記録ID: 979336
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
青木鉱泉から鳳凰山 〜 登り:ドンドコ沢、下り:中道 〜
2016年10月10日(月) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:14
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,163m
- 下り
- 2,161m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:10
天候 | くもり後はれ後くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・青木鉱泉までの林道は、青木鉱泉直前と途中計1〜2kmほどの未舗装区間があります。車高の低い車は要注意です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【青木鉱泉→南精進滝】 ◆概ね歩き易い道です。 ◆沢を横切る所が何ヶ所かありますが、渡渉というほどでもありません。 ◆南精進滝に向かう場合はロープがかかった岩場を通過します。手をフリーにしないと登れない岩場がありました。 【南精進滝→白糸滝】 ◆鳳凰ノ滝に向かう道が少し錯綜しています。誤った踏み跡もあり、進む道を軽く誤っている方もいらっしゃいました。 ◆鳳凰ノ滝分岐から白糸滝までは激急登です。岩と木の根の間をよじ登っていく感覚です(実際は普通の登りです)。 【白糸滝→五色滝分岐】 ◆白糸滝からは少し激急登が続きますが、やがて急登は終わります。 ◆メインルートから少し外れますが、五色滝の滝壺まで歩くことができます。 【五色滝分岐→鳳凰小屋】 ◆概ねゆったりとした歩きやすい道です。 【鳳凰小屋→地蔵岳】 ◆鳳凰小屋からしばらくは樹林帯の急登です。 ◆樹林帯を抜けると砂地の急登となります。 【地蔵岳→薬師岳】 ◆赤抜沢ノ頭から鳳凰小屋分岐点までは、ちょっとした岩場の登り降りもあります。「山と高原地図」、標識ともにコースタイムが厳しめの設定です。 【薬師岳→標高2050m付近】 ◆岩や木の根が張り出した傾斜のキツイ下りです。 【標高2050m付近→林道出合】 ◆樹林帯の笹原の中に付けられた道を歩きます。張り巡らされた木の根の上に薄く土が被った感じの道で、非常に歩きにくいです。濡れている時はスリップに注意が必要です。 【林道出合→中道ルート登山口】 ◆急坂に付けられた九十九折の道を下ります。中道では最も歩きやすい区間です。 【中道ルート登山口→青木鉱泉】 ◆長い林道歩きです。 |
その他周辺情報 | ☆武田の郷白山温泉にて入浴。 ・600円。 ・バスクリンを入れたお湯のように薄く緑がかったお湯。 ・カルキ臭がします。 |
写真
感想
三連休の最後の日は晴れ間も期待できそうだったので、鳳凰山に登ってみることにしました。
鳳凰山には過去何度も登っているのですが、ドンドコ沢ルートは一度も歩いたことがなかったので、青木鉱泉からドンドコ沢ルートを使って登ることにしました。
ドンドコ沢ルートは決して歩きやすいルートではありませんが、滝見を楽しみながら登れる味わいのある道でした。
南精進滝、白糸滝、五色滝。この三つの滝は見ごたえあります。
鳳凰滝は上記の滝には劣ります。加えて、鳳凰滝までの道は歩きづらく、また踏み跡が錯綜しているため、道迷いする可能性もあります。
ドンドコ沢ルートを再度歩くことになっても、この滝に立ち寄ることはないでしょう。
そして、鳳凰小屋手前の岩間の清流沿いに歩く区間はとても素敵な場所です。
川のせせらぎが耳に心地よく、ぼおーっと長い時間過ごしていたくなる気持ちの良い所でした。
オベリスクが見えてきてから薬師岳までは過去何度も歩いているのですが、何度歩いても楽しい道です。
問題は、中道。
展望地もなければ、味わい深い樹林帯もなし。
加えて、全体的に歩きにくい道。
全く良い所なしでした。
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usofuyuさん こんばんは
秋の鳳凰三山、ドンドコ沢コースは美滝もたくさん楽しめるのでいいですよね。
私もちょうど4年前に同じコースを歩きましたが、花崗岩のこの山域を歩く楽しみに浸りながら登った記憶が蘇ってきました
鳳凰滝の綺麗な印象がとても強く残っています。
オベリスクへの最後の砂地獄、3歩進んで2歩下がる苦い記憶も今回のレコを拝見し、とても懐かしく思いました
iwanalpenさん、こんばんは
ドンドコ沢の滝は噂に違わぬ美しさでした!
iwanalpenさんは、鳳凰滝が最も印象的だったんですね。
自分は鳳凰滝が最も印象薄かったです…。
鳳凰滝をネットで検索してみました。
どうやら、自分が鳳凰滝を見た位置が悪かったようですねorz
鳳凰の右翼にあたる滝しか見ていなかったようです
少し危険を犯して、渡渉して右岸に渡るなり、ガレゴロの沢をもう少し遡ってみなければ、鳳凰滝の全貌は拝めなかったようです。
左翼にあたる滝の水しぶきが見えていたので、少し沢を登ってみたのですが、渡渉する必要が出てきたので、あっさり諦めてしまいました。
ドンドコ沢ルートは、滝見ができる上、変化にも富み、とても楽しく歩けるルートですよね
iwanalpenさんも歩いていらっしゃったんですね。
やはりというか。
ドンドコ沢ルートを歩いてみて、南アルプス屈指の好ルートだと感じました。
usofuyuさんこんにちは。
中道のディスりっぷりが面白かったですw
通ったことはないんですが評判通りなんですね。
ドンドコ沢は滝と激しい急登が自分も好きです。
最後の風呂も何とも残念気味ですね
お疲れさまでした!
alsoさん、こんばんは!
中道は、噂に違わぬ、退屈なルートでした
初めて鳳凰山に登るとして、中道をピストンするという選択をしてしまったら、鳳凰山は二度と登りたくない山リスト登録されること間違いありません。
美しい花崗岩の造形と白砂の稜線、そして雄大な白峰三山の展望を持ってしても、その評価を覆すことは難しいと思います。
中道を歩いたことのないalsoさんは山の神に愛されているのでは
中道を歩いてみて、南アルプス屈指の面白みに欠けるルートだと感じました。
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