椹島より荒川三山〜赤石岳周回
- GPS
- 56:06
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 3,411m
- 下り
- 3,404m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:59
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 7:48
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 10:41
天候 | 9/26:くもり時々晴れ 9/27:晴れ一時霧のち霧 9/28:霧一時晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り:椹島よりバスで駐車場、県60〜富士見峠〜県189〜県27〜新静岡IC〜新東名高速 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全般、ペンキやリボンがあり、分岐には指導票もあり迷う箇所はない。 千枚小屋直下の岩場や悪沢岳直下の岩場は急降下のためフル装備者は注意したほうがよいと思われる。 また、下りは岩が多いので滑落、転倒に注意が必要かと。 |
その他周辺情報 | 椹島に宿泊者はもれなく風呂に入れます。 生ビールは椹島と千枚小屋に有り。(16年9月現在) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
ポール
テント
|
感想
友人からの誘いを受け、当初は北アの表銀座を縦走予定だったが、
前々日より秋雨前線が北上し厳しい天気予報。
南下するほど良さそうなので、急遽南アの南部へ変更。
平日にもかかわらず椹島へのバスは満員御礼。
聞くと同じことを考えて来たハイカーが結構いることに気づく。
もともとこの山域を訪れたかったので願ったりだった。
小4当時、昭文社のエアリアマップ静岡県を壁に貼っていたので
「椹島」「赤石岳」の地名は既に気になっていた。
椹島は遠かった。
増してそこから丸一日以上歩かないとその頂へは到達できない。
そんな懐の深い山域は、結果天候はまずまずだったが、
そのとてつもないでかさに感動しっぱなしだった。
今回は自分と同じくメタボ予備軍?の友人とテン泊での縦走だった。
彼は学生時代に結構山登っていたが、最近はめっきり、、というコンディション。
とにかく無理のない行程を心がけた。
まずは初日の千枚小屋までの登りが心配だった。
標高差約1500mを20キロの荷を担いで登るのは十数年ぶり。
おまけに前日からほとんど寝ておらず、
案の定清水平あたりからキツくなり、大幅にペースダウン。
そこで普段仕事で寝不足時など使用しているユンケル顆粒を服用すると、
見事復活してくれた。
かなりの効き目があるらしい。
乱用は良くないけど是非お試しあれ!
初日の晩は千枚小屋のテン場泊。
10張程度。
小屋からは少し離れており、樹林帯で風雨を多少かわせる。
登りが心配とかいいながら、しっかりと晩餐用に
すき焼き用の食材を持参。
卵など6個も持参。
おかげで豪勢な晩餐となった。
それにしてもビールが飲めるのは最高だ!!
2日目は一番良い天気予報の中、ハイライトである悪沢岳など稜線歩き。
帰りに椹島から駐車場までバスを利用するには最低1泊は小屋泊まりを
余儀なくされるので、酒類が充実した赤石岳避難小屋までを目指して出発。
千枚岳からは待望の稜線歩き。
ガスもとれて丸山〜悪沢岳と気持ちよく登山。
ただ周りの雲が結構多く、赤石岳本体は姿を現さなかった。
悪沢岳から中岳へは急降下し登り返す。
しかしその眺めは最高で本行程のハイライトであった。
中岳避難小屋の管理人さんとお話したが、
今年の9月は雨が多く、ましてシルバーウィークは壊滅であり、
登山客減少で、食料類がかなり余ったとか。
このあたりですっかりガスってしまい、のんびりしすぎたし、
足腰も疲労がたまっているという理由?で、
赤石避難小屋は断念し今晩は荒川小屋でテン泊に決定。
荒川小屋は位置的に利用者が比較的少ないようで、
そのおかげで静かなキャンプが出来た。
小屋やトイレ等も一級品のきれいさ。
また利用したい。
3日目はその分長丁場となる。
天気予報では昼前から雨模様。
とにかく赤石岳登頂までは雨を避けたい。
夜明け前出発。
空は一気に雲に覆われ、天候悪化に向かう兆候の中、
ひたすら登る。
昨日温存のおかげか、また荷物も軽くなりペースは早め。
小赤石岳で念願の赤石岳出現!
しかも朝陽に照らされて美しい!
このあとすぐ登頂時には視界ゼロとなったが、
その山容を眺められたことに感謝したい。
今回宿泊できなかった赤石避難小屋へも立寄、
名物?奥様のハーモニカも鑑賞できた。
次回は飲みに来ます!
その後下山は、富士見平までは思いのほかアップダウンが続き、
なかなか標高が下がらない。しかも歩きにくい。
赤石小屋からはひたすら下るが、雨脚がひどくなり
ぬかるんで歩きずらかった。
下りこそ足への負荷を軽減するためにゆっくりと歩くことを心がけた。
長い長い下りのフィニッシュは鉄の階段。
椹島では山小屋に素泊まりとした。貸し切り!
しかも大雨なので正解だったかも。
風呂にも入れ、生ビール600円は都市部の居酒屋とあまり変わらない?
おつまみの串揚げの濃い味付けが胃にしみた、、、
きれいな自炊棟があり、そこで調理&飲食が可能。
次回は芝のきれいなテン場を利用したい!
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