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記録ID: 982376 全員に公開 ハイキング甲斐駒・北岳

鳳凰三山・アサヨ峰・栗沢山へ 夜叉神〜北沢峠

日程 2016年10月14日(金) 〜 2016年10月15日(土)
メンバー furuhiro
天候快晴 今シーズン最高の天気とバス運転手さんがアナウンスしていた
アクセス
利用交通機関
車・バイク
南アルプス市芦安 夜叉神へ駐車
北沢峠からは土曜日ということもあり人数がそろうと広河原までバスが出ていた。広河原からはバス・乗り合いタクシーを利用
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
5時間50分
休憩
50分
合計
6時間40分
S夜叉神峠登山口05:5006:50夜叉神峠07:50杖立峠08:30火事場跡09:00苺平09:20南御室小屋09:3010:30砂払岳10:40薬師岳小屋10:50薬師岳11:1011:40鳳凰山12:0012:30鳳凰小屋分岐12:30鳳凰小屋
2日目
山行
8時間30分
休憩
1時間0分
合計
9時間30分
鳳凰小屋04:4006:00地蔵ヶ岳06:1006:20アカヌケ沢の頭07:00高嶺07:50白鳳峠08:10赤薙沢ノ頭08:3009:00広河原峠09:20早川尾根小屋09:3010:50ミヨシノ頭11:40アサヨ峰12:0012:50栗沢山14:00長衛小屋14:10北沢峠G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
<往路>
 3:00 安曇野穂高発 韮崎IC(割引1800円)芦安経由
 5:30 夜叉神駐車場・鳳凰三山登山口
<復路>
14:10 北沢峠 こもれび山荘で休憩
15:00 臨時バス発車 広河原へ 750円
15:30 甲府行バス  夜叉神へ 940円
16:00 夜叉神着
16:20 夜叉神発 
19:00 自宅着
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図 [pdf]

写真

夜叉神駐車場・登山口
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夜叉神駐車場・登山口
夜叉神峠 白峰三山
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夜叉神峠 白峰三山
1
夜叉神峠〜杖立峠の登山道から
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夜叉神峠〜杖立峠の登山道から
2
苺平 辻山へ
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苺平 辻山へ
砂払岳に出ると絶景が広がる
仙丈ヶ岳・目指すアサヨ峰
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砂払岳に出ると絶景が広がる
仙丈ヶ岳・目指すアサヨ峰
2
観音ヶ岳・薬師ヶ岳
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観音ヶ岳・薬師ヶ岳
1
富士も美しい
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富士も美しい
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観音ヶ岳・薬師ヶ岳に近づく
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観音ヶ岳・薬師ヶ岳に近づく
3
薬師小屋改築中
基礎の工事中
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薬師小屋改築中
基礎の工事中
1
薬師ヶ岳山頂
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薬師ヶ岳山頂
薬師ヶ岳山頂から
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薬師ヶ岳山頂から
1
仙丈ヶ岳・アサヨ峰・観音ヶ岳
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仙丈ヶ岳・アサヨ峰・観音ヶ岳
2
観音ヶ岳山頂
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観音ヶ岳山頂
これから歩く高嶺への稜線と甲斐駒ケ岳
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これから歩く高嶺への稜線と甲斐駒ケ岳
2
地蔵ヶ岳
八ヶ岳方面
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地蔵ヶ岳
八ヶ岳方面
1
観音ヶ岳から薬師ヶ岳・富士
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観音ヶ岳から薬師ヶ岳・富士
3
甲斐駒ケ岳・地蔵ヶ岳
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甲斐駒ケ岳・地蔵ヶ岳
2
蓼科山・八ヶ岳
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蓼科山・八ヶ岳
1
鳳凰小屋への分岐地点
仙丈ヶ岳・高嶺
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鳳凰小屋への分岐地点
仙丈ヶ岳・高嶺
鳳凰小屋への下りから地蔵ヶ岳
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鳳凰小屋への下りから地蔵ヶ岳
鳳凰小屋の水場
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鳳凰小屋の水場
朝4:40まだ暗い中出発
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朝4:40まだ暗い中出発
朝が明け始める
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朝が明け始める
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オベリスクも見えてくる
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オベリスクも見えてくる
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富士の朝焼け
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富士の朝焼け
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八ヶ岳の朝焼け
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八ヶ岳の朝焼け
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観音ヶ岳山頂から
早川尾根・仙丈ヶ岳・アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
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早川尾根・仙丈ヶ岳・アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
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地蔵ヶ岳山頂より白峰三山
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地蔵ヶ岳山頂より白峰三山
富士に朝日が差す
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富士に朝日が差す
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観音ヶ岳の朝焼け
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観音ヶ岳の朝焼け
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地蔵ヶ岳山頂から甲斐駒ケ岳
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地蔵ヶ岳山頂から甲斐駒ケ岳
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仙丈ヶ岳・アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
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仙丈ヶ岳・アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
2
アカヌケ沢頭より
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アカヌケ沢頭より
1
アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
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アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
高嶺山頂より観音ヶ岳
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高嶺山頂より観音ヶ岳
白鳳峠への下りから
仙丈ヶ岳・アサヨ峰・駒ヶ岳
正面 赤薙沢頭 高嶺の影
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白鳳峠への下りから
仙丈ヶ岳・アサヨ峰・駒ヶ岳
正面 赤薙沢頭 高嶺の影
赤薙沢頭より
アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
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赤薙沢頭より
アサヨ峰・甲斐駒ケ岳
1
赤薙沢頭より
地蔵ヶ岳・高嶺方面
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赤薙沢頭より
地蔵ヶ岳・高嶺方面
赤薙沢頭より
甲斐駒ケ岳 八ヶ岳
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赤薙沢頭より
甲斐駒ケ岳 八ヶ岳
仙丈ヶ岳・アサヨ峰
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仙丈ヶ岳・アサヨ峰
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鳳凰小屋の朝食弁当
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鳳凰小屋の朝食弁当
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赤薙沢頭より
北岳
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赤薙沢頭より
北岳
早川小屋 無人
ナナカマドの実が美しかった
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早川小屋 無人
ナナカマドの実が美しかった
早川小屋から30分ほど登って振り返る
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早川小屋から30分ほど登って振り返る
1
ミヨシノ頭より
甲斐駒ケ岳
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ミヨシノ頭より
甲斐駒ケ岳
2
アサヨ峰が近づく
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アサヨ峰が近づく
早川尾根を振り返る
良く歩いた
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早川尾根を振り返る
良く歩いた
アサヨ峰山頂
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アサヨ峰山頂
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アサヨ峰山容より
栗沢山への稜線と甲斐駒ケ岳
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アサヨ峰山容より
栗沢山への稜線と甲斐駒ケ岳
2
アサヨ峰山容より
北岳
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アサヨ峰山容より
北岳
アサヨ峰山容より
地蔵ヶ岳から早川尾根
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アサヨ峰山容より
地蔵ヶ岳から早川尾根
アサヨ峰山容より
栗沢山
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アサヨ峰山容より
栗沢山
アサヨ峰山容より
仙丈ヶ岳
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アサヨ峰山容より
仙丈ヶ岳
早川尾根の先に地蔵ヶ岳
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早川尾根の先に地蔵ヶ岳
栗沢山への稜線からアサヨ峰・地蔵ヶ岳方面
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栗沢山への稜線からアサヨ峰・地蔵ヶ岳方面
栗沢山への稜線
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栗沢山への稜線
栗沢山近づく
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栗沢山近づく
迫力ある甲斐駒ケ岳
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迫力ある甲斐駒ケ岳
3
栗沢山には人・人・人
早川小屋までは誰にも会わなかった
アサヨ峰までは5人に会っただけなのに
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栗沢山には人・人・人
早川小屋までは誰にも会わなかった
アサヨ峰までは5人に会っただけなのに
2
栗沢山から今日歩いてきた稜線
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栗沢山から今日歩いてきた稜線
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栗沢山からの甲斐駒ケ岳・摩利支天の絶景
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栗沢山からの甲斐駒ケ岳・摩利支天の絶景
2
地蔵ヶ岳が小さく見える
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地蔵ヶ岳が小さく見える
栗沢山より地蔵ヶ岳とアサヨ峰
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栗沢山より地蔵ヶ岳とアサヨ峰
長衛小屋・北沢峠に下山
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長衛小屋・北沢峠に下山

感想/記録

2016(平成28年)10月14日(金)〜15日(土)

アサヨ峰・鳳凰三山・栗沢山へ

「鳳凰を 暗い朝より アサヨ峰」

第一目標をアサヨ峰。
初めての夜叉神から鳳凰三山を今一度登り、
早川尾根を経由してアサヨ峰、
そして北沢峠へ下る。
北沢峠からはバスを利用して出発地点の夜叉神へ戻るルートを考えた。

計画時点での葛藤は、
長いルートということ共に白鳳峠から広河原峠への道が
このヤマレコの地図で見ると点線になっていたことだ。
危険であるという情報もあり、
ルートの長さと共に危険情報は、
かなりの出発を決意するにプレッシャーとなった。
それでもほぼ地元の南アルプスをより知るためにも
北沢峠からのピストンも考えたが
早川尾根は必須だろうと計画を実行した。

プレッシャーは出発の前夜眠れなかったこと。
山に登る前に眠れないということはあまりないが、
小心者の私は
「時間・ルート・回避・ピストンもいいか・もしも危険な場所を通過できなければどうしよう・でも行こう等」床の中!
ほぼ睡眠なしで2:30分に準備をはじめ3:00に家を出た。
睡眠不足は頭がぼーっとして、正に登れるのかなと思いつつ
夜叉神の登山口へ到着した。

まだ暗かった到着時であったが、
あっという間に明るくなり6時前に歩き始めた。
夜叉神峠までは広い登山道で快適に高度を上げることができた。
寝不足で重かった頭もすっきりした感じで夜叉神峠に到着した。
峠からは北岳・間ノ岳・農鳥岳の展望があり
来てよかったと感激するしかなかった。

夜叉神峠から先はシラビソの樹林帯を登り杖立峠へ、
途中美しいシルエットの富士山が見えた。
さらに火事場跡という
南御室小屋の「宿泊予約のない場合泊められません」という
お知らせの片隅に(火事場跡)が書かれた場所を通過する。
「火事場跡」山火事の現場だったというが、
その跡は全く感じられない木々の生い茂る静かなところだった。

苺平までは登り、千頭星・甘利山への分岐となる。
苺平から30分ほどさらに登ると辻山になる。
辻山への標識はあったが古びて、
踏み跡もないような尾根を登るのだろう。

苺平からはなだらかな下りとなり南御室小屋に出る。
静かな谷あいにあり、薪がきれいに積まれ、赤い屋根が印象的だ。
ベンチに座り少し休憩する。
小屋の方が忙しそうに出入りしていた。

小屋からは一気に高度を上げていく。
ここに来て寝不足のためか、一番足が重たい感じがした。
それでも一歩一歩前に上に進んでいくしかない。

苦しい登りで、ほとんど登山者に会うことはなかったのだが
単独の女性が、ここまで来ればすごい景色が待っていますよ。
と一言伝えてくれた。
少し元気が出て一歩踏み出したとたん絶景が飛び込んできた。

白峰三山、白い花崗岩の鳳凰三山の稜線、甲府の街並み、
振り返ると富士山が雲の上に浮いているのだ。
樹林の登りで下ばかり向いていたので、
首を上げ明るい世界に飛び込んだようでもあった。
この辺りが砂払岳なのだろう。

砂払岳を少し下ると薬師小屋になる。
青木鉱泉から登った時に利用したことがある。
その時も建物は古く隙間風が入っていた。
一つのストーブに何人か集まり、たわいない会話をした思い出がある。
現在は建て替え中ということで、営業はしていない。

薬師ヶ岳へは小屋から近く、
広い砂地の広がる山頂で360度の景色を楽しんだ。
目の前には鳳凰三山最高峰の観音ヶ岳も見えている。
写真を何枚も撮りながら鳳凰三山のメインルートを楽しんだ。

観音ヶ岳の山頂に出ると
またひと味ふた味絶景が広がる。
地蔵ヶ岳のオベリスク、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳が見えてくる。
さらに高嶺はじめ早川尾根が見えてくるのだ。
今回登ることをためらい、プレッシャーになっていた稜線だ。

しばし観音ヶ岳からの絶景を楽しみ、
思っていた以上に早めに鳳凰小屋へと入る。
この小屋も前回ドンドコ沢を下る際に泊まりはしないが通過して、
その古く趣のある建物が忘れられずにいる。
今回は泊まることになったのだ。

いくつか印象に残ったことを記しておきたい。
一言で真っ暗な小屋。(変な意味ではない)
電気がついたのが5時ごろ。
夕飯を食べ終わり消灯が7時だった。
予備燈もないので真っ暗な室内なのだ。
夜の長いことこの上ないところだった。

夕飯はカレーのみ。
お代わり自由だったが泊り客が予定より多かったとのことで、
途中からおかわりは少し遠慮してほしいという。
正に私がおかわりをしようとした時だけに、
大盛りのおかわりをしようとしたが
つい「普通で」と言って、おかわり!
受取ったお皿の上には小盛のカレーがのっかっていた。

50名ほどは泊まっていただろうか。
早川尾根で北沢峠まで行くのは私だけだったようで、
朝の遅いこと、
4:00に私は起きてトイレ、出発の準備を始めた。
普通の山小屋ならば何人かはすでに起きて準備を始め、
早い人だと出発しているだろう。
全くその気配はない。
準備の間は真っ暗なのでライトの明かりを小さめにして、
布団をたたみ、リュックの準備をする。
7時に消灯、今は9時間後の朝4時過ぎ。
4:40分になり小屋の出口の戸を開ける時点でも
小屋の中で出発準備を始める人の気配がなかったのだ。

暗い地蔵ヶ岳への登り、ライトの明かりを頼りに急登を進む。
7時消灯だったが意外と短く感じた。
ということはかなり睡眠が充実していたのだろう。
体調は昨日よりいい。
今日は先が長いのでゆっくりだが高度を上げ地蔵ヶ岳に到着。

朝早く身体が固いのか、怖い岩場を登りオベリスクにタッチ。
岩場を下るときにご来光があった。
富士山、観音岳方面が赤く焼け
一瞬赤の世界が広がった。

今日進む道のりは長い。そして不安もある。
しかし行くしかないと決め、アカヌケ沢の頭から
初めての早川尾根、そして目指すアサヨ峰へ歩みを始めた。

朝一番はこの上なく美しい景色が次から次へと現れ、
来てよかったとただただ感動する自分がいた。
高嶺に登ると
目の前にはアサヨ峰、仙丈ヶ岳、白い駒ヶ岳が見え、
振り返ると地蔵ヶ岳のオベリスクと富士山が並んでいるのだ。

今回の不安そのメインイベント
白鳳峠から広河原峠への通過だ。
どれほどの危険、困難な場所が待っているのだろうか。
もし動けないようなところが出てきたら白鳳峠から下山だ。
などと思いながら白鳳峠から登り始めた。
案の定踏み跡は今までとは違い少ないのをすぐに感じた。
ある場所に来たとき、ロープが張られ通行できなくしてあるのだ。
しかしよく見ると巻き道がありピンクのマークがしっかりとされている。
その他多少の岩場などあったが通行困難な場所は一つもなく
緊張していたこともあるのかあっという間に広河原峠へと出た。

もうここからは早川小屋を越えアサヨ峰を目指すだけになった。
時間的にも余裕があり
ますます歩くのが楽しくなっていた。
そういえばここまで誰にも会うことがなく絶景を独り占めしている。
と思っていた無人の早川小屋でアサヨ峰方面から来た人に出会った。

出合い方がちょっとショックだったので話すこともできなかったが、
この尾根を歩く人がいたのだと安心した。
でも多くは広河原峠から下る人のようだ。
その後数名の方と出会い進むことになった。

アサヨ峰がどんどん近づき最後の登りはかなり急だった。
目標が近づいたこともあるのだが、近づくほどなかなかつかないものだ。
山頂には何人もの方がいるのが分かる。
静かな山行はここまでであったが、アサヨ峰へ着いた。

ぐるっと一周素晴らしい景色だ。
展望の山というだけあって最高だった。
今日歩いてきた地蔵ヶ岳から早川尾根も見渡せ、
その遠さ、起伏の大きさを改めて実感した。

栗沢山の先には真っ白な甲斐駒ケ岳、
間近には仙丈ヶ岳、そのカールの広がりが良く分かる。
北岳が一際高く、尖って見えるのも良い。
遠くには中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳など
名だたる山々を確認することができた。

栗沢山までは岩場の連続で思っていた以上に
危険な下りや登りがあり、
マークも少ないので見間違うところが何か所かあった。
視界のないときには通りたくない稜線ではあった。

宇多田ヒカル効果はすごい。
昨年登った時には誰もいなかった栗沢山に
わんさかと登山者が詰めかけている感じがした。
あまりの人の多さに通過してしまった。
甲斐駒ケ岳・摩利支天が目の前に聳え立つ。
この迫力は栗沢山からしか楽しめない景色だ。

最後に今日歩いてきた稜線を振り返り
北沢峠へと下った。
最初は躊躇した山行ではあったが、
素晴らしい景色、天気も最高、
プレッシャーも乗り越え充実した二日間となった。
これで三百名山また一歩前進できた。

ふるちゃん
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