記録ID: 985454
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
赤岳 文三郎尾根から地蔵尾根
2016年10月15日(土) [日帰り]
ultrakabigon
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 12:21
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 3:41
- 合計
- 12:07
17:03
ゴール地点
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は手前にやまのこ村の駐車場があり,先の坂を登ると赤岳山荘の駐車場があります。久しぶりの晴れの予報の土曜日だったせいか,午前2時着でやまのこ村は(多分)満車,赤岳山荘も9割方埋まっており,午前4時には満車になっており,駐車場に入っては出ていくという車がたくさんいました。ただ,午前5時前に赤岳山荘の人が料金徴収に来たのですが,その時に来た車は赤岳山荘の人に停める場所を案内されていたようでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳山荘駐車場−南沢ルート−行者小屋−文三郎尾根−赤岳−地蔵尾根−行者小屋−北沢ルート−赤岳鉱泉−赤岳山荘駐車場というルートでした。 初めての赤岳でした。行者小屋まではイメージ的に緩やかな坂道というものだったのですが,行者小屋まで600m以上登るのですから普通に山道でした。道は湧水も少なくぬかるみはなかったですが,ガレ石多めです。 行者小屋には午前8時頃着いたのですが,外のテーブルは霜がびっちり着いていて寒かったです。軽食は営業していて,美味しそうにカレーライスを食べている人がたくさんいました。また,トイレは仮設トイレが全て使用禁止になっていて,男女兼用で1つしか使えず,長い行列ができていました。 行者小屋から文三郎尾根に向かいました。行者小屋にいた人のうち3/4くらいの人は地蔵尾根に向かったようです。文三郎尾根は最初ひどく寒く,霜柱も10cmくらいに成長していましたし,道沿いの川も凍結していました。森林限界を越えると階段が何度も出てきます。鎖場はなく階段続きです。すると文三郎尾根分岐に出ます。ここはいい休憩スポットで,眺望が広がります。 文三郎尾根分岐から赤岳までは鎖場が出てきます。ただ,足がかりがいいので鎖がどうしても必要なところはほとんどありません。特段怖さを感じることなく,どちらかというとワクワクしながら登ることができました。 赤岳山頂はそれほど狭いわけではないですが,人が多く,記念撮影待ちであふれていました。 赤岳頂上山荘の食堂は座敷で,ラーメン,カレーライス(辛口or甘口),そば・うどん,コーヒー,ビールなどが楽しめます。ラーメン意外と美味しかったです。 赤岳頂上から赤岳眺望山荘まではかなり急傾斜ですが,後ろ向きに鎖を伝って下りると比較的楽に下りられました。登る人は大変そうでした。 赤岳眺望山荘では,軽食の他,ホットカルピスが美味しそうでした。トイレも綺麗で五右衛門風呂がありましたね。夏季限定みたいでしたけれど。 眺望山荘から地蔵尾根ですが,文三郎尾根よりも鎖場が多いです。ですが,傾斜的には文三郎尾根の分岐から竜頭峰までの方がきつかったような印象を持ちました。ただ森林に入ってからの傾斜は地蔵尾根の方が急そうでした。 行者小屋から北沢ルートでの赤岳鉱泉までの道は,歩きやすい道です。高低差も100mちょっとですし。 赤岳鉱泉は立派な山小屋で,混んでいました。軽食も充実しており,ナポリタンをいただいたのですが,フェットチーネのパスタでものすごく美味しかったです。トイレも綺麗でした。 赤岳鉱泉から赤岳山荘まではやはり500mくらい下るのですが,高低差を感じない道で,何度も立派な橋を渡り,何となく懐かしい道を歩き,堰堤広場以降は車も入れる林道になります。 |
その他周辺情報 | 一番近い樅の湯に行きましたが,混んでいてゆっくりできませんでした。午後5時を過ぎると料金が300円と安くなるので一層混みます。 自分的には縄文の湯の方がお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
靴
ポーチ
クッカー
コッフェル
ガスカートリッジ
ツェルト
ガイライン
ペグ
エマージェンシーキット
靴紐予備
ベースレイヤー
ダウンベスト
ダウンジャケット
トレッキングパンツ
ソフトシェル
ヘッドランプ
レインウェア
タオル
手ぬぐい
帽子
ストック
グラブ
アクションカム
マウント
モノポッド
予備バッテリー
カメラ
レンズ
スマホ
コンパス
地図
計画書
財布
昼食
行動食
非常食
水
車内泊用シュラフ
|
---|---|
備考 | 水場が,赤岳山荘,美濃戸山荘,行者小屋,赤岳鉱泉とあります。 食事は山小屋で摂りましたし,クッカー類は使用しませんでした。グラブは革手だったのですが,朝,陽が当たるまでは指先が冷たく痛くなりましたので,暖かいグラブがあるとよかったと思いました。(この時の着装は,長袖Tシャツ+半袖Tシャツ+ダウンベスト+ソフトシェルで行動中は体は十分でした。) |
感想
赤岳には前から行きたい行きたいと思っていて,夏前の計画では天候不良で順延に,夏の計画では「八ヶ岳の夏は虫がすごい」ということで秋に順延し,ようやく挑戦することができました。
天気予報とにらめっこをしつつ,まず晴れるだろう!と判断したのがこの日でした。
ただ,この日はどうもついてなく,登り始めから30分程度したとき腹痛が。我慢したり気を紛らわしたりして登っていたのですが,どうも行者小屋までは無理,ということで美濃戸山荘まで戻りました。そのせいで,予定時間より1時間以上遅れることに。その上,買ったばかりのアクションカムを落としてレンズに傷を付けてしまったり。。
でも,天気のいい日の山行は楽しいです!朝は寒いですが。行者小屋のテントも凍ってましたし。
赤岳はすごく歩いていてもバリエーションが多くて楽しくて楽しくて。ルートも文三郎尾根から地蔵尾根,帰りは北沢ルートにしたというのも大正解でした。(帰りが辛いのは楽しさ半減ですので)
2,500m以上の山は今年はここまでかもしれません。冬山装備はまだ貧弱ですから。
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八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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