【近江鈴鹿】 爽秋の静ヶ岳・竜ヶ岳・銚子岳を歩く
- GPS
- 08:06
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 8:06
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道は凸凹がはげしく水たまり多数、軽バンも通行していましたのでゆっくり走れば大丈夫だと思いますが、かなり汚れます。車高の低い車や綺麗な車は入るのは止めておいた方が無難。道路補修や植林管理の作業車も走っていましたので、駐車は邪魔にならない様な配慮が必要です。 ※高速道路が今年8月に四日市JCTから東員ICまで走れる様になり、竜ヶ岳へのアクセスが便利になりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県境稜線以外はバリエーションルートで案内標識等は一切ありません。踏み跡やテープ指標が無い地点もあり、地形図・コンパス・GPS等でルートファインディングを要します。 静ヶ岳北西尾根(静ヶ谷右岸尾根)※仮称 は太夫谷の入口から取り付きました。序盤の標高差約100mはかなり急です。 詳しい内容は下記リンクをご覧下さい。 http://teppan.blog.so-net.ne.jp/2016-10-15 |
写真
感想
ようやく涼しくなってきて里山シーズンに入りました。この日は久しぶりに鈴鹿の山へ出かけてきました。
県境に連なるこの山脈は、三重県側と滋賀県側では雰囲気が随分違います。三重県側は急峻で荒々しいのに対して、滋賀県側は比較的緩やかな尾根が広がっていて、優しい雰囲気を持っています。水の流れも対照的で、滝の様に流れ下る三重県側に対して、滋賀県側は、茶屋川が御池岳北の真の谷から、神崎川が雨乞岳北にある杉峠から、どちらも山脈沿いを迂回しながらゆったりと流れ、やがて合流して愛知川となります。二次林が多いのも滋賀県側の特色で、落葉樹が多く明るい雰囲気がとても良いです。
紅葉にはまだ早いですが、この日はそんな近江鈴鹿の秋を先取りしに茶屋川沿いから周回してきました。
静ヶ岳は名前の通り静かでした。銚子岳を含めて山頂を独り占めできるシブイ山です。ここから見た竜ヶ岳は遠足尾根方面から見た丸いお椀形とは全く違って馬の背のように長い姿でした。
7年ぶりの竜ヶ岳は、地元では皆さん良くご存じのセブンマウンテン。この日は意外で、山頂でハイカーに出会ったのはお一人だけでした。風が強く長居できませんでしたが、この日の360°展望は素晴らしかったです。
セキオノコバとは変わった名前です。静ヶ岳東側に拡がる平らな地形で、大井谷と太夫谷に南北から挟まれた源頭部にあたります。炭焼きが盛んだった頃は杣人達が大勢出入りしていただろうとの事です。二重山稜になっていて谷間に池が3つあり、その内の一番大きい池の畔でキラキラと輝く水面を見ながら山ごはんにしました。マッタリ寛げる良い雰囲気の場所です。こんなひとときが自分の一番の贅沢。またマッタリ空間を求めて山へ出かけてみようと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんばんは teppanさん
滋賀県側からの鈴鹿コース、マニアックですね。県稜線から滋賀県側は人が少ないでしょうね。平日だから尚更か?私なら迷ってしまいそう。その分静かな山行ができ、よきひと時を過ごせたと思います。今後、奥深い秘境の鈴鹿のレポを楽しみにしてます。
おはようございますsireotokoさん
人が多いのは苦手なので、気が付くとついマイナーコースへと向かっています。
秘境には憧れますが、誰も歩かない所を探検する程の根性はありませんので、人気の無い山やコースを地味にレポしていきたいです。
とか言いながら、いつもメジャーな山へ出かけたいと思っているteppanです。
teppanさん、お疲れ様でした。
今週になって冷え込みが厳しくなり、ヒルも静かに
なったのでしょうか?やっと、鈴鹿の山に入れる季節が
やってきましたね。
それを先取りして行かれたところが、バリルートですか。
治田峠から竜ヶ岳間はまだ歩いたことがないのですが、
このルートだとteppan号でしか、アクセスできないような
林道ですね。やっぱり、王道の青川峡キャンピングパーク
からのアクセスしかなさそうですね。
ところで、10枚目の杉の木は、奥さんが?
おはようございますkameさん
最近ようやく涼しくなってきて、いよいよ鈴鹿の季節到来ですよ。
林道はteppan号で水たまりも構わずザバ〜ン!と走ってフロントガラスまで泥だらけになっちゃいました。
kameさん家の綺麗な車では入らない方が無難です。でも、帰りに前を走る軽バンを見ましたが、かなりのハイペースでしたよ。
杉の木はカミさんが引っ張ったら倒れちゃいまして…
ヤバイ!誰も見ていなかったので、そのままにして逃げてきました
な〜んて、もちろん嘘です(笑)
こんばんは。
何と、こちらかの近江鈴鹿でしたか
私の歩いたルートとはズレていまして、この周回もありなんですね
静かにのんびり自然を肌で感じる、ホント一番の贅沢です
近江鈴鹿、大好物ですよ
おはようございますtotokさん
totokさんが歩かれた茶屋川からの竜ヶ岳周回を真似してきました。同じルートでは能が無いので今回の周回にしました
このルートはヤマレコユーザーさんのレコにも上がっていますが、今回参考にしたのはガイド本です。茶屋川沿いを起点に何通りもルートが取れそうですので、体力さえ伴えば面白い周回ができそうですね。茶屋川西側にある尾根筋にも興味津々です。
teppanさん、こんにちは
滋賀県側から竜ヶ岳行ってきましたね。
あすこの林道さすがジムニーなら問題ないですね。
この間、茨川村行ったときは茨川を四駆で遡上して行くことも
出来るようで中州に轍があってたまげました。
私は、静ケ岳からみる竜ヶ岳が結構気にいってます。
お疲れ様でした。
こんにちはhigurasiさん
あの林道なんですが、早朝薄暗い内に走った時は、
「すごいデコボコだ、こりゃ普通のクルマじゃ無理だな」と思ったんですが・・・
帰りに軽バンの後ろに付いたら速い速い!ビックリです-o
中州に轍ですか 川の中はあまり走って欲しくないですね。
静ヶ岳から竜ヶ岳を初めて眺めましたが、今までの印象とは全く違う姿に驚きました。
えりゃコースを歩いて行かれたがや。
茨川林道って、もう長い事通ったことないね。
迷いそうなコースで、てっぱんさんならでは、です。
高校時代、同級生に茨川出身がいてたけど、既に愛東町百済寺(現東近江市)に引っ越ししてまた。
こんにちは寅さん、コメントありがとうございます。
変なとこ歩くのが好きなんで・・・(変態か? )
クマ注意の立て札があったんですが、(いなべ市が放したクマ騒動のせい?)鈴も鳴らさず歩いてきました。この日山行中に出会った動物はオスの人類1頭だけでした。
駐車地から林道をもう少し北上すれば茨川。今は廃村なんですよね。落合や今畑もそうですが、道路ができたせいで逆に寂れてしまったのかもしれませんね。
そのうち茨川から藤原岳まで歩いてみようかと思っております。
こんにちは〜 。
鈴鹿は奥深いということが感じることの出来るルートですね。
まさに静寂を楽しめるコースでしょうか。
私自身、赤い羊に興味があり竜ヶ岳に見に行きたい気持ちがあります。
そんな中でteppan2013さんのレコで参考になりました 。
紅葉は例年に比べちょっと遅れている感じですね。
それでもほんのりとシロヤシオが紅葉してきているところが印象的です。
これだと1〜2週間後がねらい目かもしれませんね 。
こんにちはikaさん、コメントありがとうございます。
竜ヶ岳の赤い羊、おっしゃるとおり1〜2週間後には見頃になりそうな感じでしたよ。
滋賀県側から竜ヶ岳ですと石榑峠から歩くのが一般的なんですが、天の邪鬼な私はマイナールートを歩いて登頂してきました。それはもう静かな静かな山行きでしたよ。(って言うより、山頂を含めても会ったのはお一人だけでした )
羊を鑑賞するなら、やはり宇賀渓から遠足尾根をたどるのが一番ですね。
teppanさんこんばんは。
すっかり秋めいて 鈴鹿も賑わいが戻ってくる季節になってきましたね。
マニアックなルートからの竜ヶ岳へのアプローチですね。喧騒から逃れて 静かに思い思いの山行を楽しむ事こそ 至福の極みで憧れますよ〜 シロヤシオ、二度楽しめるのをteppanさんのレコで初めて知りました
来月になると2016年度ジビエカレーもお目見えしますね
こんにちはkaruさん
マニアックと言えば聞こえが良いですけど、単なる物好きと言った方が適当かも
でも、整備されてないルートを歩いて登頂すると、達成感がひと味違うんですよ。
シロヤシオは5月に真っ白な花が咲き、秋は紅葉するので二度楽しめます。
笹原とのコントラストが竜ヶ岳のチャームポイントですね。
道の駅のダムカレー、まだ食べたことないんですよ。
もうジビエカレーの季節ですか!食べてみたいなあ〜
teppan2013さん 今晩は。
興味深いコースを歩かれましたね。
以前、石槫峠から両ピークをピストンしましたが、
共に縦走稜線から外れるため、寂しい感じがしました。
茶屋川から最短ルートで銚子岳に上がる尾根は気にはなっていましたが、
静ヶ岳から茶屋川へ延びる顕著な尾根も良さそうですね。
ブログを参考にさせていただき、一度計画してみようと思います。
こんばんはonetotaniさん、コメントありがとうございます。
県境稜線からのルートに比べて、茶屋川沿いから歩きますと、地味な静ケ岳と銚子岳を主役にすることができます。茶屋川からは他にも歩けそうな尾根が幾つかある様です、面白そうなルートでぜひ試してみて下さい。
本当は谷の遡行が出来ると、もっと楽しいのでしょうが、私たちのレベルではハードルが高いのでちょっと難しいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する