二ツ岩（登頂していません）

2016年10月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:58
• 距離: 10.3km
• 登り: 999m
• 下り: 974m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:03
• 休憩: 1:02
• 合計: 10:05

7:19 自動車デポ地点
8:17 8:17 登山口
10:17 10:17 ルートマップ16地点
12:28 13:30 二ツ岩手前のピーク
17:24 自動車デポ地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道を行けるところまで行って路肩へ駐車

コース状況／危険箇所等

※道の状況
　官公庁の情報を見る限り、登山禁止ではないと思いますが、
　とても整備されているとは言えません。
　今年の豪雨でなのか、どうも登山道が流出している箇所がある感じがしました。
　テープは少なく踏み跡も薄くわかりづらいです。

　二ツ岩手前のキレット状の場所は、見た目にも崩落と損傷劣化が激しいと思われたので、グループ全員の一致の意見で手前で断念しました。
　結果的にその決断で良かったと思います。
　そこまでものすごい急坂があったり、不安定個所のトラバースがあったり。
　山頂付近は特に、とてもじゃないですが、また歩きたいと思える状況ではありませんでした。
　
※登山ポスト
　無し

写真

10/29 5:57

明け方の市房山

10/29 7:23

林道に車をデポ

10/29 7:38

野々頭水源入り口

10/29 7:51

水があふれる林道

10/29 8:17

林道終点
ここで登山口を見落とす

10/29 16:39

帰りに気づいたこれ、
茂みに隠れていました

10/29 8:22

アケボノソウ

10/29 8:39

ひどく荒れている

10/29 8:39

用意してきたGPSをたどる

10/29 8:46

このあたりで登山道を見失い探し回る
渡渉も何度かしてみるがわからず

10/29 8:56

谷あいでGPSは不調、たまに出てくるテープをみて、正規のルートを考える

10/29 9:34

結局はっきりわからないまま、行けるとこまで行ってみようとあり、想定のもと登っていく

10/29 9:58

登山道らしきテープ、どうやら登山道だが、踏み跡は極めて薄い

10/29 10:09

岩場、このトラロープは使いたくない。
左側に回り込み岩場を登る

10/29 10:20

初めて看板が出てきた、ちゃんと登山道を歩いているらしい。
ここからまた道を見失う、とにかくわかりにくい

10/29 10:26

そしてプレート発見

10/29 10:26

10/29 10:34

部分的に紅葉がきれい

10/29 11:02

シコクママコナ

10/29 11:03

ただの藪だけどこれが登山道

10/29 11:05

ここも登山道

10/29 11:32

もうちょっとでブロッケン

10/29 11:33

地図はきれいに消えていました

10/29 11:33

10/29 11:34

難関1、崩落ポイント
どうも登山道が流出、トラバースして回り込む

10/29 11:53

麓の景色がよく見える

10/29 11:55

上がりきると快適な稜線だが…

10/29 12:02

あちこちで崩落
進行方向右手も急斜面なので歩く場所は慎重を期する

10/29 12:07

やせ尾根歩き

10/29 12:22

難関2、つかめそうな木も地面が砂地でゆるゆるで逆に危険
ズルズルなりながら登る

10/29 12:22

キレット部分
小さい箇所だがそれでも怖い

10/29 12:31

二ツ岩手前のピークより
あまりの崩落ぶりにここで断念することにした

山頂手前のキレット
平成21年参考写真
撮影者の許可は得ています。

山頂手前のキレット
平成21年参考写真
撮影者の許可は得ています。

季節もあるだろうが木自体が減っている。
同行者の撮影、許可は得ています。
平成21年に比べて尾根が崩落しているのがわかる。

たとえあちらへ渡れても、劣化しているロープを使わずに登るのは、厳しい角度と足場の状況
同行者の撮影、許可は得ています。

しばらく眺めていたけれど
命あっての物種、登頂はあきらめた。
同行者の撮影、許可は得ています。

10/29 12:35

リンドウ

10/29 13:02

二ツ岩

10/29 13:02

遠く市房山

10/29 13:21

正面は江代山

10/29 13:34

下山、とにかく急坂

10/29 13:39

つかめるものがないので難儀する

10/29 13:41

部分的には快適なんだけど…

10/29 14:19

ツルリンドウの実

10/29 14:20

途中の紅葉に癒される

10/29 14:25

谷はかなり崩落している

10/29 14:45

この矢印の先がトラバースポイントの上部

10/29 14:54

トラバースを戻る

10/29 14:58

地図は消えていました

10/29 15:00

青空と紅葉

10/29 15:48

ひたすら下る、この辺は快適

10/29 16:04

樹林帯の赤い印がルートらしい
下山の方向からしか見えない
とすると、つけた人は市房から縦走し下山するための印なのかもな…複雑

10/29 16:09

登りに気づかなかった道標

10/29 16:11

崩れかかった橋
もちろん巻きました

10/29 16:12

すぎばやしを横切る

10/29 16:27

入山時迷った個所へ出てきた

10/29 17:23

薄が金色

10/29 17:23

夕日に映える

10/29 17:24

無事下山完了

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

感想

yurinee

ずっと前から一度行ってみたくて、でもなかなか実現できずにいた二ツ岩に行ってきました。
せっかくだからと市房からの縦走もしてみようかなとも考えましたが、縦走は通行禁止。それをあえて通りたいと思った自分に反省。
今回は二ツ岩側から歩くつもりでしたが、手前の崩落のあまりのひどさとメンバーの総意で登頂は断念、それでも実際に間近で見ることができて、満足だし、長年の思いへの踏ん切りもつけることができました。
“禁”を犯さずに良かったなと思います。
初心忘るべからず。

この二ツ岩までの登山道は登山道禁止になっておらず、それがむしろ不思議なくらいの崩落と荒れぶりでした。

数年前に登山された方の許可をいただいて、掲載した写真との比較で、変化はわかると思います。

この二ツ岩、また大雨でも降ればさらに変わると思います。北アルプスのような整備された山々より、むしろ危険な状況。興味本位の軽い気持ちでの入山は、控えた方が良いと思いますし、この記録もまた参考にはならないかもしれませんので、 申し添えます。