ

9/27 11:40

紅葉のピークはまだ少し先かな

9/27 11:42

北斜面はハイマツに覆われ、、、

9/27 11:49

南斜面は岩肌。
どちらも見ごたえあり

9/27 11:49

アップダウンを繰り返しながら進む

9/27 12:04

稜線歩き、本当に気持ちいい！

9/27 12:14

抜戸岳も十分存在感あり

9/27 12:16

いつかずっと先まで歩いてみたい

9/27 12:27

先行していた方は直進して抜戸岳山頂に向かわれたが、私は往路で確認していた南側斜面の踏み跡から抜戸岳山頂を目指すことにした

9/27 12:39

笠新道分岐から10分ほどで抜戸岳山頂に到着。
先行した方に後で聞いたら北斜面からこの山頂部にアプローチする道がハイマツに覆われてよく分からなかったらしい

9/27 12:46

はるか下に見える杓子平を目指し下山

9/27 13:01

上部だけ雲なのが残念

9/27 13:02

岩々の登山道だけど、安定しているので下山も安心

9/27 13:03

9/27 13:14

9/27 13:21

陽が当たれば、紅葉も映えるんだが

9/27 13:48

杓子平に到着。この時点でかなりの疲労感。
笠ヶ岳は完全に雲の中に隠れてしまい、元気をもらえず、、、

9/27 13:48

ここから、さらに長い長〜い下り。
苦手の下り、焦らず、安全に降りよう、と言い聞かせてスタート

9/27 14:48

上部以外は良く見えてるんだが、、、

9/27 14:56

もう少し雲が切れてくれれば。。。

9/27 14:20

これ以降、疲労で写真撮る気力もなくなり、淡々と下山

9/27 15:08

ようやく半分。疲労で超スローペース。
看板にはここから1時間と書かれているが、下るにつれて、蒸し暑さが半端なく、疲れが倍増。結局、1時間15分かかった

9/27 16:22

笠新道登山口まで下山。
杓子平から約2時間半、疲れた。。。

9/27 16:22

行きには気が付かなかったが、登山口に水場がありました

9/27 16:24

最後に新穂高温泉まで約1時間の林道歩き。
行きは快調に歩けた林道、帰りは牛歩

9/27 17:21

疲れた足を引きずりながら登山指導センターに到着。
ここからさらに駐車場まで10分歩いて、ようやくゴール

撮影機器：

COOLPIX P340 ニコン

D700 ニコン

感想

hmnt

9月に入ってから、いろんな用事があったり、ずっと天気が悪かったりで山に行けないまま、あっという間に一か月たってしまった。間が空けばあくほどモチベーションが下がる。このまま今シーズン終了？なんて思っていたら急に山に行けることに。

すっかり体もなまっているので、始めは手ごろな八ヶ岳で考えていました。
でも天気予報を見ていると、一日天候が良さそう。そこでちょっと欲が出て、まだ行ったことのない北アルプスの笠ヶ岳が候補に急浮上。

もともと小屋迫で行くつもりだった笠ヶ岳。でもここ最近、泊まりで山行する時間も取れず、さらに新穂高温泉周辺の駐車場事情を考えるとひるんでしまって、なんだか行く気になれず、ずっと先送りになっていました。

でも今回は平日だし、晴れはこの日だけなのできっと駐車場は確保できるはず。
そして他の方のレコを参考にしたり、前回の塩見岳日帰り山行の経験を考えると笠ヶ岳の日帰りも可能と判断し、思い切ってアタック。

実際行ってみると、ハードなロングコースに加えて、季節外れの蒸し暑さで後半バテバテに。でも写真にある通り、ヤリホや笠ヶ岳とそれに連なる山並みが本当に素晴らしく、快晴にも恵まれた中で、この絶景に巡り合うことができ、大感動そして大満足の山行でした。

コメント

yzz

笠かっこいいですね。
お隣の穂高は７回登ってる割には笠は未踏だったりしますｗ
でもさすがに迫力のある北アの中で百名山に選ばれてるだけあってかっこいいですねぇ。
今年は難しいかもだけど、来年は狙ってみようかな・・・？

というか、笠も日帰りですか・・・＾＾；
軽量装備ならなんとかなるか？
・・・いやいや初日は長距離運転でバテバテだから無理だなｗ

でもピストンにしたんですね。
南側登山道の雷鳥岩ってのが気になるところです。

hmnt

Re: 笠かっこいいですね。
私は逆に穂高・槍周辺は未踏です。今のところ周囲から眺めて楽しむ山になっている。
笠ヶ岳、想像以上に良い山でした。さすが北アの百名山。

クリヤ谷コースは初めての日帰りで、しかも雨天続きの時期に歩くのはリスク大と思い笠新道ピストンにしました。クリヤ谷は条件の良い時のお泊り山行コースとしてお楽しみに取っておきます。