燕岳(中房温泉からのピストン)

2016年10月15日(土) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 8.0km
• 登り: 1,586m
• 下り: 354m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:57
• 合計: 7:32

8:28 中房温泉
8:30 8:31 中房温泉登山口
8:53 8:53 第１ベンチ
9:05 9:12 第２ベンチ
9:33 9:33 第３ベンチ
9:54 9:55 富士見ベンチ
10:16 10:16 合戦小屋
10:32 10:33 合戦山(合戦沢ノ頭)
11:03 11:05 燕山荘
11:14 11:16 いるか岩
11:29 11:29 めがね岩
11:42 11:48 燕岳
12:03 13:26 北燕岳
13:37 13:38 燕岳
13:53 14:06 燕山荘
15:00 15:00 富士見ベンチ
15:15 15:15 第3ベンチ
15:30 15:30 第2ベンチ
15:42 15:42 第1ベンチ
16:00 中房温泉登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房温泉の無料駐車場（第一、第二、第三）がありますが、5時到着で第三が丁度満車に。途中市の職員さんが第三が埋まっていたらこのあたり停めてくださいと言っていたスペース（中房温泉から1km下った辺り）に駐車しました。ここあたりが埋まってしまったら、ずいぶん下った場所に停めてバスに乗ることになったようです。

コース状況／危険箇所等

登山開始からいきなりの急登。急登、急登、急登の連続。さすが北アルプス三大急登。第一第二第三ベンチ、合戦小屋で多くの方が休憩されていました。
休憩なく登ったのできつかった…

写真

10/15 7:59

朝5時に到着も、第三駐車場まで埋まってしまい、1km下った道路わきの駐車スペースに停めました。市の職員さんから勧められた場所です。

10/15 8:05

途中、乗り合いバスタクシーの停留所があったので写真を撮りました。遅い時間に来たら、ずいぶん下まで下って車を停めて、この乗り合いバスにのって来なきゃなようです。

10/15 8:16

中房温泉のロータリー。奥に見える手前のバスが乗り合いバスです。

10/15 8:24

登山道入口に公衆トイレがありました。きれいです。
温泉もありましたが、夕方16:00〜17:30って張り紙が…
お客さんがいなくなり次第とも書いてあたのでだいぶアバウトかもしれません。

10/15 8:30

登山開始です！

10/15 8:33

いきなりの急登。これがひたすら続くとはこれっぽっちも思っておらず、ずんずん登ります。おかげで後半はバテバテに…

10/15 8:39

笹が生い茂って山の匂いがして気持ちいいです。
が、急坂で息が荒くなってしまい、匂いを楽しむどころではなく…

10/15 8:51

第一ベンチに到着です。休憩している人がたくさんいました。休憩すると足が固まってうごかなくなるのでスルーしてしまいます。

10/15 9:09

あれは山頂か？んなわけありません…
方向違うし。有明山はもうちょっと左側かなぁ。

10/15 9:12

つかの間の休憩道。あんまりこういった緩やかな道はありません。

10/15 9:27

南につながる山々が見えてきました。空は快晴です。

10/15 9:31

第二ベンチに到着。ここも休憩する人であふれています。
ここも休憩せずにスルーです。

10/15 9:54

そして第三ベンチに到着。第二ベンチから写真がありません。
登るの大変で写真撮ってない…

10/15 10:14

またまた写真を撮らずに合戦小屋まで来てしまいました。お店の中にはうどんを食べる人、外のテーブルにも休憩する人がいっぱいです。うーん。うどん気になるけどスルーします。

10/15 10:21

あー、あれは槍だ。
これまで数々の山を間違ってあれだこれだ言ってきた自分でも、槍だけは間違いようがありません。あれは槍です！

10/15 10:30

槍が大きくなってきました。
すれちがったお兄さんに、「まだまだ、ここじゃないよ！山は逃げないから！」と言われます。山頂でその意味を知るのでした。

10/15 10:30

ふいに山頂が視界に現れました。ここからは緩やかな稜線。ん？最後にまたひと登りありそうです。

10/15 10:31

稜線の日陰には霜が！踏んでサクサク感を楽しみました。
帰るころも解けずに残ってました。
冬は近いですね。

10/15 10:38

やはりまだ急な登りが。でもあとちょっとなので元気に登ります。早く登って360°の景色を見たいのです。

10/15 10:39

どんどん大きく見える槍。

10/15 10:48

鎖場もあって、なかなか登り終えません。

10/15 10:53

それでも確実に近づく山頂。

10/15 11:04

ついに稜線まで登りきりました。写真でよく見る燕岳が近くに！

10/15 11:04

なんと美しい！さすが北アルプスの女王！
疲れが一気に吹き飛びます。
しばし呆然と見つめるだけ…

10/15 11:04

槍ヶ岳から右に写真をつなげてみました。
ん？つなぎ目が変。あー、ちゃんとつなぎ目も考えて写真撮ればよかった。
景色が良いと写真よりもずーっと眺めていたい気持ちになるので、テキトーなショットになってしまいます…
一眼でも持っていけば別の意識になるかなぁ。いや、重たいや。

10/15 11:04

振り返れば槍ヶ岳。なんてカッコいい山なんだ。
途中お兄さんに言われたことがここで分かります。上に登ると槍がドーンと見えるよ。ってことが。

10/15 11:07

稜線をたどり、燕岳山頂を目指します。写真やテレビで見る山はどうしても平面感がぬぐえませんが、実際目の前にすると奥行きの深さを体感できるだけでなく、空の青、山体の白と緑と茶色の絶妙なバランスが視界いっぱいに広がります。

10/15 11:14

有名なイルカ岩。槍ヶ岳をバックに撮るのが定番とのことで、自分もパシャリと一枚とりました。

10/15 11:18

燕山荘から先、表銀座とその先の槍ヶ岳までクッキリ見えます。
あー、あそこを歩きたい！

10/15 11:25

燕岳に近づくと、どんどん白い世界に包まれていきます。

10/15 11:26

足を進めるとシャクッ、シャクッ、シャクッ、と音がして心地よいです。岩は白くすべすべして見えますが、よーくみると細かくゴツゴツしていて触ると痛いです。

10/15 11:28

山頂近くのメガネ岩。ちょうど太陽がバックにきていて、ダイヤモンド眼鏡…。んーいまいち。

10/15 11:31

振り返ると、両線はどこまでもどこまでも続いています。

10/15 11:35

山頂に到着！人がいっぱいです。

10/15 11:51

すぐ隣の北燕岳の方がすいてそうなので行ってみることに。

10/15 12:38

いきなりのお昼ご飯。北燕岳は広いスペースがあって広大な景色に囲まれてラーメンを食べます。おいしー。

10/15 12:42

2品目はメスティンで炊いたご飯の上にサンマの蒲焼！
槍をバックに撮ってみます。

10/15 13:25

北燕岳のスペースはこんな感じ。
燕岳からあまり人が来ないので、360°大パノラマを独り占め。
じゃなくて二人占め！

10/15 13:48

帰り道のイルカ岩と槍ヶ岳。日が西側に下りはじめ、槍ヶ岳が黒くなってきました。
このあたりでGPSの電池が切れてしまいます。いつもは予備の電池持ってるのにこんな日に限って忘れてしまった…

10/15 13:49

途中まん丸の岩を発見。大根擦ったら汁を全部岩が吸い取っちゃいそう。

10/15 13:53

燕山荘に到着です。
Tシャツがいっぱい売ってます。メリノウールのTシャツもあります。
ここではバッジだけを買って、トイレをお借りしました。
有料かと思ったのですが、トイレお借りしていいですか？と聞いたら、ザックを外においてからどうぞと言っていただきました。

10/15 14:03

これは有名なオブジェなんでしょうね。

10/15 14:12

十分美しい景色を堪能しました。テント泊したかったのですが、翌日用事があったので残念な日帰り。駐車場は山の東側なので暗くなるのが早そうです。下山開始時にはすでに陰に包まれているところが。

10/15 14:34

途中の三角点。

10/15 15:59

じゃんじゃん下って、一気に登山道入口に到着しました。
明るいうちに下山できるように山荘を出発しましたが、まだまだ明るかったです。

10/15 16:01

ということでご褒美のコーラ！

10/18 23:09

山バッジもゲット！

撮影機器：

FinePix F100fd 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

備考

単三電池の予備を忘れてGPSの電池切れに対応できなかった…

感想

しろたんきゅ

今日の天気予報はどこもかしこも快晴微風。それじゃ、山を登るのではなく見に行こう！ということで、登る山自体も美しく、北アルプスを一望できる燕岳にしました。
山道は急登の連続でバテバテでしたが、稜線沿いまで登り切ったときに開けた景色は体が震えるくらいの美しさで何も言葉が出てこなかったです。この美しさをコンデジにおさめても、今目の前に見えているこの瞬間の景色の方が圧倒的に勝ると感じてしまい、あまり写真が撮れていない結果に…家に帰って写真の少なさに笑ってしまいました。燕岳から北燕岳までの稜線を走ってみると、白い砂地のキャンパスに心地よい音を立てながら自分の軌跡をサーっと描いているようで最高でした。次はテント持って登りたい！