記録ID: 985459
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床
羅臼岳
2016年10月17日(月) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:02
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,762m
- 下り
- 1,758m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 10:02
午前2時半、起床してすぐに羅臼町の天気予報を確認しました。
「雨マークが消えている!よしっ!」
私は基本的に冬山には登りません。休日が不定期かつ平日なので、単独行か2人での登山が多いため、万が一クレバスに落ちたりしたら対処が出来ないだろうと考えてのことです。ただ、大雪渓を登ることはありますし、夏山のつもりで行ってみたら雪が降っていた、なんてことはよくあります。そんな時は仕方がないので雪山を楽しみます。
羅臼岳も先日15cmほどの降雪があったと聞いていました。しかし、ここ2日ほど暖かい日が続いたことで、「かなり溶けただろう」と考え、今期最後の夏山登山に羅臼岳を選択したのでした。(以前は慎重に夏山登山は9月一杯と決めていたのですが)
前フリが長くなりましたが、今年は羅臼岳にはウトロ側から登頂を果たしていることもあって、今日は羅臼側から登ることにしました。個人的には変化に富むこちらのコースのほうが好きです。
スタート地点の羅臼ビジターセンターは曇りのスタートとなりました。山には低く雲が掛かっておりましたが、「羅臼は日中ずっと曇り」「ウトロは日中ずっと晴れ」の予報を信じ、「きっと山頂からは羅臼側は雲海、ウトロ側は青い海を楽しめるだろう」と考えていました。ですから、羅臼側の山に雲が掛かっていても想定内のことだったのです。
硫黄沢から屏風岩に掛けてガスが晴れなくても焦る気持ちはありませんでした。「山頂さえ晴れてくれたらいい」
しかし想定外のことが発生します。
屏風岩辺りから散在していた「先日の雪」が羅臼平分岐辺りから深くなり始め、窪んだ登山道部分はところによって30cmほども積もっている箇所がありました。
「まずいな。さすが山だわ。この先もきっと雪道がデフォルトになりそうだな。」
予感は当たりました。甘く考え過ぎていました。ただ気温が高いので凍っているわけではなく、ザクザクした雪なのでアイゼンを装着するほどではありません。ただ一歩一歩慎重に歩き始めたので、この辺からガクッとペースが落ちました。
と言うか、この辺から雨が降り始めました。「あれ?雨マークが消えたはずなのに・・・それにウトロ側の晴れは??」予報は所詮、予報です。しかし、風が強い予報だけは当たっています。(笑
山頂は横殴りの雨だったので、登頂後すぐに下山を始めました。少し下りた所でコーヒーを沸かし、握り飯と一緒に流し込んで歩を速めました。
と、ちょっと下ったところで視界が開けました。
一瞬だけ雲が開け、硫黄山や三ツ峰、サシルイ岳など知床の山々が見渡せるではありませんか!羅臼岳には何度も登頂し、見慣れた景色ではありましたが、なぜかいつになく感動しました。
硫黄沢を過ぎた辺りから雨は小降りになったため、ペースを落として紅葉を楽しみながら下山しました。身体は上も下もずぶ濡れでしたが寒くはありません。きっと帰りの「熊の湯」が気持ちいいことでしょう。
案の定。
熊の湯は最高でした。やはり風呂は43℃超の熱々がイイですねぇ!
「雨マークが消えている!よしっ!」
私は基本的に冬山には登りません。休日が不定期かつ平日なので、単独行か2人での登山が多いため、万が一クレバスに落ちたりしたら対処が出来ないだろうと考えてのことです。ただ、大雪渓を登ることはありますし、夏山のつもりで行ってみたら雪が降っていた、なんてことはよくあります。そんな時は仕方がないので雪山を楽しみます。
羅臼岳も先日15cmほどの降雪があったと聞いていました。しかし、ここ2日ほど暖かい日が続いたことで、「かなり溶けただろう」と考え、今期最後の夏山登山に羅臼岳を選択したのでした。(以前は慎重に夏山登山は9月一杯と決めていたのですが)
前フリが長くなりましたが、今年は羅臼岳にはウトロ側から登頂を果たしていることもあって、今日は羅臼側から登ることにしました。個人的には変化に富むこちらのコースのほうが好きです。
スタート地点の羅臼ビジターセンターは曇りのスタートとなりました。山には低く雲が掛かっておりましたが、「羅臼は日中ずっと曇り」「ウトロは日中ずっと晴れ」の予報を信じ、「きっと山頂からは羅臼側は雲海、ウトロ側は青い海を楽しめるだろう」と考えていました。ですから、羅臼側の山に雲が掛かっていても想定内のことだったのです。
硫黄沢から屏風岩に掛けてガスが晴れなくても焦る気持ちはありませんでした。「山頂さえ晴れてくれたらいい」
しかし想定外のことが発生します。
屏風岩辺りから散在していた「先日の雪」が羅臼平分岐辺りから深くなり始め、窪んだ登山道部分はところによって30cmほども積もっている箇所がありました。
「まずいな。さすが山だわ。この先もきっと雪道がデフォルトになりそうだな。」
予感は当たりました。甘く考え過ぎていました。ただ気温が高いので凍っているわけではなく、ザクザクした雪なのでアイゼンを装着するほどではありません。ただ一歩一歩慎重に歩き始めたので、この辺からガクッとペースが落ちました。
と言うか、この辺から雨が降り始めました。「あれ?雨マークが消えたはずなのに・・・それにウトロ側の晴れは??」予報は所詮、予報です。しかし、風が強い予報だけは当たっています。(笑
山頂は横殴りの雨だったので、登頂後すぐに下山を始めました。少し下りた所でコーヒーを沸かし、握り飯と一緒に流し込んで歩を速めました。
と、ちょっと下ったところで視界が開けました。
一瞬だけ雲が開け、硫黄山や三ツ峰、サシルイ岳など知床の山々が見渡せるではありませんか!羅臼岳には何度も登頂し、見慣れた景色ではありましたが、なぜかいつになく感動しました。
硫黄沢を過ぎた辺りから雨は小降りになったため、ペースを落として紅葉を楽しみながら下山しました。身体は上も下もずぶ濡れでしたが寒くはありません。きっと帰りの「熊の湯」が気持ちいいことでしょう。
案の定。
熊の湯は最高でした。やはり風呂は43℃超の熱々がイイですねぇ!
天候 | 曇り/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
間欠泉のほうに進み、そのまま直進する |
コース状況/ 危険箇所等 |
羅臼平分岐から上は完全に雪山でした 雨が降っていたので、苔むした岩が滑って3度ほど転びました |
その他周辺情報 | 下山後は定番の熊の湯です |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴紐
ザック
ザックカバー
昼ごはん
非常食
飲料
ガスカートリッジ
ハイドレーション
コンロ
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
ポール
ナイフ
タオル
カメラ
ペットボトル
|
---|
感想
下山中、トレッキングポールが壊れました。
安物なんですが、いつもポールは「転んだ時に身体の下敷きになって曲がるか折れる」ことで寿命を迎えていた(それゆえ、安物ばかり買っていたのですが)のですが、今回は握り手のコルクが剥がれてアルミの軸が剥き出しになると言う、これまでなかった破損です。「次」は何を選ぼうかな?
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