裏妙義周回(夢さん古希祝山行)
- GPS
- 07:06
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 992m
- 下り
- 987m
コースタイム
天候 | 晴れ時々薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 裏妙義の国民宿舎は3月で閉館になってました。山で会った人は多くは有りませんでした。 |
写真
感想
ユメさんの誕生日古希の祝いにどこかへ行こうかと言うと、近場の裏妙義にということになり、出かけました。3年前に紅葉を見にユメさんに案内してもらって以来です。国民宿舎は3月末で閉館しています。
丁須の頭から赤岩、烏帽子岩の稜線を歩いて三方境から国民宿舎に戻る回遊コースを、私は初めて歩きます。
丁須のコルまで沢筋の道で、沢に大きな岩と鎖場があり、いささか驚きでしたが、楽しいコースに感じられました。2時間休みなしでコールまで歩けた。丁須の頭のコルで神奈川から来た4人組と出会う。狭いスペースで4人は場所を空けてくれた。
私は体の具合をいつも気にしている。足腰の具合を。ここ毎週のように山に出かけているので、今回も2時間休むことなく籠沢のコルに来て少し休んで丁須の頭に向かう。鎖の連続で気が抜けないが楽しい。
丁須の頭と案内板があるところで、大きな一枚岩を鎖で上ると中間のテラスがあり、その上に小さなテラスがある。その小さなテラスとの間に1mほどのリッジナイフがあって、どうしても立ってわたれなかった。這い蹲るようにして渡る。だらしないと思うけど立つバランスが不安であった。
丁須の頭には鎖もついていて、登れるのだが、もはや自分のやることではないと、思った。
無名のピークから見ると丁須の頭は面白い形をしている。女性が懸垂下降で降りて行く。若いときに剣の八つ峰でやったけど、遠い体験になった。
そこから少し行くと、案内板に一番危険と書かれていたチムニーの大下りがある。2年生の女子部員がザイルで下って行く。
いざ自分が取り付くと、結構楽しいものだ。出だしのすぐ下が、オーバ条デーハング状で足元が見えないのだが、周囲の壁をうまく利用して、自
分としては手際よく降りたと思う。
赤岩の標識のあるところで小休止、赤岩の基部に下って、トラバースが始まる。ここから烏帽子の基部を抜けるまで、トラバースの連続でハーネスをつけてビレーの真似事をしてみたが、使わない方が私には楽なので、結局は使わず仕舞いであった。
風穴尾根の頭で昼食を取り、そこでユメさんの誕生日を祝う。
お互いいつまでも若いつもりでいたいものだ。
2時20分に下山して駐車場についたが、最近の筋トレの成果が感じられてうれしかった。
根が臆病なもんだから、妙義山は腰が上がらない山だったが、今年で4度目になって、気分的にはこの山の様子がわかってきたようにも思える。
良い友がいると言うことは人生を豊かにしてくれる。お互い刺激しあって
これからも楽しく過ごせれば言うことはない。
10月30日とうとう年貢の納め時と言うか70歳の誕生日を迎える事になりました。私の誕生日を山で祝ってくれるために所沢からhagureさんが駆けつけてくれました。hagureさんとは時々山に行きますので兄弟以上に頻繁に会っています、インテリなので車中で山の途中でいろんな事を教わります。そして何歳まで山に登れるだろうかと話す毎回です。
丁須の頭は私は2度目hagureさんは初めてです、前回はそれ程大変だった思いはしないのですがヒルに手をやられた事だけは記憶に新しいです。
登山道を辿るたびに思い出します、後ろから7人位の団体が追い越し道と違う方で休んでいます、全員ヘルメットを持ちスニーカーの人もいたりで後から来ないので不思議だったのですが、どうも岩場のゲレンデでクライミングをする様です。
籠沢のコルに着くと4人の人が休んでいました、この神奈川から来た人たちと前になり後になりしてずっと歩きました。聞けば68歳の人が3人73歳の人が1人だそうです。毎週どこか山に入っているそうで足が強く早いです。このコルから本格的な岩場になり鎖を何度も越して丁須の頭の直下に出ます。直下の鎖が1番長く角度もキツイです、若い人がザイルで降りてきます、それを登るとテラスに出て先の4人の人がいました。前に来た時も下のテラスと上のテラスと登ったのですが、僅か7,8mの差ですが景色が違って見えた記憶が有ります、前回は他に人が居なかったと思います。今回は4人に私ら二人、さらに頭の付け根に頭まで登ろうと1組の夫婦と、さらに小さいテラスに1人と賑やかです。私はその上の小さいテラスへすぐに登ってしまいましたがもっと広かったような気がしました。戻る時は馬の背が何だか怖いように不安を覚えました。
最高部の頭に旦那が登り、後から奥さんが登るのを声で応援したのですが前回は危ないと思ったのですが最初の所だけで登れそうで登りたいと思いましたが、登りませんでした。次の来た時は???です。
それでも小さいテラスも十分怖さを感じ丁須の頭の岩場を降りました。
すぐに無名峰へ小さい岩場を越して、20mのチムニーが真下に鎖で続いています、先の丁須の頭でザイルで下っていた大学生が懸垂下降する様で準備していました。ビルの3階から4階位の高さでしょうか、下の方に終わりが見えますが途中はよく見えません。前回の記憶が余り有りません、学生のカップルが懸垂下降で降り、それを待ってhagureさんが先に降りました。私も続いたのですが中頃でステップがみえず腕力で降りたので、今日は腕が少し生っています。
その後は狭い尾根をアップダウンして進みます、この辺は高度があり木々も色づいて時々はっとするような綺麗さを見せてくれます。赤岩の根元から赤岩を巻くようにまた岩場が始まりダウンとトラバースが続き何度も鎖場が有りました。途中で追い越していった4人の神奈川の人、頭まで登った夫婦づれと大学生の二人、大学生の女子は山歴1年で岩場が怖く進みにくくhagureさんが指導しています、岩場が過ぎると若い二人はどんどん進み見えなくなります、星穴の頭で誕生会、hagureさんがケーキ、バナナ、コーヒーを用意して祝ってくれました、本当にうれしいです、70歳の喜寿を山で迎えられて幸せで嬉しい嬉しい誕生日でした。ありがとうございました。
来月の末にまた来る紅葉谷の色具合を見に三方境から下ります、4人の人たちと一緒になり下ります。この巡視道を歩くのは5度目ですが登るのみで下るのは初めてで自信をもって3回程間違え踏み跡が見えなくなり後の4人に恥ずかしかったです。
紅葉谷はまだ緑で色づいているのは僅かです。来月の末頃が良さそうです。hagureさんいろいろありがとうございました、嬉しい誕生日でした。家でも家族に祝ってもらい、70の誕生日が終わりました。
東京の1番下の孫が今5歳、電話で富士山に連れて行ってとうれしい事を言います、三年後に行こうと約束しました。それまで元気でいなくてはと思いました。
コメント
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hagure1945さん, yumesoufさん
おはようございます。
夢さん70歳おめでとうございます。
夢さんの山行を見ていると70歳とは思えない体力、
気力が充実していますね。
時々危ない橋を渡ろうとするところはまるで青年のようだと思います。
今後は孫との富士山登山が控えているので
若干この辺を抑えていただければと思っております。
ハグレさん素敵な日誌を読ませていただきました。
遠大な計画、見事です。
それに対する準備実践がついているので将来が楽しみです。
私共も平標で会ったようにいつか皆様と御一緒に
楽しい山行が出来るのを楽しみにしております。
iiyuさん こんにちは。
いつもありがとうございます。とうとう私も70代の仲間入りとなりました。
余りに幸せ過ぎる日々にいつあの世に行っても、思い出がいっぱいでこれから毎日が生前葬と感謝の日を送ろうと思ってましたが、孫と約束してしまったのでうれしい目標が出来てしまいました。そうそう無茶がしにくくなりました(#^.^#)。
hagureさんにお世話になって楽しい思い出に残る1日になりました。hagureさんは100歳まで元気にと計画されてますが、私はせいぜい後10年まで生きられれば満足と思っています。それでもiiyuさんやyamayuriさんとみるともう少し山も楽しめるのかなーと思ったりしています。目標の先輩がいてくれることに感謝、感謝です、これからもどうぞよろしくお願いします 。
こんばんは、hagureさん&yumesoufさん
yumeさん、お誕生日おめでとうございます。
3年後のお孫さんとの富士山登山楽しみですね。
その前に、70歳記念登山(長寿番付)の登録へ出かけましょう。
それにしても、お二人の山行はいつみても楽しそうですね。
この週末は混ぜてもらいます。
天気が良いことを祈るのみです。
ちなみに今朝、浅間山は初雪でした。
戸隠山はどうなんだろう????
ちょっぴり心配です。
aonumaさん こんばんは。
ついに70の仲間入りで、何だか微妙で複雑な心境です。まぁ元気に迎えられたのは有りがたい事です。これからも山に一緒させて下さい。3人だともっと楽しいねと話していました。土曜日は楽しみです。そうそう、ぜんざいに加え稲荷寿司も用意できると思います。
戸隠もずーと恐れをなしていかなかった山ですが、200名山シリーズとしてはいかないわけにはいきませんので、今回裏妙義で、鎖場いろいろやってきました。まだ思っていたより、足腰腕力しっかりしていて、自分でもまだやれるな、と実感はしていますが、高所恐怖症になりつつありますかね。バランス感覚は悪くなりました。
でもいいコンビでしょ。楽しいですよ。お祝いできてとてもよかったです。
hagure1945さん初めまして。 ユメさんお久しぶりです。
喜寿を迎えられたユメさんおめでとうございます。 hagure1945さんの日記も拝見させていただきましたが70代コンビとのこと。 お二人の気力に脱帽です。 7月のコラボでの皇海山のレコを見せて頂き 先日皇海山に行ってきましたヨ。 もちろん鋸山もセットで。 船窪小屋のレコもすごく良かったです。 やんちゃな70代コンビ目が離せませんねぇ〜〜(笑)
eve-leoさん こんばんは。
コメントありがとうございます。また喜寿のお祝いまでも重ねて有難うございます。
やり過ぎな70代ですが、さらに気をつけて登りたいと思っています。只冒険は楽しいです、腕力が無いのに岩場が好きなのは困ったものです。hagureさん、aonumaさんの3人だと弥次喜多で笑いが絶えない山になります、いい仲間に恵まれてヤマレコが本当にありがたいです。
eve-leoさま、コメントありがとうございます。おかげさまでお互いにまだ元気でして、まああ、ユメさんの回数にはかなわないけれど、私もどんどん出かけたいです。行きたいところは「やま」ほどありますからね(?)
どの程度頑張れるか、体力保持に力を入れるつもりですよ〜。たぶん75まではこのペースで行けるかもしれないと思っています。
今のところ時速9キロで20分走れるように、トレーニングしていきます。(大丈夫かな )、乞うご期待!
え〜、いよいよわが山友が70歳の誕生日を迎えることになりまして、今少し派手な山へと思ったのですが、4度目の裏妙義という事で、このように相成りました。
お互いに70を超えてもこんな具合でして、どうなんでしょうね。いいのか悪いのか、もう少しおとなしくすべきなのか、迷っていますが、なんと言いましてもyumeさんはまだバランス感覚がいいので、あきれて見ております。私は恥ずかしいけどダメですね。でも来年、西穂から奥穂へ二人で歩こうと思います。私の誕生日には飯豊の石転び雪渓に再度挑戦したいですね。どうもやはりこの二人はやんちゃなんですかね〜、なんともはやでsて、二人とも70と思っていないところが怖いですね。ほんとに!
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