黒斑山：さびしきガス・ワールド、カラマツの黄葉の見頃もまだ早く

2016年10月10日(月) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 6.7km
• 登り: 500m
• 下り: 515m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:57
• 合計: 4:00

9:50 車坂峠
10:03 10:03 車坂山
10:57 10:59 槍ヶ鞘
11:09 11:09 トーミの頭
11:29 12:22 黒斑山
12:37 12:38 トーミの頭
13:33 13:33 車坂峠
13:34 13:35 高峰高原ビジターセンター
13:50 高峰温泉

天候

曇り、たまに日差しはあるもガスガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

北陸新幹線：佐久平駅よりJRバス
往は高峰高原ホテル前まで、復は高峰温泉から

コース状況／危険箇所等

特に危険な場所はありません
ところどころ泥濘あり

『浅間山倶楽部ポータルサイト』　http://asamayama.info/
携帯・スマホから入山登録すると、浅間山の火山・気象情報をメールで受け取ることができます。（下山登録をせずにいると安否確認メールが送られてきます。）

その他周辺情報

高峰温泉￥500
日帰り利用は”ランプの湯（内湯）”のみ可

写真

10/10 9:36

う〜ん、早く雲がぬけないかなぁ

10/10 10:03

八ヶ岳ビュー

10/10 10:09

青空ガンバレ！

10/10 10:23

水ノ塔山、篭ノ登山ビュー

10/10 10:59

ト−ミの頭ビュー

10/10 11:02

カモシカさんは食事中

10/10 11:12

浅間山ビュー

10/10 11:15

唯一咲き残っていたマツムシソウ

10/10 11:30

浅間山は心の眼で…

10/11 13:38

こんな具合（2014/10/11）

10/10 11:54

山頂は人で溢れていたので、少し先まで進みます
晴れていれば、黒斑山頂が格好よく見える場所でお昼ごはん
ツツジの紅葉ポイントでもあるのですが、まったく見ることができません

10/10 12:09

時折上のほうは青空がのぞきますが、展望は全く見込めないので、稜線散歩は切り上げて下山とします

10/11 12:33

こんな景色が見たかった…（2014/10/11）

10/10 13:03

中コースのダケカンバもこんな風

10/10 13:07

北アルプスビュー

10/10 13:18

ここのカラマツがお目当てでいつもこちらから下りてきます

10/10 13:19

今日はこの明るさが精一杯

10/11 15:00

ピーク時はこんな金色の林になります（2014/10/11）

10/10 13:34

ビジターセンターへ下山しました

10/10 13:42

結局1日中、上のほうはガスの中でしたね

10/10 13:52

〆はランプの宿の温泉でホッコリ
また来シーズンに期待しましょう

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ60 パナソニック

Optio WG-2 GPS ペンタックス

AQUOS ZETA SH-03G docomo シャープ

感想

yuki_genki

本当は土日1泊で尾瀬を予定していたのですが、天気予報がどうにもこうにも思わしくなく…
三連休最後の1日ならなんとか、ということで、お手軽な黒斑山にやってきましたが。
同じように思った方が多かったのでしょうね、大勢の登山者で賑わっていましたが、景色は写真の通りで残念でした。

外輪山の稜線散歩をあきらめてさっさと下山してしまったので、余った時間を利用して、一度行ってみたかった”高峰温泉”さんへ行ってみました（高峰高原VCから徒歩15分ほどでした）。とても良いお湯でした。
お風呂からも休憩室からも見える場所に、餌台が置かれているのですが、ちょうどお湯に入っているときにリスが来て、ヒマワリの種（と思われる）を懸命に食べるかわいい様子を見ることができてラッキーでした。

高峰温泉の方（おそらく若旦那さん）によれば、先日の台風でダケカンバやナナカマドは葉はほとんどが散ってしまい、カラマツの黄葉の見頃はまだ少し早く1週間後くらいが良いのでは、ということでした。
現状では、きれいな黄色にならずに枯れ落ちてしまったカラマツも多いような感じがして、なんとなくくすんだ印象が強かったのですが、今後の冷え込みと日照で、鮮やかな金色の森になればいいな、と思います。このあたり、本当にステキな「落葉松林」なんですよ。

〜北原白秋「落葉松」より　一部抜粋〜
　一　からまつの林を過ぎて、
　　　からまつをしみじみと見き。
　　　からまつはさびしかりけり。
　　　たびゆくはさびしかりけり。

　六　からまつの林を出でて、
　　　浅間嶺にけぶり立つ見つ。　　　
　　　浅間嶺にけぶり立つ見つ。
　　　からまつのまたそのうへに。

　八　世の中よ、あはれなりけり。
　　　常なけどうれしかりけり。
　　　山川に山がはの音、
　　　からまつにからまつのかぜ。