薬莱山東西南北

2016年11月01日(火) [日帰り]

• GPS: 02:00
• 距離: 7.9km
• 登り: 763m
• 下り: 758m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:50
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:00

9:39 スタート地点
9:50 9:57 薬莱山南側登山口
10:57 10:57 薬莱山北側登山口
11:14 11:17 薬莱山
11:33 11:33 薬莱山南側登山口
11:39 ゴール地点

スタート地点と思った場所よりちょっと手前で操作してしまいました。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

南コースは、ピンクテープが必ずしも登山道についてはいないので気をつけて。
まだまだ熊の時期なので、油断しないように。

写真

南登山口は舗装の市道から約1.5km地点にあります。
駐車スペースはあるにはありますが、最低地上高の高い車でない場合、やくらいガーデンの駐車場にとめて登山口まで2.3kmほどを歩くことをお勧めします。
ちなみに、薬莱山はやくらいガーデンの所有物で、この山の刈り払いはボランティアが行っています。
そうした方に敬意を払って登りたいものです。

ピンクテープに惑わされないように。
登山道を示すものと、そうでないものがあります。
落ち着いて周囲を確認しましょう。

コナラがいい感じに色づいています。

たまには遊んでみる
ポフってなります

黄葉が見頃です。
ステキだ

紅葉も見頃です。
ステキだ

南登山口から登ると、南峰のお社裏手に出ます。
なんとなく罰当たりな感じがしないでもありません。

北峰には行かず、ひとまず麓を目指します。
見上げると、これからキレイに染まっていく木々たち。

薬莱山名物706段の階段。
最近は、階段をショートカットする踏み跡がしっかりついてきましたので、100段近くは省略できると思います。

階段歩きを辛く思う人も多いでしょうが、このコースの景観もステキです。

登山道からこんなにもキレイな木々が見守ってくれています。

階段の段数で言うと、50段〜100段のエリアがまだまだ緑の葉が目立ちます。
それより上がまさに見頃ゾーン。

表参道登山口の鳥居をくぐり、雪のないスキー場ゲレンデに。

このゲレンデを気持ちよく走って、走って振り返ると紅葉に染まる薬莱山。

北登山口へ続く車道からもキレイな木々がたくさん見えます。

北登山口。
ここは駐車スペースがないので、無理にとめずにやはりやくらいガーデンの駐車場にとめましょう。
駐車場から北登山口は約1.5kmです。

北斜面なのもあり、高い木々はすでに落葉が始まっていましたが、目線に飛び込むのはちょうど見頃の木々。

薬莱山の最高標高点北峰。
積雪期は、この場所からゲレンデに降りる冬季限定コースがおすすめ。

北と南の鞍部(というほどてもないけど)にある望遠鏡。
割と楽しめます。
冬は雪の下に埋もれます。

感想

cafemonte

近年、薬莱山は積雪期にばかり来ていたので、久しぶりに紅葉の薬莱山を満喫しようと3本ある登山道をすべて歩いてみました。

いつもは表参道を登り、北登山口へと下山します。
今回は、南登山口から登り、表参道を下って、北登山口から登り、南登山口へ下山するというコースです。
登山道が違うと、展望や景観のみならず、ほんの少しだけ植生が異なり、低山ながらものんびり楽しむことができます。
特に南登山道は、高級爪楊枝の材料が豊富に生育しているので、悪いとは思いながらも枝を一本折って香りを楽しみます。
表参道の706段の階段歩きが薬莱山の名物ですが、これを嫌う人は多いと思います。
足場がしっかりしているので、私は好ましく思っていますが。

薬莱山はブナの原生林が広がる、広葉樹の森ですが、麓に近づくにつれて杉の植林が目立ちます。
これはとてももったいないと常々思っていますが、ある時代に必要とされ植えられたものなので仕方がありません。
この杉がなければ、紅葉ももっともっときれいなものを…と思わずにはいられないのですが。

薬莱山は、こうした紅葉の季節の他、雪が降るか降らないかの初冬、ふかふかの雪が積もった厳冬期、そして萌葱色の新緑の季節がおすすめです。