赤岳に辿り着けなかった八ヶ岳
- GPS
- 30:46
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,785m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 6:26
天候 | 一日目:曇→強風 二日目:風雨→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:毎日アルペン号(15:15 美濃戸口 → 西新宿) |
コース状況/ 危険箇所等 |
硫黄岳山荘周辺の稜線は、季節風が強く突風に注意とのこと。 一見、天気は問題なさそうでも強風で通行が困難な場合あり。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口BS前の八ヶ岳山荘にて入浴可能。(500円) モンベルクラブ会員特典で入浴料200円引きあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 標高2500m越で身動きが取れない状況を想定した備えが甘かった。山荘があったから良かったものの、やはり非常用のツェルトも携帯しておくべきだった。 |
感想
硫黄岳から、横岳ルートで赤岳に登る計画でしたが…撤退しましたw
硫黄岳を越した辺りまで天候は問題なかったのですが、硫黄岳山荘で準備を整えて外に出ると、いつの間にか辺りは霧に包まれ立っていられない程の横風が吹き荒れる過酷な状況に天候が変化…。突風とかそんな生易しいものではなく、霧がジェット気流のように目の前を通り過ぎていく様はなかなかお目にかかれないっす。下界ならば絶対外には出ては行けない状態。
同じ方向へ進む別PTが居れば心強いのですが、先行していた登山者が今にも飛ばされそうになりながら引き返してくるのを見れば心が折れる。
"単独行+標高2500m越+初めて通る岩稜地帯+視界不良&台風並の強風" 等、悪条件がここまで揃うと強行するには危険すぎると判断。
赤岳展望荘まで行く予定だったので、一旦赤岳鉱泉まで戻って地蔵尾根から登り返す事も考えましたが、そのためには再び硫黄岳を経由する必要があり、それすら強風で困難という罠。数時間様子を見ながらトライしてみましたが身動きが取れず、これ以上は時間と体力的に難しいと判断し硫黄岳山荘で一泊する事になりました。
何組かのPTは越えていたようなので諦めるのは早かったかもしれませんが、極限状態での経験が浅く、一人で途中で動けなくなってしまうと確実に凍死なので踏ん切れなかった。"挑戦" ではなく "無謀" と感じる難題は今やらなくてもいい。
急遽お世話になる事になった硫黄岳山荘は、ウォシュレット完備の水洗トイレ、温水シャワー等設備も整っており、室内も明るくて暖かく、売店の酒の種類も豊富…等、アットホームな雰囲気もあり非常に過ごしやすかったです。ホントに助かりました。
二日目に天候が回復したら再挑戦しようと考えていましたが、一晩中強風は弱まること無く雨も降っていたので、今回は撤退を決めほろ苦い山行となりました。
帰りのバスから山頂が綺麗に見える程晴れていたのが悔しいw
今期はもう無理だけど、来年は最優先で再挑戦しようと思います。
私は涸沢にいました。
同じような天候条件で穂高には登れず、涸沢にテント泊して本日下山。
帰りの中央高速から編笠山、権現岳、赤岳、横岳がハッキリ綺麗に見えて、
『八ヶ岳にしておけばよかった。。。』と呟いていました^^;
お互い運が悪かったですね( T_T)
せっかくの連休に悪天候だと萎えますね。
もう1日ずれていたら眺望が楽しめたはずなんだけど、バス&電車だと簡単に予定がずらせないのがもどかしい。
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