利尻山〜海に浮かぶ山〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 1,696m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:38
天候 | 快晴。風もほとんどなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
バイクだと稚内フェリーターミナルに無料で置けます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。ただし一部崩落してる部分もあり悪天候の時は気を付ける必用あり |
その他周辺情報 | ・利尻山北麓キャンプ場(登山口) 500円 トイレだけ利用しましたが綺麗でした。 ・利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に 500円 合計3泊利用。温泉から徒歩二分で充電もでき、町からも近いので便利です ・利尻富士温泉 500円 「ゆ〜に」から徒歩2分 |
写真
感想
最北の海に浮かぶ利尻山。9月初旬に友人達と利尻・礼文島ツアーに参加した私はツアーを満喫しながらも「この海に浮かぶ利尻山の山頂からの景色はどんなに美しいのだろうか」と思いを馳せでました。そして帰宅後、利尻では山に登り、礼文では島を縦断する計画を立てて一人気分を盛り上げてた所にまさか〜の台風上陸。記録的な大雨で島や稚内が水であふれる姿をみて「あぁ、今年はもう無理かなぁ・・・」と思っていたところ、9月中旬には礼文島のハイキングコースの安全確認が終わったと聞き9月下旬に計画を実行することに。
そんなこんなんで9月24日に札幌を出発。朝7時に家を出て一気に稚内まで進み16時40分のフェリーに乗り込みます。この道中で事件発生。稚内まで20km地点で人生初のガス欠。日本中を旅してきたバイクも全然整備してなかったから拗ねたのか・・・4km程押し歩きをし、稚内手前の町、抜海にたどり着きます。ここで親切な漁師さんにガソリンを分けてもらい、無事フェリーに乗る事ができました。この場で改めてお礼を申し上げます。
鴛泊に18時30分に着き、そこから徒歩で20分の「利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に」へ。受付時間ぎりぎりに到着。礼文へ渡るフェリーの都合もあって2泊することに。すぐにテントの設営をし、キャンプ場隣の温泉で湯船に。午後21時には就寝。
9月25日。朝5時に起きると風が強い!大丈夫かこれと思いつつ登頂開始。4合目まできたら木が風でビュンビュン揺れてる。自然の恐怖と山頂まで行けるのかという不安で足がすくむ。5合目で下山してくる外国人の方と遭遇。今日初めての人との遭遇。上はもっと風が強いので降りて来たらしく、下山を勧められましたが「せっかく利尻まで来たのだ、行けるところまでいってやる!」と意気込み強風の中登って行きます。そして予想通り第二見晴らし台に着いた瞬間暴風が体を襲い、全てを忘れ一瞬で下山を決めます。風の恐ろしさを思い知らされる…空は晴れてるのになぁ。悔しさで頭が何も考えらない状況で11時には下山。とりあえずテントで3時間ぐらい不貞寝。起きた後ペシ岬に行き、昼食を食べ、雲が覆う利尻山にリベンジを誓う。
9月26日。風は強さを増しており、テントで寝てても風の音で起きる状態。これはしばらくは登れないなと判断しとりあえず礼文島縦断へ。無事に礼文島縦断を終え、9月28日に利尻へ再上陸。風もいまだ強く利尻山の山頂から中腹までは雲が覆ってまったく見えない状況。「明日も登れなかったらもうどうしようもないなぁ」と思いながら利尻山神社に寄って無事登頂出来る事を祈り、キャンプ場で21時には就寝。
9月29日。朝5時、うっすらと明るくなった時間に起床。テントの外に出た時、風は全くなく、そして昨日まで雲で覆われていた利尻山山頂がはっきりと見える!
この時山頂まで行ける事を確信。テンションを上げつつ登山口へと出発。6時に登山口を出て7合目まであっという間に到着。前回上った時よりも人が多い。最終的には10人位の人とすれ違ったのかな。前回越えれなかった第二見晴らし台を超え、8合目まで行くとやっと山頂が見えてきたぞ〜。うん。間近で見ると下で見るよりも迫力があるのとなかなかエグそうな登り。実際に登ってみると思っていた通りきつい登りになり、所々足が動かなくなります。「もう少しで頂上かな・・・」と上を見上げてもいくらたっても辿り着かない。時間が長く感じる。9合目から頂上までが利尻山で一番キツイところという感じ。それでも頂上に着くと今までの疲れなんて飛んでしまいます。頂上で迎えてくれるのは想像以上の絶景。360度海。どこを見渡しても海。そして礼文島と北海道本土が美しく見えます。30分程滞在したのかな。先行してた方と頂上でここまで来て良かったと口々に言い、下山します。14:35分発のフェリーに間に合いそうなので急いで下ります。8合目に下りた時、山頂の真上に太陽が輝いていた姿がとても神々しい姿。登山口まで下りたら時間が昼食を食べる時間がなさそうなので走ってキャンプ場に向い、テントを撤収し、昼食を食べ,稚内行へのフェリーに島の美しさを惜しみながら乗ります。帰りは特に何もなく初山別のキャンプ場に一泊して札幌に無事帰りました。
利尻山。下から見る景色も、上から見る景色も素晴らしく、島内にも見所が多くあります。またいつか来てみたい、そんな風に思える山でした。
很精彩的纪录
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