地学散歩イン吉見百穴
- GPS
- 12:59
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 112m
- 下り
- 96m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:38
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
埼玉県立自然の博物館、今年三度目のイベント「地学散歩イン吉井百穴」に参加するために、東松山駅からバスに乗ろうとしたが、日本スリーデーマーチという大きなイベントがあり、すごい人出だったので、とりあえずタクシーで現地に急ぐことにした。現地の吉見百穴には集合時間の一時間前に到着したので、先に百穴や埋文センターの展示を見学。10時になり、博物館の地学イベントが始まる。最初にガイダンスがあり、吉見百穴付近の中新世の凝灰岩(変成岩=6~7千万年前ころ形成)から2000万年前の中新統の地層の観察(沸石採集含む)、百穴見学と凝灰岩観察等を行う。中新統の露頭では沸石の観察を行う。ハンマーでたたき、沸石の白い筋を探す。決勝は方形や菱型など様々、観察が終了し、北向地蔵から百穴に向かう。百穴に向かう途中には地質の境目があり、裏側からふるさと歩道を通って百穴に戻る。昼食休憩を取り1時から地元ボランティアガイドによる百穴見学を行い、その後凝灰岩の粒で十円玉を磨く作業や吉見百穴前の岩窟茶屋で、ご主人の三代前の曽祖父、高橋峯吉氏による岩窟ホテル(茶屋の目の前)についてお話を伺った。安政二年生まれの農民だった峯吉氏はふとしたきっかけから凝灰岩の崖を掘り抜いて岩窟ホテルと言われた岩窟彫刻を20年以上かけて作り上げ、実際に人が停まることはできなかったが、大正時代には有名になり、多くの見物客が泳頭れたらしい。残念ながら落盤事故が起こり、昭和になってから閉鎖されて今は廃墟と化している。関係者の貴重なお話を伺うことができた。ここで解散となり、その後、隣の岩室観音や胎内くぐりを見学し、その上にある松山城を散策してバス停に向かった。
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