薬師岳テント泊 今シーズン最後の遠征
- GPS
- 31:03
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,994m
- 下り
- 1,987m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 5:38
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 8:01
天候 | 1日目 雨のち曇り 2日目 朝方まで雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
折立までは有料の有峰林道(1900円)開門はAM6時。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されています 危険個所無し |
写真
感想
今シーズン最後の遠征テント泊。
天気予報ではあまり芳しくない予報。どこに行くか散々迷って比較的天気がよさげな日本海側に的を絞って薬師岳へ!
じつは薬師岳、ウン十年前の学生時代に一度登ったことがあります。とくに登山とか興味もなく友達が行くからじゃあ俺も〜みたいな軽いノリで。確かゼミの仲間数名で行った気がします。しかし記憶が全くなくある意味記憶を取り戻す山行(笑)
そんな薬師岳ですが金曜の夜出発の時点で土砂降り。行く道中もずっと雨で本当に行くの?と同行者と相談しながら車を進めます。まぁ土曜は朝方まで雨予報だけどその後は回復する予定なので行くだけ行ってみようということで登山口まで。
小雨の中身支度しいざ出発。出だしから雨とかほんと久しぶり。徐々に時間がたつと雨も止んでおり途中の太郎平小屋に着いた頃にはすっかり上がってました。
小屋でテントの受付をしテント場へ。
え?だれも居ない?北アルプスの百名山の一つであるメジャーな山域のテント場なのになにこの閑散とした雰囲気(笑)平日ならともかく土曜日ですけど?
みんな雨で中止したのかな?いやそれでも穂高の方だとたくさんのテントがあるけどここはよっぽでマイナーなのか?(^-^;
なんて思ってると僕ら以外に後から3張り来られました。それでも計5張りとかさみしすぎますね。まぁ逆に静かな夜を過ごせましたが。
そんな感じの薬師峠キャンプ場でしたが、今回の目的がありまして。ついにツェルトデビューの日がやってきました。自宅の一度試し張りはしたものの実際に張るのは初めて。若干張るのにもたついたので人が少なくて返ってよかった(笑)
広さ的にはなんら問題なく大人一人なら快適そのもの。ただやはり噂で聞いていた結露はひどいですね。夜に雨が降ったせいもあるのか朝起きるとツェルト内はべしょべしょでした。シーム処理はきちんとやっておいたので雨が漏ってることはないと思うんですがフロアの方まで滴が垂れてかつ入り口の下の隙間か雨水が侵入。初張りにしてツェルト泊の洗礼を受けました(笑)まぁこれから数をこなして色々な対処方法を身に着けて行きたいと思います。
翌朝晴れてると思ってたのにまさかの濃霧。トイレに行く際でも方向を見失って軽い迷子になるという状況だったので出発時間を少し遅らせて霧がましになったころを見計らって山頂にアタック。
途中でライチョウに遭遇するといううれしい出会いもあり、山頂で晴れなくてもこれで救われたね、なんて同行者と話しながら山頂到着。
相変わらずガスガスで展望はゼロ。しかしガスの隙間から青空が見えだしもしかしたら晴れるかも!と言うことでしばし待機。
そしたら見事にガスが抜け青空と太陽が顔を出してくれました。下界には見事な雲海!待っててよかった!雨の中来てよかった!
今シーズンの締めくくりに素晴らし稜線歩きが出来て満足です。今年は天気に恵まれず散々な結果だったので感動は一入。山の素晴らしさを改めて噛みしめながら下山。
テントを撤収し、折立へ向かいました。
帰りの太郎平小屋では初めてヘリによる救護活動を見ました。なんでも小屋の裏手でソロの男性ハイカーが倒れているのを別のハイカーが発見し小屋に通報したとのこと。小屋の入口に横たわってる男性が居ました。しばらくするとヘリがやってきて富山県の山岳救助隊が男性を救護。症状的に重度の熱中症ではないかという話。たしかに10月とはいえその日は夏のような日差しが照り付け暑かったです。山は何が起こるかわからないですね。とにかくこの男性の無事を祈ります。まじかでこのような現場を見ると身が引き締まる思いでした。
そんな事故もありながら無事に下山。
天気に翻弄されながらも結果見事に晴れとても良い山行になりました。二日間を通してなにかとてんこ盛りの内容でしたが、今シーズンラストを良い形で締めくくれてよかったです。
早く来年の夏山シーズンにならないかな(笑)
そこのテンバにテントがひと張りもない写真初めて見ました(爆)
執念の晴れ間ナイスです
ツェルトデビューおめでとうございます!益々軽量化が
進んじゃいますね
メジャーなルートと聞いていたんですけどね(^-^;
シーズン終盤で微妙なお天気と言うこともあるのでしょうけども、しかし少なすぎです(笑)
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