半月山【展望台駅→半月山→中禅寺温泉BS】
- GPS
- 05:47
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 665m
- 下り
- 758m
コースタイム
天候 | ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.tobu-bus.com/uploads/files/20160908_info031.pdf ■日本交通 明智平ロープウェイ http://www.nikko-kotsu.co.jp/ropeway.html |
写真
感想
一度は見てみたい眺望というものは、挙げたらキリが無いけれども。
紅葉の時期に日光の半月山から望む、男体山と八丁出島の美しさが気になって。
日光くらいなら思い立っても行ける範囲なので楽ですね。
例年よりも少し遅い、中禅寺湖の紅葉見頃の知らせを受けて赴きます。
■展望台駅→茶ノ木平→狸山→半月山
新幹線まで使って最速ルートで来たのに、バスにはギリギリ乗れたほどの混みよう。
バスは二台口で運行し、JR日光駅と東武日光駅のそれぞれから出発したようです。
旧道を走る路線バスは、細尾の交差点で渋滞に巻き込まれて早くも遅延気味。
いろは坂はスムーズに流れてくれたので、明智平には20分遅れで着きましたが。
それよりも気になるのが天気で、明智平は完全にガスの中。
眺望もないのにロープウェイに乗る物好きは居ないようで、貸切で出発します。
最近、明智平のあたりで子熊が出没したみたいなので、熊鈴は鳴らした方が良いですね。
クマが出るとか珍しいらしいのですが、ただでさえ歩く人が少ないエリアなので注意です。
展望台駅から茶ノ木平・明智平分岐までは小さなアップダウンを繰り返します。
鉄塔の先、鉄塔巡視路と交錯しますが指導標を見落とさなければ余裕でした。
しかしこのルート、なかなかに笹薮が深くて不安にさせてくれます。濡れるし。
踏み跡は明瞭で笹薮は覆いかぶさっているだけなので、ルートを見失うことはありません。
華厳の滝やら男体山やら展望スポットはあるようですが、この日は生憎のガス。
ご褒美が無さすぎるとダメですね。モチベーションが維持できなくて帰りたくなります。
中禅寺温泉からの縦走路に合流すると、踏み跡は広く笹薮も刈り払われて気持ちよく歩けます。
が、車道のすぐ脇なのでエンジン音がひっきりなしに聞こえるのは仕方なしか。
車道を横断してからのルートはコンディションが悪く、雨の後は歩きたくない印象。
地質が泥っぽくなり滑りやすく、少し傾斜も増して足運びは慎重になってきます。
展望もなく誰も居ない半月山を過ぎると、賑やかな展望台へと飛び出てきます。
いつの間にかガスが消えかけて、男体山と八丁出島がチラ見せの焦らしてくる時間帯。
ならば、と展望台でランチしながら持久戦に持ち込む構えを見せます。
駐車場から徒歩30分ほどなので、観光客が頻繁に訪れる落ち着かない場所でした。
ベンチに土足で登るわ、三脚で眺望スポットの独占が始まるわと混沌とした現場が繰り広げられます。
良い写真を撮りたい気持ちも分かりますけど…撮り鉄の件もあるしマナーには配慮したいですね。
■半月山→中禅寺温泉BS
道路渋滞で帰りの時間が読めないので、最短ルートで中禅寺温泉バス停を目指します。
半月峠から狸窪へと下りて、湖畔を歩けば2時間で着ける計算です。
展望台の直下、駐車場には向かわずに目立たない縦走路へと入っていきます。
半月峠への後半戦はやや急峻な箇所もあり、少し慎重に歩きました。
半月峠から狸窪までの区間は、パラダイスそのもので歩きやすく。
大きな九十九折が作られて、距離はあれども緩い坂道を下っているような感覚です。
湖畔へと降り立ったら、紅葉を愛でながらイタリア大使館別荘、立木観音の純に巡ります。
でも後半は少し食傷気味になるので、半月山からのバスに合うなら乗った方が良いかと。
そしてゴールの中禅寺温泉バス停に到着するも、待ち行列の人数に眩暈を覚えます。
すでにバスの転回場をはみ出して、国道にまで並んでいたのは150人くらいか。
いろは坂の渋滞によりバスが遅延し、その余波が駅に行くバスにまで影響を及ぼしています。
駅までの乗車時間は90分と予測が張り出されていますが、肝要なのは「バス待ち時間」です。
1.5時間ほど待って、たまたま中禅寺温泉で折り返すバスに乗れましたが、湯元温泉発のバスは乗れる人数が限られます。
こうなると、帰りの特急を予約しておくのが難しくなります。3時間見るか駅で手配か、です。
湯元温泉行きのバスはコンスタントに来ていたので、湯元温泉から丸沼高原を経て沼田に出る方がストレス無いか。
紅葉の時期の日光は、余裕を持って訪れるべき観光地ですね。
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