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Yamareco

記録ID: 986306
全員に公開
ハイキング
奥秩父

快晴の岩稜と藪漕ぎ、鶏冠尾根!!(鶏冠山〜木賊山〜徳ちゃん新道)

2016年10月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
lesbourgeons その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:57
距離
14.2km
登り
1,634m
下り
1,627m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:25
休憩
2:27
合計
13:52
5:40
5:44
2
5:46
5:47
18
6:12
6:13
4
6:23
6:23
16
6:39
7:05
123
9:08
9:22
74
12:05
12:06
73
13:19
13:20
96
14:56
15:18
4
15:22
15:22
92
16:54
16:54
118
18:52
18:59
2
19:01
19:01
3
19:24
19:27
0
19:27
ゴール地点
天候 快晴のち曇り。
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
行き : 車 (前日夜出発、車中泊)
帰り : 車⇒塩山駅から中央線(特急電車)
コース状況/
危険箇所等
正式な登山道ではなく、岩場が続きますので、かなり注意が必要です。
木賊山へはやぶ漕ぎが続き、ルートファインディングも難しいです。
その他周辺情報 道の駅「みとみ」周辺は、よく整備されています。
西沢渓谷への道もとてもきれいです。
鶏冠山は、山梨百名山に指定されていますが、正規登山道はなく、岩場が多いため、登攀装備なしでの入山は控えたほうが良いでしょう。(鶏冠山から木賊山までは藪漕ぎです。)
鶏冠山の標識。
西沢渓谷駐車場から出発。
登山道のないルートと聞いていたが、標識があります。
2016年10月16日 08:26撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
10/16 8:26
鶏冠山の標識。
西沢渓谷駐車場から出発。
登山道のないルートと聞いていたが、標識があります。
かわいらしい標識。
山のイラストにキツネが書いてあります。
いい標識です。
2016年10月16日 08:36撮影 by  DSC-WX220, SONY
5
10/16 8:36
かわいらしい標識。
山のイラストにキツネが書いてあります。
いい標識です。
鶏冠山へ、樹林帯を登る。
今日は晴天、久しぶりにいい天気。
2016年10月16日 09:31撮影 by  DSC-WX220, SONY
10/16 9:31
鶏冠山へ、樹林帯を登る。
今日は晴天、久しぶりにいい天気。
第一岩峰上より。
第一岩峰は、思ったより大変ではない。
トラロープなどもあります。
2016年10月16日 09:47撮影 by  DSC-WX220, SONY
3
10/16 9:47
第一岩峰上より。
第一岩峰は、思ったより大変ではない。
トラロープなどもあります。
第一岩峰上より。
西沢渓谷方面。
いい眺望です。
2016年10月16日 09:48撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
10/16 9:48
第一岩峰上より。
西沢渓谷方面。
いい眺望です。
黒金山や乾徳山。
青空を仰ぐ山行なんて半年ぶりくらいです。
2016年10月16日 09:48撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
10/16 9:48
黒金山や乾徳山。
青空を仰ぐ山行なんて半年ぶりくらいです。
岩と渓谷と。
いつの間にかずいぶん上がってきました。
2016年10月16日 09:48撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
10/16 9:48
岩と渓谷と。
いつの間にかずいぶん上がってきました。
第二岩峰。
鋭利な岩ですが、ステップが豊富、鎖もある。
慎重に対処すれば大丈夫。
2016年10月16日 09:49撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 9:49
第二岩峰。
鋭利な岩ですが、ステップが豊富、鎖もある。
慎重に対処すれば大丈夫。
青空がいいです。
やっぱり晴れの日の山行は、いいですね。
2016年10月16日 09:56撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 9:56
青空がいいです。
やっぱり晴れの日の山行は、いいですね。
国師ヶ岳と北奥仙丈ケ岳。
足元はおぼつかないも、絶景です。
2016年10月16日 09:58撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 9:58
国師ヶ岳と北奥仙丈ケ岳。
足元はおぼつかないも、絶景です。
岩の尾根を進みます。
慎重に、慎重に。
2016年10月16日 09:58撮影 by  DSC-WX220, SONY
3
10/16 9:58
岩の尾根を進みます。
慎重に、慎重に。
国師ヶ岳。
立派な山容です。
2016年10月16日 09:59撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 9:59
国師ヶ岳。
立派な山容です。
いい感じの稜線です。
2016年10月16日 09:59撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 9:59
いい感じの稜線です。
第二岩峰上より。
この先に待ち構える第三岩峰。
すごい岩山です。
2016年10月16日 10:01撮影 by  DSC-WX220, SONY
3
10/16 10:01
第二岩峰上より。
この先に待ち構える第三岩峰。
すごい岩山です。
第二岩峰から岩の稜線を進みます。
左右切れているので、危ない。
慎重に行動します。
2016年10月16日 10:03撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 10:03
第二岩峰から岩の稜線を進みます。
左右切れているので、危ない。
慎重に行動します。
第三岩峰基部。
予想以上に大きな岩です。
メンバーのうち2名は直登、私ともう1人は巻きました。
2016年10月16日 10:31撮影 by  DSC-WX220, SONY
3
10/16 10:31
第三岩峰基部。
予想以上に大きな岩です。
メンバーのうち2名は直登、私ともう1人は巻きました。
第三岩峰の巻き道にて。
きっとシメジ類ですね。
2016年10月16日 10:44撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 10:44
第三岩峰の巻き道にて。
きっとシメジ類ですね。
鶏冠山山頂標識。
実は、第三岩峰の頂上を示し、本当の鶏冠山山頂ではない。
2016年10月16日 10:49撮影 by  DSC-WX220, SONY
4
10/16 10:49
鶏冠山山頂標識。
実は、第三岩峰の頂上を示し、本当の鶏冠山山頂ではない。
鶏冠山第三岩峰上より。
実によい眺めです。
2016年10月16日 10:50撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 10:50
鶏冠山第三岩峰上より。
実によい眺めです。
青空と国師ヶ岳。
晴れの日の山行は、やっぱりいいなぁ。
2016年10月16日 10:51撮影 by  DSC-WX220, SONY
3
10/16 10:51
青空と国師ヶ岳。
晴れの日の山行は、やっぱりいいなぁ。
ちょっと失敬。
2016年10月16日 10:51撮影 by  DSC-WX220, SONY
7
10/16 10:51
ちょっと失敬。
岩のケルンらしきもの。
2016年10月16日 10:53撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
10/16 10:53
岩のケルンらしきもの。
西沢渓谷方面。
だんだん雲が増えてきたかな。
2016年10月16日 11:10撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 11:10
西沢渓谷方面。
だんだん雲が増えてきたかな。
鶏冠山山頂。
こちらが本物の山頂。
2016年10月16日 12:07撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 12:07
鶏冠山山頂。
こちらが本物の山頂。
鶏冠山〜木賊山へ。
藪漕ぎが始まります。
2016年10月16日 12:07撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 12:07
鶏冠山〜木賊山へ。
藪漕ぎが始まります。
鶏冠山〜木賊山。
眺望の良いポイント。
2016年10月16日 12:08撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 12:08
鶏冠山〜木賊山。
眺望の良いポイント。
鶏冠山〜木賊山。
藪漕ぎもシャクナゲの密度次第で難易度が変わります。
2016年10月16日 13:18撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 13:18
鶏冠山〜木賊山。
藪漕ぎもシャクナゲの密度次第で難易度が変わります。
鶏冠山〜木賊山。
鶏冠山は、山頂を過ぎても、木賊山まで気を抜けない。
2016年10月16日 13:20撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 13:20
鶏冠山〜木賊山。
鶏冠山は、山頂を過ぎても、木賊山まで気を抜けない。
甲武信岳が見えてきた。
やっぱり凛々しいです。
2016年10月16日 13:20撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 13:20
甲武信岳が見えてきた。
やっぱり凛々しいです。
奥秩父縦走路に合流。
2016年10月16日 14:58撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 14:58
奥秩父縦走路に合流。
木賊山。
眺望はないものの、静かでいいところです。
2016年10月16日 15:01撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
10/16 15:01
木賊山。
眺望はないものの、静かでいいところです。
木賊山。
このあたりが、鶏冠尾根への出入り口と思われます。
2016年10月16日 15:19撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 15:19
木賊山。
このあたりが、鶏冠尾根への出入り口と思われます。
山頂で休憩後、下り始めます。
帰りは徳ちゃん新道です。
2016年10月16日 15:30撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 15:30
山頂で休憩後、下り始めます。
帰りは徳ちゃん新道です。
すっかり遅い時間になってきました。
ヘッデンをつけて下山です。
お疲れさまでした。
2016年10月16日 18:54撮影 by  DSC-WX220, SONY
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10/16 18:54
すっかり遅い時間になってきました。
ヘッデンをつけて下山です。
お疲れさまでした。

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
パナソニック
予備電池
1
携帯充電用
1/25,000地形図
1
国土地理院
ガイド地図
1
山と渓谷地図
コンパス
1
SILVA
1
クマよけ
筆記具
1
ボールペン
保険証
1
飲料
3.0L
ペット水3.0L
ティッシュ
1袋
ウエットティッシュ
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
1
雨具
1
防寒着
1
ストック
1
LEKI
非常食
1
パン
食事
3食
パン・冷凍食品
着替え
1
下着・上着
クマよけ鈴
1
奥日光
手袋
1
軍手
ハーネス
1
カラビナ
2
環ビナ
2
スリング
2
ATC
1
ヘルメット
1

感想

鶏冠尾根から木賊山を目指す岩稜の山岳ルート。
快晴の青い空を仰ぎながら岩の稜線を目指して進みます。
青空を仰ぐ山行は久しぶり、おそらく半年ぶりくらいでしょうか、気分も乗ってきます。

鶏冠尾根のルートは、正規登山ルートでなく、破線ルートでもない、地図にルート表示はありません。
しかし、鶏冠山が山梨百名山に指定されたためでしょうか、踏み跡はしっかりあり、標識もあります。

とはいっても、第一岩峰、第二岩峰、第三岩峰と続く岩稜帯は迫力抜群で、岩場からの稜線からは大展望が広がり、とても爽快なところです。
岩場が連続する危険度の高いルートであり、また、岩の登下降が続くため、登攀装備と慎重な対処が必要です。

第一、第二岩峰は、鎖やトラロープを保険とすれば、何とか登れる範囲です。
そして、最大の難所は、切り立った断崖の第三岩峰ですが、4名のうち、2名が直登、私ともう1名は、巻道を利用してパスしました。

さらに、鶏冠山の第三岩峰を越えても、岩の稜線は続き、気を付けながら進みます。
登山道の左右が切れ落ちた稜線(稜線の幅は1m以下)などもあり、かなり慎重に対応しました。

鶏冠山の山頂を越えると、ひたすら藪漕ぎになります。
シャクナゲの密生した藪をかき分けて進みますがなかなか進まず、体力と気力を要します。

木賊山の山頂近くになると、傾斜は緩くなり、鬱蒼とした原生林が現れ、抜けると木賊山山頂に到着。
しかし、木賊山山頂は、ちょっとした休憩スペースと標識があるのみ、眺望はありません。

木賊山山頂からは、一般登山道で下山。
藪をかき分けて進んできただけに、一般登山道は、高速道路のように感じます。
徳ちゃん新道の分岐先で日没を迎え、ヘッデンで下山です。

岩峰の鶏冠山、なかなかハードなコースでした。
岩場、藪漕ぎと、気を使いながらの前進でしたので、ずいぶんと時間がかかりました。
長時間の行動でもあり、メンバー皆でよく頑張った山行でした。
たまには、こんな冒険的な山行もよいでしょう。

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訪問者数:922人

コメント

きれいですね すごいですね 鶏冠山
lesbourgeons さん こんばんはー
かっこいい 山ですね 鶏冠山、
青空と 岩のコントラストも きれいです。
でも ちょっと 高所恐怖症には 怖そうな感じの路
(ビビりの私、
14時間にわたる やまあるき お疲れさまでした。
2016/10/20 21:40
Re: きれいですね すごいですね 鶏冠山
tsui さん、こんばんは。
鶏冠山は、スリル満点な岩峰でした。
岩登りがいくつもあり、切れ尾根が連続し、最後は藪漕ぎにルートファインディングと盛りだくさんでした。
思ったより時間を要する山行となり、なかなか大変でしたが、たまには未開の岩峰というのも面白いものです。
2016/10/21 23:12
又々 素晴らしい山行 (*^ー゚)b グッジョブ!!
les様 山の選択が渋くてナイスですね〜。

乾徳山に登った時 「いつか刺さり込みたい心惹かれる登山口」でした。もう夢のまま終わってしまうかもですが、お陰様で憑依して楽しませて貰いませう。慎重かつ大胆に山男っぷりを磨かれて、こころ踊るレコを今後も期待してますねー \(*⌒0⌒)bがんばっ♪
2016/10/22 4:07
Re: 又々 素晴らしい山行 (*^ー゚)b グッジョブ!!
obanyanさん、おはようございます。
憑依山行大歓迎です。
鶏冠山は良いところでした。
正に、渋くて、岩がナイスでした。
登攀要素を絡めた山岳コースは楽しかったです。
慎重に少しづつ色々取り組んで行きたいと思います。
2016/10/23 8:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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