双六山荘までのんびりハイキング。
- GPS
- 25:56
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 1,752m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:29
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:34
天候 | 1日目:雨から曇りのち晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に危険箇所はありません。 秩父沢が増水していましたが、橋があるので難なく歩けました。 雨が降っていたので、登山道が所々沢のようになっていました。 |
その他周辺情報 | 下山後は近くのひがくの湯に入りましたが、温めでした。寒かったので熱い湯が良かったです。 食事は上宝の道の駅にあるリバー亭にしました。高いですが、ボリュームがあってお腹いっぱいになります。 |
写真
感想
この週末は土曜日、日曜日でどこかを歩こうと思っていたんですが、残念ながら土曜日の天気は悪天でした。
天気予報を見ると、日曜日の朝は雨だけど午前中のうちから回復すると言われていました。そこで日曜日、月曜日で行くことにしました。
行き先は妙高山、火打山も考えていましたが、あちらは天気が悪そうだったので天気の良さそうな北アルプス南部に決めました。
行き先は寒いのは嫌なので標高は低めで、かつ一泊で行けて行ったことのないところ。そう考えて、双六で一泊する計画を立てました。
自宅から新穂高まで車で2時間ほど。前泊することにしました。
前日の22時に到着すると第3駐車場は比較的空いていて一番上に停めることが出来ました。
翌朝4時に起きると大雨!二度寝して5時も6時も雨雨!
7時になると少し落ち着いてきて出発する人たちが出てきました。天気が良くなる予報を信じて、ボクも出発を決定。8時にカッパを着て出発しました。
雨はわさび平小屋に着くまで降っていましたが、その後は止みました。しかし天気はどんより。気が乗らずテンションが上がりません。どうやら仕事の疲れが抜けていないようで、体に力が入りません。
それでも夜空や朝日を見たい思いで体を奮い立たせ一歩一歩進んでいきます。
シシウドヶ原に着いたところでカッパを脱ぎ、一眼レフを出します。
紅葉は終わりを迎えておりイマイチでしたが、それでも秋の気配を感じながら登ることが出来ました。
鏡平に到着したところで、槍ヶ岳をこの旅で初めて目にすることが出来ました。
槍ヶ岳を登るのも良いですが、個人的には眺めるのが好きです。
標高が上がるごとに体が冷えてきます。それまでは長袖にTシャツを重ね着していましたが、稜線に出たところでカッパを着ました。稜線では風が強くけっこー寒かったです。
弓折乗越からはあっという間に双六山荘に到着しました。
余裕があれば双六岳か三俣蓮華までと思っていましたが、体が重かったので樅沢岳に登ることに。
テントを設営していると笠ヶ岳方面の雲が抜けていきます。少し期待をしながら樅沢岳を登りました。
テント場から樅沢岳までは空身で30分ほど。
坂を登りきりハイマツの隙間を通り抜けたところで、目の前に槍ヶ岳から穂高までの山並みが現れました。
驚きました。山が見れたら良いなと思っていましたが、まさかここまでとは思いませんでした。テント場からは全く見えないので登った人にしかわからない感動です。
寒かったですが、しばし景色を楽しんでから下山しました。
18時くらいになると日は沈み月が出てきました。そして星空。月明かりで明るい空でしたが、それでも星がよくみえる。そんな空でした。
深夜に星空を撮りたかったので早めに就寝。ちなみにこの時間でかなり寒かったです。手袋なしでは手が痛いほど。寝ている間はシュラフとダウンでそれほどではありませんでしたが。
夜中の1時半に目覚め、白湯を飲んで体を温めてから樅沢岳に登りました。
この時も登り切ったところで満天の星空と槍穂高のシルエットが出迎えてくれました。
手袋、ダウンにゴアテックスで身を包み撮影します。
真っ暗でしたが、不思議と登っているとき、撮影しているときは怖くなかったんです。
ところが下山していると何故か怖くなってしまい足早に下りました。
テントに着いてから仮眠せずに下山の準備。
五時半には出発しましたが、登山道は至る所に霜柱。木道や岩は凍っていて、少し怖かったです。
弓折乗越に向かう途中で朝日が出てきました。大キレットからは朝日が漏れ出ているのがわかります。自然の力を感じました。
鏡平では槍ヶ岳と朝日。
鏡平を過ぎると下山する先には雲海。
行く先々で素晴らしい景色を眺めることが出来ました。
この後は無事にわさび平を過ぎて、笠新道でお土産に水を汲み、駐車場に到着。
ふがくの湯で入浴し、上宝のリバー亭で食事をして、富山に帰りました。
これで今シーズンのテント泊は終了です。
今シーズンは読売新道で雨に降られ不完全燃焼でしたが、最後に起死回生のテント泊が出来て感無量です。良い気分で締めることが出来ました。
来シーズンも楽しい山行が出来たらと思います。
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