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記録ID: 985807 全員に公開 トレイルラン北アメリカ

Ultra Trail de Mexico (2016) 19時間40分のトレイルラン

日程 2016年10月15日(土) 〜 2016年10月16日(日)
メンバー ainu
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
マイカーでグアナファト州からイダルゴ州ウアスカ・デ・オカンポまで移動(所要時間5時間)。
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地図/標高グラフ


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コース状況/
危険箇所等
所要時間:19時間40分(10/15午前5時出走開始、10/16午前0時40分ゴール)
5:00am Start ⇒ 6:20am El Zembo (PC1, 9km) ⇒ 8:03am Peñas Cuatas (19km) ⇒ 9:45 Santa Elena (PC3, 28km) ⇒ 12:15 Agua Azul (PC4, 40.2km) ⇒ 14:10 Carretera a Huasca (50km) ⇒ 16:10 Peña del Aire (PC5, 60km) ⇒ 19:15 San Sebastian (PC6, 70km) ⇒ 20:35 Mirador (76km) ⇒ 21:30 Ahuacatitla (PC7, 80km) ⇒ 11:30 Santa Maria Regla (88km) ⇒ 12:40 Goal (99.2km)
備考:参加者500人中156位
   制限時間(20時間)内での完走者は192人(完走率38.4%)

2012年第1回以降、今年で4回目を迎えます。
距離100km、累積獲得標高3,210m(HPでは3,580mや3,804mとも表記有。果たして?)を20時間で抜ける大会です。危険箇所特になし。メキシコはこの時期乾季を迎えるタイミングであるため、雨の心配もほとんどありません。

携帯必須アイテム(大会指示):
携帯電話、ヘッドランプ、赤ランプ(ロード走行時の背面点灯用)、予備電池、防災マット、笛、コップ(エイド補給用)、ボトル/ハイドレーション、ゼッケン、長袖orウィンドブレーカー、ひざ下が隠れるカバー(タイツ・ロング靴下等)

このメキシコのトレイルラン大会ですが参加費が比較的割高(1.5万円弱(日本円)ですが運営管理はしっかりしてます。事前装備チェックはありますが、日本よりゆるめ。ファミリーサポートもOKです。
大会HP: http://utmex.com/100k/
大会プロモーションビデオ(2015年度版): https://vimeo.com/167802915

※GPSログは大会HPより拝借させていただきました。
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図 [pdf]

写真

今年一番のイベント、Ultra Trail de Mexicoがやってきました!
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今年一番のイベント、Ultra Trail de Mexicoがやってきました!
大会はメキシコでも緑溢れるイダルゴ州で開催されます。日本人のイメージではメキシコは乾燥地帯、砂漠といういうイメージかもしれませんが、メキシコには日本のような山岳地帯もあるのです。
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大会はメキシコでも緑溢れるイダルゴ州で開催されます。日本人のイメージではメキシコは乾燥地帯、砂漠といういうイメージかもしれませんが、メキシコには日本のような山岳地帯もあるのです。
コースは100km、累積獲得標高は3,210m。午前5時出走開始となり、これを20時間(制限時間:翌朝午前1時)までに抜ける必要があります。
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コースは100km、累積獲得標高は3,210m。午前5時出走開始となり、これを20時間(制限時間:翌朝午前1時)までに抜ける必要があります。
位置関係と門限です。
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位置関係と門限です。
ゼッケンピックアップは前日金曜日までに完了が必要です。自宅と家族と一緒に金曜日は仕事を休んでイダルゴ州まで移動します。
2016年10月16日 17:17撮影 by iPhone 6, Apple
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ゼッケンピックアップは前日金曜日までに完了が必要です。自宅と家族と一緒に金曜日は仕事を休んでイダルゴ州まで移動します。
受付会場で登録を済ませます。ゼッケン受付から荷物チェック、装備確認、前夜の説明にわたり近隣3箇所をハシゴします。
2016年10月14日 11:10撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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受付会場で登録を済ませます。ゼッケン受付から荷物チェック、装備確認、前夜の説明にわたり近隣3箇所をハシゴします。
2年前まだUTMXを知らなかった時に家族と遊びに来たウアスカ・デ・オカンポは前回と全く様変わりしません。土産屋、食堂がいくつか目につきますがこれでも集落の目抜き通りです。
2016年10月14日 14:03撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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2年前まだUTMXを知らなかった時に家族と遊びに来たウアスカ・デ・オカンポは前回と全く様変わりしません。土産屋、食堂がいくつか目につきますがこれでも集落の目抜き通りです。
出発・ゴールはこのゲートを抜けていきます。
2016年10月14日 14:04撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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出発・ゴールはこのゲートを抜けていきます。
ゲートとなりには集落の中心部を示す教会が建ちます。
2016年10月14日 14:31撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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ゲートとなりには集落の中心部を示す教会が建ちます。
さてホテルに到着。当初予定していたホテルは前金が必要だったため気が付いたらキャンセルされてました。あわせて見つけたのがココ。一晩家族5名で900ペソ(日本円で6,000円)もしません。
2016年10月14日 19:15撮影 by iPhone 6, Apple
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さてホテルに到着。当初予定していたホテルは前金が必要だったため気が付いたらキャンセルされてました。あわせて見つけたのがココ。一晩家族5名で900ペソ(日本円で6,000円)もしません。
その夜、大会主催者よりコース説明あり。一応、参加者は全員出席必須でした。
2016年10月14日 20:16撮影 by iPhone 6, Apple
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その夜、大会主催者よりコース説明あり。一応、参加者は全員出席必須でした。
完全に現地人向けの説明会でスペイン語が早くて追いつけない〜(泣)。急ぎスライドを撮影して後で目を通すことに。
2016年10月14日 20:47撮影 by iPhone 6, Apple
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完全に現地人向けの説明会でスペイン語が早くて追いつけない〜(泣)。急ぎスライドを撮影して後で目を通すことに。
翌朝4時。集合時間ですが選手が集まるまでには少し時間が掛かりました。既に標高2,000mなので寒い寒い!摂氏10度くらいでしょうか。
2016年10月15日 03:11撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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翌朝4時。集合時間ですが選手が集まるまでには少し時間が掛かりました。既に標高2,000mなので寒い寒い!摂氏10度くらいでしょうか。
やがて選手が集まり午前5時にスタート!行って来まぁ〜す!(ちなみに50kmの部出走はこの1時間後です)
2016年10月15日 04:08撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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やがて選手が集まり午前5時にスタート!行って来まぁ〜す!(ちなみに50kmの部出走はこの1時間後です)
最初は未舗装道(林道)を抜け山道に入ります。最初の2時間くらいはダンゴ状態ですがハセツネの様な大渋滞もなくストレスはほとんどありません。のっけから小さな渡渉です。
2016年10月15日 04:59撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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最初は未舗装道(林道)を抜け山道に入ります。最初の2時間くらいはダンゴ状態ですがハセツネの様な大渋滞もなくストレスはほとんどありません。のっけから小さな渡渉です。
まだ暗い最初のチェックポイントを抜け、空が白み始める頃、最初のピーク手前の18.6km地点に到着。最初からバナナ・コーラ等をしっかり摂ります。ここで後出の日本人ランナー(Nさん)と初めて声を交わします。
2016年10月15日 07:19撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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まだ暗い最初のチェックポイントを抜け、空が白み始める頃、最初のピーク手前の18.6km地点に到着。最初からバナナ・コーラ等をしっかり摂ります。ここで後出の日本人ランナー(Nさん)と初めて声を交わします。
小ピークを抜け一旦下ります。まるで道志村トレイルレースのブドウ岩の頭からの下りを思い出させます。緑が豊富で気持ちよいです。
2016年10月15日 07:27撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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小ピークを抜け一旦下ります。まるで道志村トレイルレースのブドウ岩の頭からの下りを思い出させます。緑が豊富で気持ちよいです。
コースにはこんな自然のアートも。全くどうやったらこんな造形ができるのでしょう。テンションが上がり、ホント来て良かったなぁという気持ちにさせてくれました。
2016年10月15日 07:33撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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コースにはこんな自然のアートも。全くどうやったらこんな造形ができるのでしょう。テンションが上がり、ホント来て良かったなぁという気持ちにさせてくれました。
3
まだまだ序盤。特に下りは抑え気味でところどころでペーサーを見つけながら付いて行きます。
2016年10月15日 07:59撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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まだまだ序盤。特に下りは抑え気味でところどころでペーサーを見つけながら付いて行きます。
最高地点周辺(2,852m)のピークに到着。突然見晴らしが良くなります。近くのランナーに一枚撮ってもらいました。すがすがしい!
2016年10月15日 08:06撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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最高地点周辺(2,852m)のピークに到着。突然見晴らしが良くなります。近くのランナーに一枚撮ってもらいました。すがすがしい!
2
最高地点は木々もまばらです。
2016年10月15日 08:06撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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最高地点は木々もまばらです。
展望はこの通り。
2016年10月15日 08:07撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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展望はこの通り。
最高地点を抜け走っていると、10月に日本でテレビ放送されたPatagoniaのレースに参加したランナーが。聞いてみるとこの方も鏑木さん同様に140kmを完走したそうです。あっという間に行ってしまいましたけど。
2016年10月15日 08:27撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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最高地点を抜け走っていると、10月に日本でテレビ放送されたPatagoniaのレースに参加したランナーが。聞いてみるとこの方も鏑木さん同様に140kmを完走したそうです。あっという間に行ってしまいましたけど。
1
みずみずしい針葉樹林帯の下りを抜け午前10時にSanta Elena(PC3、27.5km地点)に到着。ここのエイドは大々的でした。日本人のNさんも直後に合流。追いつかれだしてます。
2016年10月15日 08:53撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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みずみずしい針葉樹林帯の下りを抜け午前10時にSanta Elena(PC3、27.5km地点)に到着。ここのエイドは大々的でした。日本人のNさんも直後に合流。追いつかれだしてます。
エイドでは「この辺の山は日本の山にそっくりだね」というとサポートの方々も喜んで日本人を歓待してくれました。
2016年10月15日 09:01撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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エイドでは「この辺の山は日本の山にそっくりだね」というとサポートの方々も喜んで日本人を歓待してくれました。
この先から川が増えてきます。少しするとNさんが元気そうに先に行ってしまいました。マイペース、マイペースと自分自身に言い聞かせます。
2016年10月15日 09:12撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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この先から川が増えてきます。少しするとNさんが元気そうに先に行ってしまいました。マイペース、マイペースと自分自身に言い聞かせます。
最高地点のピークを抜けても序盤はアップダウンが続きます。狙いではここは抑え気味、その後の30kmにも渡る下りも抑えなければ終盤脚が終わることは覚悟してました。
2016年10月15日 09:26撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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最高地点のピークを抜けても序盤はアップダウンが続きます。狙いではここは抑え気味、その後の30kmにも渡る下りも抑えなければ終盤脚が終わることは覚悟してました。
それにしても展望が良いとうっかりペースアップしてしまいそうです。
2016年10月15日 09:31撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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それにしても展望が良いとうっかりペースアップしてしまいそうです。
3
それにしてもピークからの展望と言い、下り後の湖といいなかなま見せてくれるコース取り。最高です!
2016年10月15日 10:31撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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それにしてもピークからの展望と言い、下り後の湖といいなかなま見せてくれるコース取り。最高です!
再び樹林帯に入り平坦なトレイルが始まります。
2016年10月15日 10:59撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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再び樹林帯に入り平坦なトレイルが始まります。
1
少しすると後続の50km組と100kmの分岐点となります。「まだまだだぞぉ〜!」そんな気持ちで進みます。
2016年10月15日 11:03撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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少しすると後続の50km組と100kmの分岐点となります。「まだまだだぞぉ〜!」そんな気持ちで進みます。
前回のエイドからだいぶ来たような気がします。後で知りましたがこの区間は13kmもあったのですね。まだかまだかと思いながら可愛い女性と併走していると。。。
2016年10月15日 11:23撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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前回のエイドからだいぶ来たような気がします。後で知りましたがこの区間は13kmもあったのですね。まだかまだかと思いながら可愛い女性と併走していると。。。
ようやく40km地点のAgua Azul(PC4)に到着。到着早々Nさんがドラヤキをくれて行ってしまいました。無理せず下ごしらえして10-15分程度休憩してこちらも出発します。
2016年10月15日 11:36撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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ようやく40km地点のAgua Azul(PC4)に到着。到着早々Nさんがドラヤキをくれて行ってしまいました。無理せず下ごしらえして10-15分程度休憩してこちらも出発します。
また川かっ。しかし、火照った足裏には気持ちよいです。
2016年10月15日 11:49撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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また川かっ。しかし、火照った足裏には気持ちよいです。
しばらく下り基調の森林地帯を抜けると標高も2,200mくらいまで下がり暑くなってきます。
2016年10月15日 12:24撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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しばらく下り基調の森林地帯を抜けると標高も2,200mくらいまで下がり暑くなってきます。
そしてコースは未舗装の車道を抜けて。。。
2016年10月15日 12:35撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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そしてコースは未舗装の車道を抜けて。。。
車道に入ります。ようやくコース中間点(Carretera a Huasca)に到着。
2016年10月15日 13:17撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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車道に入ります。ようやくコース中間点(Carretera a Huasca)に到着。
今回はDrop bagは使用せずOKされている家族エイドに迎えられます。といっても荷物の補給よりも不要な食料をドロップしたりマッサージしてもらうのが目的でした。このマッサージがだいぶ効果的で後に繋がってきます。
2016年10月15日 13:43撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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今回はDrop bagは使用せずOKされている家族エイドに迎えられます。といっても荷物の補給よりも不要な食料をドロップしたりマッサージしてもらうのが目的でした。このマッサージがだいぶ効果的で後に繋がってきます。
1
エイドではバナナ、ハム、コーラ、Red Bullを飲んで、家族とのゴールでの再会を誓って20分弱で切り上げます。日本人Nさんは45分も前に通過したと妻からの情報。早ぃ〜!!
2016年10月15日 13:43撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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エイドではバナナ、ハム、コーラ、Red Bullを飲んで、家族とのゴールでの再会を誓って20分弱で切り上げます。日本人Nさんは45分も前に通過したと妻からの情報。早ぃ〜!!
一旦目標にしたかったNさんを諦め、ここから自分自身との勝負に専念します。それにしても妻のマッサージはUTMFのPatakoさん並に効果的で脚が軽くなりました。
2016年10月15日 13:47撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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一旦目標にしたかったNさんを諦め、ここから自分自身との勝負に専念します。それにしても妻のマッサージはUTMFのPatakoさん並に効果的で脚が軽くなりました。
それにしても高度のせいか昼間の日差しが暑いこと。サンバイザーでは頭頂部の暑さは抑えられませんね(笑)。
2016年10月15日 14:37撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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それにしても高度のせいか昼間の日差しが暑いこと。サンバイザーでは頭頂部の暑さは抑えられませんね(笑)。
単調な平坦道や未舗装道ではテンションが下がるのかいつも追い抜かれます。おぉ〜、やっと大展望台のMiradorです。
2016年10月15日 14:55撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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単調な平坦道や未舗装道ではテンションが下がるのかいつも追い抜かれます。おぉ〜、やっと大展望台のMiradorです。
Miradorは整備は追いついてませんが展望バツグンです。緑溢れる小キャニオンです。
2016年10月15日 15:13撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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Miradorは整備は追いついてませんが展望バツグンです。緑溢れる小キャニオンです。
60km地点のPeña del Aire (PC5)はMiradorの絶壁のふちに位置します。ここでもハム、コーラ、Red Bullをたくさん摂取。道中は極力水分補給は最低限にしてエイドでの補給につとめました。
2016年10月15日 15:18撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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60km地点のPeña del Aire (PC5)はMiradorの絶壁のふちに位置します。ここでもハム、コーラ、Red Bullをたくさん摂取。道中は極力水分補給は最低限にしてエイドでの補給につとめました。
さてエイドでの補給を済ませて記念撮影を撮ってもらいます。
2016年10月15日 15:37撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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さてエイドでの補給を済ませて記念撮影を撮ってもらいます。
1
さて、ここから小キャニオンへの下りが始まります。今回の一番のお楽しみと正念場が始まります。この為に脚を残していったといっても過言ではありません。
2016年10月15日 15:38撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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さて、ここから小キャニオンへの下りが始まります。今回の一番のお楽しみと正念場が始まります。この為に脚を残していったといっても過言ではありません。
少しずつ陽が傾きはじめているためトレイルがわかりにくいですが、左手は絶壁というトレイルを少しずつ下りながら下の川まで約400mを降りて行きます。
2016年10月15日 15:51撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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少しずつ陽が傾きはじめているためトレイルがわかりにくいですが、左手は絶壁というトレイルを少しずつ下りながら下の川まで約400mを降りて行きます。
またまたトレイルファッションバツグンの女の子をペーサーに付いていきながら体に鞭打って走ります。
2016年10月15日 16:16撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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またまたトレイルファッションバツグンの女の子をペーサーに付いていきながら体に鞭打って走ります。
そうすると大会説明にあった渡渉箇所に到着。ヒザ上までの川をロープを使いながら渡ります。うひゃ~スリル満点、冷たくて気持ちいい!
2016年10月15日 16:18撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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そうすると大会説明にあった渡渉箇所に到着。ヒザ上までの川をロープを使いながら渡ります。うひゃ~スリル満点、冷たくて気持ちいい!
火照ったからだには気持ち良く、遊び心もあって自分には楽しかったなぁ〜。
2016年10月15日 16:22撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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火照ったからだには気持ち良く、遊び心もあって自分には楽しかったなぁ〜。
せっかくの谷ですがここから200m以上の上りが再び。俄然上り
は元気が出ます。最初からダブルストックで臨ん大正解でした。ストックなしのランナーの多くはだいぶペースが落ちてます。
2016年10月15日 16:43撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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せっかくの谷ですがここから200m以上の上りが再び。俄然上り
は元気が出ます。最初からダブルストックで臨ん大正解でした。ストックなしのランナーの多くはだいぶペースが落ちてます。
谷底の上り返しはふた山あり、ここぞとばかりに勝負を掛け抜き入りました。それにしても、もう少し景色を楽しみたかったです。
2016年10月15日 17:22撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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谷底の上り返しはふた山あり、ここぞとばかりに勝負を掛け抜き入りました。それにしても、もう少し景色を楽しみたかったです。
谷底のふつめの上り返しを終えて、また反対側に戻るための渡渉です。そろそろ陽が暮れ始めている為、暗くなる前に次のエイドに到着すべく先を急ぎます。
2016年10月15日 18:08撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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谷底のふつめの上り返しを終えて、また反対側に戻るための渡渉です。そろそろ陽が暮れ始めている為、暗くなる前に次のエイドに到着すべく先を急ぎます。
渡渉を追え15分程度で70km地点のSan Sebastian (PC6)に到着。ここで前出のNさんに合流。10分程休憩し出発。この後、急激に暗くなりました。
2016年10月15日 18:24撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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渡渉を追え15分程度で70km地点のSan Sebastian (PC6)に到着。ここで前出のNさんに合流。10分程休憩し出発。この後、急激に暗くなりました。
San Sebastian (PC6)の後は400mほどの上り返しが始まります。ここはまた苦手な車両用未舗装道。ランナーに抜かれますがとにかくめげずに喰らい付いていき、6km先の上部のエイドに1時間15分かけて到着。ここが自分的にはキツかったぁ〜。
2016年10月15日 19:46撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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San Sebastian (PC6)の後は400mほどの上り返しが始まります。ここはまた苦手な車両用未舗装道。ランナーに抜かれますがとにかくめげずに喰らい付いていき、6km先の上部のエイドに1時間15分かけて到着。ここが自分的にはキツかったぁ〜。
更に進みます。真っ暗の中5-7kmの単独行。ところどころ犬が併走してくれたり、何故かエイドでもないのに近くの集落で花火が何発も打ち上げられたり不思議な思いになりながら月明かり家族に思いを馳せながら旅を楽しんで80km地点のAhuacatitla (PC7)に到着。
2016年10月15日 20:43撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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更に進みます。真っ暗の中5-7kmの単独行。ところどころ犬が併走してくれたり、何故かエイドでもないのに近くの集落で花火が何発も打ち上げられたり不思議な思いになりながら月明かり家族に思いを馳せながら旅を楽しんで80km地点のAhuacatitla (PC7)に到着。
これから最後の山岳ルートになるため、荷物チェックを厳しく受けます。こちらも最後のガンバとばかりに食べ物を腹に詰め込みます。時間も押してきているので見えないゴールを目指して早めに切り上げます(あと20km!ハーフマラソンの距離です)。
2016年10月15日 20:48撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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これから最後の山岳ルートになるため、荷物チェックを厳しく受けます。こちらも最後のガンバとばかりに食べ物を腹に詰め込みます。時間も押してきているので見えないゴールを目指して早めに切り上げます(あと20km!ハーフマラソンの距離です)。
変にテクニカルな石畳の急坂や真っ暗で下も見えない丸太を渡ったりして最後の上り返しが始まります。
2016年10月15日 21:12撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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変にテクニカルな石畳の急坂や真っ暗で下も見えない丸太を渡ったりして最後の上り返しが始まります。
上り返しは250m以上ありましたが高地ランニングで覚えた呼吸法を使うとビックリするほど息が切れることはありませんでした。渾身の力を振り出してペースを上げます。自分でもビックリするぐらい早い上り返しだったと思います。
2016年10月15日 22:29撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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上り返しは250m以上ありましたが高地ランニングで覚えた呼吸法を使うとビックリするほど息が切れることはありませんでした。渾身の力を振り出してペースを上げます。自分でもビックリするぐらい早い上り返しだったと思います。
上り返しを追え、残されたのはゴールまでの10km。ココから先はあっても小さな上り坂程度で高度差は限られてます。最初は気がつきませんでしたが、観衆の声でこのつり橋がどこだか思い出しました。
2016年10月15日 22:43撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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上り返しを追え、残されたのはゴールまでの10km。ココから先はあっても小さな上り坂程度で高度差は限られてます。最初は気がつきませんでしたが、観衆の声でこのつり橋がどこだか思い出しました。
実は真っ暗の吊橋はこんな素晴しい景色に囲まれてます(玄武岩の自然公園)。ここも日中であればこの大会のヤマ場ですね(以前撮影)。
2015年04月04日 09:35撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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実は真っ暗の吊橋はこんな素晴しい景色に囲まれてます(玄武岩の自然公園)。ここも日中であればこの大会のヤマ場ですね(以前撮影)。
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最後は通周りの坂道を抜け、あらかじめ連絡しておいた家族と一緒にゴール。寒いのに午前0時過ぎにゴールで迎えてくれた家族に感謝x2。
2016年10月15日 23:49撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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最後は通周りの坂道を抜け、あらかじめ連絡しておいた家族と一緒にゴール。寒いのに午前0時過ぎにゴールで迎えてくれた家族に感謝x2。
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その後、最後の上り返しで11時間以上掛けて追いついたNさんも10分後にゴール。勿論、制限時間内です。やっぱりトレイルって面白い!記念撮影を一緒に撮り完走の思い出に浸り続けました。
2016年10月16日 00:04撮影 by DMC-FX37, Panasonic
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その後、最後の上り返しで11時間以上掛けて追いついたNさんも10分後にゴール。勿論、制限時間内です。やっぱりトレイルって面白い!記念撮影を一緒に撮り完走の思い出に浸り続けました。
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おまけ:完走者にはオリジナルのBuffのヘッドカバーとサロモンの靴下が配られました(メキシコでは一般的には完走メダルですがここでは重量の関係から持ってくるのが難しいのかな)。
2016年10月17日 21:51撮影 by iPhone 6, Apple
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おまけ:完走者にはオリジナルのBuffのヘッドカバーとサロモンの靴下が配られました(メキシコでは一般的には完走メダルですがここでは重量の関係から持ってくるのが難しいのかな)。

感想/記録
by ainu

初の100マイルレースから4年、その間仕事に追われ100km以上のウルトラ・トレイルに参加するまで4年から掛かりました。かつて、仕事の関係でメキシコに来た時からこの大会は気になってました。しかし、仕事に追われなかなか参加に踏み切ることができませんでした。

トレイルに再び火がついたのは今年の3月以降。今では日本に戻ってしまいましたが、UTMB、UTMF、Western Statesを歴戦したIさんとの出会いがあったからでしょう。最初は10km、そしてハーフマラソン、そしてメキシコ(高度)でのフルマラソンという感じでコンディションを整えていきました。

さて、Ultra Trail de Mexico(UTMX)ですが、この大会は100マイルではありません。距離は100km、累積獲得標高も3,210m(HPでは3,580mとも表記有)です。ハセツネは距離が71.5km、累積獲得標高も4,582m(制限時間:24時間)ですが、UTMXの制限時間は20時間になります。個人的な印象ですが、結果的には2012年のUTMF(距離156 累積標高差 8,530m、制限時間:48時間)よりも制限時間としてみた場合ハードルが高く感じました。

10/15(土)午前4時。出走開始が午前5時なので早めにゲートに来ましたが、標高2,100mなのか非常に肌寒いです。前日、ランニング中に転倒して強打したヒザ・肩・左手が痛々しい状態ですが、これもこの大会に対する試練にすら自分自身には映ります。それでも出走直前になると歓声があがったり大音量で音楽が流れたりとテンションが上がってきました。

スタートの号砲と共に参加者500人が一斉に走り始めます。コースは標高2,100m周辺を基点とし、みどころとしては前半50kmが標高2,850mを抜ける森林コース、後半はキャニオンを下り小ピークを抜ける山岳コースとなります。前半と後半の間は未舗装道が二大ルートを繋いでます。自分自身の作戦としては、前半はこれでもかという程抑え気味で乗り切って、終盤追い込みを掛ける計画でした。特に40km以降のキャニオンまでの下り20kmがクセモノでここを元気に飛ばしてしまうと確実に終盤ペースダウンすると見てました。

スタートから2時間もしないうちにダンゴ状態のグループがばらけ始めます。勾配も出てきたため、早速ダブルストックで歩きます。ダブルストックは当時Patagonianさんから借りてUTMFで始めて使用したのでその絶大な効果は分かってました。20km手前から小ピークをアップダウンしながら進んでいきます。見取り図がかなり大雑把なため具体的にどこにいるのか分からず最初は苦労しましたが、とにかく急がず飛ばさずを心がけて距離を稼いでいきました。

前半2つ目のエイド(Peñas Cuatas)で声を掛けたNさん。日本の方かなと思いながら英語で話してみるとやっぱり日本人でした。参加者名簿で日本人の名前があったので、少し気になってましたが話をしているとメキシコシティーで自営業をされているということで参加者の日本人はNさんだった事を確認(以降Nさん)。Nさんは最初は自分より少し遅れでエイドに到着してましたが、40km以降はペースを上げ先に行ってしまいました。

やがて昼を過ぎる頃になると、森林地帯も高度を下げはじめだいぶ暑くなります。最初はサンバイザーだけで何とかなりましたが、やがて日陰のない潅木地帯を抜け中間地点が近くなる頃にはロードからの照り返し(熱斜)のダブル攻撃をまともに受けるようになります。

50kmの中間地点到着2:17pm。予定から少し遅れたもののうまく家族とランデブー。当初、Drop bagを40km地点もしくは70km地点でピックアップできることになってましたが、今回はその後の回収含め、家族からのサポートをDrop bagの代わりとして当てにしてました。待たせた家族に申し訳ないと思いつつも子供たちは元気な顔で逆にこちらが元気をもらえたくらいです。そして、コーラ等の炭酸や固形物も問題なく口にすることができました。体力的には40%くらい使い切ったような感じでしょうか。
このエイドには20分も滞在しませんでしたが、妻のふくらはぎのマッサージにより決定的に脚持ちが良くなったと思います。まだまだ、家族と居たいところでしたが、目指すはゴールでのランデブーという事で意を決して後半に臨み、家族と別れました。
ちなみに、このエイドでは体調良好と判断し、荷物重量を減らすためにそれまで持参していたほとんどの固形物を家族にDropし基本ブドウ糖1本でその後のレースに臨む決断を下しました。

さて、ここからが正念場です。相変わらずの日差しにあえぎながら先を急ぎます。若干下り傾向にあったようですが、コースは平坦な灼熱コースの様に感じました。追っては抜かれ、抜かれれては追う、後からすればたかが10kmという距離でしたが、けだるい走りが1時間半以上続きました。気持ち的にはもっと長く感じました。

60km地点のPeña del Aire (PC5)に到着したのは午後4時過ぎ。ここで嫌という程食べ物をお腹に詰め込みます。終日、ブドウ糖やコーラを摂取してばかりいたので、塩分の高いハムを無理やり口に放り込みます。塩分はのどが渇くかもしれませんが、既に十分塩分を放出しているので、少しでも塩分を取りたかったからです。

それにしても、このPeña del Aireから谷底の景色は雄大です。2年前初めてHuasca de Ocampoに来た時に、このキャニオン沿いのトレイルを抜けられたらどんなに素晴しいことかと夢見てましたが、それが現実になったわけです。

谷底への取り付き点で記念撮影の一枚を撮ってもらい下り始めます。最初は、周辺の展望に目を取られ写真なんか撮ってのんびり歩いてましたが、やがて後続の女の子に追い越されたことで制限時間を思い出し、まだ元気そうなその子についていくこととします。やがて、その女の子より早いランナーがいれば別のペーサーを見つけ、自分自身の気持ちをレースに引き戻します。そうすると、俄然見えない先に自分の目指すゴールが見えてきたような感じがしました。

谷底でロープを使い渡渉した後、小ピークが2つ続きます。これまで平坦地ではかなわなかったランナーも終盤の上り返しでノーストック状態で極端にペースが落ちてきます。ここは勝負だと思い、一気に巻き返しを始めました。小ピークの山あいでも既に脚が終わったランナーがダンゴ状態になっているところを抜けて、気にせず一気に抜き去ります。とにかく暗くなる前に山岳ルートは抜けておきたい、次のエイドに到着したい、そう考えているうちに気が付くと70km地点のSan Sebastian (PC6)に到着してました。

そこでビックリ。50km地点で45分の差のあったNさんとバッタリ。聞くとキャニオンの取り付きからSan Sebastian (PC6)まで3時間45分掛かったとの事でした。後日、デジカメの撮影時刻から逆算すると自分の場合は同じ距離を2時間45分で抜けてます。どうも一時1時間以上あった時間差をここで短縮できたようでした。
しかし、到着早々、Nさんはまたすぐ次を目指してエイドを去っていきました。

焦りは禁物。入念にふくらはぎをマッサージし、食べ物を詰め込み、ブドウ糖を摂取します。急いで準備したつもりですが、San Sebastianには20分も長居したようです。ここで、夜になりヘッドランプを灯します。

さて、ここからキャニオン上部への上り返しです。と言っても、登山道ではなくひたすら続く未舗装道です。歩き始め開始早々は元気でしたが、山道でない事と中途半端な勾配でペースが上がりません(いわゆるひたすら続く山の砂利道)。自分にとって苦手な道なのか逆にランナーにどんどん抜かれ始めます。ここは焦っても仕方がない、無理せず辛抱しながらできる限り早めのペーサーを見つけて喰らいついていきます。この6km区間は忍耐x3で厳しかったですね。

未舗装道を上りきるとようやく小エイドがありつきます。ここでは多くのランナーがプラスチックのイスに座り込んでましたが、やはり彼らも消耗しているのが目に取れて理解できました。ここはコップ2杯のコーラでエイドを後にします。既に陽も暮れていたのでその冷たさがとても印象的でした。

残すところ25km。あとは大きな下りひとつと上り返しひとつでそれ以外は大きな勾配箇所はありません。平坦はトボトボでも良いからジョギングペースで走る、決して止まらない事、これが自分自身のペースを保つ一番の方法を言い聞かせながらゆっくりゆっくり、そして確実に距離を重ねていきました。

最後のエイド以降、ヘッドランプと反射板の組み込まれた道標が唯一の手がかりとなります。あたりは暗闇で遠くには田舎の民家がポツポツあるだけで月明かりと虫の鳴き声だけが唯一自分の心を応援しているようでした。すると、どこかの民家からかなり大音量の音楽が流れ始め花火が打ちあがります。最初はついに走りすぎによる幻覚症状に陥ったのかと思いましたが、確かにそれは現実でした。もしかしたら、このエリアには麻薬組織の親分でも住んでいて、家族ぐるみで大金を投じてパーティーでもしているのかな、そんなつまらない想像をしたり。。。どうしてこんな田舎に花火がバンバン打ちあがるのか分かりませんが、しばらくするとどこからともなく人懐っこい犬が併走するようになりました。その人懐っこいワンコは何故か自分の気持ちを察してくれて元気づけてくれているような気がしてきます。するとこんな暗闇でも少しずつテンションもあがり、「元気を出して走らなくちゃ」と自分自身に言い聞かせながら走り続けているとアッと言う間に80km地点のAhuacatitla (PC7)に到着しました。
⇒今振り返ると、この時間帯が今回のレースでの私にとっての精神面での『神の領域』だったような気がします。

Ahuacatitla (PC7)では入念な装備チェックを受けます。最初は何故か理解ができませんでしたが、後々考えると、ここから最後の登山道に入るためでした。上り返しは300mもありませんが万が一のことなのでしょう。このエイドでもNさんにまた会う事はありませんでしたが、とにかく制限時間ばかりが気になり始めていたので食べ物をお腹に詰め込むとさっさと先を急ぎました。

Ahuacatitla (PC7)を出発早々急坂(下り)が始まります。しかも、坂道なのに石畳。途中で通過したランナーが「テクニコ(テクニカル)なので捻挫には要注意だよ」と言ってくれましたが、全くその通りです。ここで捻挫したら一巻の終わりです。慎重かつペースを落とさないように進んでいきます。20分程下ると土道に変りそれが登山道になりました。

谷底ではまた川を渡る必要がありました。幸いにして丸太が敷いてあり、係員がロープで誘導してくれるので問題はありませんでした。その川を抜けると最後の上り返しの山道。上り返しは標高にして250m以上ありましたが、ここは一気に抜けました。とにかく、自分自身を追い込んで、先行者も追い込んで抜かせてもらいました。先ほどの80km地点(Ahuacatitla (PC7))に到着したのが午後9:40だったので制限時間を考えると3時間少々しか残されてません。残りがハーフマラソンの距離、しかもこの登山道の上り返しを考えると、かなりゴールがギリギリになることは目に見えていたからです。

必死の追い上げが始まります。今まで抜かれたランナーに追いつこう、追い越そうというレベルの話ではなく、とにかく制限時間内にゴールしよう、待っている家族の為にも早く到着したい、そればかり考えてました。そうすると何か家族のカツを受けながら併走してくれているようにすら感じました。
最後の登山道の上り返しを抜け残すところ14km、夜10時を過ぎていたあたりでNさんに追いつきます。不思議と言葉を交わさず、他のランナー含め一気に抜き去りました。何よりもまずゴールを目指すことだけを考えながら、ただただ先を急いだのです。もうこうなると、最後は自分自身との闘いです。

そして、玄武岩の自然公園のつり橋を抜けた辺りから観衆が増えだします。周りからは「Felicidades(おめでとう)!」、「Bien hecho(よくやった)!」等を浴びます。若干、感傷的な気持ちに浸ることもありましたが、それでもタイムリミットだけを考えてゴールを目指しました。

自然公園を抜け、付近の湖で若干道標を見失うこと5分のタイムロス。一瞬ヒヤッとしましたが、何とかコースアウトだけは回避し最後はロード区間。幸いにしてロード区間に出た瞬間、見覚えある場所だったため、最後のスパート。ゴールは遠回りに集落を巡るルート取りになっていたため、なかなか簡単にはゴールさせてはくれなかったけれど、最後は「ハポンっ、良くやった!チャンピオン!」なんかと喝采を受けつつ家族を連れてゴールゲートを抜けました。

制限時間20時間の20分前に辛くもスタート地点に帰り着き、長い長い一日の旅を終えた瞬間でした。

後日、大会結果がアップされましたが、参加者500人で完走できたのは200名もおらず実に40%以下しか制限時間内にゴールできなかったようです。昨年とコース取りも変っているようですが、この大会がどれだけハードか後日理解できました。
ゴールを一緒に迎えた家族と今日一日走らせてくれたトレイル・大会運営関係者に感謝!!

知り合いのIさん映っちゃってますが。。。プロモーションビデオです。



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この記録へのコメント

登録日: 2011/3/11
投稿数: 1453
2016/10/19 21:27
 素晴らしい❗
ainuさん、お疲れ様でした‼
ナイスランとはこれですね❗
読みごたえタップリのレコでした。

これまでの経験を活かしての完走ですね。
メキシコに写真の様なキレイな森があるとは知りませんでした👀‼
登録日: 2009/3/15
投稿数: 711
2016/10/19 22:22
 Re: 素晴らしい❗
yamayoさん、こんばんは。
長い長い半年に渡るトレーニングを経てきたせいか、今回は筋肉痛ももう抜け始めてます。実際には8月に大会を突っ込みすぎたので疲労のピークは8月末から9月でした。
どうも、この大会はウェスタンステーツやUTMB参加ポイントの関係で昨年クレームがついたようで、累積標高がことしは更に引き上げられたようです。その関係で門限も1時間延長されたようです。先ほど、結果があがってましたが制限時間(20時間)での完走者は500人中192人ですので、完走率は40%を下回ってます。決して調子が悪い訳ではなかったので、自分自身としては納得いく結果だったと思います。
しかし、ウルトラは面白いと言うか難しいですね。戦略がモノを言います。今回はコースで夜を過ごす事無く完結したため(結果的には)UTMFよりはだいぶ楽でした。
ケガせず続けていきたいと思います。
ainu

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