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Yamareco

記録ID: 975326
全員に公開
沢登り
札幌近郊

ガマ沢遡行

2016年10月06日(木) 〜 2016年10月07日(金)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:14
距離
20.0km
登り
680m
下り
1,172m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
13:39
2日目
山行
7:22
休憩
0:08
合計
7:30
11:20
0
スタート地点
7:48
341
宿泊地
13:29
13:36
55
14:31
14:32
46
15:18
ゴール地点
【1日目】
林道入口 11:20→入渓 12:30→幕営地点(標高700m)13:40
【2日目】
幕営地点 7:45→標高930m二股 10:10→縦走路 11:40→豊滝分岐 12:40→豊滝登山口 14:15→豊滝小学校BS 15:20
天候 1日目:晴→曇、夜に雨
2日目:曇
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
行き:定山渓まではバス、林道まではタクシーを利用(料金3200円程度)
帰り:豊滝小学校前BSから札幌駅行きのバスに乗車
コース状況/
危険箇所等
■林道ゲート〜入渓地点
定山渓大橋に向かって緩やかな下りの林道が続きます。ガマ沢にかかる橋を渡り少し歩いたピンクテープの目印から入渓しました。業者が入っているらしく車1台とスライドしました。
■入渓地点〜標高700m(幕営地点)
穏やかな渓相で歩きやすい流れです。目立った滝などはありません。プールには岩魚の魚影が濃く見られます。幕営は雨の予報を鑑みて川原ではなく樹林帯にツェルトを張りました。
■標高700m〜920m二股
しばらく落ち込みとプールが交互に現れます。開けた明るい渓相です。流木が積み重なって流れをせき止めている箇所もありますが流木の上を歩くときは踏み抜きに十分注意が必要です。次第にナメも見られるようになり、800mから大きな滝も見られます。最初の大滝(落差5m)は右手の泥壁を巻きます。残置のスリングと木の根を手がかりにしてよじ登りました。二つ目の大滝(落差10m)は釜の左手をへつって(スリル満点!)そのあとは直登。その後も小滝とナメの美渓が続きます。紅葉が綺麗なセクションでした。
■二股〜縦走路
二股は控えめなピンクテープに従って左を選択。次第に沢は狭くなり最初の二股を左へ(ログでは誤って右の沢に入ってしまっています)沢の水がなくなるころには札幌岳〜空沼岳の縦走路も間近なはずですが勝手な踏み分けもあり縦走路に出るまで難儀しました。このあたりは何度か迷走してなんとか縦走路にたどり着いたという感じです。
■縦走路〜豊滝コース分岐
縦走路はほとんど笹で覆われています。不明瞭な箇所もあり慎重なコース選択が必要です。藪こぎ必須となったワケですが昨晩降ったと思われる雪がシャーベット状態で笹の葉に多く残っていて漕ぐ度に手が!体が!冷たい!!やがて指先の感覚はなくなり正に拷問の様な長い長い藪こぎとなりました。
■豊滝コース分岐〜豊滝登山口
完全に体が冷え切ってしまったので札幌岳は諦め手前の豊滝分岐から下山しました。濡れた枯葉の堆積する急斜面はスリッピーで沢靴泣かせでしたが沢沿いまで短時間で降りることができ、そこから先は緩い下りが続きます。林道終点から登山口まではダラダラの下りですがトドマツを中心とした針広交樹林はなかなか見事です。
■豊滝登山口〜豊滝小学校BS
砂利道は途中から舗装路へと変わります。ひたすら国道方面へと歩くだけですが、道中いろんな人に声をかけてもらいました。キノコ採りのオジさん、農作業中のオジさん、外で何かしていたオバさん、サッポロサファリパークの駐車場係の人、放し飼いの犬2匹…。「どこ登ってきたの?」の言葉をきっかけにしばらく立ち話。おかげでタイクツな車道歩きも楽しく過ごせました。
定山渓からタクシーで林道ゲート前までつけました。意外にも定山渓のホテル前にタクシーの配車はなく、役場の人にタクシーを呼んで頂きました。ご親切に有難うこざいました!
2016年10月06日 11:19撮影 by  L-01E, LG Electronics
2
10/6 11:19
定山渓からタクシーで林道ゲート前までつけました。意外にも定山渓のホテル前にタクシーの配車はなく、役場の人にタクシーを呼んで頂きました。ご親切に有難うこざいました!
林道をあるきます。青空も伺えます
2016年10月06日 11:22撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/6 11:22
林道をあるきます。青空も伺えます
カーブミラーで
2016年10月06日 11:42撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 11:42
カーブミラーで
業者が入っているようです
2016年10月06日 11:58撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/6 11:58
業者が入っているようです
定山渓大橋
2016年10月06日 12:02撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 12:02
定山渓大橋
記念撮影
2016年10月06日 12:03撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 12:03
記念撮影
さて、入渓〜♪
2016年10月06日 12:33撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 12:33
さて、入渓〜♪
プールには必ずといっていいほど魚影が確認できます
2016年10月06日 12:39撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 12:39
プールには必ずといっていいほど魚影が確認できます
秋も深まってきましたね
2016年10月06日 12:46撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 12:46
秋も深まってきましたね
小滝か落ち込みか、判断に迷うところ…
2016年10月06日 12:48撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/6 12:48
小滝か落ち込みか、判断に迷うところ…
巨大なプール
2016年10月06日 12:51撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/6 12:51
巨大なプール
明るい渓相の沢です
2016年10月06日 12:59撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 12:59
明るい渓相の沢です
ナメも随所に
2016年10月06日 13:13撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/6 13:13
ナメも随所に
ミニミニナイアガラ
2016年10月06日 13:14撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/6 13:14
ミニミニナイアガラ
支流から滝状に流れ込んでいるポイント
2016年10月06日 13:18撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 13:18
支流から滝状に流れ込んでいるポイント
2016年10月06日 13:29撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/6 13:29
幕営
2016年10月06日 14:10撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/6 14:10
幕営
取りあえず冷やしておきましょう。この他に焼酎を750ml
2016年10月06日 14:49撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 14:49
取りあえず冷やしておきましょう。この他に焼酎を750ml
実はツェルト泊は初めて。稜線上では厳しいかも?ですがこんなシチュエーションであればOK
2016年10月06日 14:49撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 14:49
実はツェルト泊は初めて。稜線上では厳しいかも?ですがこんなシチュエーションであればOK
下処理済みの岩魚。焚火で塩焼きに…と思っていたのですが薪となる流木が濡れていて思ったような火力を得られず。で、塩煮にしてみました。が、やはり岩魚は香ばしく焼かないと美味しくはないですね
2016年10月06日 16:32撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/6 16:32
下処理済みの岩魚。焚火で塩焼きに…と思っていたのですが薪となる流木が濡れていて思ったような火力を得られず。で、塩煮にしてみました。が、やはり岩魚は香ばしく焼かないと美味しくはないですね
翌朝。ちょっとツェルトをアレンジした状態
2016年10月07日 06:03撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 6:03
翌朝。ちょっとツェルトをアレンジした状態
沢の水でモーニングティー♪水に困らないのが沢歩きのよいところ
2016年10月07日 06:35撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 6:35
沢の水でモーニングティー♪水に困らないのが沢歩きのよいところ
今回の相棒です
2016年10月07日 07:45撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 7:45
今回の相棒です
2016年10月07日 07:52撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 7:52
写真ではとらえていませんが、札幌岳の山頂が見えていますよ
2016年10月07日 08:04撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 8:04
写真ではとらえていませんが、札幌岳の山頂が見えていますよ
流木のダム
2016年10月07日 08:22撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 8:22
流木のダム
広い川原。野営地にも良さそうですが増水したらちょっと困る
2016年10月07日 08:25撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 8:25
広い川原。野営地にも良さそうですが増水したらちょっと困る
ナメ歩き楽しい!
2016年10月07日 08:35撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 8:35
ナメ歩き楽しい!
2016年10月07日 08:46撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 8:46
このあたりから滝も見られるようになります
2016年10月07日 08:51撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 8:51
このあたりから滝も見られるようになります
右を巻く5mの滝。
2016年10月07日 09:00撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 9:00
右を巻く5mの滝。
紅葉と滝
2016年10月07日 09:10撮影 by  L-01E, LG Electronics
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紅葉と滝
紅葉とナメ
2016年10月07日 09:21撮影 by  L-01E, LG Electronics
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紅葉とナメ
ボス的な10mの滝
2016年10月07日 09:41撮影 by  L-01E, LG Electronics
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ボス的な10mの滝
2016年10月07日 09:53撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 9:53
2016年10月07日 09:58撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 9:58
930m二股は右に入ります(10/20訂正:二股は左の沢を選択)
2016年10月07日 10:12撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 10:12
930m二股は右に入ります(10/20訂正:二股は左の沢を選択)
昨晩はこのあたりでも積雪があったんですね
2016年10月07日 10:19撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 10:19
昨晩はこのあたりでも積雪があったんですね
薮を漕いだ先にドーンと札幌岳の山容が姿を現しました
2016年10月07日 11:49撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 11:49
薮を漕いだ先にドーンと札幌岳の山容が姿を現しました
冬に見覚えのあるちぎれた旗
2016年10月07日 11:53撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 11:53
冬に見覚えのあるちぎれた旗
…で、いきなりですが豊滝コースを下山。雪の残った冷たい笹薮を漕いですっかり体力と気力を失い…札幌岳はあきらめ豊滝へと下山と相成りました。一刻も早く樹林帯へ、とガクブルの体が訴えたのでは仕方ありませんねー
2016年10月07日 13:00撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 13:00
…で、いきなりですが豊滝コースを下山。雪の残った冷たい笹薮を漕いですっかり体力と気力を失い…札幌岳はあきらめ豊滝へと下山と相成りました。一刻も早く樹林帯へ、とガクブルの体が訴えたのでは仕方ありませんねー
2016年10月07日 13:31撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 13:31
遭難しないでよかったです
2016年10月07日 14:31撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 14:31
遭難しないでよかったです
ゲートまえ。事実上の豊滝コース登山口
2016年10月07日 14:31撮影 by  L-01E, LG Electronics
10/7 14:31
ゲートまえ。事実上の豊滝コース登山口
帰路、楽しい看板発見。微妙に違うタイプの車が描かれているのは作者のこだわりでしょうか?
2016年10月07日 14:52撮影 by  L-01E, LG Electronics
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10/7 14:52
帰路、楽しい看板発見。微妙に違うタイプの車が描かれているのは作者のこだわりでしょうか?

装備

備考 藪こぎ用に防寒用テムレスが必要でした
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