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Yamareco

記録ID: 991629
全員に公開
ハイキング
甲信越

いつの間にやら戻っていた@ハマイバ丸-白谷ノ丸往復

2016年10月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
16.8km
登り
745m
下り
747m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
2:32
合計
6:59
8:32
25
8:57
9:24
21
9:45
10:04
32
10:36
10:42
45
11:27
11:39
21
12:00
12:54
23
13:17
13:19
60
14:19
14:22
2
14:39
14:54
37
15:31
ゴール地点
こちらにある「白谷丸」とは「茶臼岳」を指し、「白谷小丸(仮称=白谷丸南東1890)」と言うのが地図上では「白谷ノ丸」になっています。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
焼山沢林道終点湯の沢峠駐車場
コース状況/
危険箇所等
基本的にどこもしっかり整備されていてそう危険な箇所はないですが、ハマイバ丸から天下石方面の下りがかなり急で、土質で段差もない上に掴むものも少ないため、慎重に下らないといけません。大蔵高丸周辺は柵が張り巡らされ、自然保護のために所定のコース以外に入らないように注意書きがありました。必ず守るようにしないといけませんね。
24日(月)の天気予報は関東周辺で晴れマークが出ていたので、前々回の滝子山に行った際に体調がイマイチで果たせなかった大谷ヶ丸を含めて、「秀麗富嶽十二景」の三番山頂に指定されている大蔵高丸とハマイバ丸に登ることに決めました。大月市の予報も朝からずっと晴れマークのみ。これなら秋晴れの美しい富士山を拝めると期待に胸を膨らまして、朝5時半に横浜を出ました。保土ヶ谷BP・国道246/412号で相模湖ICから中央道に乗り、大月からは国道20号+大菩薩方面の県道218号を使って嵯峨塩温泉の方に進み、途中から焼山沢林道に折れます。晴れマークとは言え、まだ8時なので山はまだ朝もやと言うか霧の中でしたが、この後きっと霧は晴れてくれると信じて湯ノ沢峠を目指します。
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24日(月)の天気予報は関東周辺で晴れマークが出ていたので、前々回の滝子山に行った際に体調がイマイチで果たせなかった大谷ヶ丸を含めて、「秀麗富嶽十二景」の三番山頂に指定されている大蔵高丸とハマイバ丸に登ることに決めました。大月市の予報も朝からずっと晴れマークのみ。これなら秋晴れの美しい富士山を拝めると期待に胸を膨らまして、朝5時半に横浜を出ました。保土ヶ谷BP・国道246/412号で相模湖ICから中央道に乗り、大月からは国道20号+大菩薩方面の県道218号を使って嵯峨塩温泉の方に進み、途中から焼山沢林道に折れます。晴れマークとは言え、まだ8時なので山はまだ朝もやと言うか霧の中でしたが、この後きっと霧は晴れてくれると信じて湯ノ沢峠を目指します。
焼山沢林道は終点に登山道の拠点になる湯ノ沢峠があり、そこにトイレや避難小屋、駐車場に水場まであって、大菩薩連峰の南側の山々を登るのには大峠と並んで利用者が多いため、すぐに閉鎖されるこの周辺の林道にしては珍しく終点まで規制なく走れます。しかも、個人的には最後の2km弱の未舗装区間が嬉しくて、プチ林道ドライブも楽しんじゃいました(^∇^)v
焼山沢林道は終点に登山道の拠点になる湯ノ沢峠があり、そこにトイレや避難小屋、駐車場に水場まであって、大菩薩連峰の南側の山々を登るのには大峠と並んで利用者が多いため、すぐに閉鎖されるこの周辺の林道にしては珍しく終点まで規制なく走れます。しかも、個人的には最後の2km弱の未舗装区間が嬉しくて、プチ林道ドライブも楽しんじゃいました(^∇^)v
湯ノ沢峠に到着したのは8時15分頃。この時点で既に2台の車が止まっていました。服を着替えていると別にもう1台の車が到着し、準備を済ませて出発するところでしたが、話によるとここから北の白谷ノ丸に向かうそうで、そこは白砂の山頂が特徴らしいです。地図では距離的に近いものの、所要時間が1時間となっていて、そこが結構厳しい登りになりそうな感じでした。反対に、自分が向かう南側の大蔵高丸は、距離的には似たようなものですが、到達時間は半分なので、歩きやすいのでしょうね。何はともあれ、8時半に駐車場を出ました。
湯ノ沢峠に到着したのは8時15分頃。この時点で既に2台の車が止まっていました。服を着替えていると別にもう1台の車が到着し、準備を済ませて出発するところでしたが、話によるとここから北の白谷ノ丸に向かうそうで、そこは白砂の山頂が特徴らしいです。地図では距離的に近いものの、所要時間が1時間となっていて、そこが結構厳しい登りになりそうな感じでした。反対に、自分が向かう南側の大蔵高丸は、距離的には似たようなものですが、到達時間は半分なので、歩きやすいのでしょうね。何はともあれ、8時半に駐車場を出ました。
峠の四つ辻は駐車場から50mほど進んだところにあります。左が白谷ノ丸・黒岳方面、直進が真木小金沢林道方面、右が大蔵高丸・ハマイバ丸方面になります。
峠の四つ辻は駐車場から50mほど進んだところにあります。左が白谷ノ丸・黒岳方面、直進が真木小金沢林道方面、右が大蔵高丸・ハマイバ丸方面になります。
少し進んでiPhoneアプリで高度を測定するとご覧のように1660mちょい。戻ってきた時に峠に倒れていたポールを見ると、その地点での標高が1652mと書かれていたので、概ね正確に表示されているみたいですが、目指す山とはあまり標高に差はないので、往路はかなり楽そうです。
少し進んでiPhoneアプリで高度を測定するとご覧のように1660mちょい。戻ってきた時に峠に倒れていたポールを見ると、その地点での標高が1652mと書かれていたので、概ね正確に表示されているみたいですが、目指す山とはあまり標高に差はないので、往路はかなり楽そうです。
少しなだらかな登りを進むと、ご覧のような鹿除けの柵と扉が現われます。この後三個所に扉がありましたので、大蔵高丸周辺の草木が厳重に保護されていることが良く分かりました。
少しなだらかな登りを進むと、ご覧のような鹿除けの柵と扉が現われます。この後三個所に扉がありましたので、大蔵高丸周辺の草木が厳重に保護されていることが良く分かりました。
山頂の手前でこのようなものが。時期的に花は皆無でしたが、春に来たらきっときれいなんでしょうね。それにしてもまだまだ空は雲まみれで真っ白。この先富士山を拝めるんでしょうかね?
山頂の手前でこのようなものが。時期的に花は皆無でしたが、春に来たらきっときれいなんでしょうね。それにしてもまだまだ空は雲まみれで真っ白。この先富士山を拝めるんでしょうかね?
目指す大蔵高丸はもう目の前ですが、丁度風が西から吹いてきて周辺の雲を吹き払って行くところでした。しかし、山の上の空の色はまだ真っ白。山頂に到着する頃には霧が晴れて欲しいものです。
目指す大蔵高丸はもう目の前ですが、丁度風が西から吹いてきて周辺の雲を吹き払って行くところでした。しかし、山の上の空の色はまだ真っ白。山頂に到着する頃には霧が晴れて欲しいものです。
道は笹の合間の狭い区間を抜けるようになります。もう紅葉が進んだ木々も多く、緑・黄・オレンジ・赤と、様々な色合いを楽しめましたが、空は白いまま。ただ、西側から青空も出てきましたね。
道は笹の合間の狭い区間を抜けるようになります。もう紅葉が進んだ木々も多く、緑・黄・オレンジ・赤と、様々な色合いを楽しめましたが、空は白いまま。ただ、西側から青空も出てきましたね。
笹がなくなり、トラバース気味に通る区間になります。この辺の落ち葉の量はかなり進んでましたね。
笹がなくなり、トラバース気味に通る区間になります。この辺の落ち葉の量はかなり進んでましたね。
やっと日が出てきました! 曇り空では寒かった(と言うより丁度良かった)体感気温が、日を浴びると一気に上がってきて、下着の半袖シャツ以外は長袖シャツと薄いウィンドブレーカーしか着ていないのに、登りの運動熱で結構火照ってきます。
やっと日が出てきました! 曇り空では寒かった(と言うより丁度良かった)体感気温が、日を浴びると一気に上がってきて、下着の半袖シャツ以外は長袖シャツと薄いウィンドブレーカーしか着ていないのに、登りの運動熱で結構火照ってきます。
そしてほどなく大蔵高丸山頂に到着! 日は出ているものの、快晴ではなく雲間から一時的に顔を出している感じでして、向こう側は真っ白なままで富士山のふの字も見えない按配です。ガッカリしましたが、「秀麗富嶽十二景」の表示板のQRコードから富士山画像を頂くことにしました。
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そしてほどなく大蔵高丸山頂に到着! 日は出ているものの、快晴ではなく雲間から一時的に顔を出している感じでして、向こう側は真っ白なままで富士山のふの字も見えない按配です。ガッカリしましたが、「秀麗富嶽十二景」の表示板のQRコードから富士山画像を頂くことにしました。
真っ白な背景をバックに、味気ない記念写真を撮影。ちなみに、ここの標高は1781mですから、湯の丸峠からは130mしか登っていません。登りの勾配もキツい箇所はなく、途中に小ピークのようなものもほとんどありませんでしたから、結構あっさりと到達できますね。
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真っ白な背景をバックに、味気ない記念写真を撮影。ちなみに、ここの標高は1781mですから、湯の丸峠からは130mしか登っていません。登りの勾配もキツい箇所はなく、途中に小ピークのようなものもほとんどありませんでしたから、結構あっさりと到達できますね。
富士山が雲に隠れて見えなかったので、適当に周辺のパノラマ画像を撮ろうと思って荷物を降ろしていると、急に南側の雲が東に流されて行き、突如富士山が姿を現してくれました! ここはチャンスと、コンデジやフィルムカメラ、iPhoneで色々撮影しておきました。予報通り晴れてくれまして、しかも、秀麗富嶽十二景の山頂でタイミング良く拝めて、本当に嬉しかったですね(^∇^)v
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富士山が雲に隠れて見えなかったので、適当に周辺のパノラマ画像を撮ろうと思って荷物を降ろしていると、急に南側の雲が東に流されて行き、突如富士山が姿を現してくれました! ここはチャンスと、コンデジやフィルムカメラ、iPhoneで色々撮影しておきました。予報通り晴れてくれまして、しかも、秀麗富嶽十二景の山頂でタイミング良く拝めて、本当に嬉しかったですね(^∇^)v
せっかくだから富士山をバックにもう一度記念写真をば。こんなことをしているうちに、みるみるうちにまた西から別の雲がやってきて、富士山ばかりでなく南側全体を覆ってしまいました。フィルムカメラの交換レンズで100mmを持ってきましたが、取り替える間もなく撮影タイムは終了。でも、この先ハマイバ丸に到着する頃には、天気予報通り雲がすっかり消え去ることを期待しましょう。
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せっかくだから富士山をバックにもう一度記念写真をば。こんなことをしているうちに、みるみるうちにまた西から別の雲がやってきて、富士山ばかりでなく南側全体を覆ってしまいました。フィルムカメラの交換レンズで100mmを持ってきましたが、取り替える間もなく撮影タイムは終了。でも、この先ハマイバ丸に到着する頃には、天気予報通り雲がすっかり消え去ることを期待しましょう。
北東側を望むと、こちらはご覧の通り朝もやが消えかかっています。方向的に前に登った雁ヶ腹摺山だと思われますが、右の姥子山も富嶽十二景の一つですから、近い内に是非登ってみたい山ですね。
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北東側を望むと、こちらはご覧の通り朝もやが消えかかっています。方向的に前に登った雁ヶ腹摺山だと思われますが、右の姥子山も富嶽十二景の一つですから、近い内に是非登ってみたい山ですね。
大蔵高丸を後にして次の山頂になるハマイバ丸を目指します。ご覧のように歩道以外はロープが張られていて、この先には鹿除けの柵と扉がまた設けられています。天気はまた日が隠れてしまったために、暑くなってウィンドブレーカーを脱いだばかりだったのに、また寒くなってきました。
大蔵高丸を後にして次の山頂になるハマイバ丸を目指します。ご覧のように歩道以外はロープが張られていて、この先には鹿除けの柵と扉がまた設けられています。天気はまた日が隠れてしまったために、暑くなってウィンドブレーカーを脱いだばかりだったのに、また寒くなってきました。
大蔵高丸からはあまり下り区間は多くなく、緩やかな尾根道が続きます。紅葉が大変鮮やかなところでは遠景が見えなくても楽しめますんで、歩いていてちっともキツくないですね。
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大蔵高丸からはあまり下り区間は多くなく、緩やかな尾根道が続きます。紅葉が大変鮮やかなところでは遠景が見えなくても楽しめますんで、歩いていてちっともキツくないですね。
ここが最後の鹿除け扉。ロック解除はノブを上にずらすだけで、閉じると勝手にロックされる仕組みです。丹沢でよく見かける、もう役目を果たしていないようなヨレヨレの扉とは大違いで、大変しっかりしていましたね。開けっ放しは厳禁です。
ここが最後の鹿除け扉。ロック解除はノブを上にずらすだけで、閉じると勝手にロックされる仕組みです。丹沢でよく見かける、もう役目を果たしていないようなヨレヨレの扉とは大違いで、大変しっかりしていましたね。開けっ放しは厳禁です。
ハマイバ丸方面も大蔵高丸の道と同じような雰囲気のコースになります。画像でも穏やかな傾斜であることが良く分かりますね。とにかく勾配が緩やかな道なので、湯ノ沢峠からハマイバ丸までなら、それまで一度も登山経験のない方でも、そう苦労することなく歩けるでしょう。また道の質からして、コースから外れなければスニーカーでも別段問題なく歩けるところですね。
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ハマイバ丸方面も大蔵高丸の道と同じような雰囲気のコースになります。画像でも穏やかな傾斜であることが良く分かりますね。とにかく勾配が緩やかな道なので、湯ノ沢峠からハマイバ丸までなら、それまで一度も登山経験のない方でも、そう苦労することなく歩けるでしょう。また道の質からして、コースから外れなければスニーカーでも別段問題なく歩けるところですね。
この辺は既に葉を落とした木も多くて、さながら冬の山のようでした。また雲に覆われてきて、真っ白になっていますね。
この辺は既に葉を落とした木も多くて、さながら冬の山のようでした。また雲に覆われてきて、真っ白になっていますね。
あっさりとハマイバ丸山頂に到着。山頂は木々で遠景はスッキリ見えませんが、それ以前に雲で真っ白。富士山がきれいに見えるのはここからわずかに南に下りかけたところで、その周辺には木々はなくて視界を遮られることはありません。
あっさりとハマイバ丸山頂に到着。山頂は木々で遠景はスッキリ見えませんが、それ以前に雲で真っ白。富士山がきれいに見えるのはここからわずかに南に下りかけたところで、その周辺には木々はなくて視界を遮られることはありません。
ここでも「秀麗富嶽十二景」の表示板があり、QRコードで画像を頂こうと思ったら、ここのやつは三番山頂の大蔵高丸とハマイバ丸の説明サイトが開き、他の山頂にあるもののようにそこからの富士山画像が出てきませんで、ちょっとガッカリ。自分で撮りたくてもとにかく天気予報に裏切られて真っ白けっけ。どうにもなりません。
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ここでも「秀麗富嶽十二景」の表示板があり、QRコードで画像を頂こうと思ったら、ここのやつは三番山頂の大蔵高丸とハマイバ丸の説明サイトが開き、他の山頂にあるもののようにそこからの富士山画像が出てきませんで、ちょっとガッカリ。自分で撮りたくてもとにかく天気予報に裏切られて真っ白けっけ。どうにもなりません。
ハマイバ丸は前からカタカナ書きされるのが妙な感じでしたが、その意味が分からずに興味がありました。ここに漢字書きされた杭が立っていたので、その字がはっきり分かりましたが、「夜露死苦」じゃないけどカナも漢字も四文字だったんですね。浜井場とか書くのかと適当に思っていましたが、随分物騒な字を使うんですね。
ハマイバ丸は前からカタカナ書きされるのが妙な感じでしたが、その意味が分からずに興味がありました。ここに漢字書きされた杭が立っていたので、その字がはっきり分かりましたが、「夜露死苦」じゃないけどカナも漢字も四文字だったんですね。浜井場とか書くのかと適当に思っていましたが、随分物騒な字を使うんですね。
ハマイバ丸にいても富士山は拝めそうにないので、さっさと先を急ぐことにします。ところで、今回持って行ったカメラはトプコンREスーパーのブラックボディで、REオートトプコール35mm F2.8と100mm F2.8を持って行きました。遠景がダメダメ状態だったので、ほとんど35mmばかり使っていました。
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ハマイバ丸にいても富士山は拝めそうにないので、さっさと先を急ぐことにします。ところで、今回持って行ったカメラはトプコンREスーパーのブラックボディで、REオートトプコール35mm F2.8と100mm F2.8を持って行きました。遠景がダメダメ状態だったので、ほとんど35mmばかり使っていました。
ちょっと下って行くとこんな石積みが。ここがどう言うところなのかは全く知りませんし、何も説明書きはありませんが、せっかくだからカメラを置いて記念にパチリ。
ちょっと下って行くとこんな石積みが。ここがどう言うところなのかは全く知りませんし、何も説明書きはありませんが、せっかくだからカメラを置いて記念にパチリ。
ハマイバからの下りは少しの区間では一般的な登山道レベルの勾配でしたが、この表示以降はかなり厳しい下りになってきました。案内表示ではL字に折れているかのようですが、別段そう言うこともなく真っ直ぐ道なりでした。後ろに道らしきものが見えますが、先で消滅していて、ルートマップにもこの辺に分岐らしきものはありませんね。破線にもならないバリルートがあるんでしょうか?
ハマイバからの下りは少しの区間では一般的な登山道レベルの勾配でしたが、この表示以降はかなり厳しい下りになってきました。案内表示ではL字に折れているかのようですが、別段そう言うこともなく真っ直ぐ道なりでした。後ろに道らしきものが見えますが、先で消滅していて、ルートマップにもこの辺に分岐らしきものはありませんね。破線にもならないバリルートがあるんでしょうか?
ハマイバ丸の頂上は土だらけで石ころが落ちていませんでしたが、下って行くと少ししたら砂利や岩が多く見られるようになってきました。まだ勾配は平均的なレベルです。
ハマイバ丸の頂上は土だらけで石ころが落ちていませんでしたが、下って行くと少ししたら砂利や岩が多く見られるようになってきました。まだ勾配は平均的なレベルです。
笹の多いところになってきましたが、これも大蔵高丸と同じですね。
笹の多いところになってきましたが、これも大蔵高丸と同じですね。
一旦下りが終わって大変緩い登りの尾根道になります。こうした平坦な区間が途中にあると、歩きながら休める感じで、大変歩きやすいですね。
一旦下りが終わって大変緩い登りの尾根道になります。こうした平坦な区間が途中にあると、歩きながら休める感じで、大変歩きやすいですね。
再びちょっとした登り区間になって小ピークを越えます。ご覧のように日は雲に包まれて木がないところでも日差しはありませんので、肌寒いです。
再びちょっとした登り区間になって小ピークを越えます。ご覧のように日は雲に包まれて木がないところでも日差しはありませんので、肌寒いです。
ここからしばらく急な下りになります。濡れていないからマシですが、この土の一直線の下りは結構大変ですね。ゆっくり短い歩幅で慎重に下りませんと、滑ったら止まれそうもありません。また、左右の木の枝は棘があって掴むことができません。ストックでつんのめらないように支えながら下ります。
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ここからしばらく急な下りになります。濡れていないからマシですが、この土の一直線の下りは結構大変ですね。ゆっくり短い歩幅で慎重に下りませんと、滑ったら止まれそうもありません。また、左右の木の枝は棘があって掴むことができません。ストックでつんのめらないように支えながら下ります。
途中見かけたマムシ草の実。丹沢でよく見かけるものはせいぜい15cmくらいの茎の上に実が付いていましたが、ここではこんなに長く育つんですね。
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途中見かけたマムシ草の実。丹沢でよく見かけるものはせいぜい15cmくらいの茎の上に実が付いていましたが、ここではこんなに長く育つんですね。
道はそれまでと異なって踏み後がはっきりしない区間になってきましたが、青いタオルがぶら下がっていたり、この画像のように100円傘がぶら下げてあったりと、道に迷うことはありません。それまでの整った感じからワイルドな雰囲気になってます。
道はそれまでと異なって踏み後がはっきりしない区間になってきましたが、青いタオルがぶら下がっていたり、この画像のように100円傘がぶら下げてあったりと、道に迷うことはありません。それまでの整った感じからワイルドな雰囲気になってます。
すると程なく大きな岩があるところに出ました。ここが「天下石」と呼ばれるところですが、一応表示板には「天下石山頂」となっていましたので、ここもピークなのでしょう。地図では目指すハマイバ丸から大谷ヶ丸までの中間地点になります。
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すると程なく大きな岩があるところに出ました。ここが「天下石」と呼ばれるところですが、一応表示板には「天下石山頂」となっていましたので、ここもピークなのでしょう。地図では目指すハマイバ丸から大谷ヶ丸までの中間地点になります。
天下石から下って行くと少し開けたところに出ます。ここが米背負峠(こめしょいとうげ)なんでしょうか? しかし、別段何も表示はないので、気にも留めずにそのまま踏み跡に沿って真っ直ぐ進みます。
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天下石から下って行くと少し開けたところに出ます。ここが米背負峠(こめしょいとうげ)なんでしょうか? しかし、別段何も表示はないので、気にも留めずにそのまま踏み跡に沿って真っ直ぐ進みます。
しばらくすると、進行方向とは逆向きに「大谷ヶ丸」となった表示板が。「あれ? 何で反対向きになってるのよ? 色褪せているところからして、一度落ちたものを差し替えた際に間違ったのかな」と気にも留めませんでした。何しろこちらは道なりに真っ直ぐ歩いてきたんですから。
しばらくすると、進行方向とは逆向きに「大谷ヶ丸」となった表示板が。「あれ? 何で反対向きになってるのよ? 色褪せているところからして、一度落ちたものを差し替えた際に間違ったのかな」と気にも留めませんでした。何しろこちらは道なりに真っ直ぐ歩いてきたんですから。
途中、またもやマムシ草の実を見付けましたが、こちらは上2/3ほどの実が既に落ちていました。しかし、下の実はまだ緑色で、落ち際がオレンジ色になってます。落ちた後は袋みたいになったものが残るんですね。
途中、またもやマムシ草の実を見付けましたが、こちらは上2/3ほどの実が既に落ちていました。しかし、下の実はまだ緑色で、落ち際がオレンジ色になってます。落ちた後は袋みたいになったものが残るんですね。
そのまま気にせず進んで行くと、いつの間にやら例の土の急斜面に戻ってきていました。先ほどの天下石から少し下ったところにあった開けたところで、道が一周する形になって知らず知らずに戻ってきていたんでしょう。あの表示板も正しかった訳です。もう、ここまで来てしまうと、大谷ヶ丸まで再度向かうには馬鹿らしい距離になっているので、このまま大蔵高丸方面に戻ることにしました。大谷ヶ丸は富嶽十二景ではないので、また機会があったら登ることにして、逆に湯ノ沢峠の北側の白谷ノ丸に登ってみることに決めました。朝そっち方面に向かうハイカーさんに聞いた「白砂の頂上」がどんなものなのか気になっていました。
そのまま気にせず進んで行くと、いつの間にやら例の土の急斜面に戻ってきていました。先ほどの天下石から少し下ったところにあった開けたところで、道が一周する形になって知らず知らずに戻ってきていたんでしょう。あの表示板も正しかった訳です。もう、ここまで来てしまうと、大谷ヶ丸まで再度向かうには馬鹿らしい距離になっているので、このまま大蔵高丸方面に戻ることにしました。大谷ヶ丸は富嶽十二景ではないので、また機会があったら登ることにして、逆に湯ノ沢峠の北側の白谷ノ丸に登ってみることに決めました。朝そっち方面に向かうハイカーさんに聞いた「白砂の頂上」がどんなものなのか気になっていました。
キツい土斜面をゆっくり滑らないように登り切り、ハマイバ丸の山容が見えるところに出ると、しっかり大蔵高丸方面の表示が立っています。やはりいつの間にか完全にUターンしていた訳ですが、ただ道なりに真っ直ぐ歩いていたのに、本当に不思議です。
キツい土斜面をゆっくり滑らないように登り切り、ハマイバ丸の山容が見えるところに出ると、しっかり大蔵高丸方面の表示が立っています。やはりいつの間にか完全にUターンしていた訳ですが、ただ道なりに真っ直ぐ歩いていたのに、本当に不思議です。
一旦土の急勾配を登ってしまえば、ハマイバ丸までの登りは普通の登山道レベルの道です。笹が茂る中を登りますが、雨が降った後は滑りそうな土質でした。
一旦土の急勾配を登ってしまえば、ハマイバ丸までの登りは普通の登山道レベルの道です。笹が茂る中を登りますが、雨が降った後は滑りそうな土質でした。
途中見かけた面白い形の松の木。下の枝が一旦地面に入ってからまた出てきているように曲っています。枯れ木ではなく上のほうで葉が出ていますが、何でまたこんな形に育ったんでしょうね。
途中見かけた面白い形の松の木。下の枝が一旦地面に入ってからまた出てきているように曲っています。枯れ木ではなく上のほうで葉が出ていますが、何でまたこんな形に育ったんでしょうね。
ハマイバ丸に戻ってきて南側を覗くも、やはり残念ながら富士山は見えません。朝、ここでカメラを構えてじっと座っていた方に「大蔵高丸では富士山は見えた?」と聞かれて、「5分ほど雲が切れて見えたけれど、すぐに見えなくなった」と答えましたが、その人はもうここにいないところを見ると、諦めて大蔵高丸に移動したんでしょう。移動しても同じ按配でダメでしょうね。
ハマイバ丸に戻ってきて南側を覗くも、やはり残念ながら富士山は見えません。朝、ここでカメラを構えてじっと座っていた方に「大蔵高丸では富士山は見えた?」と聞かれて、「5分ほど雲が切れて見えたけれど、すぐに見えなくなった」と答えましたが、その人はもうここにいないところを見ると、諦めて大蔵高丸に移動したんでしょう。移動しても同じ按配でダメでしょうね。
ハマイバ丸を後にして大蔵高丸を目指します。時間はもう昼近くでしたんで、大蔵高丸山頂で昼食を取ることにします。ハマイバ丸からは20分くらいで移動できます。
ハマイバ丸を後にして大蔵高丸を目指します。時間はもう昼近くでしたんで、大蔵高丸山頂で昼食を取ることにします。ハマイバ丸からは20分くらいで移動できます。
大蔵高丸には3人組の60代の女性ハイカーさんらが昼食を取っていました(会話で年齢が分かっちゃいました^^)。横で「出前山頂」を作っていると、おばちゃんの一人が残った漬物とりんごを分けて下さいました。お礼に彼女らが戻る時、「3人の記念写真を撮りましょうか」と言うと、「地元の人間で、もう写真は撮ってないからいいの。撮ってもあの世には持っていけないからね」と言って笑っていましたが、その調子なら間違いなくあと30年は生きられそうです(^∇^)v
大蔵高丸には3人組の60代の女性ハイカーさんらが昼食を取っていました(会話で年齢が分かっちゃいました^^)。横で「出前山頂」を作っていると、おばちゃんの一人が残った漬物とりんごを分けて下さいました。お礼に彼女らが戻る時、「3人の記念写真を撮りましょうか」と言うと、「地元の人間で、もう写真は撮ってないからいいの。撮ってもあの世には持っていけないからね」と言って笑っていましたが、その調子なら間違いなくあと30年は生きられそうです(^∇^)v
山頂でゆっくり昼食を取っていたら、かすかに雲が切れることがあって、極わずかに富士山の頂上の一部だけが見えました。画像では分かり辛いですが、中央の上部の白い雲の間から黒いものが見えますが、それが富士山の山頂です。他では見えなかったのに、ここで2度見られたのはラッキーとは言え、2度目は凝視しないと分からないレベルなんで、見えたとは言えないかな(笑。
山頂でゆっくり昼食を取っていたら、かすかに雲が切れることがあって、極わずかに富士山の頂上の一部だけが見えました。画像では分かり辛いですが、中央の上部の白い雲の間から黒いものが見えますが、それが富士山の山頂です。他では見えなかったのに、ここで2度見られたのはラッキーとは言え、2度目は凝視しないと分からないレベルなんで、見えたとは言えないかな(笑。
昼食を済ませて大蔵高丸を下ります。一旦湯ノ沢峠で車に戻り、不要になったコンロやコッヘルを置いてから、白谷ノ丸に登ろうと思います。
昼食を済ませて大蔵高丸を下ります。一旦湯ノ沢峠で車に戻り、不要になったコンロやコッヘルを置いてから、白谷ノ丸に登ろうと思います。
大蔵高丸からの下りは勾配がキツくないので、下っていてつま先が痛くなることはなく、すたすた歩いてあっさりと峠に到着しました。
大蔵高丸からの下りは勾配がキツくないので、下っていてつま先が痛くなることはなく、すたすた歩いてあっさりと峠に到着しました。
そして駐車場に戻ってきたのが1時半前。ここで不要の荷物を降ろし、後半戦に挑みます。気温が低かったせいか、水はあまり飲むことはなく、昼食時にわざとたっぷり飲みましたが、それでも500ml程度の消費でした。
そして駐車場に戻ってきたのが1時半前。ここで不要の荷物を降ろし、後半戦に挑みます。気温が低かったせいか、水はあまり飲むことはなく、昼食時にわざとたっぷり飲みましたが、それでも500ml程度の消費でした。
これが湯ノ沢峠の避難小屋。ここまで車で来られるので、土日祝日前夜以外なら普通に宿泊施設として使えちゃいそうです。何しろ、目の前にトイレがあって、徒歩3分ほどのところに水場もあるんですからね。
これが湯ノ沢峠の避難小屋。ここまで車で来られるので、土日祝日前夜以外なら普通に宿泊施設として使えちゃいそうです。何しろ、目の前にトイレがあって、徒歩3分ほどのところに水場もあるんですからね。
室内は大人3人くらいなら余裕で寝られそうです。車にマットと寝袋、ランプ等を用意しておけば、テント泊よりずっと快適に一晩過ごせますね。日の出の富士山を撮るべく、ここに泊まってみようかな(^∇^)b
室内は大人3人くらいなら余裕で寝られそうです。車にマットと寝袋、ランプ等を用意しておけば、テント泊よりずっと快適に一晩過ごせますね。日の出の富士山を撮るべく、ここに泊まってみようかな(^∇^)b
さて、後半戦は峠から北側のコースを進む黒岳方面の途中にある白谷ノ丸が目的地です。朝聞いた白砂の頂上とはどんな感じなのか大変興味があります。
さて、後半戦は峠から北側のコースを進む黒岳方面の途中にある白谷ノ丸が目的地です。朝聞いた白砂の頂上とはどんな感じなのか大変興味があります。
道は大蔵高丸と同じように笹が茂ったところから始まりますが、勾配がこちらははるかにキツく、前半では一応つづら折れになった区間もあったものの、既にそこそこ距離を歩いた後の足にはなかなか厳しかったです。
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道は大蔵高丸と同じように笹が茂ったところから始まりますが、勾配がこちらははるかにキツく、前半では一応つづら折れになった区間もあったものの、既にそこそこ距離を歩いた後の足にはなかなか厳しかったです。
大半はこんな感じの一気登りのような道で、削られた踏み場は狭くて歩きづらいです。落ち葉があるものの、土質は濡れているとつるつるになる黒土です。
大半はこんな感じの一気登りのような道で、削られた踏み場は狭くて歩きづらいです。落ち葉があるものの、土質は濡れているとつるつるになる黒土です。
こんな感じのトラバース区間もあります。振り返って撮っていますが、画像は斜めになってしまったのではなくて、元々このように道が斜めってます。滑らないように気を付けて歩きます。
こんな感じのトラバース区間もあります。振り返って撮っていますが、画像は斜めになってしまったのではなくて、元々このように道が斜めってます。滑らないように気を付けて歩きます。
相変わらずキツい傾斜の登りがずっと続きます。ロープが張られていますが、これは自然保護目的のものでもなければ、補助用のものでもなさそうで、単純に道を外れないようにしているもののようです。
相変わらずキツい傾斜の登りがずっと続きます。ロープが張られていますが、これは自然保護目的のものでもなければ、補助用のものでもなさそうで、単純に道を外れないようにしているもののようです。
だんだんと大きな岩があちこちに横たわったところになってきました。とにかく勾配がキツいので、こうした岩は良いベンチ代わりになってくれて、しばし腰掛けて休憩しながら登りました。
だんだんと大きな岩があちこちに横たわったところになってきました。とにかく勾配がキツいので、こうした岩は良いベンチ代わりになってくれて、しばし腰掛けて休憩しながら登りました。
道もどんどんワイルドになってきます。キツくても何か面白い雰囲気があって、実は結構好きです。
道もどんどんワイルドになってきます。キツくても何か面白い雰囲気があって、実は結構好きです。
木々の間の区間を過ぎると、一旦草地の斜面に出ます。前に目指す白谷ノ丸が見えますが、厳密には白谷ノ丸はそこから東に少し逸れたところにあるピークになります。
木々の間の区間を過ぎると、一旦草地の斜面に出ます。前に目指す白谷ノ丸が見えますが、厳密には白谷ノ丸はそこから東に少し逸れたところにあるピークになります。
草地の斜面を登り切って少し木々が生えるところを越えると、今度はザレ地になりました。ここに先行していた熟練ハイカーさんが休んでいて、話によると今日は湯ノ沢避難小屋に止まるそうですが、天気がこの後下りになるので、富士山はもう無理だと諦めていました。
草地の斜面を登り切って少し木々が生えるところを越えると、今度はザレ地になりました。ここに先行していた熟練ハイカーさんが休んでいて、話によると今日は湯ノ沢避難小屋に止まるそうですが、天気がこの後下りになるので、富士山はもう無理だと諦めていました。
わずかなひと時ですが、その熟練ハイカーさんと一緒に、この周辺の山の話を伺いながら上を目指して歩きます。勾配は大分楽になってきましたが、岩場もあってまだまだキツい登りが続きますね。
わずかなひと時ですが、その熟練ハイカーさんと一緒に、この周辺の山の話を伺いながら上を目指して歩きます。勾配は大分楽になってきましたが、岩場もあってまだまだキツい登りが続きますね。
いよいよ山頂が見えてきましたが、地図では峠からほんのわずかな直線距離ながら、勾配が急な区間が多くて結構時間が掛かります。ただ、先に見えるのは厳密には白谷ノ丸ではなくて、黒岳方面の尾根筋のピークの一つなんだそうです。
いよいよ山頂が見えてきましたが、地図では峠からほんのわずかな直線距離ながら、勾配が急な区間が多くて結構時間が掛かります。ただ、先に見えるのは厳密には白谷ノ丸ではなくて、黒岳方面の尾根筋のピークの一つなんだそうです。
この右側に見えるピークが白谷ノ丸で、画像でも分かりますが、この鞍部から斜めに向こう側の山頂まで進むことができます。
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この右側に見えるピークが白谷ノ丸で、画像でも分かりますが、この鞍部から斜めに向こう側の山頂まで進むことができます。
白谷ノ丸の山頂に到着! そこには話の通り白っぽいザレた砂地が広がっていて、大きい岩がいくつも転がっていました。結構広々としていますから、ここでゆっくり昼食を取るのも良さ気でしたね。残念ながらすっかり雲に包まれちゃいましたが、ここからの富士山の眺めも富嶽十二景にちっとも劣らぬほど良いそうで、天気の良い日にもう一度来てみたくなるところでした。ただし、山頂には何も表示がないので、ここが白谷ノ丸だと気付かない場合が多いでしょうね。何でもミツバツツジの木があって、6月に見頃になるので、結構なハイカーさんが来るそうです。
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白谷ノ丸の山頂に到着! そこには話の通り白っぽいザレた砂地が広がっていて、大きい岩がいくつも転がっていました。結構広々としていますから、ここでゆっくり昼食を取るのも良さ気でしたね。残念ながらすっかり雲に包まれちゃいましたが、ここからの富士山の眺めも富嶽十二景にちっとも劣らぬほど良いそうで、天気の良い日にもう一度来てみたくなるところでした。ただし、山頂には何も表示がないので、ここが白谷ノ丸だと気付かない場合が多いでしょうね。何でもミツバツツジの木があって、6月に見頃になるので、結構なハイカーさんが来るそうです。
ここではアップできませんが、iPhoneのカメラアプリでパノラマ写真を撮ってみました。水平にカメラを回転させて撮ると、後でその回転量に応じてiPhoneを回転させると画面も同じ量だけ回るんですね。でも、天気がこれではほとんど意味無しでしたね。
ここではアップできませんが、iPhoneのカメラアプリでパノラマ写真を撮ってみました。水平にカメラを回転させて撮ると、後でその回転量に応じてiPhoneを回転させると画面も同じ量だけ回るんですね。でも、天気がこれではほとんど意味無しでしたね。
白谷ノ丸の山頂は全体がこんな具合の砂と岩の広場です。つくづく天気が良ければ最高なんだろうなと思えますが、とにかく周囲は真っ白。
白谷ノ丸の山頂は全体がこんな具合の砂と岩の広場です。つくづく天気が良ければ最高なんだろうなと思えますが、とにかく周囲は真っ白。
確かに白谷ノ丸は山頂が白い砂に覆われた広場が珍しいところでした。これで天気が良ければ最高だったでしょうね。愚痴っても仕方ないので、もう一方の正規ルート上のピークに進んでみることにしました。正面のY字になったところを進めば、どちらでも尾根筋のルートに出ます。
確かに白谷ノ丸は山頂が白い砂に覆われた広場が珍しいところでした。これで天気が良ければ最高だったでしょうね。愚痴っても仕方ないので、もう一方の正規ルート上のピークに進んでみることにしました。正面のY字になったところを進めば、どちらでも尾根筋のルートに出ます。
正規ルートに出て最後の登りを踏ん張って進みます。木はないものの、頂上には生い茂っていますね。
正規ルートに出て最後の登りを踏ん張って進みます。木はないものの、頂上には生い茂っていますね。
山頂に到着すると、ここに「白谷ノ丸」の名が表示されていましたが、隣りのピークとまとめてそう呼んでいるのでしょう。しかし、下に「茶臼岳」とも書かれているように、こちらのピークは本来そっちの名が正しいと思われます。地図では外れた方が白谷ノ丸となっていますので、それで間違いないでしょう。実際にここは「茶」色の土で、あちらは「白」い砂でした。
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山頂に到着すると、ここに「白谷ノ丸」の名が表示されていましたが、隣りのピークとまとめてそう呼んでいるのでしょう。しかし、下に「茶臼岳」とも書かれているように、こちらのピークは本来そっちの名が正しいと思われます。地図では外れた方が白谷ノ丸となっていますので、それで間違いないでしょう。実際にここは「茶」色の土で、あちらは「白」い砂でした。
茶臼岳の山頂から北側を覗き込むと、林間から結構急な下り区間があって、そこから再び勾配のキツそうな登りを抜け切って黒岳に向かうようです。黒岳は大峠側から登りましたので、この日はここで戻りましたが、結構勾配が厳しい山ですね。
茶臼岳の山頂から北側を覗き込むと、林間から結構急な下り区間があって、そこから再び勾配のキツそうな登りを抜け切って黒岳に向かうようです。黒岳は大峠側から登りましたので、この日はここで戻りましたが、結構勾配が厳しい山ですね。
茶臼岳の山頂はやはり岩が多いものの白い砂はありません。標高は意外に高くて1922mにまで達しますので、なるほど湯ノ沢峠からの登りがキツいはずです。大蔵高丸やハマイバ丸よりも200mも高いので、それらに遮られることもないでしょうから、ここからの富士山の眺めもさぞ良いのでしょうね。
茶臼岳の山頂はやはり岩が多いものの白い砂はありません。標高は意外に高くて1922mにまで達しますので、なるほど湯ノ沢峠からの登りがキツいはずです。大蔵高丸やハマイバ丸よりも200mも高いので、それらに遮られることもないでしょうから、ここからの富士山の眺めもさぞ良いのでしょうね。
雲ばかり見ていても仕方ないので、ほどほどにしてから山頂を後にします。霧に包まれた山は、遠景は全くダメですが、近景は何か荘厳な感じや物寂しさ等を醸し出してくれるので、実は個人的に好きなんです。ただ、せっかく富士山の眺望に優れた山々なのだから、やはりここでは晴れて欲しかったですね。
雲ばかり見ていても仕方ないので、ほどほどにしてから山頂を後にします。霧に包まれた山は、遠景は全くダメですが、近景は何か荘厳な感じや物寂しさ等を醸し出してくれるので、実は個人的に好きなんです。ただ、せっかく富士山の眺望に優れた山々なのだから、やはりここでは晴れて欲しかったですね。
岩の区間を下ります。ここの岩は表面がざらついていて、足を乗せても滑りませんね。濡れていても結構グリップしそうです。
岩の区間を下ります。ここの岩は表面がざらついていて、足を乗せても滑りませんね。濡れていても結構グリップしそうです。
笹の狭い足場の区間。ここまで段差がはっきりしてしまうと、もう同じところばかり掘られて、ただ狭いまま深くなって、なおさら歩きづらくなるんでしょうね。
笹の狭い足場の区間。ここまで段差がはっきりしてしまうと、もう同じところばかり掘られて、ただ狭いまま深くなって、なおさら歩きづらくなるんでしょうね。
ようやく湯ノ沢峠駐車場に帰着。時間は午後3時40分でした。前半でナゾのコース戻りがあったり、予定を変更して後半で予定外の白谷ノ丸まで足を延ばしたりで、色々ありましたが、何しろ一度でもくっきりした富士山を拝めたのはラッキーでした。天気予報は晴れでしたが、山ではほとんど終日曇りでしたので、あの雲間の富士山は奇跡的だったかも知れませんね。またまた登ってみたい山々でした。
ようやく湯ノ沢峠駐車場に帰着。時間は午後3時40分でした。前半でナゾのコース戻りがあったり、予定を変更して後半で予定外の白谷ノ丸まで足を延ばしたりで、色々ありましたが、何しろ一度でもくっきりした富士山を拝めたのはラッキーでした。天気予報は晴れでしたが、山ではほとんど終日曇りでしたので、あの雲間の富士山は奇跡的だったかも知れませんね。またまた登ってみたい山々でした。
登山を終えて峠から焼山沢林道の未舗装区間を走り抜け、舗装路に出たところに通年閉鎖されている日川林道の分岐がありますが、そこで市の職員らしきお兄さんが立っていて、林道の下の区間で1.5時間おきに作業していて、次に通れるのが1時間後になるとのことでした。遠回りで良いなら迂回路として日川林道経由で大菩薩方面に出てから県道を下るように伝えられまして、こちらからすれば普段通れない日川林道を走れるのはかえって有り難いことでした。しかし、日川林道に入るとリアタイヤの異変に気付き、止めてみると完全にパンクしていました。未舗装区間でやっちゃったみたいですが、路側帯のあるところでジャッキアップして、予備タイヤと交換しておきました。
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登山を終えて峠から焼山沢林道の未舗装区間を走り抜け、舗装路に出たところに通年閉鎖されている日川林道の分岐がありますが、そこで市の職員らしきお兄さんが立っていて、林道の下の区間で1.5時間おきに作業していて、次に通れるのが1時間後になるとのことでした。遠回りで良いなら迂回路として日川林道経由で大菩薩方面に出てから県道を下るように伝えられまして、こちらからすれば普段通れない日川林道を走れるのはかえって有り難いことでした。しかし、日川林道に入るとリアタイヤの異変に気付き、止めてみると完全にパンクしていました。未舗装区間でやっちゃったみたいですが、路側帯のあるところでジャッキアップして、予備タイヤと交換しておきました。
日川林道はなぜ閉鎖するのか理解に苦しむほどしっかりした舗装林道で、湯ノ沢峠から上日川を結ぶ貴重な連絡路です。途中に牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山口があり、ここが使えれば県道側からの無駄な登り区間を大幅にカットできるんですよね。そんなことを考えながら走っていると、ふと左に富士山の姿が! 急いで木が途切れたところに進んで、山では使うことのなかった100mmレンズをフィルムカメラに取り付けて何枚か写真に収めておきました。あんなにずっと深い雲に覆われていたのに、最後の最後になって顔を見せるのは、前に雁ヶ腹摺山〜小金沢山に登った帰りに、やっと大峠で見ることができたのと同じパターンです。一度腰を据えて富士山写真を撮ってみたくなりました。
日川林道はなぜ閉鎖するのか理解に苦しむほどしっかりした舗装林道で、湯ノ沢峠から上日川を結ぶ貴重な連絡路です。途中に牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山口があり、ここが使えれば県道側からの無駄な登り区間を大幅にカットできるんですよね。そんなことを考えながら走っていると、ふと左に富士山の姿が! 急いで木が途切れたところに進んで、山では使うことのなかった100mmレンズをフィルムカメラに取り付けて何枚か写真に収めておきました。あんなにずっと深い雲に覆われていたのに、最後の最後になって顔を見せるのは、前に雁ヶ腹摺山〜小金沢山に登った帰りに、やっと大峠で見ることができたのと同じパターンです。一度腰を据えて富士山写真を撮ってみたくなりました。
日川林道を抜け切り、ちょっとだけ大菩薩の下の駐車場に進み、電波の入るところでスマホでFacebookに画像をアップしてから山を下りましたが、「秀麗富嶽十二景」はまだまだたっぷり残っているので、徐々に踏破していきたいです。まずは雁ヶ腹摺山リベンジと、隣りの姥子山あたりかな。清八山の方も面白そう。真冬になる前にまだまだたくさん楽しむことができそうです(^∇^)v
日川林道を抜け切り、ちょっとだけ大菩薩の下の駐車場に進み、電波の入るところでスマホでFacebookに画像をアップしてから山を下りましたが、「秀麗富嶽十二景」はまだまだたっぷり残っているので、徐々に踏破していきたいです。まずは雁ヶ腹摺山リベンジと、隣りの姥子山あたりかな。清八山の方も面白そう。真冬になる前にまだまだたくさん楽しむことができそうです(^∇^)v

装備

個人装備
チェスト・ハーネス 折り畳み椅子

感想

湯ノ沢峠まで、焼山沢林道を閉鎖することなく使えるようにしてくれているのは有り難いですが、たまたま通れるようになっていた日川林道も通年閉鎖をやめて、冬季以外は使えるようにして頂きたいですね。
湯ノ沢峠から南側は、ハマイバ丸まで傾斜も厳しくなくて、大変歩きやすい区間でした。天下石の付近で勾配がキツいですが、ロープも何もなくて慎重に登り下りしないといけません。
天下石の下では道を真っ直ぐ進んでいたのに、いつの間にかUターンするように戻ってしまいましたが、今考えても不思議ですね。鞍部で平坦になった箇所があり、何も道標はなかったものの、正面に左方面の山と右方面の山があり、道は左側にあったのでそちらに進みましたが、それが天下石の山頂方面だったのかも知れませんね。元々大谷ヶ丸はオマケ的に考えていたので、目の前でUターンしてしまったのはちょっと心残りではあるものの、さほど残念ではないです。それよりもさっさと戻って白谷ノ丸まで登れた方が良かったのは間違いないです。
天候は予報とは裏腹に、ほぼ終日曇りになりました。山の天気は難しいですが、この周辺のように富士山の美しい姿を拝める山で雲にやられてしまうと、さすがにガッカリします。ただ、ほんの数分でも大蔵高丸からきれいな富士山を見ることができたのは何よりラッキーでした。また、パンクはしたものの帰りの日川林道でも富士山を拝めたのは運が良かったんでしょう。
近いうちにまた来たいと思わせる山でした。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
大蔵高丸(湯ノ沢峠〜米背負峠〜やまと天目温泉)
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

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