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Yamareco

記録ID: 988342
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

紅葉と樹氷の谷川岳

2016年10月21日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.0km
登り
1,465m
下り
1,608m

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
0:42
合計
6:53
5:07
17
土合霊園地駐車場
6:44
6:45
60
7:45
7:53
52
8:45
8:45
5
8:50
8:55
9
9:04
9:28
46
10:14
10:18
102
矢場ノ頭
12:00
天候 快晴/強風
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
土合霊園地駐車場を利用(無料)
土合駅を通り過ぎ、線路を渡った先のトンネル出口の右側です。

下山後は上越線で土樽駅から土合駅へ移動。土合駅から駐車場までは徒歩。
上越線は本数が少ないので事前に調べておかないと大変です。
http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1014.html 
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは谷川岳登山指導センターに設置してありました。
トイレは谷川岳ロープウェイと茂倉岳避難小屋にあります。

〔登山道状況〕
○駐車場〜西黒尾根登山口
ロープウェイ駅を過ぎて左手の登山指導センターも過ぎて少し進むと左手に西黒尾根登山道の入り口があります。ここまでは舗装路です。

○西黒尾根登山口〜ラクダのコル
前半は傾斜のある樹林帯を進みます。
林の中から右側に谷川岳が見えてくると森林限界は近いです。森林限界にでると南面の展望が広がり、ロープウェイ駅も見えます。

○ラクダのコル〜ザンゲ岩〜トマノ耳
滑りやすい岩が混じった岩稜帯となりクサリ場があります。ザンゲ岩周辺は特に滑りやすく、またかなりの強風でしたので慎重に歩きました。
肩ノ広場にある道標が見えてきたらもうすぐ山頂です。

○トマノ耳〜オキノ耳〜一ノ倉岳
トマノ耳直下でグローブとビーニーを被り強風と寒さ対策をしました。
当日は山頂北面に樹氷がつき非常に美しい山容が楽しめましたが、あまりの低温にスマホが突然のシャットダウン・・・。体感温度は氷点下になっていたと思います。
一ノ倉岳までの稜線は岩場の稜線となり滑りやすい箇所もあるのでストックは使用せず、両手を使って歩いたほうが安全だと思いました。一部クサリ場もあります。

○一ノ倉岳〜茂倉岳〜矢場ノ頭
右手は絶壁と紅葉、左手は万太郎山が展望できるすばらしい稜線です。
特に茂倉岳から見渡す紅葉の展望は絶景でした。茂倉岳から矢場ノ頭間の北に見える蓬峠や、足拍子岳、荒沢山の紅葉は今がピークで、下を流れる檜又谷や茂倉谷の谷間は芸術作品のようなものでした。

○矢場ノ頭〜土樽駅
茂倉岳から笹が切り払われて登山道がわかりやすくなっています。切れ落ちた笹の葉で何度か滑りそうになりました。
矢場ノ頭以降は紅葉の樹林帯へ入っていきます。足元が湿っているので転倒に注意しながら通過しました。
舗装路に出ると土樽駅までは何度か分岐があります。道標が無いので迷わないように注意が必要です。特に電車の時間がギリギリになるようなことがあると、なおさらあせって道を間違えてしまいそうな気がします。
その他周辺情報 仏岩温泉 鈴森の湯 大人650円
http://suzumorinoyu.com/ 
登山口より車で15分ほど。清潔感のある静かで気持ちの良い温泉です。
旧三大急登西黒尾根を歩く
旧三大急登西黒尾根を歩く
鉄塔下より日の出前
1
鉄塔下より日の出前
西黒尾根登山道に差し込む朝陽
3
西黒尾根登山道に差し込む朝陽
西黒尾根は黄色が多くありました
4
西黒尾根は黄色が多くありました
平成28年10月21日大安吉日の朝陽
3
平成28年10月21日大安吉日の朝陽
有明の月
一ノ倉の紅葉
西黒尾根の紅葉
天神尾根の紅葉
紅葉と谷川岳
東尾根の紅葉
早雲とラクダの背
2
早雲とラクダの背
ラクダのコルから東尾根の展望
3
ラクダのコルから東尾根の展望
なんだかベストショット
6
なんだかベストショット
画になる道標
凍てつくトマノ耳とワタシノ耳
9
凍てつくトマノ耳とワタシノ耳

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 非常食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

気になっていた谷川岳に紅葉シーズンを狙って遊びに行って来ました。

晴天ではあったものの矢場ノ頭付近までは風が強く、特にトマノ耳に着いたとたんにさらに強くなり強烈な気温の低下となりました。そのせいか山頂写真を収めた瞬間にスマホがシャットダウンしてしまったものの、一気に樹氷が広がり美しい姿を見せてくれました。一ノ倉岳までの稜線は北面の紅葉と樹氷が織り成す自然に言葉を失うほど美しかったです。

急登の西黒尾根は変化に富み、豊かな谷川岳の自然が体感できる楽しい尾根でありました。ヘッデンを灯しての山行はあまり得意ではなく、また初めての場所ではなおさら上手く歩けないのですが、今回は怪我無く無事に歩ききることができ、美しさと厳しさを兼ね備えた谷川岳が「またきてね」と包み込んでくれた気がします。

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コメント

縦走お疲れ様です
rizojazzさんお久しぶりです。
私も先日谷川岳登りました。ロープウェイの駐車場に車を止めて西黒尾根〜谷川岳〜一ノ倉岳のピストンです。下山してから公共交通機関で車を取りにいくという発想をしたことなかったので、車で出かけたときはピストンか、周回で、縦走はしたことありませんでした。山行ルートの幅が広がる可能性がありますね。参考になりました。ありがとうございます。
谷川岳の景観は素晴らしいですよね〜。rizojazzさんのヤマレコ写真見ると、先日の山行を思い出します。rizojazzさんと同じように山の景観に感動し、同じような構図の写真とりまし。山の展望だけでなく、15枚目の道標も、同じように、気になり写真とりました。
14枚目のベストショットは朝日岳ですかね?でーんと大きく構えた山容は貫禄ありますね。
私は一ノ倉岳で折り返してしまったので、その先の茂倉岳も興味があり、いつか行ってみたいなぁと改めて思いました。(山頂標識の凍った写真見て、いくなら来年暖かくなってからだなぁとと思いましたが
すてきなヤマレコありがとうございました。
2016/10/23 10:48
Re: 縦走お疲れ様です
Nobu00さん ご無沙汰しております。
当日は強風というより爆風といった空模様でしたがおかげさまで素晴らしい樹氷を見ることができました。
電車を利用するルートはヤマレコで他のユーザーさんの記録を参考に計画しました。是非今度Nobu00さんも歩いてみて下さい。
私の次の谷川岳計画は朝日岳を登り蓬峠から土樽へ降りるルートを歩きたいなと思っています!
コメントありがとうございました。
2016/10/24 14:38
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